以前、語学に関するコラムの
ようなものを読んだのですが。
その中で、たとえどんなに外国語の文
法とか単語の知識を身につけたとして
も、母国語でない言葉を理解するのが
難しい場合がある。それは、コンテク
スト(文脈)が理解できていないから
だ。
法とか単語の知識を身につけたとして
も、母国語でない言葉を理解するのが
難しい場合がある。それは、コンテク
スト(文脈)が理解できていないから
だ。
……といったことが書かれていました。
そこでは例として、アメリカでは小学
生の親は子供を学校へ車で送るのが普
通なので、「小学生の子供がいる」と
結構毎朝大変なのだろうという共通認
識があるが、日本の普通の親にはそこ
がわからないので的確な反応ができな
い、というのがあげられていました。
生の親は子供を学校へ車で送るのが普
通なので、「小学生の子供がいる」と
結構毎朝大変なのだろうという共通認
識があるが、日本の普通の親にはそこ
がわからないので的確な反応ができな
い、というのがあげられていました。
なるほど。
別の例を考えてみましょうか。
たとえば、たとえどんなに日本語が上
手な外国の人でも、紅白歌合戦という
ものが日本人にとってどんなものかと
いう文化的コンテクストがわからなけ
れば、なぜ男女別に分かれたポピュラ
ー音楽の対抗戦に、マスコミがあれほ
ど注目するのかはわからないでしょう。
(まあ、最近は日本人でも紅白に興味
のない人も多いとは思いますが)
のない人も多いとは思いますが)
あるいは、アメリカンフットボールの
ことを知らなければ、なぜ全米が2月
の第一日曜日にあれほど大騒ぎするの
かもわかりませんよね。(つまりスー
パーボウルの日だってことですね)
ことを知らなければ、なぜ全米が2月
の第一日曜日にあれほど大騒ぎするの
かもわかりませんよね。(つまりスー
パーボウルの日だってことですね)
そして、音楽でいうと、同じFメジャ
ーというコードがあったとしても、キ
ーがFのときと、Cのときと、Gのと
きとDのときでは、その意味あいや響
きが違ってきますよね。
キーFなら、そのキーの中心となるい
ちばん落ち着くコードってことになり
ますし、キーCだとしたら盛りあがっ
た感じ、キーGならスケールから外れ
た音があるのでさらに盛りあがった感
じ、キーDならもっと……なんていう
ふうに。
同じコードが曲の「文脈」で響きが変
わるわけですね。
まあ、音楽の場合は、耳で聴けばその
違いがわかるはずなので、言葉や文化
の問題よりは理解はしやすい……はず
なんですが。
そのはずなんですけどね……。
て、ことで。
では、また ( ̄▽ ̄)
お読みいただきありがとうございま
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