この前、YouTube でウェス
・モンゴメリーというジャズギ
タリストのアドリブソロでのギ
ター奏法を解説した動画を観て
たんですが。
別にここでウェスのギターのテクニッ
クについて詳しく解説をしようってこ
とじゃないんですけど(ないのかい)。
まあ、そんな解説はググると山ほど出
てくるので、そちらをご覧ください。
で、ご存じの方はご存じだとは思いま
すが、ウェスのギターによるアドリブ
ソロには、ほぼ一定の「型」があるん
ですね。
どういうことかというと、ギターでの
アドリブソロになると、まず最初はシ
ングルトーンつまり単音によるソロを
ウェスは弾くわけですね。で、それが
ある程度(何コーラスか?)続くと、
次にどうなるかというと、
オクターブ奏法によるソロ
に移っていくわけです。
ギターを弾かれない方はあまりご存じ
ないかもしれませんが、ギターでもピ
アニストがよくやるようにオクターブ
離れた音を同時に弾く奏法があるんで
すね。で、ウェスはそれをとても速く
正確に弾けたんですね。
そういうオクターブ奏法でソロを弾く
と、シングルトーンで弾いていた時よ
り一度に出る音が増えて厚みが出るの
で、基本的にソロは
盛り上がる
わけです。
そんなオクターブ奏法のソロが続くん
ですが、それで終わりにならなくて、
ウェスの場合はさらに音の厚みを増や
して盛り上げるわけです。そのために
は、
コードソロ(コードメロディ)
っていうのに移って行くわけです。
これはどういうものかというと、一番
高い音にメロディーラインを持ってい
きながら、その下にハーモニーをつけ
るような、ピアノで言うとブロックコ
ードのような形で弾く奏法なんですね。
簡単に書いてますが、もちろん難しい
テクニックです。ですが、ウェスはこ
れをまたすごいスピードで正確に弾く
んですよね。
そんな「シングルライン→オクターブ
→コードメロディ」というのがウェス
の「型」なんですね。で、実をいえば
多くのギタリストはこの型の影響を受
けているわけです。
ジャズギターやろうって人は一度はマ
ネするんじゃないですかね。もちろん
好き嫌いや、合う人合わない人あるか
とは思いますが。
そうした型を知った上で、さらにその
枠を越えていこうということもできる
わけですよね。
そういう意味でもこういう「型」を生
み出したウェスという人の偉大さを改
めて感じておりました。という、まあ
それだけなんですが(笑)
そんなウェスのソロです。「型」を聴
いてみてください▼▼▼
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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