変拍子プロジェクト!…とその後

回は、変拍子の曲、つまり
4拍子以
外の拍子の曲について
のお話です。具
体的には5拍子
なんですが。

 

セッションなんかでも普通の4拍子の
曲を変拍子で演奏するなんていう遊び
はよく(?)やられることなんですが、
お友達のアルトサックス奏者のMaki 
Cologne さんという方とある有名なス
タンダードの曲を5拍子で演奏する、
というプロジェクトがありまして。こ
れも友だちのドラマーの藤岡正洋さん
に入っていただいて仕上げの録音をし
ました。こちらなんですが。▼▼▼

 

自分でいうのもなんですが、ちょっと
面白いでしょ?まあ、私のアイデアじ
ゃないですが…。構想以来1年以上
けて(といっても顔合わせての練習の
ペースは月1回以下だったんですけど
ね)完成させて、やれやれといったと
ころでございます。

 

経緯についてはCologneさんが縷々お
書きになっていますが、私としては、
好きな曲で、前からちょくちょく弾い
たりしてたので、やりませんかとお声
がけいただいた時には気楽に返事をし
たんですね。それに、変拍子でやると
いうチャレンジも、なかなかいいんじ
ゃないかと思いまして。

 

この前「シナトラ・テスト」の話を書
きましたけど、変拍子のプロジェクト
を一つやってみれば、色々と今後の役

にたつ経験かなとも思ったわけですね。

まあ、結構苦労しましたけど(汗)。
でも楽しく取り組ませていただきまし
た。

 

で、まあ、そんなことで一段落しまし
て(次のプロジェクトの話も出てます
が、実際に手を付けるのはまだだいぶ
先だろうということで)、先日久しぶ
りにこの曲を普通の4ビート(スイン
グビート)で弾いてみようと思った
ですね。

 

そしたら、あれ?

 

自分で普通に弾いてるつもりが気がつ
けば5拍子になっておりまして…。

 

やべえ。となったわけですね。

 

んー、次のプロジェクトにいく前にこ
の曲を元通り4拍子で弾けるような
ハビリが必要ですね、これは。

 

皆さんも、もともと普通の4拍子の曲
を変拍子で弾いてみようと思った時は
やりすぎて戻れなくならないように、
ご注意くださいね

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

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シナトラ・テストって何それ?

「シナトラ・テスト」って
言葉があるんですけどね

 

一般的な用語かどうかよくわからない
んですけども、どういうことかという
と、「ニューヨーク・ニューヨーク」
という歌がありまして。もともとは同
名の映画(1977年 マーティン・スコ
セッシ監督)の主題歌で、映画では
イザ・ミネリが歌いました。

 

なんですが、一般には翌々年にフラン
ク・シナトラがカバーしたバージョン
の方が有名になってしまい、彼の十八
(の一つ……ですね、なんせ十八番
の多い人なので)みたいになった曲

 

で、

 

その曲の歌詞に、
If I can make it there,
I’ll make it anywhere.

 

……という部分があるんです。「そこ
(ニューヨーク)で成功できれば、ど
こでも成功できる」というわけです。

つまり、あることを納得性のある形で
証明するには、より大きなことを一つ
成しとげれば良い、ということなんで
すね。たとえば、500人の大パーティ
の食事のケイタリングを提供できれば
50人のパーティをケイタリングする能
力があることは証明できるとか。

 

この言葉を知った文脈としては、ある
考えをいかに他の人に納得してもえる
、ということなんですが。これって、
自分を納得させる(自分で自分を信頼
できるようにする)ことにも使えます
よね。

 

以前聞いた話でいえば、静物や人物を
正確にデッサンする能力を身に付ける
ことは、リアリスティックな絵を描く
人ばかりでなく、抽象画を描く人にと
っても自分の能力に自信を持つために
は重要なんだと聞いたことがあります。

 

そんな人間の心の働きを自分の練習や
目標設定に生かすのが吉、なのではな
いか? そんなことを考えたのはあり
ました。

 

音楽に置き換えると何でしょうかね?
もちろん、その人その人の状況によっ
て違ってくるわけですが。たとえば、
どんなグルーヴの曲でも演奏が出来る
ようになる、とか。メインの楽器以外
の別の楽器も弾ける、とか……。「ジ
ャイアン・ステップス」をマター
するとか?

 

みなさんは、いかがですか? 自分な
のシナトラ・テストはありますか?

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

 

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アラカンを駆りたてるもの?

間の向上心というか学習意
っての
は、不思議なもので。
何がきっかけで
火がつくか、わ
からないところがあり
ます。

 

楽器の演奏なんかについても、ただ楽
しくというか普通に演奏出来ていれば
理屈にはあまり関心ない、という人も
いれば、自分の弾いている音が理論的
どんな位置づけになるのか、はっき
り理解できないと気持ち悪い、という
人もいるわけです。別にどっちでなき
ゃいけないというものでもないですが。

 

そしてある日突然、前者だった人が急
に後者みたいな思いに駆られたりする
ことも起こりうるんですね。

 

例えば、いつだったか、結構ベテラン
というか、昔からバンド活動をやって
いて、演奏経験も下手すりゃ私なんか
より豊富なはずの知りあいのプレイヤ
ーから、結構基本的なアドリブに関す
る理論的な質を受けたんですね。別
感覚的に弾けるには弾けるんだけど
さ、とか言いながら。へー、とか思い
まして。

 

何があったんでしょうかねー。

 

推察するに、それまでとは異なる環境
やらメンバーとバンドを組んだり、演
奏した結果ではないかと思うんですが。

 

何かそこで、大げさに言えば新たな地
が開けたような、そんな気持ちにな
って、急に理論的なことが気になり出
したのかもしれません。それが新たな
探求心の引き金になったのではないで
かな、と。本人に確認したわけではあ
りませんが。

 

アラカンでもそんなこともある、とい
うお話でした。まあ、それが幸せかど
うかはまた別なところもありますけど
ね(笑)

 

似たような経験お持ちの方いらっしゃ
いますか?

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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アラカンはマルチプレイヤーを目指す?

、毎月、原則50歳以上の方
々を対象に
速攻アレンジ総研の
浅沼勇司所長と、
「アラカンセ
ッション」なるものを開催して
いるので
すが。

 

その「アラカンセッション」に参加い
ただけている皆さんを中心に、フェイ
スブックのコミュニティーを作ってい
るのですが。そのコミュニティーに今、
興味深い現象が起きているのですね。

 

それは、

 

アラカンセッション参加者の皆さんの
積極的マルチプレイヤー化

 

…なんですね。

もちろん元々複数の楽器を触った経験
のある方が多い(人間長くやっている
と色々な経験をする確率は上がります
よね)ということも言えます。でも、
そんな単にやってみたことがある、と
かちょっと興味があるとかというレベ
ルを超えて、現在進行的に新たな楽器
にチャレンジしたり、楽器を新規に購
入されたりという動きがかなり活発化
しているようでして。

 

思うに、何度かこのセッションに参加
されているうちに他のメンバーの楽器
に興味をもったり、すでに持っていた
興味がブースト(増幅)されたり、と
いったことが起こっているのではない
か。…などと愚考しているのですが。

 

メンバーの役割の固定化されたバンド
とは違い、そのときどきで役割を交換
したりできるセッションは積極的にマ
ルチプレイヤー化を促す力が強いので
、と思っております。月に数回はセ
ッションしているので(もちろん都合
で毎回は出られないにせよ)、情報交
も出来ますし。その合間にはSNSで
コミュニケーションできますし。

 

それに、アラカン世代は若い人のよう
なにか一つを究めようというよりは、
色んな楽しみに手を出すことに積極的
な気がします。メンタルブロックがあ
まりないと言ってもいいかもしれませ
ん。

 

面白いぞ、アラカン・コミュニティー。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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ロング?ミディアム?ショート?ギターの「スケール」について

日は、ギターのスケール
ついての
お話です。

 

スケールといっても、音楽理論でいう
スケール(音階)のことではなくて、
もっと物理的なギターの弦の長さのこ
とです。ギターヘッドの直下いわゆる
ナットといわれる部分から、胴体の一
番下の方にあるブリッジサドルとい
う弦を支えるところまでの長さですね。

 

で、このスケールですが、大きくロン
ミディアムショートの3つある
んですね。ロングで648mmミディア
ムで628mmショートが609mmとい
うことになってます(もともとはイン
チで決められているので、若干誤差は
あります)。

 

ロングスケールの代表的なギターは
ェンダーのストラトキャスターやテレ
キャスターミディアムスケールだと
ギブソンのレスポールやSGなど。
ョートスケールではフェンダーのムス
タングなどが代表的です。たまに、
ール・リード・スミス(PRS)のよう
変則的なスケール(635mm)のメ
ーカーもありますが。

で、このスケールが違うと何が違うか
というと、一般に言われるのは長いス
ケールは当然同じ弦でも長くひっぱる
分テンションが強めになる、つまり張
りがきつくなるということですね。こ
れは特にベースでは顕著です(ベース
にもいくつかのスケールタイプがある
んです)。

 

テンションがきつければ硬い音になり
弱ければ柔らかい音になる傾向があり
ます。

 

とはいえ、音に関して言えば、エレキ
ギターの場合色んなエフェクタとか
ンプのセッティングやらピックアップ
の種類やらで変わるので、あまり気に
する必要はないとは思いますが…。

 

それよりも、人によっては気にした方
がよさそうなのが、物理的なフレット
間隔の広さです。スケールが長いと、
当然フレットの幅が比較的広くなりま
すね。これ、手の大きい人にはあまり
気にならないところかもしれませんが、
比較的手の小さい方にとっては、結構
ポイントになるかもしれません。
(追記:手の大きい人もショートは逆
にせせこましくて弾
きづらいとかある
ようです)

 

前に、ギターの物理的な「重さ」が結
構こたえる的な話をしましたが、特に
アラカンがエレキギター買おうってと
は、実はそんな身体的なフィット感
を大事にした方が良い気がするんです
よね。どうしても見慣れた有名な機種
が欲しいとか、好きなアーティストと
同じにしたい、とかそんなことが頭を
よぎることが多いんですが…

 

そうしたフィット感を確かめた上で、
見た目なども気に入れば、ベストなわ
けですよね。

 

ショートスケールのギターを選ぶとな
んだか軟弱に見られるとか思う人もい
るかもしれませんが、好んでショート
スケールを使うアーティストもいます
よ。Charムスタングを使いますし、
渋いところでは、ディヴィッド・T・
ウォーカーバードランドというショ
ートスケールのハコモノギターを永年
使ってました)とかね。

 

て、ことで…

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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標準語と方言とあなたと音楽と

イタリア語はボン・ジョ
ルノとチ
ャオとあとは料理関係
の言葉くらいしか知らないんで
すが……

 

普通イタリア語っていえば一つの言葉
だと思うじゃないですか。でも実は、
色んな方言があるんですよね。日本だ
って北は北千住じゃなかった北海道か
ら南は沖縄まで山ほど方言があるのと
一緒ですね。それを言えば、多くの言
語がそうだと思いますが。

 

イタリア語の場合、ちょっと違うのは、
もっとラジカルにそれぞれの地域の言
葉は「方言」ではなくて独立した「言
語」であると主張する人たちがかなり
いるってことですね。

 

いわゆる標準イタリア語っていうのは、
トスカナ地方(フィレンツェのあたり
すね)の言語の変種であって、あとは
北はピエモンテから南はシチリアまで
それぞれの言語がある、という主張。

 

日本の場合、そこまでの主張はあまり
みられない(アイヌ語と沖縄・奄美地
方を除く)とは思いますが、ここらへ
んの言語と方言の区別というのは、純
粋に言語学的な話ではなくて政治的な
動きなども絡むので、クリアな結論を
出すのはなかなか難しいようです。

 

でね、

 

音楽のジャンルなんてのも、大ぐくり
にまとめることもできるし、細かく違
いをとりたてて強調してジャンル分け
をすることもできますよね。それをど
こまで細分化するかっていうのは、
定版的なルールがあるわけではない
ですね。言語の違いなのか、「なまり」
レベルの差なのかの区別が難しいのと
似ています。

 

そんな「なまり」の違いを研究するの
はもちろんいいことで、それを誰にで
分かりやすく解説してくれる人はあ
りがたい存在だと思います。

 

ですが、実際の演奏の現場でとか、
の演奏を聴いて、その「なまり」をと
りたててああでもないこうでもないと
言うのはどんなもんだろう、と思った
りするのですよ(レッスンの場とかは
ちょっと別かもしれませんが)。

 

普通に会話する時も、個々人に色んな
「なまり」があってもそれをどうこう
いうことはしませんよね。それをやり
だすと言われた人は気分良くないだろ
うし、下手すりゃケンカですよねえ。
だいいち色んな方言が聞けるのは楽し
と思いませんか?

 

音楽の場合、言語の違いのように何を
言っているのか全くわからないという
ようなことはほぼないと思いますしね。
そんな「なまり」が飛び交う中で、新
たな発見があるかもしれませんし。あ
げつらうより、面白がるのが吉、とい
うことかな、と。

 

ただでさえ、シニア男子は上から目線
で口を出すから嫌われるんだ、なんて
ことを言われていることもあるし…あ、
これはまた別の話だ。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

音楽界最大の「出会い物」はブルーノート

回、「出会い物」のお話を
しまして…
日本食の食材の取り
合わせで特に素晴
らしいものに
つかわれる、なんてお話
をいた
しました。

 

でね、

 

一つ思いついたんですが、音楽界最
の出会い物。それはやはり、ブルー
ート
なんではないか、と。

 

もともとアフリカから奴隷としてアメ
リカ大陸につれて来られた人たちがい
たわけなんですが。その人達が昔から
持っていた音階(というか音使い)と
西洋音楽の音階が出会ったことによっ
て、独特な緊張感というか不安定感の
ある音楽が生み出され(つまりブルー
ズが誕生し)たわけですね。その音楽
の特徴的な音使いにブルーノートとい
う名前がついて認知されるようになっ
たということかと思うのですが。

ブルーノートっていうのは、もちろん
ブルーズでよく使われる音(ご承知の
方も多いと思いますが、メジャースケ
ールでいう3度、5度、7度の音がフ
ラットします)なのですが。とはいえ
いまやポピュラー音楽のたいていのジ
ャンルで使われるようになり、もはや
ブルーズの専売特許というわけではな
くなっていますね。

 

ロックにしてもジャズにしても、極東
の島国のJ-POPとかいう音楽にしても、
ブルーノートなくしては成立しなくな
っているという意味で、もはや骨の髄
までポピュラー音楽にしみ込んでいる
といえるでしょう。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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音楽の「出会い物」

本料理の世界に「出会い物」
という
言葉がありまして。季節
の食材で相性
の良い取り合わせ
とか、ちょっと意外
なんだけど、
合わせてみたらすごく相
性が良
い食材の組み合わせを言います。

 

ワカメタケノコを取り合わせた若竹
とか、ブリ大根とか、そんなのがよ
く例としてあげられてますね。おいし
いですよね、ブリ大根。じゅる……

 

それは、ともかく、

 

音楽でも、相性の良い取り合わせとい
うのは色々あって、たとえば楽器どう
しの組み合わせの相性とか、ジャンル
と楽器の相性とか、結構ありますよね。
たとえば、実はピアノとギターという
のはどちらもコード楽器の側面があり
音域がかぶるので、一緒に演奏するの
は結構神経を使う側面があったりしま
す。

 

ジャンルについていえば、たとえば
ャズのコンボというのはたいていリズ
ム隊にピアノかギターそれにサックス
やトランペットの管楽器というのが
準的な組み合わせですよね。ジャンル
特有の楽器なんてのもあって、ラテン
パーカッションとか、ハワイアンには
ウクレレとか、それぞれのジャンルを
特徴づけていますよね。

でも、実は面白いのは、そんな常識的
な相性の良さや問題点を超えたところ
で、意外なアンサンブルの妙が生まれ
たりする時だったりします。そんな時
は、「あーこれは出会いもんだなー」
なんてことを思ったりするのですね。

 

たとえば、ジャズのミュージシャンが
ロックやファンクと出会ってフュージ
ョンが生まれたとかいうのは、かなり
大掛かりな出会い物でしょうか。

 

そんな大げさな話じゃないですが、音
楽やっていて、出会い物的な体験をす
るのは、やはりジャム・セッション
場にいるのが確率高いんじゃないか。
なんてことを思うのですが、いかがで
しょう。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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続・パワーコード禁止法

前回の続きです。今回もフィクショ
ンですよ)
「はい?」俺は、ちょっとび
くびくしてインターフォンに応え
た。誰だ?

 

「私です」弁護士の声がした。

 

俺は少しほっとして、解錠のボタンを
押した。とはいえ、アポイントメント
は明日のはずだ。何かあったのだろう
か?

 

「大丈夫でしたか?」俺がドアを開け
ると、弁護士は回りを見渡しながら入
ってきた。

 

「どうしたんです?」

 

ニュース見ていないんですか? 何
か起こるとしても、私がいた方がいい
でしょう?」

 

「何もないですよ。私はパワーコード
なんて弾いてないです。大体、ここの
ところジャズとかフュージョンとか
っち系のしか弾いてないです。パワー
コードを弾くような音楽じゃない」

 

「そうですか……。ならいいんですが。
でも警察が動いているのは間違いなさ
そうですよ」納得しているようには見
えなかった。

 

「それにしても、この禁止法だの規制
法だのでのロックいじめの連続は異常
ですよ」俺は話を変えた。

 

「なんでも次はAとEのキーでの演奏
規制したいようですが、さすがにイ長
調やホ長調の曲はクラシックにもある
から、といわれてペンディングになっ
てるらしいですね」

 

「茶番だ……」

 

そんな話をしていると、またインター
フォンが鳴った。

 

「まいどー○○署です」聞きなじみの
ある刑事の声がした。出前じゃあるま
いし。軽い奴だ。

 

「いやー、青井さん、やっちゃいまし
たねー」刑事は入ってくるなり切り出
した。「署までご同道願いましょうか」

 

「何言ってるんですか。私はここのと
ころ……」

 

「ジャズやフュージョンしか弾いてい
ない、でしょ? 国家権力をなめちゃ
けませんなあ

 

「え?」

 

「例えば、この『枯葉』ですが」と言
って刑事はICレコーダをとり出した。
この前やったセッションの音がした。

 

「ここ。あなたは、ソリストが盛り上
がる陰にかくれて、こっそりとパワー
コードでバッキングしてますね」

 

脇の下に汗が噴き出してきた。

 

「それから、こちらの『モーニン』
同様です。それからこのFeels So
Goodではベースンペー、ンペー、
ンペー、ンペー、ぺぺぺというのに悪
乗りしてパワーコードかぶせてますね」

 

「そ、それは……」

 

「青井さん、しゃべったらダメです!
やはり私がいてよかった」刑事が来た
と知ってキッチンに隠れていた弁護士
が出てきて言った。

 

俺は、椅子に腰を下ろした。弁護士の
存在に気がついた刑事が急に不機嫌そ
うになって言う。

 

「まあいい、逮捕状が出ています。署
まで来ていただけますね?」

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

(繰り返しますが、このお話はフィク
ションです。登場する人物は現実とは
無関係です 笑)

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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パワーコード禁止法!?

(今回のお話はフィクションです)
「もしもし青井です。只今
にしております。発信音の
後30秒以内でご要件を……」

 

電話が鳴ったのだが、俺は留守電が応
対するのにまかせたのだった。

 

「もしもし〇〇テレビですが、今ネッ
トで流れている、青井さんがパワーコ
ード禁止法違反で近々逮捕される、と
いう噂についておきかせいただきたい
と思いお電話しました。また改めてお
電話いたします」

 

そう言って相手は電話を切った。

 

ネット?

 

俺はラップトップのコンピュータを立
ち上げた。ブラウザを開き、ネットの
ニュースサイトにアクセスした。そこ
には、

 

「AOI氏、今度はパワーコード禁止法
違反で逮捕か?マイナーペンタ規制法
違反での執行猶予判決から6カ月」

 

という記事がトップにあった。

 

「……」

 

俺は自分のブログにアクセスし、管理
画面を開いた。新規の投稿を打ち込む。
************
はいはい。みなさん。落ち着いて。
間違いですよ。
詳しくは、書けませんが、
先日僕の方から被害届けを出したので

す。

 

そしたら、逆に疑われてしまいまして。

 

何の問題もありません。

これから、弁護士と話をいたします。

 

パワーコードは、弾いてません。

100%ありません

 

ギターを週に2回も乗っ取られ、
低音の3弦しか音が出なくなってしま
いました。普通にコードを弾いても、
パワーコードに聞こえてしまっていま

した。

 

とにかく驚いています。
もし、科研が調べたのであれば、無実

は証明されているはずです。

 

尿から、パワーコードの反応が出るわ
けなんてことは、あるわけがないので

すから。

 

これは、マスコミのフライングです。

 

AOI
************* 
入力が完了すると、投稿のボタンを押
し、俺はラップトップを閉じた。

 

なぜパワーコードを禁止したのか、意
味が分からない。そのうち暴動になる
ぞ。すでに、いろんなライブハウス
大小たくさんのもめ事が起きていると
いうことだ。うちの回りにも、このと
ころ警察の人間の気配が絶えたことは
ない。

 

弁護士によればテレキャスター警察
かぎ回っているということだ。G&Lの
テレも取り締まられるんだろうか。
ェンダー創業者の設計でも?

 

「もう訳がわからん」

 

俺はつぶやいた。気晴らしでもしたい
が、執行猶予中の身としてはへたに出
かける訳にはいかない。昼寝でもする
か……

 

そこに、玄関のインターフォンが鳴っ
た…
……続きます  ( ̄▽ ̄)

 

(くりかえしますが、フィクションで
す)

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「脳トレ」に音楽?

れまでにも何度か、レコー
ドとかカ
セットテープといった
「アナログ」な
メディアが死ん
ではおらず、逆に伸び
を見せて
いるようだ、というようなこ

について書いたりしました。

 

今の世の中、そうしたデジタルとアナ
ログの間を簡単に橋渡しする機材も安
価なものが色々出てきていますね。以
前はいちいちデジタイズ用のインター
フェースを介さないとつながらなかっ
たカセットプレイヤーやレコードプレ
イヤーも、最近ではそうしたPCやス
マホへの取り込みを前提に、それ用の
インターフェースを持ったものが販売
されていますね。カセットプレイヤー
なんて数千円で売っています。

 

で、これも前に書いたのですが、そう
したアナログな機器で音楽を聴くとい
う行為は、その操作により多く身体を
使う必要
があるので、音楽の演奏に近
ものがあると思うのですよね(DTM
とかそういうのは一旦除きます)。
ーディオなんてものも、高級になれば
なるほど、聴く側の身体的な関与を要
求するんじゃないでしょうか?

 

というわけで、そうしたアナログな音
楽鑑賞(語感が古いですが。履歴書の
趣味欄かよ w)の身体性は、なかなか
捨てがたいものがあるのでは、と思う
のですね。

 

そして、

 

われわれアラカン世代から見ると、こ
うしたアナログな「身体操作」「脳
トレ」的な意味もあって、より軽視す
べからざるモノがある気がするのです。
だとすれば、「音楽演奏」の身体性の
脳トレ効果はなおさらではないか。

 

そういえば、

すこし前に、フラメンコギター奏者
池川寿一さんの、フラメンコの超入門
講座的なものに参加させていただく機
会がありまして。そこでフラメンコ
特の12拍子のリズムに対応するのに
体と脳みその両方に汗かくようなそん
な体験をさせていただきました。日本
にはない3拍子と2拍子の混合したリ
ズムなんですね。

 

音楽を通じて、脳と身体を健全に保つ
というテーマは、なかなか魅力的なも
のですよねー。

 

練習しよ。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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IMG_1851

 

7thコードと「音楽の悪魔」?

回コードの3度の音はその
コードの性格
を決める音だなん
てお話をしまして。
その最後に
7度の音もかなりコードの
性格
に影響するよ「メジャー系のコ
ドでは特に」と書きました。

 

「メジャー系のコードでは特に」?

 

…なんでメジャー系のコードだけ、な
んでしょうか?

 

それには、「トライトーン」なるもの
が影響しているんです。日本語に訳す
「三全音」全音3つ分の開きのあ
る音程を言います。度数でいうと「減
5度」あるいは「増4度」という音程
になります。

 

このトライトーン、西洋中世の音楽に
おいては、とても評判の悪い音程だっ
たそうで、教会音楽などでは忌み嫌わ
れていたそうです。「音楽の悪魔」
まで言われたとかどうとか(笑)。
スメタル
かよ。

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ま、たしかにピアノなどで鳴らしてみ
るととても不安定な音程なのがわかり
ます。不安定ということは、つまり次
より安定した状態に「解決」したく
なる響きということですね。

 

で、いわゆる7thコード(C7とかG7と
かいうコード。メジャー7thコードで
はありません)の3度と7度の音の音
程がこのトライトーンなんですね。7th
コードが不安定で、安定したコードに
解決したくなる響きなのは、こんなこ
とも関係しています。

 

単なるメジャーコード(CとかDとか
何もつかないコード)と7thコードで
は性格が変わってきてしまうのです。
とくにキーの主和音(トニックコード)
などの場合は。つまりキーCの場合、
単なるCメジャーコードとC7コードで
はコードの働きが変ってしまうのです。
(これに対してCmaj7やC6といったコ
ードは「機能上」Cメジャーコードと
同等です)。

 

ところがマイナー7thコードの場合は、
3度の音と7度の音の音程差はさらに
半音分離れているので、トライトーン
ではなく、完全5度の音程なんですね。
なので、キーCmでは、Cmコードと
Cm7コードは、「機能的には」違いが
ない、ということになるのです。

 

もちろん、微妙なニュアンスには影響
するので、7度の音に意味がないとい
うことではないですが。細かいことを
語り出すとキリがないので、今日はこ
までということで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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「コード感」を支える○○の音

回はパワーコードのお話を
しました。
つまりルート(根音)
と5度の音だけ
で出来ているコ
ード(?)ですね。

 

逆に言えば普通のコードから見ると、
3度の音が省略されたコードなわけで
す。かわいそうにねえ、3度 (ToT)

 

…て、まあ、ロックのギターバッキン
などの場合、あの音域で、歪ませた
ギターで例えばルートと3度を一緒に
弾くと、音が濁ってしまって大変とい
うのはありますが。同時に弾くならオ
クターブ上げて10度とかにせざるをえ
ないとは思いますけどね。

 

それは、ともかく。

 

そうやってロックのバッキングでは往
々にして省略されてしまう3度の音で
すが、実はコードの性格を決めるのは
この3度の音なんですよね。図をごら
んいただければ分かりますが、メジャ
ーコードとマイナーコードの違いはこ
の真ん中の3度の音が半音高いか低い
かの違いなわけです。

fb%e7%94%a8-225

ジャズなどでは、5度の音は省略して
もなるべく3度の音は弾くようにする
のが普通です。

 

なので、よく「コード感」のあるソロ
を弾くなんてことを言いますが、そん
な時のポイントになるのが、この3度
の音なのですね。ソロを弾く時に、各
コードの3度の音を意識して弾くと、
自然とコード感が強調されることにな
ります。

 

ソロを弾く時に、いきなりあれもこれ
もと音を詰め込もうとせずにまずはこ
3度の音をつなげていくような流れ
を作ると良い結果になりやすいですよ。

 

1音だけじゃなー、とお思いでしたら、
プラスして7度の音を加えると良い
思います。メジャー系のコードでは特
この7度の音が半音高いか低いかで
コードの性格が変わってきますからね。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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パワーコードはコードなのか?

ワーコードっていうものと
いうか、まあコード(?)があ
りまして。ハー
ド・ロックでの
ギターのバッキングなどによく
使
われるんですね。

 

なので、ロッカーの皆さんにはおなじ
かと思います。パワーコードという
名前は知らなくても、弾いたことのあ
る人は多いでしょう。

 

だいぶ前に、芝さんという人のセッシ
ョンでブルーボッサというジャズ(ボ
サノバ)のスタンダードをパワーコー
ドで無理やり弾く、というのをやらさ
れまして(笑)その動画がありますの
で、イメージをつかんでいただくため
にご紹介しましょう(ソロを弾いてい
るのが芝さんです)。
▼▼▼

 

原曲をご存じのかたは笑うか怒るかど
っちかのような気がしますが、まあ
れもご趣向ということでご覧ください
ね。

 

で、

 

このパワーコードというのは、どのよ
うなものかというと、
【ルート(根音)と5度の音だけでで
きているコード】
…なわけです。つまり2つの音だけで
出来てるんですね。これってコードな
んですかね?

fb%e7%94%a8-224

コードというのは普通最低3つの音か
ら出来ているものなんですね。1度
ルートあるいは根音といわれます)
3度5度の音が積み重なっているわ
けです。Cのメジャーコードなら、そ
れぞれC(ド)とE(ミ)とG(ソ)で
すね。それが、Cのパワーコードなら
CとGだけというシンプルさ

 

コード(和音)というのは3つ以上の
音が積み重なったもので、2つのとき
はダブルストップ(重音)というんじ
ゃなかったっけ?とか思うんですけど。
現実には、最初から終わりまでほとん
どパワーコードで演奏される曲なんて
山ほどありますしね。

 

それがロックだ、といわれればそれま
でなんですが。ルートの3度上の音が
不憫ですね(笑)まあ、音の抜けの問
題とかでね…。

 

ちょっと続きます。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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アラカンギタリスト事情?

前も、アラカン世代がセッ
ショ
ンなどで演奏するにあたっ
て、若い頃
とは違った問題に遭
遇する話を書きま
した。その時
は具体的には「視力」
ついて
のお話でしたね。

 

つまり、「老眼」楽譜見えない
ということで、そんなシニアのための
メガネとか、楽譜をA3で出さなきゃ
か、そんなお話でした ( ̄▽ ̄)

 

とはいえ、もちろん、音楽の演奏にま
つわるアラカン世代の問題は、それだ
けではありません。よくありそうなの
は、脚や腰とかにまつわる問題ですね
ー。腰が痛いとか、五十肩だとか、膝
が…、とか。年取ると色々出てくるわ
けです。

 

そうするとですね、結構効いてくるの
が、ギタリスト的には(ベーシストも
そうでしょうけど)

 

楽器の重さ

 

…なんですよね。やっぱり軽いほうが
いい。重たくてソリッドなエレキギタ
ーは、どうしても敬遠したい。私も
レキャスター持ってますけど、やっぱ
り、出番はだいぶ少ないです。

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で、よく使ってるのは、写真にあるよ
うなレスポールタイプのギターなんで
すが、実はこれ、「フルアコ」なんで
すね。つまり中は全くの空洞。センタ
ーブロックもなし。なので、

 

とても軽い

 

…わけです。本家のレスポールを愛す
るロックな人からは批判を受けそうで
すが。

 

でもね、実はソリッドギターの代表と
思われているレスポールにも、「ウエ
イトリリーフ」とよばれる工夫がなさ
れているモノがあるんですよ。

 

こちらのブログ記事を見ていただけれ
ばわかりますが▼▼

 

ボディーの木材を外から分からないよ
うにくりぬいて、重さを減らしている
わけです。

 

やはり、ギ○ソンにも軽量化のリクエ
ストがいろいろ来たんでしょうねー。

 

…て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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フレーズを歌う、ように弾く

イルズ・デイヴィスってい
うジャズ
のトランペッターがい
まして。…とい
うか、いたんで
すが。1991年の9月28日
に亡
くなっているので、没後25周
年を
過ぎたということになりま
す。

 

当人は単純にジャズ・ミュージシャン
とくくられることはいやだったようで
「ジャンルというヤツは嫌いだ。そん
なもの、音楽には関係ないだろう」
か言っていたらしいんですが。まあ世
の中的にはジャズ界の巨人として知ら
れていますよね。

 

それから、今もマイルズの言葉を引用
しましたけど、この人はいろんな「名
言」を残したことでも有名で、世の中
に伝わっているジャズマンの「名言」
の90%はこの人が言っている、という
ことになってます。…というのはウソ
ですが(←オイ)この人の言葉がたく
さん引用されてるのは事実で、ネット
でちょっと検索すればぞろぞろ出てき
ます。

 

で、そんなマイルズの言葉の中で、
が好きなのは次のようなモノでして…

 

「オレは、地球上で最高のサウンドは
人間の声だと思っている。だからシン
ガーが歌うようにトランペットを吹い
ている」

 

マイルズがフランク・シナトラの影響
を受けている、というのは割と有名
話ですが、それ以外にも色んな歌手の
歌を聴いて自分のソロのインスピレー

ションにしていたという話です。

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楽器の練習をするときも、実はその楽
器を弾くミュージシャンばかりを参考
にするだけでなく、シンガーの歌を聴
いてソロを弾く参考にしてみてはどう
か?われわれにとっても有効な練習法
ではないでしょうかね。

 

私もジャズ・ボーカルが好きなので良
く聴くんですけど、そんなジャズやそ
れ以外のジャンルでも、シンガーの歌
に合わせたり添わせたりするように楽
器を弾いてみるということをときどき
してみたりします。

 

ピンとくるようであれば、参考にして
みてください。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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「音楽を皆と合わせる楽しさが実感できました」

回も、前回に引き続き「ア
ラカン・セッション
入門講座」
からのレポートです。

 

前回も書きました通り、この講座は
器の経験は少し(あるいはたくさん)
あるけれど、セッションの経験は全く
(あるいはほんの少し)しかないとい
う方を対象に、セッションの考え方や
基礎をお伝えし、実際に音でのコミュ
ニケーションを体験していただこうと
いうコンセプトで企画・実施いたしま
した。

 

今日は、その入門講座にご参加いただ
いたTYさんご感想をご紹介いたしま
す。

 

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*************************
【お名前】TY 様

 

【お住まい】東京都

 

【ご職業】会社員

 

【年代】40代


【楽器】
ドラム

【そもそもなぜこの講座に参加されま
したか?】
アドリブの難しさ、セッションの楽し
を体感したかった。


【参加してみて感想はいかがですか?】

百聞は一見にしかず。音楽を皆と合わ
せる楽しさが実感できました。


【講師についての印象をお聞かせくだ

さい】
説明がわかりやすく、適切なアドバイ
がもらえ、モチベーションが上りま
した。

【このセッションをお勧めしたい人は
どのような方ですか?】
アウトプットとインプットのバランス
に悩んでいる、音楽に興味のある人。

*************************
まだ40代でアラカンというには少々お
若いTYさんですが、セッションの経験
はほとんどないが、今後音楽を楽しん
でいきたいというご希望でしたので、
ご参加いただくことに。ドラミングの
パターンなどはちゃんとされていて、
ほとんど問題なく思われました。

 

当日は、ストーリー展開に合わせたパ
ターンの使い分けセッションでのコ
ミュニケーションのポイントや基礎的
決まりごとなどの知識をお伝えし、
3時間の講座の最後には、しっかり
ッションのドラミングをしておられま
した。

 

TYさんはその後、アラカン・セッショ
ンにもデビューされました。お忙しい
スケジュールをご調整いただき、ご参
加いただきましてありがとうございま
した。

 

今後もこのような講座を企画・実施し
たいと思いますのでどうぞお楽しみに。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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「他の楽器とのコミュニケーションのやり方が分かってきました」

月「アラカン以上限定ゆる
ッション」というのを開催し
てい
るのですが、「ゆるセッシ
ョン」
とは言いながら、まだ敷
居が高い
と思っておられる方も
多いのかな
と思い…。「アラカ
ンセッシ
ョン入門講座」という
のを開催した時のお話です


楽器の経験は少し(あるいはたくさん)
あるけれど、セッションの経験は全く
(あるいはほんの少し)しかないとい
う方を対象に、セッションの考え方や
基礎をお伝えし、実際に音でのコミュ
ニケーションを体験していただこうと
いうコンセプトで企画・実施いたしま
した。

 

今回は、その入門講座にご参加いただ
いた北ノ間さんご感想をご紹介いた
します。

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*************************
【お名前】北ノ間 俊和 様

 

【お住まい】東京都

 

【ご職業】会社員

 

【年代】50代

 

【楽器】キーボード

 

【そもそもなぜこの講座に参加されま
したか?】
入門講座ということで自分にも参加で
きるかなあと思って参加しました。

 

【参加してみて感想はいかがですか?】
他の楽器の方とのコミュニケーション
のやり取りが少しずつ分かって楽しく
なってきました。

 

【講師についての印象をお聞かせくだ
さい】
初心者に対して分かりやすくていねい
に説明して頂き、またそれぞれに合っ
た内容にて進めて頂いたと思います。

 

【このセッションをお勧めしたい人は
どのような方ですか?】
音楽のアウトプットの方法が分からな
い人に良いと思います。
*************************

 

セッションやバンドの経験がほとんど
ないとおっしゃっていた北ノ間さん
最初のうちは、おそるおそる音を出し
ていらっしゃるようでしたが、次第に
確信がもてたのか、しっかりとした音
へと変化して行きました。最後は、セ
ッション・スタンダードでもある
タンド・バイ・ミー」のセッションで
堂々と弾き切りました。

 

残念ながら時間の関係で演奏していた
だくことが出来ませんでしたが、キー
ボードの他にもウィンド・シンセサイ
ザーも演奏されるとのこと。次回はそ
ちらでもセッションしたいですね。ご
感想ありがとうございました。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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足りない…(後編)

んにちは、青井明でごさい
ます。
前回
の続きでございまし
て…

 

幽霊が出るという格安アパートを無理
やり借りる交渉をして、お試しにこぎ
けた、自称デスメタラーの男のお話で
ございました。部屋に荷物を置くと、
当面の買い出しに出かけまして、部屋
に戻れば、日はもう暮れております。

 

買ってきたビールをプシュッと開けま
して…

 

「あー、助かった。部屋が借りられそ
うで、よかったよかった。なんたって
格安だからな。これで彼女のご機嫌と
らなくても居場所が確保できるし。気
楽でいいや。まったくちょっとライブ
に来てた子とLINEやってたら逆上しや
がって…。まだ手を出してもいないの
さ…」

 

勝手なことをいって、ビールを飲み干
し、2缶目を開けます。

 

「しかしなー、まったく幽霊とか馬鹿
言ってんじゃないよ。ベース弾きがラ
イブでちょっとばっか失敗したのを気
に病んで、そんで病気になって死んじ
ゃった?どんな虚弱体質だよ。俺なん
かどんな間違いやったって平気な顔し
てるけどなー」

 

そんなことを一人でぶつぶつ言いなが
ら飲んでいるうちにいつの間にか、買
ってきた6缶パックは空になってしま
い、時刻は真夜中過ぎでございます。
昔でいう丑三時…

 

「さて、と…」

 

男は持ち込んだベースをケースから取
り出しました。

 

「来週のライブの曲の練習でもするか
な」

 

この男、男女関係にはだらしないんで
すが、練習は真面目にやるんですな。
バンドマンにはよくあるタイプですが

 

で、こうベースを構えた。…その時、

 

「え?お、おおお?」

 

背中に悪寒が走ります。それとともに
何かが身体の中に入ってきた感覚を覚
えました。両手が自分の意志では動か
なくなっておりまして、左手の薬指は
ベースの3弦3フレット上に、ぴたり
と、こう吸い付くように置かれて動か
せません…

 

悪寒が去ると、今度は何かまるで生暖
かいゼリー状のもので全身が包まれて
いるような感覚に襲われ、身体の自由
がききません。そして、いきなり耳元
でバンドの音が聞こえてまいります…。

 

これが、しかしいつもやってるバンド
の音じゃない。そもそもBPMが違い過
ぎる。かなりゆったりしておりまして…

 

「しかし聞き憶えはある 。そうか!」

 

思い出しました。これはいわゆるカノ
ン進行とよばれるコード進行でごさい
まして。バロック時代にルーツを持ち
現代でも様々な曲で使われております
…(ここんとこ、話が少々説明的なの
はご容赦ください)

 

ループしたコード進行が頭にもどった
とき、男の手が動き出します。Cから
B、BからAそしてG…スケールを下
降していくベースラインクリシェ。男
の意志とは全く関係なく、両手が動い
ております。

 

F、E…まできたとき男の頭に衝撃が
走り、耳元で声が!

 

「あああああああ違う!これは5弦ベ
ースじゃなく4弦ベースじゃないか!
5弦がないと下のDを弾くことができ
ない!」頭の中の声が叫びます。

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「1本足りなああああああい!」

 

力を振り絞って手に持っているベース
を見ると、なんとしたことか、間違え
彼女の家から自分のではなく彼女の
ベースを持ってきてしまったようでし
て、そこにはショートスケールのピン
クのベースが…

 

「1本足りなああああああい!」

 

「おおおお、おいおい、なぜそこまで
下のDを弾くことにこだわる?オクタ
ーブ上にいけばいいじゃないか?」と
男は口に出そうとします。が、

 

「そんなのはいやだああああぁ」

 

耳元の声が叫び返してきます。

 

「ふ…真面目なんだな…」

 

次第に意識が薄れて参ります…

 

「嫌いじゃないぜ、そういうの…」

 

「おれのベースならいつもダウンチュ
ーニングしてあるから下のDまで弾け
…たん……だが…」

 

(暗転)

blackout

 

…では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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足りない…(前編)

んにちは青井明です。本日
またし
ょーもないお話におつ
きあいいただき
ますが…

 

「すみません、こんちは」

 

「はいはい、なんでしょう?」

 

「こちらのミュージシャンOKのアパ
トに空きがあって、なんでも格安
と聞いたんで、お借りしたいんですが」

 

「あー、あの部屋ね…。あなた、楽器
お弾きになる?」

 

ベースやってます」

 

「ベースね…。悪い事は言わない。あ
の部屋はおよしなさい」

 

「えー、なんでですか?」

 

「あの部屋にはね、出るんですよ

 

ゴキブリかなんか?」

 

「そう焦げ茶ででかいやつ…。じゃな
くてね」

 

ハクション大魔王?」

 

そう呼ばれて飛び出てジャジャジャ
…ておい!そうじゃなくて幽霊ですよ
幽霊。あの部屋に前に住んでた人がね、
ライブで失敗したのを気に病んで、ホ
ントの病気になってそのまま死んじゃ
ったんですよ。でね、無念のあまり成
仏できないらしくて。それに、その人
ベーシストだったんですよ。なんで
も、夜になると何かが『足りない…』
とかいう声がどこからともなく聞こえ
てきて、部屋の住人がとりつかれたよ
うになって眠るどころじゃないんだそ

うですよ」

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「えー、でもねえ、彼女に部屋追い出
されちゃって、住む部屋すぐに見つけ
たいんですよ。格安じゃないとやって
いけないんです。お願いしますよ」

 

「祟られますよ、あなた」

 

「私これでもね、デスメタル・バンド
やってるんで、毎日死体だの、地獄
のって歌うたってますから。大丈夫で
すって」

 

「困った人だな…。わかりました。じ
ゃこうしましょう」

 

「そうしましょう!」

 

「まだ何も言ってない」

 

「どうりで何も聞いてない」

 

「…あのね…あなた今夜一晩あの部屋
に泊まってごらんなさい。それで、朝
まで何ごともなく過ごせたなら、正式
にお貸ししましょう」

 

「わかりました!そんな幽霊なんてね
デスメタラーには通じないことを証明
してみせますよ。じゃあ、部屋に入ら
せてもらいますねー」

 

…なんてことがありまして、この男、
早速自分の楽器をかかえて、部屋の鍵
をふんだくるとそのまま部屋に入りま
した。そのまんま日が暮れて、いつの
まにやら夜中の12時を過ぎたころ…

 

続きます  ( ̄▽ ̄)

 

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