ギターでアドリブを始めるのに、まず
覚えていただくとよいポジションの話
でございました。再掲しておきますね。
これはCメジャーのスケール(ピアノ
でいえば白鍵だけでドレミファソラシ
ドと弾けるあのスケール)です。ペン
タトニックに加えてFつまりファの音
とBつまりシの音が加わっています。
このFとBの音はペンタトニックの5
音に比べて使い方が少し難しいので、
ペンタトニックに慣れてから使ってみ
ましょうなどとよくご案内しておりま
すが、
いつまでも怖がって弾かないのもよく
ない
……と思うので、とくに練習のときな
んかは、どんどん弾いてもいいと思い
ますよ。で、なんかおかしい、ハマら
ないと思えばペンタトニックに戻れば
いいんですし。
で、さて、メジャースケールといえば
ドレミファソラシドなのに、どうして
ドの音が真ん中に来てるんだろうと思
われる方もいらっしゃると思います。
(実際、最近もそんなご質問をもらい
ました)
前にも書きましたが、「ド」の音、つ
まりいわゆるナンバリングシステムで
いうところの「1」の音は、「王様の
音」と呼んでいるくらいで、演奏する
フレーズが最も落ち着く先になるわけ
です。
なので「ソラ→ド」(56→1)「ミ
レ→ド」(32→1)という流れをま
ずは意識して弾きなれてもらえるよう
にこのポジションをお勧めしているの
ですね。これは、ギターに限らずピア
ノでも管楽器でも意識すると良いと思
うので、よろしければギタリスト以外
の皆さんもご参考になさってください。
の皆さんもご参考になさってください。
で、さて、
ギターはある意味面倒くさい楽器だと
昨日書きましたが、その一方ギターが
素晴らしいのは、このポジションを上
下にスライドさせていけば
いろんなキーに対応できてしまう
ということなんですね。たとえば、ド
を押さえる位置を2フレット上にずら
せばDメジャー、逆に2フレット下に
ずらせばBbメジャーのスケールになっ
てしまうわけです。相対的なポジショ
ンの位置関係は変わりません。
つまり視覚的に見て「同じ図形」を上
下させるだけで移調に対応できるわけ
です。この「図形」ですね▼▼▼
ピアノの鍵盤だとこうはいきませんよ
ね、視覚的にみたCメジャースケール
の描く図形とDメジャースケールのそ
れでは違ってしまいますので▼▼▼
スキマ時間に、好きな音楽をかけなが
ら、ギターを手に、このポジションを
上下させて曲にあわせて弾いてみては
いかがでしょう。なかなか楽しいと思
いますよ。
この次のステップについては、またど
こかで。
こかで。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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