指板の音がわかる! と思ったときの落とし穴?

るとき、あるセッションで
ベーを弾くことになりまして。

 

私、ベースは時々弾くことは弾くんで
すけど、メインはギターなのであくま
でサブ楽器なわけです。なので、ベー
スでアドリブソロを弾くなんて話にな
ると、

 

指板上の音がちゃんと把握しきれてい
ない

 

……わけです(よく考えればもちろん
わかるんですけど、とっさには難しい
ということです)なので、限られた
でソロを弾くことになるわけですが。

 

でも、案外それが良かったりするんで
すね。どういうことかというと、音数
を絞らざるをえないので、その分、他
のプレイヤーとのコミュニケーション
に脳のパワーを振り向けられるのです。

 

あと、(これはギターでももちろん言
えるのですが)指板上の広い範囲で音
がある程度把握できたりしていると、
どうしてもその音をなるべく下から上
まで使ってやろうという妙な「色気」
が出てしまったりもするんです。

もちろん指板の上を自由に飛び回って
演奏できるのは素晴らしいことでは
のですが、弾き気が出すぎてセッシ
ョンで重要な他のメンバーとのコミ
ニケーションがおろそかになる危険
あるんですね。

 

で、

 

アドリブセッションの経験がなかった
り、初心者だったりする方には「ドと
レの2音から始めましょう」とお伝え
したりしているわけですが。

 

とはいえ、いつまでもずっと2音だけ
でやりましょうということもないので、
次第に使う音数を増やしていくことに
なります。ただ、その時に、必ず言う
のが、

 

3音(4音でも5音でも一緒)使える
からといって全部使わないといけない
ということではないですよ

 

……ということなんですよね。

 

真面目で、上達の意欲の強い人ほど
べての音を使うことをマスターしてや
ろうという「弾き気」が勝ってしまい
やすくなりがちなんですね。でもそう
するとパラパラとした手癖フレーズに
なりやすくて、他のプレイヤーとのコ
ミュニケーションという観点が抜け落
ちやすくなるわけです。

 

そんなわけで、超初心者でも、それな
りに弾ける人でも、似たような落とし
穴はあるのだよなあ、というお話でご
ざいました。お気をつけくださいね。

 

※もちろん、指板全体を使えるように
なる練習はしない方がいい、というこ
とではありませんので、お間違えなく。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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