退屈と創造力の不思議な関係?

退が好きだ、という人はあ
まりいな
いとは思いますが。


普通、人間退屈しないで過ごしたい

思いますよね。で、まあいろんな刺激
を外部から得ようとするわけです。


テレビ
というものがあれだけ普及した

のは、いつでも映像と音声の刺激を得
られる手軽な装置だったからだったか
らですよね。今では、されにそれに
ットという(ほぼ)無限の刺激を与え
てくれるモノが加わっています。


われわれはコンピュータやらスマホ

らを通じて、四六時中そうした刺激に
自分をさらしていられるわけです。退
屈なんて、しないですまそうと思えば、
すませられる時代なのかもしれません。


なんですが……


だいぶ昔の研究ですが、1980年代

カナダで、テレビが見られる地域の子
供とテレビが見られない地域の子供
比較調査したんだそうです。そうした
ら、種々の思考能力創造性について、
テレビの見られない地域の子供の方が
テレビのある地域の子供に勝っていた
という調査結果が出たんだそうです。


さらに、しばらくしてテレビのなかっ

た地域でテレビが見られるようになっ
たとたん、どうなったと思いますか?
予想はつくと思いますが、その地域の
子供たちのスコアは他の地域の子供た
ちのレベルまで下がってしまったんで
すね。


どう思います?


それから、また別の研究での実験結果

がありまして、被験者を2グループ
分けて、一方に単調でつまらないタス
(電話帳から電話番号を書き写すと
かそんな仕事)をさせたそうです。で、
その後にあるモノの使い道についての
アイデアをどれだけ多く書き出せるか、
というテストをしたんだとか。



そうしたら、事前に退屈な仕事をさせ
なかったグループにくらべて、退屈な
仕事をしたグループの方が、良いスコ
アをたたき出したんだそうです。(ち
なみに何の使い道かというと発泡スチ
ロールのコップだったそうですが 笑)


なかなか考えさせられる結果ですよね。


とはいってもいまさらテレビやコンピ

ューターやらスマホを捨てろとまで言
うつもりはありませんが……。


でも少なくとも、1日(あるいは1週

間?)の中で、意識的に「退屈する」
時間を持ってみるというのは、クリエ
イティブな活動(たとえば音楽を演奏
するとか)をする人にとっては、有効
なことなのかもしれません、よね?


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

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スケール感覚(音階の話じゃなくて)を取り戻す?

、いつもJR東日本中央線
快速を利用して
いるんですが…。
よく遅れるんですよ
ね、いやほ
んとに。(2021年の追記:コ
ロナ以来利用頻度は極端に減り
ましたが)


中央線快速
って、東京駅を起点として、

西は大月とか河口湖とかまで行ってい
たり、青梅線と直通運転したりしてた
りと、長い距離を走るんですよね。な
ので、

何かあると遅延しやすい

という路線なんです、昔から。


先日も朝、中央線に乗ってたら、車掌

さんが、

「本日遅れて申し訳ありません」

…というアナウンスをしてました。ま、
正直だなとは思いましたけどね(苦笑)
出張で新幹線に乗り継ぐ予定があった
ので、ちょっと焦りました。


で、また別の日には青梅線内で「列車
シカに衝突したため」遅延して、
ッターのトレンドに上がってきてま
た ( ̄▽ ̄;これも、まあ今の季節
きどき起きるんですけどね…。


そういうニュースを聞くと、自分が大

きな自然の一部だと感じませんか?え、
大げさ?


ま、大げさに言ってるんですけどね。


日ごろ、SNS とか Web だとかに没

入して過ごしがちな生活を送っている
身としては、自分の身体を基準とした
世の中のスケール感を時々意識的に見
直すことも必要かなと思ったんですよ。


音楽
を聴くのも、最近はどうしても

マホなどでイヤフォンを通して聴くこ
とが多くなりがちですよね。でも、
際に演奏したりする場所、例えばセッ
ションなどでのスタジオとか、もっと
大きなライブハウスホールなどでの
空間の音の広がりは、また違うわけで
す。


そんな、自分の身体よりも大きな空間

だったり、物理的な距離の感覚を、時
には意識してインプットすることをし
てみよう。そんなことを往復6時間半
以上かけて久しぶりに新幹線で日帰り
出張したときに考えたのではありまし
(2021年の追記:出張とかいう言
葉が懐しい)


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

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遠くも近くも?

ラカン世代の視力について
のお悩み
については、以前何度
か書いた
のですが…(例えば、
こちら

 

遠くも近くも良く見えるメガネが欲し
というのは、アラカン世代で音楽を
演奏される方にはほんと切実な問題だ
ったりするんですよね。譜面を見ると
きと、他のプレイヤーを見たりすると
きに、メガネをとっさにかけかえらえ
ませんしね。

 

遠近両用メガネっていうのはあるんで
すけど、結構使いづらかったり目が疲
れたり、いろいろあるんですよね。

 

そんなとき、こんなニュースを見たん
ですね。ワンタッチで遠近が切り替え
られる電子式のメガネ
だそうです。
▼▼▼

 

液晶レンズ技術を使った特殊な素材の
レンズを使っていて、1回の充電で1
週間以上はもつようです。遠近の切り
替えにはフレームに仕込まれたタッチ
センサーに触れるんだそうで、瞬時に
切り替わるとのこと。

 

瞬時に切り替わるなら、演奏中でも対
応できそうですね。アラカン音楽家
とってはこれは朗報になるかもしれま
せん。2018年春には発売を目指して
いるとのことです。ちょっと楽しみで
すね。

 

問題はお値段で、「高価格帯の遠近両
用レンズ(10万~15万円)よりは高く
なる見込み」と書いてあります。んー
そこそこのギター1本買える値段です
かー ( ̄▽ ̄;

 

ともあれ、注目の技術ではありますね
ー。早く値段がこなれてくるといいな
あ、と思って読んだ記事でございまし
た。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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アウトプットのないインプットの話

セッションでのインプ
ットとア
ウトプットについて書
きまして。

 

セッションの現場に立つと、どうして
アウトプットをいかに出すかという
ことで精いっぱいになってしまいがち
ですが、実はどれだけその場でインプ
ットを取り込めるかが大事……なんて

 

今回は、セッションの現場に行くその
前の段階のお話です。

 

そうすると話は逆になってきましてね。
セッションでアウトプットするために
インプットに必死になったりするんで
すね。教則本読んだり、練習したり。

 

それ自体は別に悪いことじゃないんで
すが……

問題は、アウトプットの現場に行く前
インプットをどんどん溜め込もうと
することなんですね。アウトプットを
ちゃんとしようとしすぎるあまり、イ
ンプットが不足してるんじゃないか、
と不安で、ひたすらインプットばかり
し続けるなんてことになったりしてま
せんか?

 

そんなことをしてるうちに、どんどん
インプットが自己目的化していく、な
んていう人がときどきいます。現場に
来ませんか?と誘ってみても、もうち
ょっと練習してから……とかいって、
練習モードから抜け出さない、とか。

 

そうなるとそんな状態が一種のコンフ
ォート・ゾーンになって、居心地良く
なっちゃうんですよね。

 

人の生き方それぞれなので、の人の
自由ではあるわけですけどね。セッシ
ョンとかやってる身からすると、なん
だかもったいないなあ、と思うわけで
はあります。ま、余計なお世話かもし
れませんが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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これなんですか?(セッション編)

「ごめんください」

 

「いらっしゃいませ。どうされました
か?」

 

「いや、ちょっとジャムセッション
たいなあ、なんて思うんですが……」

 

「ジャムセッションね……。ジャンル
は何を?」

 

「えーと、ロックを少し……」

 

「ロックね……。なるほど。えー、こ
ちら、『クロスロード』『パリの散歩
道』『ロング・トレイン・ランニング』
などそろえてますが……。ま、どれに
なさっても同じようなものかと……」

 

「……えーと……。じゃあ『ロントレ』
をお願いします」

 

「はい『ロントレ』ですね……」

 

……これなんですか?

 

『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「あー、そうですか……」

 

「演奏されますか?」

 

「あ、いやいや、まさか……」

 

「ははは。じゃ、これだけですね?」

 

「……えと、あとファンクもやってみ
うかな、なんて思うんですよね」

 

「ファンクねえー。そうしますと『チ
キン』『スーパースティション』『カ
メレオン』などがありますが……。ま、
どれになさっても同じようなんですが
……」

 

「あ、なるほど……。……じゃ、『チキ
ン』で」

 

「はい、『チキン』……と」

 

「……これなんですか?」

 

『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「あー。あー、『スタンド・バイ・ミ
ー』ね」

 

「演奏されますか?」

 

「いやいやいやいや。あはは……」

 

「ははは。じゃ、これでいいですね?」

 

「えー、あとジャズも少々……」

 

「ジャズ、ジャズ……と。それではど
うでしょう?『酒とバラの日々』『オ
ール・オブ・ミー』『モーニン』など
など数多くありますが。ま、どれになさ
っても同じようなものですが……」

 

「あー、じゃ、『モーニン』で……」

 

「はい、『モーニン』……と。そうし
ますと、これとこれ……とこれですね。
ルチ・ジャンルにご興味お持ちでい
らっしゃるようですからね。グルーヴ
取り違えないようにね、注意してい
ただいて……。それでは以上でよろし
いですね?」

 

「これください」

 

「『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「げほげほげほ……」

 

(*ネタなので、「どれも同じじゃな
い」とか怒らないでください)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

カワイイはエライ?

間の行動に与える「イメー
ジ」の力
というのは大きいもの
だといわれますよね。

 

どれだけ具体的なイメージが想い描け
るか。それによってスポーツや音楽の
パフォーマンスが向上する、というこ
とについては前にも書きました。

 

あるいは、どれだけ緊張から解放され
リラックスした状態で演奏や競技に臨
めるかについても、パフォーマンスに
影響しますね。そんなリラックス状態
を生み出すのにも、イメージを活用し
た方法がありますね。

 

「イメージ・リラクゼーション法」
どとも呼ばれますが、基本的には自分
がこれまで一番くつろぐことができた
場面を思い浮かべること(と呼吸法
でリラックス状態を生み出すという手
法です。活用されている方もいらっし
ゃるんじゃないでしょうか。

 

それから、最近の研究によると、可愛
い動物の子供の写真などを作業の合間
にみることで、集中力や生産性がアッ
するそうなんですね。できるだけ可
愛い子供の動物がいいらしく、普通の
大人の動物より格段に(?)集中力が
アップするのだとか。

 

実はこの研究、日本の広島大学だかの
研究グループのものだそうです。題し
て、“The Power of Kawaii”(笑)
そんなわけで、「カワイイ」という日
本語はいまや世界語になりつつあるよ
うで。

 

そんなわけで、音楽(だけじゃないで
すが)のパフォーマンスの向上に、
メージの持つ力活用が期待できるの
では、と。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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カラオケ音源はあれこれ手を出すのが吉?

前、演奏の練習をするため
カラオ
ケの音源を見つけるコ
ツみたいな記事
を書いたことが
ありました。

 

まあ、早い話YouTubeで探すわけで
すけどね。ちょっとしたコツがありま
して、詳しいことはこちらをご覧くだ
さい

 

それで、ちょっと読み返していて気が
ついたんですが、ここで、私は複数見
つかったら「お好みのものを選んで」
くださいと書いているんですね。です
が、曲をジャムセッション的に練習し
ようという場合、

 

なるべくなら、複数の音源で練習した
方がいい

 

…んじゃないかと思うんですね、最近。

 

もちろん曲によっては1つしか見つか
らない、なんてこともあるでしょうか
ら、そんな時は仕方ないんですが。
名な曲なら、多くの場合複数みつかる
と思うんです。

で、どれにしようかなー、とか迷うよ
りはですね、みつかった音源を色々と
かけて、練習してみた方がいいと思う
んですね。というのは、iReal Pro
んかについても言えるんですが、カラ
オケ音源で繰り返し練習してると、
剣に練習すればするほどその音源に馴
れてしまうんですね。

 

つまり、人間には記憶力というものが
ある(私にも一応あります)ので「憶
えてしまう」んですよ。つまり、この
部分にくるとこんなバッキングしてく
るとか、こんなフィルインを入れてく
るぞ、とかね。そうすると、それを頼
りに演奏するようになったりするんで
す。
セッションというか、実際の演奏とい
うものは、その度ごとに違うものです
からね。そんな状況に近い形で練習し
たいなら、色んな音源を使った方がい
と思うんですね。

 

まあ、昔ならそんなカラオケ音源簡単
に手に入らなかったので、贅沢といえ
ば贅沢な話なんですけどね。良い時代
ですね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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勝負は○○○○ではない!

回、ダメ出しの話をしまし
たけど。
それを読み返していて
思い出したんで
すが…。

 

アルトサックスの坂田明さんの言葉で
「勝負というものは、勝ち負けではな
い」という有名な名言(?)がありま
して。私の座右の銘といっても過言で
はございません(笑)

 

坂田明さんは、あの山下洋輔トリオの
第2期のサックス・プレイヤーで、例
ハナモゲラ語の創始者の一人でもあ
りますが…。最近では確か、ミジンコ
の研究家としても有名ですね。確かこ
の言葉は山下洋輔さんと碁だか将棋を
やって負けた時に思わず(?)出た言
葉だったんだとか。

 

そんないきさつはともかく、セッショ
ンをしたりするときに、ダメ出しする
のと同じように、「勝ち負け」にこだ
わる気持ちにとらわれることはありま
せんか?あいつには勝ってるとか、こ
いつには負けた、とか。

とくに自分のテクニックとかを磨きた
いとかいう思いが強いと、そんな気持
ちにつながったりしやすいのだろうと
思いますが。

 

そういうことより、最終的にメンバー
みんなが全体としてどれだけ幸せにな
れるか、が実は「勝負」なんじゃない
か、と思うんですが。アラカン世代と
かになってくると、特になおさらね。

 

勝ち負けにこだわる気持ちになりそう
なときには、この言葉を思い出すと良
のではないか、などと思ったのでは
ありました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ダメ出しはいらない

事などで、ダメ出しを食ら
うことと
褒められることって、
どちらが多いで
すか?

 

日本の職場ってダメ出し多くないです
か?最近読んだ記事によると、日本の
職場って世界一「褒めない」職場なん
だそうです。確かにそんな気もします
よね。褒めたつもりでもおざなりで、
褒められた気がしないとか……。

 

うらはらなのが、職場でのパワハラ
題なんでしょうかね。ブラック企業
かね。

 

ま、別に世の中の職場の問題を語りた
いわけではないので、ここで深入りは
しませんけどね。

 

でね、

 

セッションなんかで一番いらないのが
このダメ出しなんですよね。やめまし
ょうね、人にダメ出すの。口には出さ
なくても、心の中で出してませんか?
で、またそんなダメ出しする人は、
分にもダメ出ししがちだったりします
しねー。めんどくさいんです。

 

必要なのはその場でのリアルタイムの
拍手と歓声ですよ。私たちのやってい
アラカンセッションは、いつもそん
な雰囲気でやらせていただけているの
で、感謝しています m(_ _)m

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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かぶってもOK?

ッションで、ソロを回して
いるとし
ましょう。前の人のソ
ロが終わって、
いざ自分のソロ
というとき、皆さんは
どのタイ
ミングでソロを始めますか?

 

前の人のソロが終わるのをしっかり確
認してから、それでは、と弾き始めま
すか?それとも、前のソロの終わりに
かぶせてソロをスタートさせますか?

 

もちろん、人それぞれなので、色々あ
って良いのですが、とくにノリのよい
とかの場合は、前の人のソロにガン
ガンかぶせて入っていった方が良い結
になったりすることが多いのではな
いかと思います。

 

先日ちょっとご紹介した、ソロの冒頭
からガツンと盛り上げる「トップギア」
で行こうと思ったりする場合は、特
にそうですね。というか、前の人が盛
り上がっているときにガンガンかぶせ
ていかないと、失敗しちゃいます。

日本人的な「礼儀正しさ」という観点
からすると、前の人がちゃんと終わっ
たのを確認して、おもむろに「さて」
ということになりがちですけどね。個
人の性格によるところも大きいのかも
しれませんが。

 

われわれのやっているセッションでも、
豪快にかぶせて「食い気味」に入って
くる方がいて、この前も終わった後の
飲み会で「かぶせてきますねー」とか
いってネタにしたりしてますが、セッ
ション的には、実はそれ全然「あり」
ですから。

 

皆さんも、お好みはあると思いますが、
「食い気味」に始める練習もしておく
と役に立ちますよ。

 

て、ことで。ご参考になれば。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「ぎゃくじゅん」でぐるぐる??

ッションとかで、「えーと
最後は
ゃくじゅんの繰り返し
で、適当なタイ
ミングで終わっ
てください」とかいう
のを聞い
たことありませんか?

 

なんだかよく分からない符丁が飛び交
うなあ、寿司屋かよ。とか思ったりす
る人もいるかもしれませんね。それで
なんだか、しり込みしたりしたくなる
かもしれませんが……。

 

実はそんな大したことを言っているわ
けではないのでして。「ぎゃくじゅん」
は漢字で書けば「逆順」でして、これ
を理解するには、まず「循環」を理解
する必要があります。

 

「循環」というのは、前にも書いた、
世間に非常によく聞かれるコード進行
で、よくあるのはC/Am/F/G とかあ
るいは C/Am/Dm/G とかいう流れで
す。ポピュラー・ソングには、この繰
り返しだけででき上がっているような
曲もありますね。

 

さらに、この2つ目のAmをA7にして
Cmaj7/A7/Dm7/G7 というのも好ま
れたりします。Am7よりA7の方が
り強いDm7への進行感がありますね。
これを「循環」あるいはイチロクニイ
(ナンバリング・システムでいうと、
Imaj7/VI7/iim7/V7 という流れだか
らですね)と呼びます。

 

で、この「循環」のコード進行の前2
小節と後2小節をひっくり返した進行
つまり Dm7/G7/Cmaj7/A7「逆
順」と呼ぶのですね。ニイゴーイチロ
。あるいはこのCmaj7をEm7に置
き換えた(いわゆる代理コードですね)
Dm7/G7/Em7/A7つまりニイゴーサ
ンロクも同様に逆順と呼ばれます。と
いうか、逆順というとニイゴーサンロ
クの方がよく使われるかもしれません。

 

基本それだけのことなんですが、この
逆順ジャズのセッションのエンディ
ングなんかではかなり頻繁に使われる
のですね。

どういうことかというと、曲の最後の
ところというのは、多くは、

 

Dm7/G7/Cmaj7/Cmaj7

 

といった流れで落ち着いて終わるわけ
なんですが、ここを

 

Dm7/G7/Em7/A7

 

で置き換えると、最後のA7が強力に
Dm7に行こうとしたがるため、早い
話、

 

何度でも繰り返していられる

 

……わけなんですね。なのでエンディ
グを「ひっぱる」手法として、とて
もよく使われるようになった。という
ような事情なわけです。クラシックの
楽典でいうと、「偽終止」てやつです
ね。

 

まあ、いずれは最後にEm7じゃなくて
Cのコードに行って(行かないことも
あるけど)曲を終わらせる必要がある
わけですけどね。で、その終わらせ方
にも色々定石はあるのですが、長くな
るのでそれはまた別の機会に。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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定番の○○トロ?(大トロではありません)

くの楽曲には、曲の最初、
メインの
テーマの前にアレが付
きますよね。

 

そう、イントロですね。曲の最後にい
わゆるアウトロ(エンディング)が付
くことも結構あります。

 

普段耳にするJ-POPの曲なんかは、も
ちろんアレンジャーが考えたイントロ
やアウトロが付いてますけど。セッシ
ョンでやるような曲は、その場で適当
に(?)決めて演奏することも多い
す。

 

イントロだと、テーマの最後の4小節
のコードを使うことが多かったりしま
す。「ケツ4つ」なんて、お上品な呼
ばれ方をよくしますが(笑)

 

でも、まあそんな自由な(?)ジャム
セッションでも、これはまず決まりと
いう定番化したイントロがあります。

 

例えば、『A列車で行こう』という曲。
デューク・エリントン楽団の名曲でセ
ッションの定番曲(作曲はビリー・ス
トレイホーン)ですか、これには有名
ピアノのイントロがありますね。

 

この曲には、有名なエンディング(ア
ウトロ)もあって、「Aトレイン・エ
ンディング」とか「エリントン・エン
ディング」なんて呼ばれたりもします
ね。▼▼▼

 

それから、All the Things You Are
というジェローム・カーンの名曲があ
ります。スタンダード中のスタンダー
というような曲ですが、これにも
番のイントロがあります。アウトロと
して繰り返されることも多いです。

 

このイントロは、オリジナルにあった
ものではなく、トランペッターのディ
ジー・ガレスピーが作ったと言われて
います。テーマの曲想と全然違います
よね…。▼▼▼

それからConfirmationというチャー
リー・パーカーの曲があります。この
前も書きましたけど、難しいことで有
名な曲です。この曲にもほぼ定番化さ
れたイントロがあって、例の「黒本」
にも載ってたりするようなんですが。

 

テーマに比べると単純に聞こえるんで
すが、アウフタクトやシンコペーショ
ンがあって、やってみると思ったより
は簡単ではないイントロです。▼▼▼

 

ただ、私このイントロをパーカー本人
が弾いて(吹いて)いる音源を聞いた
ことないんですけどね。誰が始めたん
でしょうね。どなたかご存じですか?

 

そういえば、以前ツイッター「ジャ
ズ研に所属する毒舌な後輩」という
ットがあってですね、それがよく「先
輩・・・ほんとはコンファメーション
のイントロよくわかってないですよね
?」と呟いてたんですね……。なかな
かグサッときますよ(笑)最近見ない
なあ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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セッション版「おまいらもちつけ!」

回もハンド・サインの話な
んですけどね…。

 

セッションソロを弾くときの、定番
的なストーリー展開といいますと、
ち着いた導入から、しだいに盛り上が
っていって最後にクライマックスがあ
って急転直下落ち着いて、はい次の人
ってのが多いですが…。

 

いわゆる、山形の展開って奴ですね。
確かにこれが基本中の基本ではありま
す。ではありますが、それだけが唯一
の展開方法というわけではありません。

 

他にどんな展開の仕方があるでしょう
か? 例えば前の人がガーンとクライ
ックスで盛り上がっているのをその
ま引き取って、ソロの頭からガーン
盛り上がって入る、という行き方も
あったりします。

 

われわれの周辺では「トップギア」型
とかいったりもしますが、名前はとも
かく、そんな展開ができるようになる
と、セッションにも変化がついてさら
に面白くなったりします。

 

で、こうした展開を選択したとしまし
ょう。

 

いきなり頭から盛り上がって、その先
どうします? そこからさらに盛り上
がっていこうにも、もはや盛り上がり
余地はあってもごくわずかです。

 

そんなときは、

 

いったん落ち着かせる(盛り下げる)

 

ということをしなければなりません。
通常の展開なら「山」をつくるところ
ですが、ここはあえて「谷」を作り、
そこから再度クライマックスに向けて
盛り上がる、という戦略になるわけで
すね。

 

で、ハンド・サインなんですが…

 

今書いたような展開にしたいときに、
「ここでいったん落ち着いてくれ」
いうのを他のプレイヤーたちに知らせ
るハンド・サインがあるんですね。ど
んなものかというと、片手の平を下に
向けて、膝の高さくらいまで押し下げ
るような動作になります。

「他のプレイヤーたち」と書きました
が、実際のところこのサインのターゲ
ットはほぼただ一人ドラマーですね。
ドラムが落ち着けば、他は自然に盛り
下がりますからね、たいていの場合は。

 

実際のところ、このサインを使おうと
考えるのはセッション中級者以上かと
は思いますが。知っておくに越したこ
とはないかと思い、ご紹介してみまし
た。ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

人さし指くるくる?

ッションでのハンドサイン
お話なんですが……。

 

セッションしてるとですね、セッショ
ンホストだったり、ソリストの人が
差し指を頭の横あたりに持ってきてく
るくる回すことがあります。

 

たいてい、曲の終わりだったり、演奏
の途中でもたとえばソロの1コーラス
が終わりそうなときに出されるサイン
ですね。わりと見慣れている方も多い
とは思いますが。

 

これはまあわかりやすいと思いますが
「繰り返しの合図」です。たとえば、
ソリストソロをもう1コーラス演奏
したいときはソリストが他のメンバー
に出しますね。逆にソリストをあおっ
て「もう1コーラス行け!」なんてと
きにも出されたりします

 

あるいは、曲全体の最後のところで、
エンディングの部分(4小節だったり
8小節だったりしますが)を何度か繰
り返して、最後を盛り上げたいとかい
うときがあります。そんな時にセッシ
ョンホストの人やエンディングの中心
になっているプレイヤーがメンバーに
伝えるときに使うサインでもあります。

 

ということで比較的わかりやすいサイ
ンではありますが、注意点もないわけ
ではありません。まず、みんなの見え
る位置で(頭かそれより上のあたり)
でしっかりくるくる回しましょう。

 

回しているのかよくわからない控えめ
な出し方をすると、たとえば指が頭に
向いていたりすると、「曲の頭に戻る」
サインと間違われたりします。頭より
上の位置になると、「全体を盛り上げ
よう」とか「音量を上げよう」とかい
う意味に間違われるかもしれません。

 

「上(天井?)を見ろ」と思う人はあ
まりいないとは思いますけどね。

 

あ、あとくるくる回すのはいいけど、
上じゃなくて自分の頭をさしてくるく
るすると、また別の意味に取る人もい
るかもしれない(笑)ので、そっちも
気をつけてくださいね。ケンカになら
ないように。

 

それから、人に向けてもやっちゃダメ
ですよ。トンボ獲りじゃないんだから。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

難しいにもいろいろある

の中には、残念ながら(?)
「難し
い曲」というものが、存
在します。


数え上げればきりがありませんが、た

とえばジャムセッションの界隈(?)
でいうとですね、ジャズの曲は難しい
といわれるモノが多いですね。特に、
ビバップ以降のジャズのミュージシャ
ンが作曲したものなんかに多いようで
すね。


どうしても、それまでのスタンダード
ナンバーなんかとは一線を画す路線

打ち出したいと思うと、難しくなって
しまうんでしょうかね。


チャーリー・パーカー
「ドナ・リー」
とか「コンファメーション」とか、
ック・コリア「スペイン」とか、
ョン・コルトレーン「ジャイアント・
ステップス」とか、デイヴ・ブルーベ
ック「テイク・ファイヴ」とか、有
名な難曲ですね。そしてまた、それを
マスターしようとチャレンジする人も
後をたたない、という人気曲だったり
もするわけです。


なんですが、


そういった難曲といわれる曲の「難し

さ」というのは実はいろいろだったり
するわけです。


たとえば、「ドナ・リー」とか「コン

ファメーション」といった曲は、テー
マのメロディーをちゃんと演奏するの
がともかく難しいわけです。なんせ、
パーカーのアドリブをそのまま曲にし
てしまったようなテーマなので。


ですが、パーカーの曲の構造つまりコ

ード進行なんかは、別にその辺の(と
いってはなんですが)のスタンダード
・ナンバーと難易度はあまり変わらな
んですね。実は、パーカーという人
の曲は、ほとんどが昔のスタンダード
・ナンバーからコード進行を借りて書
かれているのです(コンファメーショ
ンは違うらしいですが)。


一方、「ジャイアント・ステップス」

なんて曲は、テーマのメロディーはそ
んなに複雑なものではないですね。と
いうか、まあある意味とってつけたよ
うなシンプルなものです。

この曲の問題は、いわゆる「コルトレ
ーン・チェンジ」とよばれるコード進
行に沿ってソロをどう展開していくか、
というところにあるわけですね。話す
と長くなりますが、ネットで探せばこ
の曲の解説は沢山出てきますので、ご
興味ある方は検索してみてください。


そして、「テイク・ファイヴ」。この

曲についていえば、5拍子という変拍
子をどうクリアするか、ということが
中心になりますよね。「スペイン」
関して言えば、有名なキメのフレーズ
を含むテーマ部分のアンサンブルをバ
ンドとしてどううまくまとめるかがポ
イントだったり、とか。


というわけで、難しい曲、といっても

その「難しさ」はいろいろだよなあ、
その「難しさ」がどこにあるかを押さ
えて練習しないとね。と、久しぶりに
「コンファメーション」のテーマを弾
いてみようとして思ったのではありま
した。ありゃー、だいぶ忘れちゃって
るなー、ヤバ(汗)


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽のスペックは(あまり)変わらない?

Facebookの仕様って、よく
変わりま
すよね。

 

いいね!だけでない色んなリアクショ
ができるようになったのはもうだい
ぶ前ですね。急に投稿の文字が大きく
なったり、カラーの背景がつくように
なったり。Facebookライブなんても
のが生まれたのが1年前くらいでした
かねー。

 

最近では、プロフィールの写真が丸く
なったりとか…。PCとモバイルで見
え方が違ったりすることもあったりし
ますね。

 

そうした見かけ上のことだけでなく、
裏の仕組みも色々とFacebookはいじ
っているんですよね。たとえば、どん
な投稿が誰のタイムラインにどれだけ
上るようになるのか、とか。

 

で、

別にここでソーシャル・マーケティン
の話をしたいわけではないので、細
かいことに立ち入るつもりはありませ
んが…。SNS業界てのはそうやって
ねに色んな変化を自ら作ったり、それ
を試してまた修正したりと大変なわけ
ですねぇ。

 

翻って(?)音楽ではそんなドラステ
ィックな仕様の変化毎月のように起
こるなんてことはないですよね。

 

これもジャンルとか国によって微妙に
ちがったりすることもあるとは思いま
すが、明日からメジャー・スケールの
6番目の音を半音低くします、という
ようなことはないですね。

 

楽典2017年度7月版と9月版で違う
なんてこともないですし…。

 

あー、よかった(何が?)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

それ、ハーモニック・メジャーだろ
って突っ込んだ人、いますか?あんた
も好きねえw

 

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本のご紹介:『ジャズの証言』

回は、最近読んだ新書
ご紹
介です。

 

『ジャズの証言』(山下洋輔、相倉久
人、新潮新書)って本なんですけどね。

 

山下洋輔というピアニストをご存じの
方は多いと思います。日本を代表する
(フリー)ジャズのピアニストですよ
ね。「フリー」をカッコ付けにしたの
は、フリージャズが中心ではあるもの
の、活動分野はそこにとどまらない、
くらいの意味です。

 

エッセイやら小説やらの文筆も得意と
している人で、私も『風雲ジャズ帖』
からはじまって、だいぶ熱心に読みま
した。もちろん、演奏もレコード聴い
たり、ライブにいったり色々しました
けどね。あ、もちろん今も現役ですよ。

 

一方の相倉久人(あいくらひさと)
んは、そこまで馴染みのない方が多い
かと思いますが、音楽評論家として、
ジャズばかりでなくロック評論なども
手がけた人ですね。『モダン・ジャズ
鑑賞』という著書があって学生の頃読
んだのを思い出します。

 

で、山下洋輔さんは昭和17年生まれ
相倉さんはそのさらに10歳くらい上
なのですが、1960年頃からの日本の
ジャズの歴史を自分たちの体験をもと
に語りあったというのが、この対談形
式の新書本です(相倉さんは残念なが
ら、2015年に亡くなっており、その
亡くなる少し前の対談を書籍化したも
のだそうです)。

私はその時代の雰囲気にどっぷりと使
った世代ではありませんが、多少その
匂いくらいは嗅いでいるのもあり、い
やあ面白かったです。ちょっとだけ、
引用しますと…

 

「(初めて兄のバンドでオン・ザ・サ
ニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
を弾いた時)Cから上に一つおきに鍵
盤を押さえるとCのコードができて、
Eの場合は(中略)EGBではハマら
なくて、Gを半音上げるとうまくいく。
それを発見したときはもう大喜びでし
た」

 

「…先日ニューヨークでロイ・ヘイン
ズのドラムを聴いていたら、フォーバ
ース…をしていて、そのうちすっかり
ロイ・ヘインズのソロになって、やが
てバババーン、バッ!と終わっちゃっ
た」

 

(例の中学生は、これを読んでいたの
かもw)

 

「…西洋音楽は『C、F、Gという三
和音で誰でも演奏できます』という、
基礎パッケージのような音楽の入れ物
の発見なんです。(中略)そして流行
った先で、その国の伝統の節とぶつか
って何かが起きる

 

極東の島国のジャズの歴史を語ってい
るようで、実は色んな刺激を受ける本
だと思います。半日もあれば読めます
ので、いかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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自由が欲しい? 自由から逃げたい?

回のテーマは「自由」とい
うことに
ついてです。

 

…といっても、別に政治的な話をしよ
うと思っているわけではなく、音楽に
ついてのお話ですが。

 

先日のことですが、あるセッション
参加しまして。どんなものかというと、
東京の吉祥寺で「ジャムセッションを
日本の文化に」とかぶち上げて、音楽
教室やったり音楽で起業したい人をプ
ロデュースしたりしている某社長がい
るんですけど。その人が月一でやって
るセッションでして。

 

大体いつも普通のセッションにはなら
ないんですね(笑)。

 

で、昨日のそのセッションでは、「オ
リジナルのスケール(音階)を作っ
てセッションする、というのがテーマ
だったんですね。

 

オリジナルのスケール?そんなものが
いまさら出来るのか?とお思いの方も
いらっしゃると思いますが、そこはそ
れ、やり方はあるものでして。コツと
いうか、ヒント1オクターブの中で
考えないで範囲を広げることにあるの
ですが。

 

まあ、ここではその詳しいやり方を解
説するのが目的ではないので、深入り
はしませんが。ともかく、たとえば、
そんなやり方で私が自分で作ったスケ
ールは、

 

C, E, A, C#(Db), F#(Gb), A#(Bb)

 

というものでした(2オクターブの範
囲で作ったスケールです)。

 

で、さらにスケールの中の音を組み合
わせて、自由にコードを作ったりもす
るんですね。で、その出来たコードを
並べてコード進行を作り、その進行を
使ってセッションをする、というね…
(例えば、私の作ったスケールでは、
C7b9, F#m7b5の繰り返しでやりま
したが)

 

ま、やっぱり普通じゃないセッション
になりました。正直かなり「エグい」
サウンドではあります。私的には好物
なんですけどね。苦手な方もいるでし
ょうが…。

 

で、

 

こんなことをやることで、何が得られ
るのかというと、既存の音楽の方法論
からの(部分的ではあるにせよ)「自
由」な訳ですね。で、実はこれって
からミュージシャンたちが繰り返して
きたことなわけです。

 

古いジャズからビバップというやり方
が出てきたり、そのビバップの枠組み
から自由になりたくてモードを取り入
れてみたり。さらにはフリージャズ
かに走ってみたり。

 

そんな、古い枠組みから自由になりた
というミュージシャンたちの取り組
みをある種シミュレーションするよう
なセッションではありました。とても
刺激的で面白いセッションでしたよ。

 

ただ…、

 

一方で、人間というのはそんな自由を
渇望することがある一方で、いつまで
も自由ではあり続けられない、という
側面もあるのですよね。そうすると、
自分のやっていることを体系付けたり
理論化することによって枠組みを作ろ
うともするわけでして。その枠組みを
深掘りする中での、進化(深化?)
いうのもあるので、それが悪いわけで
もないのです。

 

個人個人の志向によるところも大きい
と思います。同じ人でも、時には一方
に振れたり、ある時には反対に振れた
りもするでしょうね。そんなことも含
めて色々と考えさせられたセッション
ではありました。

 

みなさんは、いかがですか?自由が好
きですか?枠組みの中で深めていくの
が好きですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

○○○のしまい場所あれこれ

にも、ギターを弾くとき
に使う、
のアレのことを話題
にしましたけど。

 

例のあれって、つまり「ピック」のこ
となんですけどね。ピックってものは
何度も書いているように、小さくて薄
くて、早い話、「失くしやすい」んで
すね。

 

で、セッションとかに持って行っても、
よくなくなるし。ケースとかに入れて
持ちあるいても、ケースごと失くす
……。まあ消耗品だと割り切れば、そ
んなもんなんですが。

 

でも、なんか悔しいんですよね(←知
らんがな)。

 

ギターそのものに貼り付けるタイプ
ピック・ケースもあって、あれ確かに
いいんですけど。なんとなくボディー
に貼り付けるのに抵抗があるかなあ、
とか思ってしまったり。

 

この前は、ピックのしまえるポケット
のついたストラップってのを見つけて、
これだ!と思って買ったんですけどね。
使ってみると…

 

ストラップを使っているときは、ピッ
クが取り出しにくい

 

……んですね。しかもそのわりに

 

ストラップを外すと、ピックがボロボ
ロ落ちやすい、

 

……ので、これも使えねーということ
になりました(ストラップとしては使
ってますけど)。

 

で、結局、最近はピックを持ち歩くと
きは、ジーンズなどによくついている
「コインポケット」という小さなポケ
ットに入れておくのが一番取り出しや
すいし、失くしにくそう、ということ
でそこにいれてます。

ただねー、

 

ピックをしまうのには、まあいいんで
すけど、家に帰ったとき取り出すのを
忘れやすいんですよ。そうすると、た
まにそのまま洗濯されてしまったりし
て……。洗濯機が故障したらどうする
だと、怒られるのが難点ですね。

 

ギタリストの皆さんは、どうしてます
か?

 

(ちなみに、コインポケットって元々
ウォッチポケットといって、懐中時
計をいれるためにつけられたんだそう
ですよ。ピックをいれたらピックポケ
ットですね……←ってそれじゃスリ
ろ)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

追記:
「市販のピックケースを木製の洗濯バ
サミに貼り付け(てストラップに止め)
ると丁度良い塩梅」というアイデアを
Facebookで教えていただきました。
これはいいかもしれませんね。

 

 

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続・音楽でトレード?

「トレード」の話の続
きです。
日本では普通「4バー
ス」とか呼ばれ
るやつですね。

 

これ、ジャズのセッションでは頻繁に
やられるので、ジャズが好きな方はご
存じかと思います。ジャズのレコード
などでも(とくに昔のでは)よく聞か
れますね。

 

ですが、ジャズにあまり馴染みのない
方には、なんのこっちゃという感じか
もしれませんので、解説しておこうか
と思いまして…。

 

ジャズでセッションすると、テーマが
演奏されたあと各プレイヤーがアド
リブでソロを取りますね。で、各人の
ソロが終わると、またテーマに戻る
けですが、その前にソリスト同士が4
小節ずつの短いソロを交換(トレード)
しあうことがあります。コール&レス
ポンスってやつですね。

これを英語ではトレーディングとか、
日本では4バースとか呼んでいるわけ
です。4小節と書きましたが8小節だ
ったり2小節だったりすることもあり
ます(その時は8バースとか2バース
とかになりますが)。

 

で、これは通常、メロディ楽器とドラ
ムの間での交換という形をとることが
多いです。例えば、サックス4小節→
ドラム4小節→トランペット4小節→
ドラム4小節→ギター4小節→ドラム
4小節→ピアノ4小節→ドラム4とか
いった流れなんてのがよくある形です
ね。

 

ポイントとしては、
1.この交換は、演奏されている曲の
フォーマットに沿って行われる。
2.テーマに戻る直前のソロはドラム
になる。
…ということでしょうか。

 

ソリストは、曲がずっと続いている前
でその部分に合わせたソロを弾きま
す。ドラムソロのところも、曲のコー
ドは進行していると考えて、次のソリ
ストはソロを引き継ぎます。

 

2については、よくあるAABAで32
小節とか64小節とかの曲であれば、キ
リがいいんですが、変則的な小節数の
曲の場合は、調整が必要になります。

 

例えば、ブルーズはワンコーラス12小
節なので、1コーラスとか3コーラス
では半端が出てしまいますから、最低
2コーラスか偶数コーラス繰り返す
要があります。

 

あと、All the Things You Areなんて
曲は36小節あるので、これもどこかで
調節(最後をドラム8小節にするとか)
が必要ですね。

 

そんな4バース8バースですが、ジャ
ズのセッションで必ずやるのか、とい
うとそういうもんでもなく、やらない
場合もあります。お店によってはほぼ
必ずやるって方針のところもあるよう
ですが。

 

ジャズのセッションにチャレンジしよ
うかと思っておられる方は、知ってお
かれるとよろしいかと思います。

 

そんなトレーディング(4バース)の
として、ソニー・ロリンズの名盤、
『サキソフォン・コロッサス』から、
Strode Rode という曲をご紹介しま
す。ロリンズとドラマーのマックス・
ローチの2人だけでバトルのような交
が繰り広げられます(3:08あたりか
ら始まりますよ)。▼▼▼

 

て、ことで。ご参考になれば…。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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