今回ご紹介するのは Bluesette とい
う曲です。どんな曲かというと…
う曲です。どんな曲かというと…
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ビル・エヴァンズの曲として紹介され
てますが、作者はこの動画でもハーモ
ニカを吹いているトゥーツ・シールマ
ンスという人です。
お聴きになればわかるように3拍子の
どちらかというと可憐な曲でして、普
通の人がブルーズといわれて感じるイ
メージとはだいぶ違いますよね。譜面
を見ても、いわゆる II-V 進行のオン
パレードで、しかも何度も転調してい
るように見えるし…というようなこと
なんですが。
通の人がブルーズといわれて感じるイ
メージとはだいぶ違いますよね。譜面
を見ても、いわゆる II-V 進行のオン
パレードで、しかも何度も転調してい
るように見えるし…というようなこと
なんですが。
でも、考えてみると曲のタイトル自体
が、 Blues にいわゆる縮小辞(小さい
とかかわいいとかいう意味を付加する
語尾)の -ette がついた形になってい
ますから、「かわいいブルーズ」とい
うような意味に取れますよね。それに
この曲、全体で24小節なんですね。つ
まり、12小節の倍ですね。
うような意味に取れますよね。それに
この曲、全体で24小節なんですね。つ
まり、12小節の倍ですね。
Bluesette の2小節を通常の1小節分
として曲の構成を眺め返してみると、
9〜10小節目(普通のブルーズの5小節
として曲の構成を眺め返してみると、
9〜10小節目(普通のブルーズの5小節
目)では、ちゃんとIV のコードになっ
ているし、最後の21〜24小節目には、
ブルーズの11、12小節目にみられるタ
ーン・アラウンド的な進行が用意され
ているのですね。
ーン・アラウンド的な進行が用意され
ているのですね。
そんなわけで、この曲は普通のジャズ
の曲のようにコード進行を追う形のソ
ロをとることも出来るのですが全体を
大きくブルーズだととらえて、ブルー
ノートスケール一発で弾き切ってしま
うというようなアプローチもできるの
です。
の曲のようにコード進行を追う形のソ
ロをとることも出来るのですが全体を
大きくブルーズだととらえて、ブルー
ノートスケール一発で弾き切ってしま
うというようなアプローチもできるの
です。
ご参考になれば幸いです。
…てことで、続きます。
では、また。( ̄▽ ̄)