昨日ドミナントペダルの話を
しましたが。
しましたが。
復習すると、ベーシストが、コード進
行にかかわらず曲のキーのドミナント
コードのルート音(ナンバリングシス
テムでいうと5の音ですね)を弾き続
ることを、ドミナントペダルといいま
す。
そうすると、全体が盛り上がるわけで
すね。ジャズのベーシストなどがアド
リブで曲の進行を盛り上げるときに使
うテクニックなんですが。
で、今日はちょっとその補足といいま
すが、そのドミナントペダルのちょっ
と別の使い方というか応用というか、
そんなお話でございまして。
どういう使い方かというと、
曲のイントロで使う
ということなんですが。
イントロというのは曲のクライマック
スというわけではありませんが、曲の
入口で聴く側を引き込むために、まず
はある程度盛り上がりたい、という気
持ちが働くのでしょう。そんな時に、
事前の決め事として、ドミナントペダ
ルを使うということが結構あります。
たとえば、こちらの動画をご覧くださ
い。チャーリー・パーカーの「コンフ
ァメーション」という有名な曲ですが、
イントロを聞いていただくと、いきな
りドミナントペダルが使われているの
がわかります▼▼▼
これ実は、この「コンファメーション」
という曲のほぼお決まりのイントロな
んですね。ジャムセッションなどでは
多くの場合、このイントロが出てきま
す。
このようにお決まりのイントロもあり
ますし、アドリブというかその場でペ
ダルで始めようという相談をして決め
ることもあります。
たとえば、よくある「I-VI-II-V」の進
行をイントロにしたとしても(キーC
なら Cmaj7-A7-Dm7-G7 とかですね)
ここのベースをすべてGのペダルで弾
いてしまうと、あら不思議、なんかそ
れらしくなるんですね(←それってな
んだよ)。
さらには、もっと曲のアレンジ的に使
われることもあります。こちらの動画
はマイルズ・デイヴィスの「いつか王
子様が」ですが、イントロからベース
のペダルが続き、テーマに入ってもそ
のまま続いてBメロの手前まで使われ
ています▼▼▼
ジャズの曲などを聴くと、そんな具合
にドミナントペダルが使われているの
に出くわすことがあります。コルトレ
ーンの “Moment’s Notice” なんかに
も使われていますので、ご興味のある
方は聴いてみてください。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
お読みいただきありがとうございま
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