続・リズムパターンを読み取る(解決編??)

純なリズムパターンはとも
かく、と呼ばれる曲線で音
符どうしが繋が
ったパターンを
見ると、恐怖におのの
いてしま
う……

 

そんな人(はい昔の私です)がどうす
ればいいのか、という話でした。似た
ような反応を示す方もいらっしゃるの
ではと思うのですが、どんなもんでし
ょう?ほれほれ。きゃー▼▼▼

そんな人は、こんな譜面を見てパニク
ってしまいそうのになるのをグッとこ
らえて、基本に立ち返る必要がありま
す。基本というのは、

 

1,2,3,4

 

のビートを感じながら譜面を見るとい
うことですね▼▼▼
そうすると、結局この複雑そうなパタ
ーンも、4つの基本的なパターンに分
解できるということが見えてくるので
すね。つまりこんな具合です▼▼▼

いかがですか?これなら、大した努力
をしなくても、口にだして歌えません

 

タータタ|タータタ|タタター|ター
ター

 

っていう感じですよね。まずはこのパ
ターンを歌えるようにしましょう。そ
うすると、あとは休符のところは音は
出さずに、タイで繋がった後ろの音符
のところはそのまま伸ばしていればよ
理屈ですよね。

 

口で歌うとすれば、

 

ンータタ|ーータタ|ータター|ーー
ター

 

という感じでしょうかね。

いかがでしょう?分割して統治せよ
言ったのはヴィクトリア女王だそうで
すが、複雑なリズムも分割すれば手が
届きそうでしょ?

 

ご参考になれば。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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上手くなりたい人、気にしない人

趣味に取り組んでいると
き、たと
えば楽器の演奏でも、
ジョギングでも、
絵を描くこと
でもいいのですが。

 

上手くなりたい、とか上達したいとか
思って真剣に取り組む人もいれば、
しければいいやと割り切ってやる人も
いますね。日々の進歩を確認すること
モチベーションになる人と、そんな
ことは別に関係なく楽しむ人とでもい
いましょうか。

 

あ、これは分かりやすいように極端な
書き方をしてますからね。たいていの
人はこの両極端の中間のどこかにいる
わけなんですして。あくまでどっちの
傾向が強いか、という話だと思ってく
ださいね。

 

で、これはその人の考え方の問題なの
で、それぞれの楽しみ方でそれぞれが
続けていればいいわけなんですが。

 

時々、自分の考え方が正義とか思いだ
すと話がこじれたりします。とくに前
の傾向の強い人たちがね。

 

まず、上達したいとかあまり思わない
人に向かって、なんで上達しようと思
わないんだとか、なんで練習しないん
とか、余計なお世話な言葉をかけた
りします。上達しないのにやる意味あ
るの、とか。

 

それから、自分の上達の仕方が思った
ようにいかなくて、自分にいらついた
もします。それでもっと練習しなき
ゃとか思って、練習ばかりして実践の
場に出てこないとか、逆にいやになっ
てやめちゃったりとか。

 

上手くなろうと努力することを否定す
るつもりはありませんし、その努力の
結果上達できることは素晴らしいです。
ですが、その上達のイメージと自分の
現状とのギャップにいらだつとあまり
良いことは起こりませんね。

 

人間というのは面倒くさいもんですね。
まあ、そんな面倒くさいところにつけ
込んで(失礼)いろんなビジネスが成
り立っているともいえるのではありま
すが。

 

アラカンくらいの歳を過ぎると、そん
面倒くさいことをいう人も少なくな
気もするのですが、まあ最近のアラ
ンはまだ結構生臭いのでね。特に、
業社会でそれなりに出世とかした人
気をつけた方がいいかもしれません。

 

上達することにあまりとらわれない人
が結構気がついたら上手くなってる
なんてこともあったりしますしね。

 

あなたはどちらの傾向が強いですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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おまけをバカにしてはいけない?

、こうやって平日は毎日ブ
ログ
記事を書いてはお送りし
ているのですが。まあ、ときど
き(たびたび?)お休みもしま
すけど。

 

なんとなく続けてきて、気がつけば、
これまでに1000本前後の記事を書い
ているのでした。すげー、俺(笑)

 

で、まあそうやってこれたのも皆さま
のおかげ私の努力のたまものなわけ
ですが(←こらこら)、とはいっても
毎日毎日お気楽に書いているわけでも
ないのです。え?そう見えない?

 

時には何にも思いつかなくて、うんう
んうなって書くこともあるわけですが、
それでもとにかく書き上げて(アウト
プットして)記事にしています。そん
なときに、何が力になっているか、と
というのをこの間つらつら考えたので
すが。

 

おまけ

 

ってのが結構効いているのかも、と思
ったわけなんですね。おまけ?

何がおまけかというと、毎回お送りす
記事には、だいたい1つ、その記事
の内容に合わせてイラスト写真が付
けられています。で、お気付きかもし
れませんが、大抵の場合そのイラスト
や写真にはちょっとした加工私が加
えているのですね。

 

イラストや写真の素材自体は、ネット
で見つかるフリー素材のサイトから持
ってくるのですがそれをそのまま出す
のではなく、ちょっと加工してやる
そんな作業記事を書いてから行う
ですが、それが結構楽しいんですね。

 

時間の問題もあるので、そんなに手間
はかけられないので、加工はなるべく
簡単にしてます。トリミングするだけ
とか、文字を加えるだけとかの場合が
多いですが、時には画像加工ソフト
つかって、複数の素材を組み合わせ
りすることもあります。

 

で、それがちょっと上手くできてたり
すると嬉しかったりしてね。思うに何
かを続けるのに、そんな「おまけ」が
あるのが実は嬉しくて続けられるなん
てことがあるんじゃないかと。

 

にもアラカンセッションの「おまけ」
について、こんなことも書きましたけ
ど▼▼▼

 

継続につながる「おまけ」の力結構
ばかにできないなー、などと思うので
ございます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ひょんなことからベース弾くようになったバンドでライブに出た話

日の続きでございますが。

 

そんなわけで、バンドのベーシスト
しての活動が始まったわけですが、と
はいいましても、毎日スタジオにこも
って練習するとか、日に個人練習を8
時間するとか、そんなことは一切あり
ません。まあ予想通りかと思いますが。

 

せいぜい、月に数回1回2時間位
をする、という感じでございまして。
時には各人の都合により、参加できな
くても、んーまあしかたないねー、と
いうような生温かいノリでございます。

 

でも、なぜか淡々と集まっては練習
たり時には曲を作ったりしているので
すね。こういう、

 

フラット・モチベーション

 

が、何事も続けるコツかな、と思って
ますので、私としてはそれを許す感じ
が気に入りました。

 

ジャムセッションの場で知り合った仲
間なので、演奏のノリがセッション的
なんですよね。この曲は1音違わずこ
うでなければならない、なんてことを
いわれたら、はおそらくすぐに身を
引いてしまうと思うのですが、そんな
こともなく。

 

バンドは、フロントのツイン・ヴォー
カルの2人(1人はシンガーソングラ
イターとしても活動)が作る曲を演奏
するというコンセプトでございまして、
そんな練習中の音源を昨日ご紹介した
などにアップしていたのですが、そう
したら、

 

下北沢の某ライブハウスのブッキング
担当からライブ出演の打診

 

があったんです。見てるもんですねえ。
そんなわけで今回のライブへの出演
つながるわけでございますが。

 

当日はわがバンドを含めて5つのバン
が出演ということで、夕方5時から
リハーサルで現場入りして、われわれ
の本番は9時からの30分。全5曲を
演奏させていただきました。

写真は、出番待ちをしている様子でご
ざいます。なんだか良くわからない集
ですよね。ライブが終わった後、ハ
コ(ライブハウス)のブッキング担当
の人「どうやって知り合ったんです
か?」と不思議そうに聞かれました
(笑)

 

(それにまるみちさんが「出会い系ア
プリです」と答えてメンバー全員から
即座に否定されていたのは内緒の話で
す。)

 

え?演奏はどうだったかって?まあ、
色々なミスやら細かい問題はそれぞれ
ありましたが、そこは現場力で乗り切
ました。深くは聞かないように。気
が向いたら、Twitterのほうに何かア
ップされるかもしれません。

 

で、さて、

 

ライブが終わると燃え尽きるというよ
うなこともフラット・モチベーション
このバンドにはないので、次のライ
ブを夏に渋谷でやりたいということで
動き出しております。

 

何で渋谷かというと、渋谷のとあるお
店で食事がしたい、と強力に推すメン
バーがいるからなんですが。そんなわ
けで明日も練習です。

 

バンドの話の続きは、またそのうちに。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

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忘れないために「自分に」教える?

ちらの話とちょっと関連し
ますが、今日のテーマはいかに
れないかということでして。

 

まあ、人間忘れることをあまり恐れて
いても仕方ないのですけどね。昨日も
書きましたが、それよりも何かをする
意欲を持つほうが大事です。仕事にし
ても音楽のような趣味にしてもね。

 

で、まあそれはそれとして……

 

物事や知識を忘れずにしっかり見つけ
ためには、人に教えるのが一番、と
はよく言われることですね。というか
「人に教えるつもり」で覚えると、実
際には教えなくても学習効率は上がる
という実験もあるそうです。

 

そして、実際の人でなくても架空の生
を想定して教える「エア授業」(笑)
や、「10分前の自分」に教えるといっ
たやり方も効果的なのだとか。つまり
大事なのはこのようにしてアウトプッ
繰り返すことで記憶に定着させる
ことなわけですね。

そういえば、私がホストをしている
ラカンセッション参加者の中に、セ
ッションで得た「知識」「気づき」
などを、ときどき Facebook でご自
分のタイムラインにアウトプットして
いる方がいらっしゃるんですね。

 

以前もその前のアラカンセッションで
ちょっとした「事故」(まあミスとも
いいますが)があったんですが。それ
をその方は放っておかずに、その時の
動画を見返して、何が起こったかを分
して、そこから得られた学び自分
への教えのような形で残しておられた
んです。

 

これって、とても効率的かつ効果的な
学びのあり方ではないかと思ったんで
すよね。この方、アラカンどころかも
もう 70歳過ぎでいらっしゃるのです
が、見習おうと思った次第ではありま
した。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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弾かずに何を聞くか?

回のテーマは、われわれが
セッショ
ンの三原則の一つとし
てよくご紹介す
「弾かずに聞
く」ということについ
てです。

 

人間が他の動物と違うところは、色々
とありますが、その一つとして「共同
作業」ができるということがあります。
共同作業をすることで自分たちのでき
ることを拡張してきたのが、人間とい
う動物の大きな特徴なわけですね。

 

人間以外に共同作業する動物がいない
わけではないですが、その規模や頻度
は人間に比べればずっと低いレベルで
すよね。

 

で、

 

この共同作業音楽という世界では、
合奏とかアンサンブルとかオーケスト
とか、そしてジャムセッションとか
いう形になるわけですが。ときどきそ
れを忘れがちになるのが、

 

ソロを演奏する時

 

なんですよね。

 

ソロというのはもともと「ひとり」
いう意味ではあるのですが、そうはい
ってもセッションでは本当にひとりで
やることは実はほとんどなくて、たと
えばバッキングをしているリズムセク
ションといった人たちとの共同作業
あるわけです。

 

ところが、ソロを弾くんだという「一
大事業」(笑)に舞い上がると、共同
作業だということを忘れてひとりで弾
きまくってしまうとかいう人がいるん
ですよね。よくありがちな話ではあり
ます。

 

そして、そんなことにならないように、
「弾かずに聞く」のが大事だとよくわ
れわれも言うのですが。これ、弾かず
「何を」聞くんでしょうね?

そりゃ、共同作業の仲間であるセッシ
ョンなどの他のメンバーの音だろうっ
て?もちろんそうなんですけどね。

 

実はそれと同時に「自分の音を聞く」
ことも大切なのでは、と思うわけです
よ。

 

どういうことか?

 

ちょっと続きます

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コードの向こうにスケールが見える?

ッションという場面で使う
のにお勧
めしているコードの押
さえ方のお話で
ございました。

 

この間からお話ししているのは、
コード(Amにもなる)でしたね。再
掲しておきますね。

で、前回お話したようなメリットもあ
るわけですが、アドリブ・ソロをする
ようなセッションのばあい、このコー
ドの押さえ方には、さらなるメリット
があるわけなんですね。

 

こちらのを覚えておいででしょうか?
少し前に、初めてセッションをする人
におすすめするCのメジャースケール
(ペンタトニック)の弾くときのポジ
ションを示したものなわけですが。よ
く見ていただきたいのですが……

5フレットをべたっと押さえたCのコ
ードから、このスケールを使って弾く
アドリブ・ソロに移行するのに、非常
スムーズに動ける、ということがお
分かりいただけますでしょうか?

 

仮にCのオープン・コードを弾いてい
たとすると、かなりの距離の移動と、
フレット上のポジションの再把握に結
頭を使わないといけないですよね。
大事なアドリブ・ソロの入りのフレー
ズをあたふたと弾かなくてはならなく
なりかねませんね。

ギターのコードの押さえ方スケール
を弾く時のポジションをこうやって
連づけて覚えるクセをつけておくと、
先々色んなコードやスケールを覚える
のに役立つと思うんですよね。

 

そんなわけで、コードのポジションと
スケールのポジションはなるべく関連
づけて覚えましょう、というお話でご
ざいました。ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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〇〇〇を作って振り返れ?

日のテーマは演奏の後の
り返り
ついてです。

 

前にも書いたと思うんですが、記録を
取って振り返ることはやはり大事です
よね。セッションしたりライブやった
りした時の演奏なんかについても動画
で記録を取っておいて、なるべく間を
おかずに振り返ってみる、なんてのは
良いことではあるのですが。

 

……なのですが、

 

単に漫然と振り返るよりも、どういう
所を振り返るか、ポイントを押さえて
振り返る方がベターですよね。え?そ
うしてる?

 

であれば、結構なことではあるのです
が、その押さえるポイントって、演奏
のテクニックとか技法(一緒か)とか
に集中してませんか?それで、ああこ
こで間違えてる、とか振り返って落ち
込んじゃったりしてませんか?

 

あるいは、使ってみようと思うフレー
ズが使えなかったとか、使ってみたけ
しっくりいかなかったとか、そんな
ことばかりに目が(耳が?)いってま
せんか?

 

ですが、演奏というアクティビティ
含まれるのはそういうことばかりでは
ありません他にも振り返るべきこと
いろいろありますよね。

 

たとえば、演奏する時の姿勢とか、腕
身体の使い方とか。あるいは、メン
バーどうしのコミュニケーション、ア
イコンタクトやハンドサインを使った
意志の疎通の状況とか。はたまた、そ
もそも自分はバンドメンバーと楽しく
演奏できているか、とか。観客を楽し
ませているか、とか。

 

色んな要素があるわけですが、それを
冷静にチェックするのは何の準備なし
に振り返っても難しいですよね。

 

なので、まずは振り返りのためのポイ
ントを一度アウトプットして、リスト
化してしまうのが良いのではないか、
と思うわけですね。偏りが出ないよう
に。

そうすると、たとえフレーズを間違っ
て弾いたとしても、バンドメンバーと
はちゃんとコミュニケーションとれて
いて、楽しい演奏ができたな、とか、
色々見えてくると思うんですよ。

 

ある部分だけを反省し過ぎて過剰にへ
こむなんていう事態になる前に、いか
がですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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失敗を目標にする?

でも失敗はしたくないと思
いますよ
ね。まあ、それが普通
です。

 

普通の心理なので、それが悪いとかそ
んなことではないのですが。ただ、失
敗を恐れ過ぎると、いろいろよくない
ことが起きてきます

 

失敗するのがいやで、そもそも行動に
移せない、とかね。

 

例えばジャムセッションに参加しよう
と思ったとして、失敗するのが恥ずか
しいから、もう少し上手くなってから
とか。失敗しないようにもうちょっと
練習してから、とか。そんな風に考え
が行きがちですが。

 

しかしですね、ジャムセッションとか
やってるとですね、

 

失敗しない日なんてものは永遠にやっ
てこない

 

……というのがわかるんです。

 

なので、失敗する前提でいろいろ考え
ないと、なにも進まない、ということ
になると思うんですが。

 

で、さて、

 

あるネットの記事を読んだんですが。

 

どんな記事かというと、あるライター
さん(アメリカの人ですけど)の話な
んですが。色んなものに応募するんで
すね。興味のあるものは何でも。そう
すると、まあ受かるか落ちる(断られ
る)かどちらかなわけですが……

 

で、彼女の立てた目標が、1年間に、

 

100回断られる

 

ということだったんだそうです。発想
の転換というか、なんというか。

それで、やってみたら、なんと結構断
られなくなって、100回断られるとい
う目標の達成が困難になってしまった、
というオチ(?)なんですね。

 

ちょっと意外な結果ですよね。

 

ご興味を持たれた方は、こちらの記事
をお読みくださいませ▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

指板の音がわかる! と思ったときの落とし穴?

るとき、あるセッションで
ベーを弾くことになりまして。

 

私、ベースは時々弾くことは弾くんで
すけど、メインはギターなのであくま
でサブ楽器なわけです。なので、ベー
スでアドリブソロを弾くなんて話にな
ると、

 

指板上の音がちゃんと把握しきれてい
ない

 

……わけです(よく考えればもちろん
わかるんですけど、とっさには難しい
ということです)なので、限られた
でソロを弾くことになるわけですが。

 

でも、案外それが良かったりするんで
すね。どういうことかというと、音数
を絞らざるをえないので、その分、他
のプレイヤーとのコミュニケーション
に脳のパワーを振り向けられるのです。

 

あと、(これはギターでももちろん言
えるのですが)指板上の広い範囲で音
がある程度把握できたりしていると、
どうしてもその音をなるべく下から上
まで使ってやろうという妙な「色気」
が出てしまったりもするんです。

もちろん指板の上を自由に飛び回って
演奏できるのは素晴らしいことでは
のですが、弾き気が出すぎてセッシ
ョンで重要な他のメンバーとのコミ
ニケーションがおろそかになる危険
あるんですね。

 

で、

 

アドリブセッションの経験がなかった
り、初心者だったりする方には「ドと
レの2音から始めましょう」とお伝え
したりしているわけですが。

 

とはいえ、いつまでもずっと2音だけ
でやりましょうということもないので、
次第に使う音数を増やしていくことに
なります。ただ、その時に、必ず言う
のが、

 

3音(4音でも5音でも一緒)使える
からといって全部使わないといけない
ということではないですよ

 

……ということなんですよね。

 

真面目で、上達の意欲の強い人ほど
べての音を使うことをマスターしてや
ろうという「弾き気」が勝ってしまい
やすくなりがちなんですね。でもそう
するとパラパラとした手癖フレーズに
なりやすくて、他のプレイヤーとのコ
ミュニケーションという観点が抜け落
ちやすくなるわけです。

 

そんなわけで、超初心者でも、それな
りに弾ける人でも、似たような落とし
穴はあるのだよなあ、というお話でご
ざいました。お気をつけくださいね。

 

※もちろん、指板全体を使えるように
なる練習はしない方がいい、というこ
とではありませんので、お間違えなく。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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弾かずに聞く1日を過ごす?

から、われわれがジャムセ
ッション
をするときの三原則
ついて書いたり
していますが……

 

その中に、

 

弾かずに聞く

 

……というのがあるわけですね。

 

ジャムセッションなのに弾くなという
のが面白いというか凄いですが。その
くらい周りの音を聞くつもりになれ
いうことなわけですけど、そうはいっ
ても、それがなかなかできない、とい
う人も多いとは思います。

 

原因はもちろん、演奏という行為にど
うしても気持ちが行ってしまうという
メンタルな問題にあったりするわけで、
そのためにはなるべく選択肢を絞り込
みましょうとか、そんなお話をこれま
でもしてきたわけですが。

 

ただ、その一方、ふだんわれわれは
くということを、実は結構なおざり
している、ということも大きいかもと
思いまして。あれ?「なおざり」「お
ざなり」?どっちでしたっけ?

 

ま、それはともかく、

 

普段できていないことをいきなりジャ
ムセッションとかバンドでの演奏の場
でやれといっても、そう簡単にできる
もんでもないかもしれませんよね。

 

なので、日常生活の中で、もっと周り
を聞くことに集中してみる時間を増や
すことから始めるといいのでは、と思
うんですよね。自分の周りから聞こえ
てくるさまざまな音に注意を振り向け
てみるわけです。

例えば、オフィスにいてもですね、
んな音が聞こえてくるわけです。同僚
話し合う声やら、電話の対応とか。
人間の声以外にもいろんな音、PC
アラート音、電話の着信音プリンタ
が印刷するときの音とか。あと、空調
の音とかね。

 

に出ればまた別の色んな音が聞こえ
てきますよね。の音、人の歩く足音、
公園に行けば鳥の声子供の声、時に
飛行機ヘリコプターの飛ぶ音 etc.,
etc.……

 

普段気がつかない音に気がつくことも
あると思いますよ。

 

まあ、あまり音ばかりに集中していて
危険な場合もあるでしょうから、ほ
どほどに、スキマの時間などにするの
がいいと思いますけどね。

 

よろしかったら、お試しくださいませ。

 

て、ことで。

 

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自分へのご褒美は何が良いか?

日の続きなんですが。

 

自分へのご褒美というものに関しては
ちょっと気を付けたほうがいいよ、と
いう話でした。

 

ご褒美の設定の仕方によっては、ご褒
美を得ることが目的化すると、逆効果
になりかねない、ということでしたが、

 

じゃあ、どんなご褒美ならいいのか?

 

という疑問が浮かびますよね。なので、
そのお話をしましょうか。

 

結論から言いますと、昨日も書いたの
ですが、内発的な動機付け、「自己効
力感」につながるものなら良いんじゃ
ないか、ってことですね。

 

自己効力感というのは心理学用語で、
”self-efficacy”の訳語です。定義とし
ては、

 

人が何らかの課題に直面した際、こう
すればうまくいくはずだという期待
(結果期待)に対して、自分はそれが
実行できるという期待(効力期待)や
自信のこと

 

……をいいます。ま、早い話「僕(私)
ってできる子」という自信ですね。

 

なので、自分が習慣化しようと考えて
いることで少しでも進捗・進歩があっ
たら、それをポジティブなものとして
自分にフィードバックすることをご褒
美にすればいいのではないでしょうか
ね。

日記に付けるでもいいし、カレンダー
に○を付けるだけでもいいかもしれま
せん。コツのようなものとしては、
分に厳しくしないことです。

 

マジメな人は、この程度で自分に甘い
評価をしてはいけない、などと思いが
ちですが、ほんの1ミリでも前に進め
れば、ゼロではないので褒めましょう。

 

こちらの記事は、Facebook友達の方
に教えていただいたのですが、要はこ
ういうことではないかと▼▼▼

 

ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

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自分へのご褒美にご用心?

か新しいことをやろうとか、
習慣化
しようとか、思うことあ
りますよね。

 

新しい曲マスターしようとか、毎日
時間を決めて楽器の基礎練習をしよう
とかね。

 

で、それが簡単にできたり習慣化でき
たりできればよいのですが。なかなか
そううまくいかないことも多いわけで
す。それで、いろんなやり方を工夫
たりするわけですが。

 

そんな工夫というか方策の1つとして

 

自分へのご褒美

 

というのを考えたりすることもあると
思うのですが。

 

実は、この「自分へのご褒美」という
やつがくせ者だ、というのが今日のお
話でございます。

ものごとを行動に移すときの動機づけ
というのは、「内発的な動機づけ」
「外発的な動機づけ」の2種類あると
いわれます。内発的な動機づけという
のは、自分がそのことを「やれる」と
いういわゆる「自己効力感」に裏付け
られたものですね。

 

一方、外発的な動機づけというのは、
早い話やったことへの外部からの見返
り、報酬です。お金とか賞品とか名誉
とかそんなものですね。で、こういう
外発的な動機付けというのは、それが
得られなくなったとたん

 

やる気がなくなってしまう

 

ということが起こりやすくなります。

 

なので、まずその「ご褒美」がそもそ
自分のコントロールできるものか
いうことが問題になりますね。

 

さらに、そもそもこの自分へのご褒美
を何かの行動の見返りとして自分に与
えるということ自体が、

 

そのご褒美となるモノゴトを手に入れ
ための言い訳になっていないか?

 

という問題もあるのです。

 

つまり、たとえば練習が何日間か続け
られたら、普段は体重を気にして食べ
ないスイーツを食べていいことにする
というご褒美を設定するとしましょう。

 

そうすると、どっちが目的でどっちが
手段か逆転を起こしてしまいやすく
なりますよね。そして、そもそもその
ご褒美というのは、自分の意志の弱さ
の現れになるので、自己嫌悪を引き起
こしたりして、結局モチベーションダ
ウンにつながりかねないと思うんです
よね。

 

怖いですね。

 

そんなわけで、「自分へのご褒美」
設定する場合は、どうぞ十分にご注意
くださいませ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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「ジェット」のリフが役に立った話?

なさん、ウイングスの「ジ
ェット」
っていう曲覚えてます
か?

 

もちろんポール・マッカートニーの曲
ですね。1974年『バンド・オン・ザ
ラン』というアルバムからの曲で。シ
ングルカットもされてヒットしました
よね▼▼▼

ジェットというのは、ポールの飼って
いた犬だかポニーだかの名前だそうで
す。(たぶん)リンダ・マッカートニ
ーが間奏で弾いてるシンセが、時代を
感じさせて懐かしいですね。

 

……なんてことは置いといてですね、
なんでこの曲を持ち出したのかという
と。個人的にこの曲にお世話になった
というお話をしようと思ったんです。

 

先日、「リフ」についてのお話をしま
したが、この曲も冒頭からリフが登場
します。にあるようなリフなんです
が(キーは変えてあります)……

はい、とてもシンプル誰にでも口ず
さめるリフですね。で、このリフでは
3つの音が「ラーラシドー」って並ん
でいるんですが、この最初の「ラ」
最後の「ド」の音って、

 

短3度の音程

 

になっているんですね。

 

で、私、ある音の短3度上の音を歌う
とか、音程の確認の必要があるとき
どは、この「ジェット」のリフを思い
出すんですよ。音程をとる手助けにし
ているんですね。

 

3度の音程って長3度(ド→ミなど)
は取りやすいんですけど短3度
かいわれると、あれ?とかなったりす
ることがあるんで。

 

もちろん、スケールを歌って確認して
もいいんですが、それってちょっと
だし、混乱もしやすいんですね。こ
リフを思い出せばあっという間です
しね。

 

そんなわけで、ある音の短3度上の音
を取るのに苦労している方は、この
のリフを思い出すよいいよ、という話
でした。

 

ちなみに長3度が取れないという時
には、童謡の「チューリップ」の冒頭
が「ド、レ、ミ〜」なので、そのドと
ミで取るか、「聖者の行進」のメロデ
ィーの最初の2音が「ド→ミ」なので
それを使うと良いようです。そんなこ
としなくても長3度は取れる人が多い
とは思いますが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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音楽をシャドーイングする?

ャドーイングという言葉を
ご存じですか?

 

耳から聞いた音声を間を空けずに即座
に復唱することを言いますね。

 

もともと脳科学の実験手法から来たよ
うですが、身近な(?)ところでは
語の学習などでよく使われます。英語
のレッスンなどでも最近は取り入れら
れているようですね。

 

言われた言葉(文章など)が終わるの
待たずに、即座に繰り返すのがポイン
トですね。同時通訳の人のトレーニン
グなどでも使われると聞きますが。

 

で、

 

音楽でも似たようなことをすると効果
があるんじゃないか、と思いまして。
特に曲を耳コピしたいというようなと
きなどは、まずは曲を聞いて歌えるよ
うになってから、といいますしね。

 

そうやって何回も聞いて歌って、音が
鳴っていなくても歌えるようになれば
曲が頭の中に入ってきて、耳コピなん
かも容易になる、というようなわけで
す。じゃあ、シャドーイングして歌え
るようになるのが、効果的かな、と。

 

音楽を聴きながら鼻歌うたったりする
ことはよくあると思いますが、それよ
りももっと意識的に、音に集中してや
る感じですかね。

 

もちろん音楽の演奏はたいていの場合
いろんな音が同時に鳴っているわけで
すね。つまりハーモニーがあるわけで
すが、そのハーモニーも、まずは鳴っ
ている音の一番高い音(トップノート)
一番低い音(ベースライン)を口で
歌うようにするのがいいんです。

 

そうすると、感覚的にハーモニーがと
らえやすくなるんですね。

 

そんなわけですので、音楽でのシャド
ーイング、色々と役に立つと思います
ので、ピンときた方はお試しください
ませ。

 

さて、

 

以下は余談ですが、そんなわけで私、
時々このシャドーイング的なことを音
楽聴きながらやるんですけど、以前、
なぜかものすごくやりづらい曲があっ
たんですね。別にそんな特殊な曲では
ないのに。普通のポップス系の曲なら
そんなにやりづらいと思うことはまず
ないんですけど。

 

どんな曲かというと、

 

Mr. Children

 

……という人たちの曲だったんですが。

 

なんででしょうねー。あ、別に彼らの
曲が嫌いだという意味ではありません
よ(汗)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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ギターという素敵な楽器(笑)

の続きでございますが……

 

ギターでアドリブを始めるのに、まず
覚えていただくとよいポジションの話
でございました。再掲しておきますね。

これはCメジャーのスケールピアノ
でいえば白鍵だけでドレミファソラシ
ドと弾けるあのスケール)です。ペン
タトニックに加えてつまりファの音
つまりの音が加わっています。
このFとBの音はペンタトニックの5
音に比べて使い方が少し難しいので、
ペンタトニックに慣れてから使ってみ
ましょうなどとよくご案内しておりま
すが、
いつまでも怖がって弾かないのもよく
ない
……と思うので、とくに練習のときな
んかは、どんどん弾いてもいいと思い
ますよ。で、なんかおかしいハマら
ないと思えばペンタトニックに戻れば
いいんですし。

 

で、さて、メジャースケールといえば
ドレミファソラシドなのに、どうして
ドの音が真ん中に来てるんだろうと思
われる方もいらっしゃると思います。
(実際、最近もそんなご質問をもらい
ました)

 

前にも書きましたが、「ド」の音、つ
まりいわゆるナンバリングシステム
いうところの「1」の音は、「王様の
音」と呼んでいるくらいで、演奏する
フレーズが最も落ち着く先になるわけ
です。

 

なので「ソラ→ド」(56→1)「ミ
レ→ド」(32→1)という流れをま
ずは意識して弾きなれてもらえるよう
このポジションお勧めしているの
ですね。これは、ギターに限らずピア
ノでも管楽器でも意識すると良いと思
うので、よろしければギタリスト以外
の皆さんもご参考になさってください。

 

で、さて、

ギターある意味面倒くさい楽器だと
昨日書きましたが、その一方ギターが
素晴らしいのは、このポジションを上
下にスライドさせていけば

 

いろんなキーに対応できてしまう

 

ということなんですね。たとえば、
を押さえる位置2フレット上にずら
せばDメジャー、逆に2フレット下
ずらせばBbメジャーのスケールになっ
てしまうわけです。相対的なポジショ
ンの位置関係は変わりません。

 

つまり視覚的に見て「同じ図形」を上
下させるだけで移調に対応できるわけ
です。この「図形」ですね▼▼▼

ピアノの鍵盤だとこうはいきません
ね、視覚的にみたCメジャースケール
の描く図形とDメジャースケールのそ
れでは違ってしまいますので▼▼▼
スキマ時間に好きな音楽をかけなが
ら、ギターを手に、このポジションを
上下させて曲にあわせて弾いてみては
いかでしょう。なかなか楽しいと思
いますよ。

 

この次のステップについては、またど
こかで。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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ギターという面倒くさい楽器??

のメイン楽器はご承知かと
思います
ギターでして。まあ、
最近は色んな
楽器に手を出した
りしてますが。

 

で、ギターって楽器はある意味手を出
しやすい楽器ではあるんですが、それ
なりに面倒くさいところもある楽器で
して。何かというと、まあこれは弦楽
器共通の面倒くささでもあるわけです
が、

 

同じ音が1ヶ所だけでなく数ヶ所に点
在している

 

ってことだったりするわけです。

 

キーボードなんかだったら、音と鍵盤
の一対一対応ができているんですが、
ギターなどの弦楽器はそうではないん
ですね。なので、例えばの音を弾く
というときも、指板上に色んなポジシ
ョンがあるわけです。

 

慣れてきて、そんな色々なポジション
が把握できてくると便利なわけですが
左手の移動がスムーズになるので)
習い始めのうちはなかなか大変です。

そんな指板上の音の把握悩まれてい
る方いらっしゃいますか?ご希望が多
そうならポジションを身に付けていく
お手伝いができればと思っております
が(その旨メールいただければ嬉しい
です)。

 

で、さて、

 

何事にも手始めといいうか、とっかか
りが必要ですよね。私たちがギターで
のアドリブが初めてという方に、まず
ドとレの2音でアドリブしましょうと
ご案内するわけですが、そんな時に
ず憶えていただくのが、3弦5フレッ
トという「ド」の音のポジションです
(ちなみに「レ」はその2フレット上、
3弦7フレットです)。

 

指板上に色々あるドの音のポジション
のうち、なぜまずこのポジションをお
伝えするかというと、この5フレット
から8フレットあたりというのが、ギ
ターのサウンド的にいちばん「美味し
い」ところだからなんですね。

 

そして、ドとレの2音でのアドリブが
できるようになったら、この5弦3フ
レットのドの音を中心にその下の「ソ、
ラ」と、上に「レ、ミ」を加えたいわ
ゆるペンタトニック・スケールを使え
るようになるのが最初の到達点かな、
と思います。

 

ちょうどのようなポジションですね。
(ドレミでいうと、固定ド移動ドの問
題があるので、固定の音名としてアル
ファベットで示していますCがド
すね)

しかし、何でドの音がいちばん下じゃ
なくて真ん中にくるんですかね?

 

えーと、続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「偽りの希望」から逃れるためには?

「偽りの希望シンドローム
(症候群)」という言葉があり
ます。

 

わりと最近よく見かける言葉ですが、
もともと International Journal of
Obesityという雑誌に発表された論文
で使われた言葉です。Obesity という
のは「肥満」という意味ですね。

 

つまり、「肥満」に関する学術雑誌
掲載されたというわけでして。なかな
か示唆的ではありますが。早い話この
言葉は「人間、高い目標を立てたとい
うそのことで脳が満足してしまいがち」
ということを表しています。

 

その結果として、その目標を実際に達
成するための「行動」することへのモ
チベーションは失われてしまう、とい
う人間の悲しい性を表してもいるわけ
ですね。

 

そんなわけで、「一年の計」とか言っ
新年高い抱負というか目標設定
たとしても、結局それに対する行動は
伴わず、1週間もすると忘れてしまう
日本人のなんと多いことか(別に日本
人に限った話じゃないんですけどね。
上の論文を書いた人はカナダの人でし
た)。〇コちゃんに叱られそうですよ
ね。

 

で、まあ当然ですが、この「偽りの希
望シンドローム」というのは、別に
年の目標だけに限った話ではないわけ
で。1年いつでも起こりうる話でござ
います。

なので、例えば「楽器の練習を頑張っ
て、ライブでみんなを驚かせるような
素晴らしい演奏をするんだ」というよ
うな誓いを立てたとしてもですね、そ
れだけではたいてい行動レベルに移れ
ないわけです。

 

人間、何かを「やらない」「できない」
言い訳を考える時に一番クリエイティ
になる、という話があるくらいでし
てね……

 

じゃ、どうするか?

 

この論文を書いた人は、「実現可能な
目標と不可能な目標をよく見分ける必
要がある」と書いていますが、それが
たとえ実現可能だとしても、それを達
成するために必要な行動に移れなけれ
ばダメですよね。

 

実際に目標を達成するあるいはそこに
近づいていくには、そのためにやるべ
具体的な行動をできるだけ細かくイ
メージして実行に移す必要があります。

 

そして、その第一歩は、極力敷居の低
いものであるのが長続きする秘訣だと
はよく言われることですね。朝、とに
かく楽器を「手にする」ことから始め
とか。

 

あるいは、セッションに参加して演奏
をガンガン楽しむことが目標だとした
ら、まずは、セッションの「見学」に
行くことから始めるとかですね。

 

そういった、難易度が低くてもまずは
行動に移せた人が、「偽りの希望」か
ら逃れる第一歩を手にしたといえるの
ではないかと。

 

おめでとうございます(誰に言ってい
る?)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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人の演奏が嫌いなのはいいけど、それをコメントに書かないほうが……という話

きどき YouTube で音楽関係
のレッスンとかの動画を見たりす
るんですが。

 

そんな動画の中に、こんなのがありま
した。▼▼▼

 

トンマーゾ・ズィリオ(Tommaso 
Zillio)という名前でイタリアの人
ようです。この人の動画を見るのは初
めてだったんですが。なんだか、ペー
ジの日本語の訳が超いいかげんですよ
ね(笑)「#1ギターモチベーション
を奪う3つの方法KILLER」って……

 

元の英語のタイトルを見ると「ギター
を続けるモチベーションを奪う原因の
ナンバー1とそれを打ち破る3つの方
法」というようなことのようです。

 

で、そのギタリストのモチベーション
を奪う原因ナンバー1とは何かという
と、

 

今の自分を今のスーパーギタリストた
ちと比べてしまう

 

ということだというんですね。マルム
スティーンでもガスリー・ゴーヴァン
でも誰でも良いんだけど、そういう人
たちと自分を比べて、もうとても続け
ていけない、とか思うわけですね。な
るほど、確かにありがちですね。

 

そして、それを突破する3つの方法に
ついて語っているわけですが、1つめ
「そもそも比較の仕方を間違えるな」
ということで、長い年月かけて現在の
スーパーギタリストになった人と今の
自分を比べてどうする、というわけで
す。マルムスティーンだってギターを
始めた時は下手だったはずだ、と。

 

2つ目は、そもそもきみのやるべきこ
誰か別の人間(サトリアーニでも
ジョー・パスでも)になることではな
、ということ。やるべきことは、自
分のベストを目指すことだ、完璧な他
人になろうとするな、ベストの自分で
あれ、と。

 

まあ、この2つのアドバイスに似た話
はよく聞きますよね。

 

で、

 

私が面白いなと思ったのは3つ目のア
ドバイスでして、彼が何といっている
かというと、

 

YouTube なんかの動画で人の演奏を
見て、それが気に入らなかったとき、
否定的なコメントを書くのをやめよう

 

……というんですね。人間好みはある
から、その演奏が気に入らないのは別
にいいんだけど、それをコメントにし
て書かない方がいい、と。

なぜかというと、そういうネガティブ
なコメントを書いていると、人の演奏
のネガティブな部分にばかりフォーカ
スするという習慣ができてしまう。そ
して、結局それは自分の演奏について
も過剰に批判的になる習慣づけをもた
らすのだ、というわけです。

 

人を称賛することは自分をモチベート
する燃料になるが、人を嫉んだり、憎
悪したりすることは毒になるとも言っ
てますな。ちょっとニューエージっぽ
く聞こえるかもしれないけど、まあ
してごらんよ1週間でいいから、と締
めくくってます。気に入らないものは
スルーして、と。

 

SNS とかやってても、そういう
まいてる人見かけますよねえ。どんな
に素晴らしい演奏にもネガティブなこ
とを書く人はいます。でも人を呪わば
穴二つじゃないですが、結局自分に返
って
くる、ということですかね。

 

私はかなり共感してしまったのですが、
皆さんはどう思われますか。

 

て、ことで。

 

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イメトレにメトロノーム??

メトレつまりイメージ・
レーニンの大切さについては
スポーツを中心に色々と書かれ
ています。もちろん音楽におい
ても有用な練習法であるわけ
すが……

 

イメージ・トレーニングというくらい
なので、実際の道具とか使わない
内だけ曲を弾くところイメージ
たりとか、さらには自分がどんな所で
弾くのかをイメージしたりとか、観客
の反応までイメージしたりとか、そん
なことをするわけです。

 

ところが、そんなイメトレの時にメト
ロノームを使ってみたらどうなるか?
いや、メトロノームをイメージするん
じゃなくて、実際に使ってみたらどう
なるか? ということを書いていた人
がいたんですよ。

このメルマガでもこれまでにも何回か
ご紹介しているジュリアードを出たバ
イオリニストでもある心理学博士ノア
・カゲヤマさんが、また面白いことを
ブログに書いたのでそのご紹介です。

 

彼が言うには、頭の中で曲などを「メ
ンタル・プラクティス」つまり日本語
でいうイメトレをするとき、実際に
内でイメージされている演奏正確な
リズムでなされているもんだろうか、
というわけですね。実際より走ってた
りモタっていたりしないだろうか、と。

 

で、実際の演奏のスピード脳内でイ
メージしているスピードとの関係その
ものを調べた研究はまだないのだが、
柔道の黒帯レベルの選手についての研
があるといって、こんな話を持ち出
してくるんですね。

 

まず柔道の選手たちに3つの動作でで
きている投げ技をやってもらったんだ
そうです。そうすると平均で40.5秒
かったそうです。で、さらにそれを
段より早めと遅めにやってもらうこと
もやってみたら、それぞれ 37.3秒
42.4秒になったそうで。

 

で、この選手たちを3つのグループ
分けて、最初のグループには4週間
わたって最初の試技でやってもらった
技のかけ方より早いスピードで技をか
ける「イメトレ」を週3回やらせまし
た。

 

2つ目のグループには同じ期間同じ回
最初の試技より遅めに技をかけるイ
メトレをしてもらいました。3つ目の
グループは特に何のイメトレもさせな
で4週間を過ごさせました。

 

で、どうなったかというと、4週間後
最初のグループの選手は以前より技を
かける速度が速くなり、2つ目のグル
ープの技をかける速度は遅くなり、
つ目のグループには大きな変化はなか
ったそうです。

 

簡単に言うと、イメトレでイメージさ
れた技のスピードは実際にかける技の
スピードに影響を与えたわけですね。
予想通りと言えばそうですが、さて、

 

この実験結果だけをもとに何も断定的
なことは言えないでしょうが、カゲヤ
マさんは、こんなことを書いていまし
た。

 

リズムが非常に厳格に要求されるよう
なオーディションで弾くための曲(の
部分)を練習するような場合、メトロ
ノームをかけてイメトレするのは役に
立つかもしれない。誰かやってみたこ
とある?

 

もしかしたら、普段弾けるより速い速
で弾きたいフレーズなりを練習する
イメトレを、早めのテンポにセットし
たメトロノームに合わせてしたら、実
際により速く弾けるようになるのかも
しれない……

 

カゲヤマさんは「正直、知らんけどな。
でも、だれかやってみたら、結果教え
ね」と書いてました。

 

いかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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