○○○○にもペダル?

ドミナントペダルの話を
しました
が。

 

復習すると、ベーシストが、コード進
行にかかわらず曲のキーのドミナント
コードのルート音(ナンバリングシス
テムでいうと5の音ですね)を弾き続
ることを、ドミナントペダルといいま
す。

 

そうすると、全体が盛り上がるわけで
すね。ジャズのベーシストなどがアド
リブで曲の進行を盛り上げるときに使
うテクニックなんですが。

 

で、今日はちょっとその補足といいま
すが、そのドミナントペダルのちょっ
別の使い方というか応用というか
そんなお話でございまして。

 

どういう使い方かというと、

 

曲のイントロで使う

 

ということなんですが。

イントロというのは曲のクライマック
スというわけではありませんが、曲の
入口で聴く側を引き込むために、まず
ある程度盛り上がりたい、という気
持ちが働くのでしょう。そんな時に、
事前の決め事として、ドミナントペダ
ルを使うということが結構あります。

 

たとえば、こちらの動画をご覧くださ
い。チャーリー・パーカー「コンフ
ァメーション」という有名な曲ですが、
イントロを聞いていただくと、いきな
りドミナントペダルが使われているの
がわかります▼▼▼

 

これ実は、この「コンファメーション」
という曲のほぼお決まりのイントロ
んですね。ジャムセッションなどでは
多くの場合、このイントロが出てきま
す。

 

このようにお決まりのイントロもあり
ますし、アドリブというかその場でペ
ダルで始めようという相談をして決め
ることもあります。

 

たとえば、よくある「I-VI-II-V」の進
行をイントロにしたとしても(キーC
なら Cmaj7-A7-Dm7-G7 とかですね)
ここのベースをすべてGのペダルで弾
いてしまうと、あら不思議、なんかそ
れらしくなるんですね(←それってな
んだよ)。

 

さらには、もっと曲のアレンジ的に使
われることもあります。こちらの動画
マイルズ・デイヴィスの「いつか王
子様が」ですが、イントロからベース
のペダルが続き、テーマに入ってもそ
のまま続いてBメロの手前まで使われ
ています▼▼▼

 

ジャズの曲などを聴くと、そんな具合
にドミナントペダルが使われているの
に出くわすことがあります。コルトレ
ーン“Moment’s Notice” なんかに
も使われていますので、ご興味のある
方は聴いてみてください。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

盛り上げたいときのペダル?

ャムセッションでソリスト
がソロを
取るときのことは色々
書いてますが。

 

で、そんなときにストーリー展開を考
えましょうね、なんてことも度々書い
てきました。落ち着き・盛り上がりの
展開ですね。

 

基本的なパターンとしては、静かに
ち着いた感じで始めて、次第に周囲を
あおる感じ(周りからあおられること
もありますが)になり、最終的にガツ
ンと(曲にもよるけど)盛り上がって
終わり、はい次の人。なんていう感じ
ですね。

 

ただし、このストーリー展開ソリス
ト1人で作るものではありません。上
の書き方を見てもわかると思いますが、
バンドの他のメンバーとの共同作業
達成されないと、アンサンブルという
感じになりませんね。

 

そんなわけで、ソリストが周りとコミ
ュニケーションを取って、盛り上がる
タイミングを合わせたりする必要があ
るし、周りもソリストの意図をくみ取
って演奏のパターンを変えたりする必
があるわけですね。特にドラマーと
のやり取りは重要なわけですが。

 

そんな陰で、地味に縁の下の力持ち的
支えているベーシストなんですが。そ
ベーシストが主体となって盛り上が
りを生み出す技があるんですね。それ

 

ドミナントペダル

 

というモノなんですが。

ペダル?はい、そこのギタリストの方
エフェクターのことではありませんよ。
音楽用語で、正式にはペダルポイント
というのですが、コードが変化しても
同じ音をずっと弾き続けることをいう
んですね。

 

で、ドミナントペダルというのは、そ
キーのドミナントコード(V の和音)
のルート音をずっと弾き続けること
いいます。キーがCならGの音になり
ますね。キーがFならC。さて、キー
がAなら何でしょう?(*答えは一番
最後に)

 

このドミナントペダルベーシストが
いちばん使うことが多いと思いますが
(あとはピアノの左手とか、オルガン
のフットペダルとかですかね)、これ
をやると曲の進行が盛り上がるので、
アドリブソロのガッツリ盛り上がると
ころによく使われるのですね。

 

ベーシストとしては、曲の盛り上がり
を主体的にコントロールできる重要な
テクニックでもあるわけです。ただし
使いどころに注意は必要です。まだソ
リストが暖まってない時からこれを使
うとちぐはぐになりますし、一旦使う
と、やめた途端に盛り上がり感がなく
なりますし。

 

ジャズなどではとてもよく聴かれます

ので、チェックしてみてください。

 

*ちなみに、キーAの時のドミナント
のルート音はです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

指板の音がわかる! と思ったときの落とし穴?

るとき、あるセッションで
ベーを弾くことになりまして。

 

私、ベースは時々弾くことは弾くんで
すけど、メインはギターなのであくま
でサブ楽器なわけです。なので、ベー
スでアドリブソロを弾くなんて話にな
ると、

 

指板上の音がちゃんと把握しきれてい
ない

 

……わけです(よく考えればもちろん
わかるんですけど、とっさには難しい
ということです)なので、限られた
でソロを弾くことになるわけですが。

 

でも、案外それが良かったりするんで
すね。どういうことかというと、音数
を絞らざるをえないので、その分、他
のプレイヤーとのコミュニケーション
に脳のパワーを振り向けられるのです。

 

あと、(これはギターでももちろん言
えるのですが)指板上の広い範囲で音
がある程度把握できたりしていると、
どうしてもその音をなるべく下から上
まで使ってやろうという妙な「色気」
が出てしまったりもするんです。

もちろん指板の上を自由に飛び回って
演奏できるのは素晴らしいことでは
のですが、弾き気が出すぎてセッシ
ョンで重要な他のメンバーとのコミ
ニケーションがおろそかになる危険
あるんですね。

 

で、

 

アドリブセッションの経験がなかった
り、初心者だったりする方には「ドと
レの2音から始めましょう」とお伝え
したりしているわけですが。

 

とはいえ、いつまでもずっと2音だけ
でやりましょうということもないので、
次第に使う音数を増やしていくことに
なります。ただ、その時に、必ず言う
のが、

 

3音(4音でも5音でも一緒)使える
からといって全部使わないといけない
ということではないですよ

 

……ということなんですよね。

 

真面目で、上達の意欲の強い人ほど
べての音を使うことをマスターしてや
ろうという「弾き気」が勝ってしまい
やすくなりがちなんですね。でもそう
するとパラパラとした手癖フレーズに
なりやすくて、他のプレイヤーとのコ
ミュニケーションという観点が抜け落
ちやすくなるわけです。

 

そんなわけで、超初心者でも、それな
りに弾ける人でも、似たような落とし
穴はあるのだよなあ、というお話でご
ざいました。お気をつけくださいね。

 

※もちろん、指板全体を使えるように
なる練習はしない方がいい、というこ
とではありませんので、お間違えなく。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

ぶつかる人、避ける人

近、街を歩いていると、
ざとぶつかってくる人が増えた
という話をときどき聞きます。

 

とくに女性めがけて突っ込んできたり
とか、そんな事例が多いという話もあ
りますね。いやな話ですが。地域差も
あるという説もあり、私も実際に遭遇
したり目にしたりしたことはなかった
のですが。

 

しばらく前に、地下鉄の駅に向かう
下道を歩いていたときに、いきなり
から歩いてきた男(だったと思うんで
すが、ビックリしたのでよく見ていな
い)に肩をドーンとぶつけられたこと
がありました。

 

こちらも、一緒に歩いていた友人と話
をしたりしてたので、ややボーッと歩
いていたのは否定できませんけどね。
でも、昼間の地下道で、特に混み合っ
てもいなかったので、普通に歩いてい
ればよけることのできる間合いだった
と思うんですよ。

 

よけそこねたんだとすれば、ぶつかっ
てもわかりますしね。その男は、立ち
止まるでもなく、そのまま歩いて行っ
てしまいました。やな感じですよね。

で、さて、

 

そんな物理的にわざとぶつかってくる
ヤツ論外ではありますが、ジャムセ
ッションなどで、マジメに演奏しよう
とするあまり、「音」がぶつかってし
まうというのは、誰でもやってしまい
がちなことではあります。

 

とくにバッキングをするときなどに、
コード楽器の人が複数いたりすると起
こりがちですね。ギターが複数とか、
ピアノとギターとか。互いに音域が重
なったり、全く同じようなパターン
弾くと音がごちゃっとしたりします
ね。

 

それから、ギターの低音までフルに使
ったコードをひいてベースとぶつかっ
ちゃうとかね。狙ってぶつける気はな
くても、起こりがちなことではありま
す。

 

こんな時は、お互いに音域をずらす
か(ピアノが中音域から下でコードを
弾いていたらギターは高音寄りでコー
ドを弾くなど)、あえて弾かない(ピ
アノにまかせてギターはお休み)とか
そういう工夫というか調整が必要にな
ってくるんですね。

 

混み合ったところでは、よく見てぶつ
かりそうになったら避けるのと、一緒
ですよね。

 

演奏の場合は、相手を「見る」ことに
加えて「聞く」ことがとても重要にな
るわけですが。弾くことばかりに頭が
行くと、それが出来ていない人が結構
多いんですね。計らずも「ぶつかる人」
になってしまいがちです。

 

弾かずに聞く弾く前に聞く大事
んですよね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

ヒップホップなセッション? いったい何しよん?

う結構前の話(コロナ前)
ですが、
いつもアラカンセッシ
催しているお店のマス
ターの方から連絡をもらいまし
て。

 

あ、アラカンセッションはいつもライ
ブなどのできるようなお店(バー?)
を借りて開催しているのですね。で、

 

「この前、アラカンセッションの後に
お店に来ていたドラマーの人が、自分
たちのセッションをやるっていうから
よかったら来たら?」

 

……というお誘いだったんですね。

 

そういえば、この前、アラカンセッシ
ョンが終わって、通常営業モードに戻
ったお店に残って2次会(放課後とも
いう)をしているときに、親子連れ
お客さんで入ってきまして。父親と子
供2人、男の子と女の子でした。

 

で、どうも常連さんらしかったんです
けど、そのお父さんがドラマーで、そ
の時は一緒にきた息子さん(幼稚園?
小学校低学年?)もドラムをたたくと
いう話になり。じゃあ、ということで
その場にいた人間が一緒になってセッ
ションした「おどるポンポコリン」
とかやったんですが……)ということ
があったんですね。

 

そんなこともあったので、声をかけて
くれたんだと思うのですが。

 

で、まあ特にその日は予定もなかった
ので、私はお店に向かいました。

 

お店に入ったら、そこにいたのは男の
人が2人。2人とも30代だと思うんで
すが、1人は、上に書いたドラマーの
で、もう1人は面識のない人でした。

 

挨拶して、マスターから連絡もらった
ので来ましたというと、ドラマーの人
も私のことを覚えていてくれたようで
した。先日はどうもどうもなんてやり
とりがあり。

 

で、

 

ドラマーの人が言うには、まだメンバ
ーそろっていないんです。青井さん、
いつもは、どんなジャンルの曲やられ
るんですか?

 

いやー、アラカンセッション参加者
のやりたい曲をなるべくやろうという
コンセプトなので、ジャンルは雑多
んです。童謡から昭和の歌謡曲からロ
ックやジャズまで色々。

 

ソウルとかファンクはどうですか?

 

あー、そういうのもありますよ時々。

 

そう答えると、ドラムの人はちょっと
安心(?)したようで。もう1人と一
緒に楽器がセットしてあるところに移
したんですね。もう1人の人はベー
を手に取りました。

 

ぼくら、ヒップホップやるんですよ。
ドラマーがそういうと、ベーシスト
おもむろにファンキーなラインを弾き
だしました。で、それに合わせてドラ
マーも叩きはじめまして。

ありゃ、もう始まっちゃったとか思い
ながら、私も参加すべきか迷ったんで
すが。どうもこういうジャンルの曲で
はよくある、コード一発か二発で遊ん
でるパターンのようなので、恐る恐る
ギターを手にとり、私も参加してみた
んですね。

 

ちょっとずつ探り探りではありました
が、ファンキーなノリに合わせて弾い
いると、だんだん息が合ってきまして
そのうちソロのやり取りとかするよう
になってきて。なんとか1曲(という
のかなんというのか)終わりまでセッ
ションしたんです。

 

ドラマーの人が言うには、僕らはいつ
もこんな感じでやってるんですよ、も
っと好きなように弾きまくってくださ
いねもうすぐラッパーも来ますんで。

 

へえ、そうなんですね……って、

 

ラッパー??!(続きます)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

人間の身体を動かすあの楽器

楽を聴くと、人は身体を動
かしたく
なりますよね。ノリノ
リの曲を聴けば
踊り出したりも
します。

 

まあ、ごく当たり前の光景なわけです
が。でも、じゃあなぜ人間は音楽のビ
ートに合わせて身体を動かしたくなる
のか、科学的に解明されているのか、
というと、そんなわけでもないんです
ね。

 

ただ、最近、ある研究によってその
となるような知見が得られたような
んです。というわけで、今日はそれに
ついてのお話です。

 

今年発表されたオーストラリアの大学
研究チームによる論文なのですが、
それによると、このチームは被験者に
リズムの感じられる音楽を聴かせなが
ら、脳の活動を調べたんだそうです。
つまり脳波を測定したんですね。

 

すると、音楽のリズムと脳の活動のリ
ズムが同期することが分かったんだそ
うです。ちなみに、「脳波」のこと英
語で electroencephalogram ってい
うんですねえ。日本語と比べてなんて
長いんだ!(brain wave という単語
もあります。この長い奴は学術用語で
すな)

 

ただし、

 

この研究チームは音楽を聞かせる時に
高い周波数の音と低い周波数の音を
々に聴かせたらしいんですが。どんな
結果が出たと思います?

 

まあ、これもおそらく多くの人の想像
通りかなとは思うのですが、音楽のリ
ズムへの脳の反応を呼び起こすものは、
何にも増して、
低音
だということが、実験で明らかになっ
んだそうです。

なので音楽を演奏する時に、ベース
ドラムのキック音リズムの根幹を作
るというのは、脳科学的にも根拠のあ
ることだと言えそうなんですね。経験
則が科学で裏付けられたということで
しょうか。

 

目立ちたがりのギタリストが、必死に
なってカッコよくノリノリのカッティ
ングをして客席をもりあげようとして
も、ベースの働きには勝てないんです
よ(誰のことだよ?)。

 

なので、お客さんをノリノリにさせた
い人は、いつも控えめにバンドのリズ
ムを支えているあのベーシストさん
大切にしましょうね。まあ、控えめじ
ゃないのもいるけどな。知らんけど。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

アはアラカンのア?アカペラのア?3

カペラ(Acapella)という
スマホ
上で友人や仲間と音楽を
コラボできる
アプリを使った
「アラカンセッション」
動画、
その制作過程をご紹介する企画
の3回目です。

 

ドラムトラックをまずレコーディング
していただいたた後は、ソリストの皆
さんが快適に(?)ソロをプレイして
いただくためのベーストラックバッ
キングのレコーディングです。

 

ベース日下部さんとおっしゃいます
が、こちらもアラカンセッションの常
連組のお1人です。アラカンセッショ
ンでも良く演奏しておられる2人なの
で、手慣れた感じでレコーディングが
出来ました。盛り上げ盛り下げも私の
メモに合わせていただきバッチリです。

 

そして、ベースの後に、ギターで
バッキングを入れることにしました。
全体でイントロとエンディングを含め
ると7人ソリストが必要になるため、
同時にイントロ部分も弾いてしまいま
した。

 

アカペラは、画面を最大9つに分割
てレコーディングできる仕様になって
います。今回は、最初ということもあ
り、なるべく多くの方に参加していた
だこうと思い、9分割にしました。

 

バッキングに関して言うと、このあと
キーボードの方にソロとバッキングを
お願いしようと考えていたため、ギタ
ーはフルコードの分厚い音を出すよう
なことは控えて、2音程度のリフに近
い弾き方をしています。

 

これは、リアルジャムセッション
バッキングでのピアノとのぶつかり
合いを防ぐのに有効ですね。

そうやって出来たのが、こちらの全体
の土台となる部分です(なので、一
下の段に並べました)。▼▼▼

 

いよいよこの後、ソリストの皆さんの
出番です。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などお届けする無料のメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
http://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

ツールとしてのタブ譜の不幸?

ターやウクレレやベースに
タブ譜
という特殊な譜面があ
りまして、今日
はそのお話です

 

こういった楽器のどの弦どの位置
押さえて弾いたらいいかを示すために
考えられたものです。のようなもの
ですね。

さて、何かの目標を決めて、それを成
し遂げようとしたときに、間違った手
を選ぶと、しなくてもいい苦労をし
たり、最悪の場合には挫折したりしま
すよね。

 

たとえば、語学学習で、全く知らない
言語を覚えようとするときに、その言
語の辞書だけを使って覚えようとすれ
ば、まあ十中八九挫折しますよね。や
はりまずはその言葉の基本的な語彙
文法とかを易しく解説してくれる
門書か先生が必要でしょう。

 

あるいは、フル・マラソンを走れるよ
うになりたい人が、毎日スタートダッ
シュの練習しても、持久力はつかない
ですよね。当たり前ですが。

 

だからといって、辞書やスタートダッ
シュが何の役にもたたない、というこ
とではもちろんないですよね。語学
深くマスターするには辞書は不可欠で
しょうし、短距離走のランナーにとっ
スタート・ダッシュはとても重要
すよね。

 

結局、達成すべき目標に見合ったツー
ルをチョイスしているかが問題なので
あって、そのツール自体がダメだとか
何の役にも立たない、ということでは
ないわけです。あるいは、単独では役
に立たないツールも、他のツールと組
み合わせることによって役に立つ存在
になることもあるわけで。

 

で、ここで話はタブ譜に戻るんですけ
ど。

 

タブ譜、便利なんですけどね、その便
利さゆえに、オールマイティなツール
だと思うと、かえって上達を妨げる
とにもなりかねません。とくに初心者
にとってはね。

なぜかというと、タブ譜だけではどの
弦のどの位置押さえて弾けばいいかと
いうことは分かっても、音楽の基本的
な理屈(あえて理論とまではいいませ
ん)が理解できないからです。今出し
ているが、その曲のキーとどんな関
係にあるか、とかですね。そういう意
味でタブ譜のみに頼ってギター(やベ
ースやウクレレ)を覚えるのは危険
といえるでしょう。

 

ですが、一方でタブ譜じゃないと伝え
るのにえらく苦労するという場合もあ
のも確かです。特定のポジション
フレーズやコードを弾くように指定
たり解説したりする時なんかですよね。

 

要は、タブ譜がその時の目標の達成に
適したツールかということなんですよ
ね。

 

便利さゆえに、入門書から専門書まで
タブ譜がないと本が売れない、という
状況が、逆にタブ譜にとって不幸(?)
なのかもしれません。タブ譜はお勧め
しないと言っている人のにもタブ譜
はやはりついていたりしますからねえ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

宇宙の片隅からの「あのフレーズ」?

の研究者がメッセージ
送ってき
たのは、一日の仕事が
終わりに近づい
た頃だった。

 

ちょっと面白いことが起きてるんだが、
私の部屋に来ないか?

 

同僚はわれわれのいる太陽系の外にあ
る惑星の研究をしている。そんな惑星
の存在は古くから予測されていたが、
実際にその存在が確認されたのは、わ
りと最近の話だ。

 

そして、メッセージを送ってきた同僚
は最近、ある一つの惑星を集中的に研
究していると言っていた。サイズ的に
われわれの棲むこの星とほぼ同程度の
大きさで、何らかの高度に知的な生物
がいる可能性があるのだそうだ。

 

どうした。面白いことって何だい?

 

俺は彼の部屋に入ると尋ねた。

 

私が太陽系外惑星の一つを最近集中的
に調べてることは知ってるだろう?

 

もちろん。と俺は答えた。

 

実はその惑星で、こんな音声信号が何
度も繰り返して発せられているのが観
測されたんだ。

 

同僚は自分の端末を操作して、ある音
声データを再生した。とても短い音型
繰り返されている。何度も何度も。

 

これは……何かの音楽の断片のように
聞こえるが? 俺は言った。

 

そう、私にもそう聞こえる。……それ
からこれも見てくれ。

 

同僚はそう言うと、今度は端末のディ
スプレイ上に、一つの画像を表示した。
平行に引かれた5本の直線の上に楕円
のドットがならび、そのドットをい
くつかのが結んでいる。

 

同じ例の惑星の方から、この音声デー
タとともに見つかった画像だ。なんら
かの法則に則って、この音声データを
記号化したものではないかと思うのだ
が。きみにちょっとこの画像データの
解析というか解読をやってもらえない
だろうか?

 

ふむ。この画像が音声データの記号化
だとしたら、そんなに難しくないだろ
う。俺は言った。

 

思うんだが、これはこの惑星に棲む生
物からの惑星外へのコンタクトの試み
かもしれない。ぜひ頼むよ。同僚は強
い口調で言った。

 

太陽系外の生物からのコンタクト。も
しそれが本当なら、重大な発見だ。今
日も残業か……ま、しかたない。俺は
立ち上がった……

 

……ところで隣の同僚に起こされた。

 

おいおい、デスクでYouTubeを見なが
昼寝とはいいご身分だな。部長に気
付かれないうちに仕事に戻れよ。同僚
は言った。

 

その仕事を進めようにも、別の部署か
らのデータが届かないんで、仕方なく
ヒマを潰してたんだよ。俺は言い訳し
た。

 

それにしても、このアダム・ニーリー
とかいうベーシストなんだが……俺は
続けた。

 

ああ、知ってる、ユーチューバーとし
て結構有名な男だよな。ジャズ好き
同僚は言った。

 

そいつが、自分のチャンネルで、ジョ
ークにもなるほど有名な例のジャズの
リック(注:お決まりのフレーズ)を
5時間ぶっ続けに、繰り返し繰り返し
弾いてライブ配信したんだよ。暇にあ
かせてそれ見てたんだが、こりゃ確実
に寝るぜ……▼▼▼

 

同僚は、こんなバカな奴の相手はした
くないとでもいうように、肩をすくめ
ると、無言で自分の仕事に戻った。

 

……俺の仕事のデータはまだ来ない。
今日も残業か……

 

(今日のお話はフィクションで、実在
する太陽系外惑星とは何の関係もあり
ません。……たぶん)

 

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

 
 
 

コミュニケーション・ブレイクダウン?

ーと、レッド・ツェッペリ
ンの話ではありません。以前、
セッションしてた時のことです
が。ま、セッションはいつもの
ことで、それ自体珍しいことで
はありません(何をえらそうに
……笑)

 

やった曲は『ウォーターメロン・マン』
これもまあセッションの定番曲なんで、
とくに珍しくもないことなのですが。
ちょっと違うのは、私がベースを弾い
たんですよ。

 

この日は、ベースが本職(?)の人が
いなくて、みんなで交代でベースを担
してたんですね。で、その『ウォー
ターメロン・マン』の時は私がベース
を弾くことになったんです。

 

ベースが本職でない私ではありますが、
やれる範囲でソリストにからんでちょ
っかい出したりしてまして。オブリガ
ードとかフィルインとか弾いたりして
んですけどね。

 

で、まあソロもひととおり終わって、
後テーマまでたどり着いたわけです。

 

私の失敗(?)はですね、ここで、あ
ーやれやれあとは無難に終わらせれば
いいか、って考えてしまったことでし
て。『ウォーターメロン・マン』で良
く弾かれるベースのパターンてのがあ
りまして、それを弾いてたんですが。

そしたらですね、その時ギターで後テ
ーマ弾いていたのが芝さんて人でして。
彼の弾いているテーマにお前(つまり
私です)も絡んでこい、というような
仕掛けをしてきたんですよ。

 

私、何か彼がコミュニケーションしよ
うと仕掛けてきてるのに全く気がつか
ないわけじゃなかったんですが、気が
つくタイミングがちょっとだけ遅かっ
んですね。

 

まあ早い話対応出来なかった訳です。

 

そのまま気がついているようないない
ような、中途半端な態度で終わらせち
ゃったんですが……。終わった後で芝
さんから「反応してくれなかったなー」
といわれて、ま、テヘペロでございま
した。

 

せめて、「あ、ごめん絡んでほしいの
はわかるけど、対応できない」とか、
「ふ、悪いな。その誘いにはのれない
ぜ」とかを表情で伝えられれば良かっ
たんですけどね。

 

鏡の前で練習しよう。え?努力の方向
性が違う?

 

ま、そんなこともあるってことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

もし、「ブラック企業」で社内バンドを組むことになったら??

て、わが部のバンド、ブラ
ックワー
クスの練習始めるぞ。
みんないるか? 
課長、係長、
主任……と。1人足りないな。
誰 だ?

 

青井が来てません? 何やってるんだ
あのグズは? 下請けの社長との電話
が長引いてました? 新入社員じゃあ
るまいし、電話を切り上げるくらいで
きんのか? ……お、来たな。遅いぞ!
もう5分ムダにしてる。スタジオ代お
前の給から天引きするぞ。

 

明日納品のはずの印刷物の校正が送ら
れてませんでした? 校正の担当者は
誰だ? え? オレ? まじ?

 

……えーと、おまえ練習が終わったら
替わりにやっとけ。会社帰ってやるん
じゃないぞ。お前の家から電話とメー
でやるんだ。わかってるだろうな。

 

さてと、来週の社内部署対抗バンド・
バトルは、社長の発案で2年前からや
っている社内イベントだ。うちの部は
これまで成績が悪い。毎回メンバーが
ほとんど入れ替わるせいもあって、
リとブービー1回ずつだ。

 

このままでは、俺の出世があぶない。
こないだなんか、幹部ミーティング
社長に、練習の時間がないなら○○支
社はヒマそうだぞ、なんて言われてし
まった。あんなに悪い汗かいたのは久
しぶりだ。

 

ここは一発、社長の大好きな、チャッ
ク・ベリー『ジョニー・B・グッド』
を完璧に演奏して、俺……じゃなかっ
たわが部に対する認識を改めていただ
かなければいかん。おい、主任、みん
なに譜面は配ったか?そうか、よし。

 

みんな、俺の作った譜面通りに、間違
いなく演奏するんだぞ。勝手なフィル
インとか、アドリブとかやる奴は罰金
とるぞ。俺がヴォーカルで、青井がギ
ター、主任がドラム、係長がベース、
課長がサックスだ。

 

じゃあ、一度合わせてみるぞ、せーの

 

……おい、ギターの青井! 何やって
る、ぜんぜん俺の譜面通りじゃないだ
ろ! それ。この曲はギターのイント
ロがキなんだぞ。

 

何、譜面読めません? TAB譜でしか
演奏したことがない? バカ野郎!
そんなもん根性だ、根性。譜面よめな
きゃ耳コピしろ。ディスクに焼いて音
源も渡しただろう。え? 家にCDプ
レイヤーありません?

 

ちっ。

 

じゃあ、今日のところは俺が弾くから
青井はそこで見て明日までに憶えろ!
昼休みに会議室でテストするぞ。出来
なかったら査定に影響すると思え。

 

じゃあ、やるぞ、せーの

 

おい、課長、なんでそこのサックス・
ソロでつっかえる? まったく、なん
でだ、言ってみろ!

 

私の役不足です? ばかか、それをい
うならお前の「力不足」だろう。明日
の朝一に反省文A4十枚にまとめて出
せ。いいな。

 

じゃあ、も一度やるぞ。何? もう
ジオの時間が終わりです? 延長し
ろ、延長。ダメです? 次がつまって
ます?

 

しょうがない、会社戻って会議室でや
るか……。今日はノー残業デーで、も
う会社閉まってます? くそー。

 

じゃあ、会社の裏のカラオケ屋でやる
か。この時間なら、多分まだ部屋は空
いてるだろ。10分後にみんなカラオケ
屋に集合!

 

(このお話はフィクションであり、実
在する企業、人物とは関係ありません
……たぶんね)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

ハードロッカー桃太郎

々、おじいさんが山でトラ
ペットの、おばあさんが川でサッ
クスの練習をブルージャイアント
よろしくしていると、川上から
きな桃がどんぶらこっこ、どんぶ
らこっこというシャッフル系のノ
リで流れてきました。

 

「ちょっ、クールじゃん」とおばあさ
んがその桃を引き上げ、家に持ち帰っ
て2人で割ってみると、中からギブソ
ンのフライングVを抱えた長髪で腕に
タトゥーをした男の子が生まれてきま
した。

 

「桃からうまれたのでピーチボーイ
名付けましょう」という安易なネーミ
ングに反発しつつも、男の子はすくす
くそだち、立派なロックギター小僧
成長しました。

 

毎日毎日ギターでリフやらランフレー
やらを大音量で弾くので近所の人や
らクマやらイノシシやらは迷惑そうに
していましたが、おかまいなしに弾い
ていると、上達は著しく、まもなく村
の若い衆ではかなう相手がいなくなり
ました。

 

ある日ピーチボーイはおじいさんとお
ばあさんに言いました。

 

「おじいさん、おばあさん。僕は鬼ケ
にいってギター合戦して鬼退治をし
てきます」といいました。「鬼ケ島」
というのは隣の町にあるジャムセッシ
ョンを夜な夜なやっているライブハウ
の名前でした。

 

おばあさんにきびだんご型のギターピ
ックをもらい、おじいさんから改造し
強力ディストーションエフェクター
をもらったピーチボーイは愛機のフラ
イングVを手に町へと出かけて行きま
した。

 

町に向かっているとがやってきて、
「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」と
いいました。

 

「んー、じゃ、お前サイドギターね」

 

犬をサイドギターにしたピーチボーイ
は次にに出会いました

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「んー、やってもいいけど、ギターば
かりいても困るからおまえベースな」

 

猿をベースとして加入させたピーチボ
ーイは次にに出会いました。

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「もうあとはドラマーの空きしかない
けど、それでもよければ」

 

犬と猿と雉が加わってピーチボーイズ
と名乗ることにした一行が、目的地の
「鬼ケ島」に着くと、そこでは鬼達が
大音量ロックジャムセッションの真っ
最中。ピーチボーイは鬼達に言いまし
た。

 

ロックンロールオールナイトいきま
ーす!ワンツースリーフォー!」いき
なりフルテンのボリュームで弾き始め
ました。

 

犬のパワーコード鬼達のパンツを引
き裂きました。

 

猿の重低音ベース鬼達の鼓膜をぶち
抜きました。

 

雉のドラミング鬼達の角を破壊しま
した。

 

そんな阿鼻叫喚の中、ピーチボーイ
ありったけのテクニック高速フレー
ズを繰り出してギターを弾きまくり
した。

 

「ひえええ、降参です降参です。勘弁
してください」

 

ピーチボーイズは鬼達から金銀財宝
取り上げようとしました。

 

が、

 

「すみません楽器代とハコ代とノルマ
で消えてしまいました」といわれてし
まい、あげくのはてにライブハウスの
マスターからチャージを巻き上げられ
一文無しで帰りましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

アラカンギタリスト事情?

前も、アラカン世代がセッ
ショ
ンなどで演奏するにあたっ
て、若い頃
とは違った問題に遭
遇する話を書きま
した。その時
は具体的には「視力」
ついて
のお話でしたね。

 

つまり、「老眼」楽譜見えない
ということで、そんなシニアのための
メガネとか、楽譜をA3で出さなきゃ
か、そんなお話でした ( ̄▽ ̄)

 

とはいえ、もちろん、音楽の演奏にま
つわるアラカン世代の問題は、それだ
けではありません。よくありそうなの
は、脚や腰とかにまつわる問題ですね
ー。腰が痛いとか、五十肩だとか、膝
が…、とか。年取ると色々出てくるわ
けです。

 

そうするとですね、結構効いてくるの
が、ギタリスト的には(ベーシストも
そうでしょうけど)

 

楽器の重さ

 

…なんですよね。やっぱり軽いほうが
いい。重たくてソリッドなエレキギタ
ーは、どうしても敬遠したい。私も
レキャスター持ってますけど、やっぱ
り、出番はだいぶ少ないです。

fb%e7%94%a8-215

で、よく使ってるのは、写真にあるよ
うなレスポールタイプのギターなんで
すが、実はこれ、「フルアコ」なんで
すね。つまり中は全くの空洞。センタ
ーブロックもなし。なので、

 

とても軽い

 

…わけです。本家のレスポールを愛す
るロックな人からは批判を受けそうで
すが。

 

でもね、実はソリッドギターの代表と
思われているレスポールにも、「ウエ
イトリリーフ」とよばれる工夫がなさ
れているモノがあるんですよ。

 

こちらのブログ記事を見ていただけれ
ばわかりますが▼▼

 

ボディーの木材を外から分からないよ
うにくりぬいて、重さを減らしている
わけです。

 

やはり、ギ○ソンにも軽量化のリクエ
ストがいろいろ来たんでしょうねー。

 

…て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

足りない…(後編)

んにちは、青井明でごさい
ます。
前回
の続きでございまし
て…

 

幽霊が出るという格安アパートを無理
やり借りる交渉をして、お試しにこぎ
けた、自称デスメタラーの男のお話で
ございました。部屋に荷物を置くと、
当面の買い出しに出かけまして、部屋
に戻れば、日はもう暮れております。

 

買ってきたビールをプシュッと開けま
して…

 

「あー、助かった。部屋が借りられそ
うで、よかったよかった。なんたって
格安だからな。これで彼女のご機嫌と
らなくても居場所が確保できるし。気
楽でいいや。まったくちょっとライブ
に来てた子とLINEやってたら逆上しや
がって…。まだ手を出してもいないの
さ…」

 

勝手なことをいって、ビールを飲み干
し、2缶目を開けます。

 

「しかしなー、まったく幽霊とか馬鹿
言ってんじゃないよ。ベース弾きがラ
イブでちょっとばっか失敗したのを気
に病んで、そんで病気になって死んじ
ゃった?どんな虚弱体質だよ。俺なん
かどんな間違いやったって平気な顔し
てるけどなー」

 

そんなことを一人でぶつぶつ言いなが
ら飲んでいるうちにいつの間にか、買
ってきた6缶パックは空になってしま
い、時刻は真夜中過ぎでございます。
昔でいう丑三時…

 

「さて、と…」

 

男は持ち込んだベースをケースから取
り出しました。

 

「来週のライブの曲の練習でもするか
な」

 

この男、男女関係にはだらしないんで
すが、練習は真面目にやるんですな。
バンドマンにはよくあるタイプですが

 

で、こうベースを構えた。…その時、

 

「え?お、おおお?」

 

背中に悪寒が走ります。それとともに
何かが身体の中に入ってきた感覚を覚
えました。両手が自分の意志では動か
なくなっておりまして、左手の薬指は
ベースの3弦3フレット上に、ぴたり
と、こう吸い付くように置かれて動か
せません…

 

悪寒が去ると、今度は何かまるで生暖
かいゼリー状のもので全身が包まれて
いるような感覚に襲われ、身体の自由
がききません。そして、いきなり耳元
でバンドの音が聞こえてまいります…。

 

これが、しかしいつもやってるバンド
の音じゃない。そもそもBPMが違い過
ぎる。かなりゆったりしておりまして…

 

「しかし聞き憶えはある 。そうか!」

 

思い出しました。これはいわゆるカノ
ン進行とよばれるコード進行でごさい
まして。バロック時代にルーツを持ち
現代でも様々な曲で使われております
…(ここんとこ、話が少々説明的なの
はご容赦ください)

 

ループしたコード進行が頭にもどった
とき、男の手が動き出します。Cから
B、BからAそしてG…スケールを下
降していくベースラインクリシェ。男
の意志とは全く関係なく、両手が動い
ております。

 

F、E…まできたとき男の頭に衝撃が
走り、耳元で声が!

 

「あああああああ違う!これは5弦ベ
ースじゃなく4弦ベースじゃないか!
5弦がないと下のDを弾くことができ
ない!」頭の中の声が叫びます。

fb%e7%94%a8-188

「1本足りなああああああい!」

 

力を振り絞って手に持っているベース
を見ると、なんとしたことか、間違え
彼女の家から自分のではなく彼女の
ベースを持ってきてしまったようでし
て、そこにはショートスケールのピン
クのベースが…

 

「1本足りなああああああい!」

 

「おおおお、おいおい、なぜそこまで
下のDを弾くことにこだわる?オクタ
ーブ上にいけばいいじゃないか?」と
男は口に出そうとします。が、

 

「そんなのはいやだああああぁ」

 

耳元の声が叫び返してきます。

 

「ふ…真面目なんだな…」

 

次第に意識が薄れて参ります…

 

「嫌いじゃないぜ、そういうの…」

 

「おれのベースならいつもダウンチュ
ーニングしてあるから下のDまで弾け
…たん……だが…」

 

(暗転)

blackout

 

…では、また  ( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などもお届けしているメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼


 
 
 

足りない…(前編)

んにちは青井明です。本日
またし
ょーもないお話におつ
きあいいただき
ますが…

 

「すみません、こんちは」

 

「はいはい、なんでしょう?」

 

「こちらのミュージシャンOKのアパ
トに空きがあって、なんでも格安
と聞いたんで、お借りしたいんですが」

 

「あー、あの部屋ね…。あなた、楽器
お弾きになる?」

 

ベースやってます」

 

「ベースね…。悪い事は言わない。あ
の部屋はおよしなさい」

 

「えー、なんでですか?」

 

「あの部屋にはね、出るんですよ

 

ゴキブリかなんか?」

 

「そう焦げ茶ででかいやつ…。じゃな
くてね」

 

ハクション大魔王?」

 

そう呼ばれて飛び出てジャジャジャ
…ておい!そうじゃなくて幽霊ですよ
幽霊。あの部屋に前に住んでた人がね、
ライブで失敗したのを気に病んで、ホ
ントの病気になってそのまま死んじゃ
ったんですよ。でね、無念のあまり成
仏できないらしくて。それに、その人
ベーシストだったんですよ。なんで
も、夜になると何かが『足りない…』
とかいう声がどこからともなく聞こえ
てきて、部屋の住人がとりつかれたよ
うになって眠るどころじゃないんだそ

うですよ」

fb%e7%94%a8-187

「えー、でもねえ、彼女に部屋追い出
されちゃって、住む部屋すぐに見つけ
たいんですよ。格安じゃないとやって
いけないんです。お願いしますよ」

 

「祟られますよ、あなた」

 

「私これでもね、デスメタル・バンド
やってるんで、毎日死体だの、地獄
のって歌うたってますから。大丈夫で
すって」

 

「困った人だな…。わかりました。じ
ゃこうしましょう」

 

「そうしましょう!」

 

「まだ何も言ってない」

 

「どうりで何も聞いてない」

 

「…あのね…あなた今夜一晩あの部屋
に泊まってごらんなさい。それで、朝
まで何ごともなく過ごせたなら、正式
にお貸ししましょう」

 

「わかりました!そんな幽霊なんてね
デスメタラーには通じないことを証明
してみせますよ。じゃあ、部屋に入ら
せてもらいますねー」

 

…なんてことがありまして、この男、
早速自分の楽器をかかえて、部屋の鍵
をふんだくるとそのまま部屋に入りま
した。そのまんま日が暮れて、いつの
まにやら夜中の12時を過ぎたころ…

 

続きます  ( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などもお届けしているメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼


 
 
 

気持ち、言葉、アクション、インストラクション 2

持ちや感覚をそのまま伝え
ても、音楽を演奏する
上のイン
ストラクション
しては不十分
で、それを
ちゃんとアクション
できる
ように言葉で伝えないと、
というような話を前回しました。

どういうことかというと、たとえば
定のジャンルのグルーブ
をどう出すの
か、ということになってきたりすると
「うーん、こんな感じでよろしく」
かしか表現できなければ、結局意識を
変える云々と似たようなこと
になって
しまうわけで。

 

それを具体的なアクションとして言語
化して伝えられるかというのは、大切
な教える技術なわけです。

 

そんなわけで、教える側の立場の人た
ちは、どこまでそんな感覚的なことを
言葉で明確に表現できるかした
り、それを実験してみたりしするわけ
ですね。全員じゃないかもしれません
が。

 

たとえば、いわゆるエイトビート(ロ
ックビート)とボサノバの違いをどう
出すか、ということを一度、言葉で表
現してみて、それを実際にその通りに
やってみてはたしてうまくいくのか、
とか。

 

単純に弾き分けをするだけでなく、
のグルーブでバッキングしているのに
ソロはあえてロックっぽく弾くとか、
ボサっぽく弾いてみるとか。

こんなことを、たとえばシャッフルと
ジャズの4ビート(スイングビート)
でやってみたり、ファンクとラテンの
グルーヴで試してみたりしながら、い
ろいろ研究して、結果を記録していく。

 

そんな風にして得られた結果の中で
効なモノを、アクションできるシンプ
ルな言葉で伝えられて、はじめて「イ
ンストラクション」になるのでは、と
思うのですね。

 

インストラクターって大変だなあ(こ
らこら)

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などお届けする無料のメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

ブルーズじゃないけどブルーズ?2:ブルーなワルツ?

はWatermelon Man
を引き合いにブルーズそのも
のではなくても、
ほぼブルー
ズという曲が
色々あるよとい
う話を
しました。その続きで
す。

 

今回ご紹介するのは Bluesette とい
う曲です。どんな曲かというと…
▼▼

Toots

ビル・エヴァンズの曲として紹介され
てますが、作者はこの動画でもハーモ
ニカを吹いているトゥーツ・シールマ
ンスという人です。

 

お聴きになればわかるように3拍子
どちらかというと可憐な曲でして、普
通の人がブルーズといわれて感じる
メージとはだいぶ違います
よね。譜面
を見ても、いわゆる II-V 進行のオン
パレード
で、しかも何度も転調してい
るように見えるし…というようなこと
なんですが。

 

でも、考えてみると曲のタイトル自体
が、 Blues にいわゆる縮小辞(小さい
とかかわいいとかいう意味を付加する
語尾)の -ette がついた形になってい
ますから、「かわいいブルーズ」とい
うような意味に取れますよね。それに
この曲、全体で24小節なんですね。つ
まり、12小節の倍ですね。

 

Bluesette 2小節を通常の1小節分
として曲の構成を眺め返してみると、
9〜10小節目(普通のブルーズの5小節
目)では、ちゃんとIV のコードになっ
ているし、最後の21〜24小節目には、
ブルーズの11、12小節目にみられる
ーン・アラウンド的な進行
が用意され
ているのですね。

FB用 97

そんなわけで、この曲は普通のジャズ
の曲
のようにコード進行を追う形のソ
ロをとることも出来るのですが全体を
大きくブルーズだととらえて、ブルー
ノートスケール一発で弾き切ってしま
うというようなアプローチもできる

です。

 

ご参考になれば幸いです。

 

…てことで、続きます。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などもお届けしているメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。

IMG_1851

 
 

ブルーズじゃないけどブルーズ?

Watermelon Man という曲
は有名なのでご存じ
の方も多い
と思います。

 

どんな曲かというとこんな曲です▼▼

スクリーンショット 2016-04-19 07.11.55 AM

曲名はご存じなくても聞いたことはあ
って方もいますよね。CMソング
しても使われてたりもしますしね。

 

上記の動画では、ロックのリズムでや
ってますが、もともとはハービー・
ンコック
というジャズ・ピアニスト
作品でオリジナルのバージョンはいわ
ゆるジャズ・ファンク系のもう少し
ったりとしたノリ
でした。いまやラテ
ン風
ほか色々にアレンジされて演奏さ
れます。

FB用 96

この曲ワンコーラスの長さは16小節
るんですが、曲の作りとしては、いわ
ゆるブルーズ進行の9, 10小節目を3回
繰り返して3回目にブレーク
をいれてキ
メをつくる形になってます。

 

なので、基本はブルーズだと思って演
奏してOK
で、そのため初心者向けの
(でなくても)セッションなどでも定
的な地位(?)を得ています。

 

ブルーズという形式は、一つの音楽ジ
ャンル
でもありますが、今の様々に分
化したポピュラー音楽の、大きなルー
でもあるので、普段ブルーズとして
扱われていないような曲
でも、実はブ
ルーズの根っこ
のようなものが見え隠
している曲は、結構いくつもあった
りします。

 

そんな曲のいくつかを何回かにわけて
お届けしようかと思います。

 

…てことで、続きます。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

あのファンキーな音楽はお好き?

ァンクっていう音楽ジャン
がありまして。ジェイムズ・
ブラウンあたりが60年代に確立
したとされてますね。

Love Funk?

いわゆる16ビート系の音楽ですが、単
にビートを16分音符で均等に分割した
だけでは出ないウラの感じ方(タメの
感覚)があったり、とくに小節頭のダ
ウンビート
が強調されたり(いわゆる
「オン・ザ・ワン」)といった特徴が
あります。

 

人の作った動画に便乗しちゃいますが
こちらはセッションインストラクター
島田沙也加さんの作ったもので、
ックとファンクのグルーヴの違い
を弾
き分けています。▼▼

スクリーンショット 2016-04-05 07.09.46 AM

ファンクという言葉の語源はどこにあ
るかというと、ラテン語か古いフラン
ス語あたりらしくて、「強い匂い」
いうのがもともとの意味だそうです。
ま、今でもそんな意味が感じられます
よね。早い話、土着的というか、強い
「なまり」というか、そんな意味合い
ですね。

 

ファンキーという形容詞があって、そ
れが音楽(主にジャズ)に結びつく
うになったのが20世紀初頭前後らしい
です。そこから半世紀以上たって音楽
ジャンルとして確立
したんですね。

 

音楽的な詳しい話は島田さんのブログ
にありますので、そちらをご参照くだ
さい。▼▼▼

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などもお届けしているメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。

IMG_1851

 
 

エレキベースという楽器

いぶ以前ですが速攻アレン
ジ総研所長
浅沼勇司さんと、
動画を1本作りました。

 

内容は、ベースとギターはどこが似て
いて、どこが違うのか、というのをテ
ーマに、私のメイン楽器であるギター
(正確にはエレキギター)と浅沼さん
のメイン楽器であるベース(正確には
エレキベース)を比べてみるというも
のでした。

 

こんな動画です。

で、まあ、動画でお伝えしたかったこ
とは、見ていただければたぶんおわか
りいただけるかと思います。え、わか
らない? ( ̄◇ ̄;;

 

…もし、ご質問などありましたら、コ
メント下さいね。

 

\(・д\)ソレハ(/д・)/オイトイテ…

 

この動画を振り返って見て、私が思っ
たのは、エレキベース(エレクトリッ
クベース)という楽器の特異性
ともい
えるものです。

 

エレキギターは、基本的には昔からあ
るギターの構造をそのまま引継いでそ
こに電気的な音声増幅装置(つまり動
画でご紹介しているピックアップ)を
プラスする、という発想
で作られまし
た。

 

ところが、ベースは、もともと巨大な
バイオリンというか、チェロを一回り
大きくしたものというかそういうもの
だったわけです。コントラバスとかウ
ッドベースとか言われるものですね。

bakkebaard-stuurbaard-1258912-1279x959

それをエレキ化するために一旦元の形
態を捨てて、エレキギターに近い形態
にすり替えるという、実は大きな発想
の転換を経て完成した楽器
がエレキベ
ース
なわけですね。なので、ベースギ
ターという呼び名もあるくらいです。

 

この形態を取り入れることで、おそら
く旧来のベースの立場から見れば、色
々不満も出たろうとは思います。しか
し、ポピュラー音楽にとっては、この
楽器形態の登場は必然に近いものだっ
たといえるのではないでしょうか。

 

今の形態のエレクトリックベースなく
しては、おそらくロックなどのバンド
の隆盛はなかっただろうな、とそんな
ことを考えたのでありました。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などもお届けしているメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。

IMG_1851