「お稽古ごと」としての音楽、という問題

本には昔から「お稽古ごと」
という
文化というか、文化的で
はあるものの
その実かなり強固
ビジネスモデル
あります。

 

伝統的なものでいえば、お茶とか生け
とかですね。日本舞踊とか、お琴
んてのもそうなんでしょうね。

 

どんなビジネスモデルかというと、
という権威がずーっと上のトップに
君臨していて、その下に、基本ピラミ
ッド的な階層構造がある「流派」とい
うものを形成しているわけです。で、
その流派で習い事をしようという人は
原則その一番最下層から入っていく
けですね。

 

で、そこからは上に向かって、かなり
細かいグレード分けがあり、その階段
を少しずつ登っていくわけです。そし
て、その過程でお稽古は月何回でいく
ら、階段をワンステップ上がるために
またいくら、というふうな料金体系
決まっているのですね。

 

ピラミッドの上の方の人が出てくる
ベントに参加するのに別途いくらとか、
そんなのもありまして、まあ、一大集
金システムとして機能しているわけで
す。

 

もちろん、そのピラミッドの頂上の方
では素晴らしい文化的な達成もあるで
しょうから、ビジネスモデルだとか集
金システムだとかいっても、けなして
やろうとかそんなつもりではありませ
ん。そんな成がなければ人も寄って
こない
でしょうし、金が集まらなけれ
ば達成も難し
でしょうし。

 

で、さて、

 

巷の音楽の教室なんてものも、そんな
ビジネスモデルを踏襲しているところ
が多いんですよね。小さい時から始め
て、だんだんグレードアップして、と
きどき発表会とかやって。さすがに家
元ってのはいないけれど、頂点を極め
られるのは極く少数、という。もちろ
ん、その少数の人たちはスターなわけ
ですが。

 

繰り返しますが、それが悪いというわ
けではないですが、ここにきてこのビ
ジネスモデルを脅かすものが現れたの

ですね。

少子高齢化、ってやつです。

 

底辺にボリュームがないとピラミッド
の集金機能もうまく働かなくなります
からねー。大きなパイを維持できれば
いいですが子供の数が少なくなると、
大変なところも多いのではと思うんで
すが…

 

このビジネスモデル、オワコンですか
ね?

 

それはまあわかりませんが、少なくと
も、もっとフラットな音楽を楽しむシ
ステムが必要とされている気がしませ
んか?

 

特にアラカン世代には?

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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