ブルーズじゃないけどブルーズ?2:ブルーなワルツ?

はWatermelon Man
を引き合いにブルーズそのも
のではなくても、
ほぼブルー
ズという曲が
色々あるよとい
う話を
しました。その続きで
す。

 

今回ご紹介するのは Bluesette とい
う曲です。どんな曲かというと…
▼▼

Toots

ビル・エヴァンズの曲として紹介され
てますが、作者はこの動画でもハーモ
ニカを吹いているトゥーツ・シールマ
ンスという人です。

 

お聴きになればわかるように3拍子
どちらかというと可憐な曲でして、普
通の人がブルーズといわれて感じる
メージとはだいぶ違います
よね。譜面
を見ても、いわゆる II-V 進行のオン
パレード
で、しかも何度も転調してい
るように見えるし…というようなこと
なんですが。

 

でも、考えてみると曲のタイトル自体
が、 Blues にいわゆる縮小辞(小さい
とかかわいいとかいう意味を付加する
語尾)の -ette がついた形になってい
ますから、「かわいいブルーズ」とい
うような意味に取れますよね。それに
この曲、全体で24小節なんですね。つ
まり、12小節の倍ですね。

 

Bluesette 2小節を通常の1小節分
として曲の構成を眺め返してみると、
9〜10小節目(普通のブルーズの5小節
目)では、ちゃんとIV のコードになっ
ているし、最後の21〜24小節目には、
ブルーズの11、12小節目にみられる
ーン・アラウンド的な進行
が用意され
ているのですね。

FB用 97

そんなわけで、この曲は普通のジャズ
の曲
のようにコード進行を追う形のソ
ロをとることも出来るのですが全体を
大きくブルーズだととらえて、ブルー
ノートスケール一発で弾き切ってしま
うというようなアプローチもできる

です。

 

ご参考になれば幸いです。

 

…てことで、続きます。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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