カノン進行の恋?

回は、カノン進行に関する
発見について発表したいと思

ます。…なんちゃって。

 

カノン進行については、以前にもブロ
グに書いたりしてまして。パッヘルベ
ルの「カノン」ていう曲があって、そ
こから生まれたコード進行なんですけ
ど。

 

そのコード進行が日本人に好まれてお
り、J-POPにはこの進行を使った曲が
山ほどありますというようなお話をい
たしました。で、たまたまアラカンセ
ッションで休み時間にこの進行を誰か
が弾き始めたら、みんなが加わって止
まらなくなった、という。まあ、お気
楽な話だったんですが。ご興味のある
方はこちらをどうぞ。

 

でね、

 

2016年の末にとても流行った、あの
星野源の「恋」なんですが。これにつ
いても最近ブログに書きまして、曲の
中でほんの1音だけ使われているブル
ーノートの話でした。こちらですね。

 

…なんですが、さて、

 

この「恋」ですが、J-POPの曲らしく、
イントロ、Aメロ、Bメロ、Cメロ(サ
ビ)、Dメロ(大サビ)、間奏とアウ
トロのリフ、という複雑な構成(まあ、
J-POPでは普通ですが)になってまし
て、コードの動きも目まぐるしいんで
す。なんですが、何気なくギターでぽ
ろぽろ弾いていたらなんと…

サビ(Cメロ)はカノン進行(の変形)
じゃん、

 

…ということに気がついてしまった、
というわけなのですね。とても速い曲
なのでカノンらしくはないのですが実
、って感じですね。

 

えーホント?という方は、YouTube
カノン進行をひたすら繰り返している
動画がたくさんあると思いますので、
合わせて歌ってみてください。「胸の
中にあるもの〜」という所です。(た
だし、「恋」のサビは最後のところで
進行が変わるので、4小節分余ると思
いますが)。

 

というわけで、そんな所にももしかし
たら、「恋」という曲の人気の秘密が
あるのかもというお話でした。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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「裏コード」と「音楽の悪魔」

さんは「裏コード」って用
語を聞い
たことはありますか?
何ですかね、裏
コードって?裏
ってことは表があるん
でしょう
か?

 

以前「音楽の悪魔」お話をしまして
覚えていらっしゃいますでしょうか?
「トライトーン」という日本語に訳す
と「三全音」、全音3つ分の開きのあ
る音程のことでした。度数でいうと、
「増4度」(減5度)という音程です。

 

このトライトーンが西洋中世の音楽に
おいては、とても評判の悪い音程だっ
たそうで、教会音楽などでは忌み嫌わ
れていて「音楽の悪魔」とまで言われ
たとかいう話でしたね。

 

で、このトライトーンという音程が実
はいわゆるセブンスコード(C7 とか
G7 とか)に含まれており、こうした
コードが不安定に響く要因になってい
るというお話しもしました。なので、
たとえばG7だったら完全4度上のCな
どのコードに「解決」したくなるわけ
ですね。

 

さて、

 

今取り上げたG7というコード上のト
ライトーンは3度のBの音と7度のF
の音なわけですが、実はこのBとFの
音を3度と7度の音として含むセブ
ンスコードがもう一つ存在するんで
すね。それがD♭7というコードなん
です。

図をみていただくと分かります(C♭
の音はBと同じ音であることにご注意
ください)が、D♭7の場合、Fが3度
の音でBが7度の音というG7と逆の
関係になっています。でも同じ2つの
音(トライトーン)が含まれている
とにはかわりませんね。

 

ということは、

 

D♭7とG7はお互いに役割を入れ替え
ことができるんですね。なので、通
常のG7→Cというところを、D♭7→C
という進行にしても、D♭7→G♭のと
ころをG7→G♭としても良い、という
ことな訳です。「代理」できるわけで
すね。

 

この関係を業界では(笑)「裏コード」
の関係にあるといいます。裏コードを
用いた場合、「半音上からドン」と行
くのでいわゆる「アウト」な響きがし
ますが、どちらにしても強い解決感
生まれるのは一緒です。(追記:ちな
みに英語では Tritone substitution
といいます。「トライトーンによる代
理」ってことですね。)

 

ジャズやボサノバなどでは、そんなア
ウト感のある響きが好まれるので特に
よく使われます。ここにいわゆるII-V
(ツー・ファイブ)という概念をから
ませたりすると、話はさらに複雑に
るのですが、長くなるので、今日はこ
こまでということで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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続・コード記法統一議員連盟?

(今回のお話もフィクションです)
京の議員連中はいまだに
ージャ言
を使うというのを思
い出して、俺は
あわてて言い直
した。

 

ダーマスさんいますか?」

 

マスダ議員の秘書は不審そうな視線を
俺に送りつつも、内線電話を取った。

 

副幹事長のイーアオさんがお見えで
すが」

 

(やめてくれ、その呼び方)

 

…と俺は思ったが口には出さず、背中
にムズムズ感を感じたまま、秘書に促
されるままに、議員の部屋に入った。

 

「マ…じゃなかったダーマスさん。総
裁からすでにお願いもきてると思いま
すが…」俺はストレートに切り出した。

 

「その『お願い』とやらにははっきり
お断りの返事をしたと思いますがね」

 

「どうして、そこまでこの法案にこだ
わるんですか?こんな規制をしたとこ
ろで、ロックの連中はどうせ3コード
かセブンスコードくらいしか使わない
んだ。困るのは仲間のジャズマンたち
じゃないですか?」

 

「ロック?そんなことはどうでもいい。
われわれは正しい統一されたコードネ
ームの表記を法制化したいという信念
で行動しているだけだ。ジャズだろう
がロックだろうがフォークだろうが何
だろうが関係なくね」

 

「おっしゃることはわからないじゃな
いが、党内のコンセンサスもちゃんと
とれていないし、このままでは党が分
裂しかねないですよ」

 

「コンセンサス?知ったことか。われ
われは正しいと思ったことをやる。分
裂?上等じゃないか。連立与党内でも
野党の一部にもわれわれと志を同じく
する者たちはいるんだ。この流れはだ
れにも止められない…」

 

マスダ議員は俺を睨みつけ、滔々とし
ゃべり続けた。

 

(狂ってる?いや、何かおかしい…)

 

俺は精神を集中した。この部屋の中に
なにかおかしなモノがないか?その時
あるものに俺は気がついた。

 

「そうか、それだ!」

 

おれは、部屋の隅にあった青色のギタ
ー用のコーラスエフェクタに飛びつき、
電源を引っこ抜いた。

そのとたんに、フリーズしたようにマ
スダ氏の話がストップした。

 

俺は秘書を呼んで言った。

 

セキュリティーを呼んでくれ!」

 

「な、なんだ、どうした。なんで副幹
事長のあんたがここにいる?」マスダ
氏が急に夢から覚めたような顔で俺に
問いかけた。

 

「もともとドラマーのあなたの部屋に
こんなギター用のエフェクタがあるの
が変だと思ったんだ。しかも楽器もな
いのに電源が入っている。おそらく、
見た目とはちがって、何か精神を狂わ
す信号を発していたに違いない。幸い
効力を発するのに少し時間がかかるん
だろう。私の頭がおかしくなる前に気
がついて良かった

 

入ってきたセキュリティーの男に俺は
そのエフェクタを渡して「これを詳し
く調べるように言ってくれ」と指示し
た。

 

「おそらく私たちの内部撹乱を狙った
統一ロックミュージシャン革命武装戦
のしわざでしょう。誰か内部のもの
が奴らと通じている可能性が高い…」

 

厄介なことが始まったものだ。俺は思
った。ロックの連中との戦いは思って
いたよりも長くつらいものになりそう
だ…

 

(To be continued ?)

 

 では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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コード記法統一議員連盟?

(今回のお話はフィクションです)

 

「青井です」俺は総裁秘書
に告げた。

 

「お待ちです」

 

俺はそのまま総裁室に入っていった。

 

「お呼びでしょうか?」
「ちょっと面倒くさい話が起こってし
まってね…」連立与党日本ジャズ統一
党総裁にして現音楽庁長官が俺を待ち
かまえていた。

 

「はあ」

 

「うちの関西議員連盟と東京の間で、
ちょっともめ事になっている」

 

「もめ事ですか?」

 

「そうだ。東京の議員を中心にコード
の表記の乱れを統一するための議員立
をする方針が発表されたのは知って
いるね?」

 

あれか…。俺は思った。若手のしょう
もない思いつきをよく議論もせずに議
員立法するなどと言い出せば、もめる
のも当たり前だ。せっかく、ロック系
ミュージシャンの活動の封じ込めが着
々と進行しているのに、身内に火種を
抱え込むとは…。

 

「ちょっと拙速でしたね」

 

「私もそう思う。根回しが不十分すぎ
た。関西の連中は、東京が勝手にメジ
ャー7thコードを必ず△7と書けとか
イナー7th♭5をø7と書くなとか、なん
でいちいちいわれなあかんねん、とい
って怒っている」

 

「まあ、統一できるにこしたことはな
いですが、みんなそれぞれに事情をか
かえてますからね。それに地域によっ
ては、△7とか書くと『このサンカク
野郎』とかいわれていじめられるとか
ともいわれてますし、完全統一は難し
いでしょう。ある程度の『ゆれ』は許
容しないと

 

「うむ。なので、今回の議員立法の話
はいったん先延ばしにするように、東
京の連中に伝えたのだが、今度は東京
側が反発して、法案提出を強行しよう
としている」

 

「ははあ」

 

「すまんが、なんとか説得してもらえ
ないか。このままだと党が分裂しかね
ない。コード記法統一議員連盟を超党
派で作るとかいってるらしい」

やれやれ、俺は暗い気持ちになりなが
ら総裁室を出た。連立与党といえば聞
こえはいいが、もともと○○党が単独
過半数を取れなかったのにつけ込んで
与党に紛れ込んだマイナー政党なのだ。
内輪もめしてる余裕などないはずなの
がなぜわからないのか?

 

俺は、2フロア下のマスダ衆議院議員
の部屋に向かった。今回の議員立法の
件の東京側の中心人物だ。

 

「マスダさんいますか?」俺は秘書に
言った。言ってしまってすぐに、俺は
間違いに気がついた。しまった。

 

「はい?」秘書が不審そうな顔をして
俺をみた…

 

 

  ( ̄▽ ̄).oO(続きます)

 

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コードネームの魑魅魍魎

れわれが普段セッションとか
で演奏している音楽つまりいわゆ
るポピュラー・ミュージックとい
われる音楽では「コードネーム」
あるいは「コードシボル」とい
うものが使われます。楽譜などを
みると、Cだとか、Dmaj7とか、
Gm7♭5とか、A7sus4(9)とか
書かれているあれですね。

 

こうした音楽にはつき物の「コード進
行」を簡便に示すのに考えだされたも
ので、どうも20世紀の初頭あたりにア
メリカで考え出されたモノのようです。

 

で、確かに便利なことは確かで、特に
ジャズの世界では、テーマのメロディ
にコードネームが付けられたものが、
リードシートなどと呼ばれて配られて
それで演奏をするというのが定着しま
した。セッションなどでも、そんなや
り方が踏襲されていますね。たしかに
便利な発明であったと言えるでしょう。

 

ですが、

 

問題はですね「表記のしかたにバラつ
きがありすぎる」ということなんです
ね。

単純なCとかGとかA♭くらいならいい
のですが、マイナーコードになったと
たんにAmをA-と書く人が出てきたり
します。そのほか、

 

Cmaj7はC△7とかCM7
Cm7♭5はCø7
Cdim7はC°7
Caug7はC+7
C9はC79とかC7(9)
C7♯9はC7+9

 

…などと、色々に書かれるわけです。
中にはC7altなどというわけのわから
ないモノまで出てきます。C7にオル
タード・テンション(♭9とか♯9とか
♯11とか♭13とか)を適宜つけて弾い
てねという意味ですが。

 

ま、何年かそんな譜面を見ているとだ
いたい勘が働くようになってくるので
すが、慣れない人がそんなバラバラな
表記にさらされると、混乱してしまい
ますよね。見るのもいやになってしま
うかもしれません。

 

誰かなんとかしてくれませんかね?

 

セッション的には、まずメジャー、マ
イナー、ディミニッシュ、オーグメン
の基本となる部分がはっきり分かる
こと。7度については7thなのかメジャ
ー7thなのか(どっちでもなくて6thな
のか)がはっきり分かること。そこら
へんが押さえられていればまずOK
んですけどねー。

 

コードネームを見てそういった単純化
ができる人はそもそも初心者じゃない
しなー。

 

やれやれ。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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「集中の呪縛」から逃れるには?

間、好きでやっているかど
うかは別にして
(苦笑)どうし
たって集中して何かを
やらなき
ゃいけない時はありますよね。

 

なんか、集中力の持続時間が短い
だと自分では思うのですけどね。何か
を始めたつもりが、いつの間にか別の
ことやってるとか、よくあるんですが
(汗)ま、でも必要に駆られてなんと
か集中しようとすることもたまに(ほ
んとか?)あります。

 

そんなときは、まあ仕事の書類とかそ
の日のブログの記事とか、何かをある
時までに完成させなきゃいけないとか、
そんな状況な訳ですね。で、集中して
何かが完成して、締め切りに間に合っ
て、めでたしめでたし、となるわけで
すが……

 

とはいえ、そんな集中が必要な場合で
、どこかでその集中を弱めて、短い
時間でもいいので「他人の視点」とか
「より俯瞰した視点」というのを取り
込むことをした方が良いのでは、とよ
く思うんですよね。

 

人間、「集中」「視野狭窄」てのは
ウラハラな関係ありますからねー。時
には、「自分」から離れた視点でモノ
を見たり、人のアイデアを取り込んで
みるというのは、大切だと思います。
ときどき意識してそれをやると、急に
視界が開けてくる気がすることがあり
ますよ。

 

で、さて、

 

人のアイデアを取り込むといえば、
楽のセッションなどでの演奏でも
のプレイヤーのフレーズなどを、ちょ
っとだけとり入れてみるだとか、さら
それに反応して展開してみるだとか
そんなやりとりがあると、聴いていて
楽しいですね。

 

なんですが、一方で分の楽器の操作
だけに集中していると、そういう演奏
はなかなか難しいです。なので、そん
集中の呪縛から一度分を引き離す
必要があるわけです。

 

意識的にね。

 

とはいえ、なじみのない曲をやる時と
か、まだ習熟していない楽器を演奏す
る時などは、最初からあまりあれもこ
れもと手を出しても収拾がつかなくな
りかねませんよね。

 

なので、そんな時はまずは1回の演奏
で1回は他の人と何がしかのやりとり
を意識してやってみる、というところ
から始めてみるのが良いかもしれませ
ん。他の人のフレーズに1回は反応し
てみるとか。逆にこちらから何か仕掛
けてみるとか。

 

自分の演奏に、プラスワンでそうした
反応ワザ(?)を加えてみる、そんな
ところから始めよう、というわけです。

 

いかがでしょう?

 

て、ことで

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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「トリミング」のない音楽?

真を撮って人に見せるとき、
作品と
して発表する時などは特
に、その写真
「トリミング」
する、ということをよく
します。

 

なんでそんな事をするのかというと、
テーマやメインの被写体を強調したり、
全体の構図を整えたり写ってはいけ
ないものが写っていたりしているとき
とか、色々あるわけですね。

 

昔の銀塩写真(て言葉がすでに死語か
な?)の時は、色々と手間のかかるこ
とでしたが、デジタルになってからは、
だれでも簡単にできるようになりまし
たね。

 

トリミングという行為には昔から賛否
両論がありました。反対派は「写真は
撮影したその瞬間を切り取るもので、
写っているもの全てに意味がある」と
かなんとかいうわけですね。

 

一方、賛成派は、「撮影の意図を強調
できるし、クリエイティブな創造の過
程の一つである」とかなんとかいって、
「どんどんやるべきだ」とかなんとか
あおったりするわけです。まあ、人そ
れぞれどっちでもいいんじゃないかと
思うんですが。

 

で、最初の方にも書きましたが、デジ
タル時代の今となっては、おそらく
リミングされた画像を見る方が、ノー
トリミングのモノを見るよりだいぶ多
気がしています。

 

動画だって、バイラルとかバズるとか
いうことが重要な現在では、極力短時
間でインパクトを出したいとなると、
「尺のトリミング」つまりどこまでつ
まめるかが、とても重要なポイントに

なったりしています。

デジタル化が進む中で、とくにSNS化
が進む中で、人間のアテンションスパ
ンというか一つのことに集中していら
れる時間が、どんどん短くなっている
という気がしますねー。

 

そんな中、音楽というものは、そうい
トリミングのプレッシャーに耐えて
(?)それなりの時間を確保している
ように見えますね。何でだろう?リニ
アに鑑賞するもの、という意識がまだ
かなり残っているということでしょう
か?

 

とはいえ、まったくプレッシャーがな
いわけでもなく、長ったらしいアドリ
ブソロなんていうのは、おそらく今は
あまり好まれない時代なんだろうと思
います。特にネット上などでは。

 

逆に言えば、純粋に「ノー・トリミン
グ」な音楽を聴きたければ、やはり
場に足を運んでいただくしかないのか
と思えます。ライブとか、セッション
とか、ね。

 

もちろん、だからってだらだらとしま
りのないアドリブソロを弾いていいっ
てものじゃないんですけど(汗)

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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「お稽古ごと」としての音楽、という問題

本には昔から「お稽古ごと」
という
文化というか、文化的で
はあるものの
その実かなり強固
ビジネスモデル
あります。

 

伝統的なものでいえば、お茶とか生け
とかですね。日本舞踊とか、お琴
んてのもそうなんでしょうね。

 

どんなビジネスモデルかというと、
という権威がずーっと上のトップに
君臨していて、その下に、基本ピラミ
ッド的な階層構造がある「流派」とい
うものを形成しているわけです。で、
その流派で習い事をしようという人は
原則その一番最下層から入っていく
けですね。

 

で、そこからは上に向かって、かなり
細かいグレード分けがあり、その階段
を少しずつ登っていくわけです。そし
て、その過程でお稽古は月何回でいく
ら、階段をワンステップ上がるために
またいくら、というふうな料金体系
決まっているのですね。

 

ピラミッドの上の方の人が出てくる
ベントに参加するのに別途いくらとか、
そんなのもありまして、まあ、一大集
金システムとして機能しているわけで
す。

 

もちろん、そのピラミッドの頂上の方
では素晴らしい文化的な達成もあるで
しょうから、ビジネスモデルだとか集
金システムだとかいっても、けなして
やろうとかそんなつもりではありませ
ん。そんな成がなければ人も寄って
こない
でしょうし、金が集まらなけれ
ば達成も難し
でしょうし。

 

で、さて、

 

巷の音楽の教室なんてものも、そんな
ビジネスモデルを踏襲しているところ
が多いんですよね。小さい時から始め
て、だんだんグレードアップして、と
きどき発表会とかやって。さすがに家
元ってのはいないけれど、頂点を極め
られるのは極く少数、という。もちろ
ん、その少数の人たちはスターなわけ
ですが。

 

繰り返しますが、それが悪いというわ
けではないですが、ここにきてこのビ
ジネスモデルを脅かすものが現れたの

ですね。

少子高齢化、ってやつです。

 

底辺にボリュームがないとピラミッド
の集金機能もうまく働かなくなります
からねー。大きなパイを維持できれば
いいですが子供の数が少なくなると、
大変なところも多いのではと思うんで
すが…

 

このビジネスモデル、オワコンですか
ね?

 

それはまあわかりませんが、少なくと
も、もっとフラットな音楽を楽しむシ
ステムが必要とされている気がしませ
んか?

 

特にアラカン世代には?

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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音楽の季節感は何で決まる?

「季節感のある曲」の「季
節感」って
何で感じるんでしょ
うね?

 

たとえば年の暮れが迫ってくる時期だ
と、クリスマスソングなんかがその代
表的なモノですが、それ以外にも冬の
曲、春の曲、桜の曲、初夏の曲、夏真
っ盛りの曲、秋の曲エトセトラ、ある
わけですが。

 

こういうのって、難しいのは、例えば
夏だからこんな感じの曲になる、とい
えるのか、こんな感じの夏の曲が有名
になったので、それに似ていると夏の
イメージを感じられるようになってし
まったのか……考えるとよくわからな
くなってきてしまうんですよね。(そ
れを逆手にとって、どんな曲でもどこ
かに「ジングルベル」のメロディーを
「引用」してやるとクリスマス気分に
なる、なんて裏技もありますけどね)

 

まあ、どっちもあるんだろうな、とい
うか、そんなことが相互作用的にいろ
いろあって、季節感というのは感じら

れるのだろうと思いますが。

ラテン系のリズムの曲を聴くと、何と
なく夏を感じることが多いとは思いま
す。サンバとかね。でも同じラテン系
でもタンゴは夏っぽいかというと、よ
くわかりませんね(ホットではありま
すが「暑い」というよりは「熱い」
て感じですよね)。

 

ともあれ何となく、ヨコノリ系の曲
ゆったりして、夏っぽいというか南国
っぽいイメージがすることは多いかと
思いますね。各自それぞれが色んなリ
ズムでノってたりするからでしょうか。

 

一方で、カチカチとしたタテノリ(と
くにハネないイーブンな8ビートとか
16ビートとか)は、何となく北方系
感じがするような気がしなくもないで
すが、どうでしょうね?

 

もちろん、音楽のその他の要素も影響
してきますよね。

 

例えば、演奏する楽器の音色なども季
節感を演出するのに影響してきますよ
ね。キラキラした高音の金属的な音
すると、冬っぽいかなとも思えますし。
それからもちろんハーモニーも重要な
役割を果たすでしょうね。

 

皆さんは、音楽の季節感、どんなとこ
ろで感じてますか?


て、ことで。

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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アラカン・フュージョン

日、AORについて書いた
ですが、
今アラカン世代のおじ
さんたちは、こ
のAORだとか、
「フュージョン」といっ
た系統
の音楽に弱い人が多いんですね。

 

あ、「弱い」というのは大好物でご飯
3杯くらいいけてしまう、という意味
ですね…

 

ちょうど青春時代だった70年代後半か
ら80年代前半にかけてそんな音楽が流
行っていたりしたもので、その記憶が
よみがえるのか、みんな嬉々としてし
まったりします。

 

ものは試し、そんな様子をごらんいた
だきましょう。ランディ・クロフォー
という女性黒人シンガーがいます。
R&B系の人ですが、クルセイダーズ
いうバンドでも活躍したりしてまして、
“Street Life” なんて有名な曲もあり、
まあ「クロスオーバー」な方です。

 

その人が、1981年のアルバムで歌った
“You Bring the Sun Out” という曲
を、アラカンセッションでやりました
のでご紹介します。楽しそうでしょw

フュージョンといえば、この日はウィ
ンド・シンセ(EWI)の方もいらっし
ゃいましたね。これも見ると萌える
ですよ、アラカン世代。

 

…というわけで、どうぞ。▼▼▼
https://youtu.be/lwvmmZfWFwc

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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演奏テクニックの「原価率」

価率という考え方がありま
す。

 

特に製造業やお店を経営していらっし
ゃる方はよくご承知だと思いますが、
売上に対する原価(商品を作ったり手
に入れたりするためにかかる費用)の
割合ですね。

 

飲食店を例にとれば、食材の仕入れの
費用、ということになります。それが
実際に売れる価格の何パーセントなの
というのが原価率で示されるわけで
す。原価率が低ければ、利益は大きく
逆に原価率が高ければ利益は低くなる
ということになりますね。

 

これも飲食店を例にとると、一般的に
飲食店の原価率は30%くらいが理想
とか良く言われます。現実にそんなに
低いのかどうか良く知りませんが、そ
れでも50%を超えることはあまりない
のだと思います。

 

なので、実はわれわれが外食して払う
金額のうち実際の食材の費用は1/2以
なわけです。自分の払っている金額
がまるごとその食べ物の費用だと、払
う側は考えがちなんですけど。(残り
はお店の粗利になるわけですが、もち
ろんそこから人件費とかもろもろの経
費が出ていくので、全てがお店の儲け
になるわけではありません)

 

で、

 

なんとなく、これって音楽の演奏での
テクニック的な要素の果たす割合と似
ているなー、と思ったんですね。

例えばライブでの演奏がどの程度受け
るかと考える時に、演奏のテクニック
が果たす役割って3割程度なんじゃな
いか。それ以外のライブ全体のコンセ
プトとか、選曲とか、プログラムの構
とか、プレイヤー同士やプレイヤー
とオーディエンスとのコミュニケーシ
ョンだとか、その他もろもろの果たす
割合が実は大きいのではないか。

 

逆にいえば、そういった部分が小さく
てテクニックの割合が高い演奏という
のは、実は儲からないというか、仕組
みとして成功していないのではないか。
(ここでいう儲からない、というのは、
オーディエンスの心に残らないという
意味ですが)逆に、普通「失敗」とと
らえられるようなことでさえ、実は心
に残る要素になりうるんじゃないか。

 

そんなことを会社での会議中に思った
りしたのことがありました。←仕事し
てるのか?

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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続・パワーコード禁止法

前回の続きです。今回もフィクショ
ンですよ)
「はい?」俺は、ちょっとび
くびくしてインターフォンに応え
た。誰だ?

 

「私です」弁護士の声がした。

 

俺は少しほっとして、解錠のボタンを
押した。とはいえ、アポイントメント
は明日のはずだ。何かあったのだろう
か?

 

「大丈夫でしたか?」俺がドアを開け
ると、弁護士は回りを見渡しながら入
ってきた。

 

「どうしたんです?」

 

ニュース見ていないんですか? 何
か起こるとしても、私がいた方がいい
でしょう?」

 

「何もないですよ。私はパワーコード
なんて弾いてないです。大体、ここの
ところジャズとかフュージョンとか
っち系のしか弾いてないです。パワー
コードを弾くような音楽じゃない」

 

「そうですか……。ならいいんですが。
でも警察が動いているのは間違いなさ
そうですよ」納得しているようには見
えなかった。

 

「それにしても、この禁止法だの規制
法だのでのロックいじめの連続は異常
ですよ」俺は話を変えた。

 

「なんでも次はAとEのキーでの演奏
規制したいようですが、さすがにイ長
調やホ長調の曲はクラシックにもある
から、といわれてペンディングになっ
てるらしいですね」

 

「茶番だ……」

 

そんな話をしていると、またインター
フォンが鳴った。

 

「まいどー○○署です」聞きなじみの
ある刑事の声がした。出前じゃあるま
いし。軽い奴だ。

 

「いやー、青井さん、やっちゃいまし
たねー」刑事は入ってくるなり切り出
した。「署までご同道願いましょうか」

 

「何言ってるんですか。私はここのと
ころ……」

 

「ジャズやフュージョンしか弾いてい
ない、でしょ? 国家権力をなめちゃ
けませんなあ

 

「え?」

 

「例えば、この『枯葉』ですが」と言
って刑事はICレコーダをとり出した。
この前やったセッションの音がした。

 

「ここ。あなたは、ソリストが盛り上
がる陰にかくれて、こっそりとパワー
コードでバッキングしてますね」

 

脇の下に汗が噴き出してきた。

 

「それから、こちらの『モーニン』
同様です。それからこのFeels So
Goodではベースンペー、ンペー、
ンペー、ンペー、ぺぺぺというのに悪
乗りしてパワーコードかぶせてますね」

 

「そ、それは……」

 

「青井さん、しゃべったらダメです!
やはり私がいてよかった」刑事が来た
と知ってキッチンに隠れていた弁護士
が出てきて言った。

 

俺は、椅子に腰を下ろした。弁護士の
存在に気がついた刑事が急に不機嫌そ
うになって言う。

 

「まあいい、逮捕状が出ています。署
まで来ていただけますね?」

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

(繰り返しますが、このお話はフィク
ションです。登場する人物は現実とは
無関係です 笑)

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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パワーコード禁止法!?

(今回のお話はフィクションです)
「もしもし青井です。只今
にしております。発信音の
後30秒以内でご要件を……」

 

電話が鳴ったのだが、俺は留守電が応
対するのにまかせたのだった。

 

「もしもし〇〇テレビですが、今ネッ
トで流れている、青井さんがパワーコ
ード禁止法違反で近々逮捕される、と
いう噂についておきかせいただきたい
と思いお電話しました。また改めてお
電話いたします」

 

そう言って相手は電話を切った。

 

ネット?

 

俺はラップトップのコンピュータを立
ち上げた。ブラウザを開き、ネットの
ニュースサイトにアクセスした。そこ
には、

 

「AOI氏、今度はパワーコード禁止法
違反で逮捕か?マイナーペンタ規制法
違反での執行猶予判決から6カ月」

 

という記事がトップにあった。

 

「……」

 

俺は自分のブログにアクセスし、管理
画面を開いた。新規の投稿を打ち込む。
************
はいはい。みなさん。落ち着いて。
間違いですよ。
詳しくは、書けませんが、
先日僕の方から被害届けを出したので

す。

 

そしたら、逆に疑われてしまいまして。

 

何の問題もありません。

これから、弁護士と話をいたします。

 

パワーコードは、弾いてません。

100%ありません

 

ギターを週に2回も乗っ取られ、
低音の3弦しか音が出なくなってしま
いました。普通にコードを弾いても、
パワーコードに聞こえてしまっていま

した。

 

とにかく驚いています。
もし、科研が調べたのであれば、無実

は証明されているはずです。

 

尿から、パワーコードの反応が出るわ
けなんてことは、あるわけがないので

すから。

 

これは、マスコミのフライングです。

 

AOI
************* 
入力が完了すると、投稿のボタンを押
し、俺はラップトップを閉じた。

 

なぜパワーコードを禁止したのか、意
味が分からない。そのうち暴動になる
ぞ。すでに、いろんなライブハウス
大小たくさんのもめ事が起きていると
いうことだ。うちの回りにも、このと
ころ警察の人間の気配が絶えたことは
ない。

 

弁護士によればテレキャスター警察
かぎ回っているということだ。G&Lの
テレも取り締まられるんだろうか。
ェンダー創業者の設計でも?

 

「もう訳がわからん」

 

俺はつぶやいた。気晴らしでもしたい
が、執行猶予中の身としてはへたに出
かける訳にはいかない。昼寝でもする
か……

 

そこに、玄関のインターフォンが鳴っ
た…
……続きます  ( ̄▽ ̄)

 

(くりかえしますが、フィクションで
す)

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「脳トレ」に音楽?

れまでにも何度か、レコー
ドとかカ
セットテープといった
「アナログ」な
メディアが死ん
ではおらず、逆に伸び
を見せて
いるようだ、というようなこ

について書いたりしました。

 

今の世の中、そうしたデジタルとアナ
ログの間を簡単に橋渡しする機材も安
価なものが色々出てきていますね。以
前はいちいちデジタイズ用のインター
フェースを介さないとつながらなかっ
たカセットプレイヤーやレコードプレ
イヤーも、最近ではそうしたPCやス
マホへの取り込みを前提に、それ用の
インターフェースを持ったものが販売
されていますね。カセットプレイヤー
なんて数千円で売っています。

 

で、これも前に書いたのですが、そう
したアナログな機器で音楽を聴くとい
う行為は、その操作により多く身体を
使う必要
があるので、音楽の演奏に近
ものがあると思うのですよね(DTM
とかそういうのは一旦除きます)。
ーディオなんてものも、高級になれば
なるほど、聴く側の身体的な関与を要
求するんじゃないでしょうか?

 

というわけで、そうしたアナログな音
楽鑑賞(語感が古いですが。履歴書の
趣味欄かよ w)の身体性は、なかなか
捨てがたいものがあるのでは、と思う
のですね。

 

そして、

 

われわれアラカン世代から見ると、こ
うしたアナログな「身体操作」「脳
トレ」的な意味もあって、より軽視す
べからざるモノがある気がするのです。
だとすれば、「音楽演奏」の身体性の
脳トレ効果はなおさらではないか。

 

そういえば、

すこし前に、フラメンコギター奏者
池川寿一さんの、フラメンコの超入門
講座的なものに参加させていただく機
会がありまして。そこでフラメンコ
特の12拍子のリズムに対応するのに
体と脳みその両方に汗かくようなそん
な体験をさせていただきました。日本
にはない3拍子と2拍子の混合したリ
ズムなんですね。

 

音楽を通じて、脳と身体を健全に保つ
というテーマは、なかなか魅力的なも
のですよねー。

 

練習しよ。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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AORはアラカンの夢を見るか?

AORという言葉がありまして、
一般的
には音楽のジャンルを表
す略称だと思
われています。

 

何の略かというと、いくつかあってで
すね、Audio Oriented Rock (音志向
のロック)Adult Oriented Rock(大
人向けのロック)Album Oriented 
Rock(アルバム志向のロック)とか、
まだ他にもあるようですけど、いずれ
にせよ分かったようでよく分からない
名称です。

 

多分日本ではAdult Oriented Rock だ
思っている人が大多数かと思います
が、この言葉がまたどちらかといえば
ジャーナリスティックなモノなので、
その実体はといえば、ハード・ロック
とは違う、ジャズやR&Bの影響を受け
た、ソフトなロック、といったものを
今風にいえばバクっと)想定した言
葉です。

 

なのでグルーヴ的には16ビートがかっ
8ビートで、でもドファンクのように
粘っこいノリではなく、さらっとした
感じの、フュージョン系なサウンドが
中心
になりますね。コード使いもテン
ションが色々入ったシャレたサウ
ンド
になるのですね。代表的なアーティス
トでいうと、TOTOとか、ボズ・スキ
ャッグス
とか、「軟弱化」した後
カゴ
とか(笑)

 

でね、

 

このAOR、ちょうど70年代後半から80
年代に隆盛を迎えるので、今アラカン
世代のおじさんたちは、この辺の曲に
は弱いんですよね。なので、スティー
リー・ダンとかボビー・コールドウェ
とか、マイケル・マクドナルドの入
った後のドゥービーとかを聞かせると
コロコロいってしまうので、面白いで
すよ←

 

実はアメリカではAORという言葉はあ
まり使われず、アダルト・コンテンポ
ラリー(AC)ということの方が多い
うなんですね。でもそうなるとレニー
・クラヴィッツとかバーブラ・ストラ
イザンドとか白人・黒人入り乱れて
なり広い範囲をカバーしてしまう感じ
なので、ちょっと日本で言うAORの語
感とはやや違う気もするんですよね。

 

あと、ACとか言われると、公共広告機
みたいで、「江戸しぐさ」とか押し
つけられそうですしね。

 

アラカンのおじさんにとってはAORは
AORなんだよなー、と思うのではあり
ました。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

シン・ゴジラでジャムってみた

2016年に大ヒットした映画と
いえば「君の名
は。」「シン・
ゴジラ」ですよね。

 

アラカン界隈でも(アラカンだから?)
かなりの勢いで話題となった「シン・
ゴジラ」。そのサントラの中の曲でセ
ッションしてみたい、という話が持ち
上がりまして。

メンバーからリクエストで上がってき
た曲に関しては、極力現場で実現させ
というのを方針としておりますので、
アラカンセッションでやってしまいま
した。

 

この曲「EM20_Jerry_GZM / 情報
供与」
というタイトルがついておりま
す。CDお持ちの方は7曲目ですな
( ̄▽ ̄)

 

アラカンといえば、昔の懐しい曲ばか
りやっているかといえば、そうではな
のです(←なぜ偉そうにする?)

 

てことで、どうぞ。

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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アドリブソロを盛り上げる戦略?戦術?

ジネスの本とか雑誌とかを
むと、「戦略」とか「戦術」とか
の話がよく出てきます

 

戦争かよとか思うのですが、ビジネス
とくにマーケティング系の言葉という
のは往々にして、戦争にまつわる言葉
を多く取り入れていますよね。キャン
ペーンなんて言葉も元をたどると特定
の目的をもった戦闘活動を意味する言
葉だったんだとか。

 

で、まあ、それはともかく。

 

「戦略」と「戦術」の違いはじゃあ何
かというと、これはなかなか微妙とい
うか、決定版といった答えはなかなか
ないようです。色々調べてみても、そ
れぞれ少しずつ言ってることが違うよ
うな同じような、そんな感じを受けま
す。

 

とはいえ、なんとなくではありますが、
「戦略」といえば大きな目標にフォー
カスした大局的なもので「戦術」とい
うのは局地的な手段である、という区
別は、ほぼ共有化されている気がしま
す。ビジネスで言うと「どんな事業に
参入するか」戦略「そのためにど
んな人員を投入してチームを作るか」
戦術とかですね。

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ですから大きな戦略のためには、複数
の戦術が必要になったりするわけです
ね。で、最終的にその戦術のどれかが
うまく働かなくても、全体として戦略
通りに目標が達成されれば、OK なわ
けです。

 

アドリブソロでいうと、全体の「スト
ーリー展開」は戦略で、個別の演奏の
手法などは戦術、ということができる
でしょう。ドとレの2音に音を絞って
弾くとか、ここでブルーノートを入れ
るとか、ポリリズムで弾いてみるとか
いったことは、すべて戦術レベルの話。

 

それに対して、全体としてソロの盛り
上がりのパターンをどうしようとか、
何コーラスのソロをとろうとか、どこ
らへんからアオリをいれて、どこに
ライマックスの山をもっていこうとか
を決めるのが戦略。

 

で、局面局面での戦術(手法)が少し
くらいうまくいかなくても(極端な話、
途中で気が変わって全く別の手法にな
ってしまっても)全体としての戦略通
りにソロが展開できれば、結果オーラ
、なんて感じではないか。

 

もちろん、戦術の引き出しが多いこと
は大切なんですけどね。

 

そんなことを、とある昼下がりに考え
たのではありました。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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オモテとウラの関係について(リズムの話ではありません)

なさん日常色々なブログ
メルマ
を目にされていると
思います。

 

そんなブログなどを書くとき、HTML
という言語を使って、いろんなレイア
ウトができたり、画像や動画を埋め込
んだりできるようにして、見た目を良
くしている、ということは実際に自分
でブログをやったりしなくてもご存じ
の方は多いでしょう。

 

どんなものかというと、いろんな種類
「タグ」とよばれるページのタイト
や、フォント文字サイズ文字装
、他のファイルとリンクなどを指定
するための決められた文字列を用いて
文章を作成することが基本なんですね。

 

とはいえ、そんなタグを常時打ち込ん
でいるわけではなく(昔はそうだった
らしいですが)最近では普段はビジュ
アル・エディターというのがあって、
普通のワープロみたいに文字のサイズ
やら色やらをメニューで選んでレイア
ウトができるようになってはいます。
エディターが入力に合わせてタグを
でつけてくれるようになっているので
すね。

 

なってはいるんですが、どうしてもそ
のビジュアル・エディターをいじって
いるだけだと、うまくレイアウトでき
ない、ということが起こるんですね。
なぜだか分からないうちに、タグ付け
の構造がおかしなことになっていたり
するんですねー。

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で、そんなときにHTMLの知識がある
元のタグを自分でいじって修正がで
きるわけですね。なぜかどうしても改
行が入れられなくなって困っていたの
すっきり解決したりとか、ね。

 

とはいえ、そんなことをえらそうに言
う私にそんな豊富なHTMLの知識があ
るわけではないのですけどね。それで
ちょっとした基礎知識があるだけで
も助かることはあるのです。

 

そういえば、

 

音楽理論にもちょっと似たようなこと
があったりしますよね。理論的なこと
を知らなくても、音楽を楽しむことは
できます。でも、何かのことで悩んで
いるときなど、ちょっとその裏にひそ
んでいる理論の
知識があると、わりと
容易に解決する
こともあるわけです。
キーCを短三度上に転調したときの盛
り上がりコードは何になるかなーとか。
(A♭ですが)

 

どこまでそんな知識を究めるのが良い
のかは、悩ましいところではあります
けれどもね。HTMLの知識が豊富にあ
るからといって、素晴らしいレイアウ
トができるどうかはまた別の話ではあ
りますから。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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老人力は音楽をブーストするか?

回、アラカン世代の「創造
的破壊」
を助けるのは、いわゆ
「老人力」
はないだろうか、
と書きました。

 

書いておいて気がつきましたが、この
「老人力」という言葉は少々誤解をま
ねくかも、と思いまして。

 

これはですね、いわゆる「老人パワー」
とかそういうモノではありません。

 

「老人力」という言葉を世に出したの
は、故・赤瀬川原平さんで、正・続の
2冊の本となって出版されました(今
合本されて売られているようです)。
本はベストセラーとなり流行語の仲間
入りもしたのですが、今となってはだ
いぶ忘れられていると思います(それ
もまた老人力らしいといえばらしいで
すが)。▼▼▼

 

著者は「老人力」について、

 

ふつうは歳をとったとか、モーロクし
たとか、あいつもだいぶボケたとかい
うんだけど、そういう言葉の代りに、
『あいつもかなり老人力がついてきた
な』というふうにいうのである。そう
すると何だか、歳をとることに積極性
が出てきてなかなかいい。

 

…という風に書いているのですね。つ
まりそれまではマイナスのイメージが
ついていた言葉をプラス思考に転換し
たことがポイントだったわけです。

 

でね、この「老人力」という本を出し
たとき赤瀬川さんはちょうど60歳に
さしかかるころまさしくアラカン
あったわけなのですね。もっと歳をと
ってからの本かと思っていたら。今の
私とほとんど一緒じゃないですか(笑)

 

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そんな「忘れる」とか「挫折したこと
がある」とか、そんな「力」がアラカ
ン世代の音楽ライフを盛り上げること
になるのでは、と考える今日この頃な
わけです。

 

「よーし次、枯葉やろう、枯葉
「青井さん、30分前に枯葉やって5コ
ーラスもソロ弾いたじゃないですか」
「じゃあ、あれやろう、あれ
「あれって…」
「あれだよあれ」
「あれですかー」
「そう、あれ。じゃあ、せーの…」

 

…とか?なかなかな破壊力かも。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

 

創造的破壊的「○○力」?

く、街の再開発なんかがあ
と、そ完成後のイメージ
コンピュータ・グラフィックス
の絵になっていたりしてますよ
ね。なんとなく、人はこうし
街の開発には終点があるものだ
と思いがちですが…。

 

でも実はこういうのっていったんは完
成したと思っても、すぐにまた新たな
建て直しだとか、リニューアルだとか

といったモノが始まったりするんです
よね。当たり前のことですが、人間の
営みがそこにあるとすれば、完全に静
止した状態での完成形なんてものはな
といって良いでしょう。

 

そういえば、2016年のノーベル賞
取っ
大隅良典さんの受賞理由である
オートファジーというのは、生物の
胞レベルでも自らを分解し再
生する
いうメカニズムがあるというようなこ
とでしたよね。素人っぽい言い方です
みませんけど(笑)

 

同じようなことは、人間の色々な活動
にも言えるわけでして、とくにクリエ
イティブな活動にはそうした、自分の
殻を打ち破るような「創造的破壊」と
でもいうようなプロセスが必要になる
わけですね。スターダムにのし上がっ
たミュージシャンが生き残っていくた
めにはそれが必要なわけですし、それ
がうまくいかなくて消えていくスター
も数多いわけです。誰とはいいません
が。

 

とはいえ、

 

シニアとかアラカンとかいわれるよう
な年代になってくると、いまさらそん
な「創造的破壊」とかいわれたってね
、とか、そんな肩ひじ張らなくても
なー、とか思ったりもするわけですけ
どね。肩の力抜いていこうよー、とか。

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でも…、

 

一方、最近思うのは、そんなアラカン
世代にはいわゆる「老人力」というも
のが次第にそなわってきているので、
それが結構な破壊力をもたらしうるの
ではないか、なんてことなんですね。

 

どうなんでしょうか?(続きます)
( ̄▽ ̄)