セルフ・ハンディキャッピン
グという言葉を聞いたことあり
ますか?
グという言葉を聞いたことあり
ますか?
以前、ジャムセッションの仲間の人た
ちと話していたときのことですが。
ジャムセッションに参加することを目
標にしつつも、どうしても恐怖心が先
にたってしまい、練習しなきゃとかも
うちょっと上手くならなきゃとか、そ
う思ってなかなか参加できない。そん
な心理状態の話になったのですね。
で、その中で、一人が、「でもそんな
ふうに練習するって言う人って実は練
習してないですよね」と言ったんです
よね。
あーあ、言っちゃった。
まあ、ある種の極論ではあるのですが、
しかし本質を突いてもいるのですよね
え。それで思い出したのが冒頭の「セ
ルフ・ハンディキャッピング」という
言葉なのですが。
自分で自分にハンディキャップを付け
てしまうというような意味ですね。ど
ういうことかというと、例えば、試験
の前によく「全然勉強できてないんだ
よ」とか言うことありますよね。これ
って、
勉強ができてない=点数が悪くてもし
かたない
という言い訳(?)を後々しやすくす
るために言ってしまうのだそうでして。
無意識のうちに自分をあえて不利な状
況に追い込んでしまうというね。人間
の心理というのは不思議なものです。
冒頭の話にもどると、
そもそもジャムセッションに参加する
のがちょっと怖い→練習が不十分なの
でと言う→参加しなくてすむ→それが
らくちん→練習しない→その繰り返し
……というような、循環にはまってる
んでは、ということなわけですね。
で、
別にここでそういう心理をバカにした
いわけではないのです。これって人間
だれしも陥りがちな心理状況なので、
私にしたって似たようなことを色んな
場面で何度もしていると思うのですよ
ね。
ですが、一方でそんな心理的悪循環か
ら抜け出さないと、話は前に進まない
のも確かなわけで。
ジャムセッションのために練習するの
ではなく、ジャムセッションに参加す
るのが、いちばん効果的な練習である
と思っていただきたい、とよく話した
りするんですけどね。
そんなわけで、いかがですか?
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)