演奏テクニックの「原価率」

価率という考え方がありま
す。

 

特に製造業やお店を経営していらっし
ゃる方はよくご承知だと思いますが、
売上に対する原価(商品を作ったり手
に入れたりするためにかかる費用)の
割合ですね。

 

飲食店を例にとれば、食材の仕入れの
費用、ということになります。それが
実際に売れる価格の何パーセントなの
というのが原価率で示されるわけで
す。原価率が低ければ、利益は大きく
逆に原価率が高ければ利益は低くなる
ということになりますね。

 

これも飲食店を例にとると、一般的に
飲食店の原価率は30%くらいが理想
とか良く言われます。現実にそんなに
低いのかどうか良く知りませんが、そ
れでも50%を超えることはあまりない
のだと思います。

 

なので、実はわれわれが外食して払う
金額のうち実際の食材の費用は1/2以
なわけです。自分の払っている金額
がまるごとその食べ物の費用だと、払
う側は考えがちなんですけど。(残り
はお店の粗利になるわけですが、もち
ろんそこから人件費とかもろもろの経
費が出ていくので、全てがお店の儲け
になるわけではありません)

 

で、

 

なんとなく、これって音楽の演奏での
テクニック的な要素の果たす割合と似
ているなー、と思ったんですね。

例えばライブでの演奏がどの程度受け
るかと考える時に、演奏のテクニック
が果たす役割って3割程度なんじゃな
いか。それ以外のライブ全体のコンセ
プトとか、選曲とか、プログラムの構
とか、プレイヤー同士やプレイヤー
とオーディエンスとのコミュニケーシ
ョンだとか、その他もろもろの果たす
割合が実は大きいのではないか。

 

逆にいえば、そういった部分が小さく
てテクニックの割合が高い演奏という
のは、実は儲からないというか、仕組
みとして成功していないのではないか。
(ここでいう儲からない、というのは、
オーディエンスの心に残らないという
意味ですが)逆に、普通「失敗」とと
らえられるようなことでさえ、実は心
に残る要素になりうるんじゃないか。

 

そんなことを会社での会議中に思った
りしたのことがありました。←仕事し
てるのか?

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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