コードをめぐるセッション的真実と現実3

ードの「落ち着き」と「盛
り上がり」
の話が前回は「3コ
ード」の話に寄り
道(?)しま
したね。

 

で、前回の最後にも書きましたが、た
とえばCメジャーキーの3コード
を弾いてみてください(キー
をしっかり意識するために、初めにド
レミファソラシドと、1回Cメジャー
スケールを弾いてみるといいです)。

 

そうすると、どうですか?Cのコード
一番落ち着いて聞こえて、FとGの
コードはそれに対して、盛り上がりを
感じる(言い方を変えるとそのままで
は終われないように感じる)のではな
いでしょうか。

 

たとえば、C、F、G、Cという順番
で弾いてみましょう。すると、落ち着
いた感じから始まって、途中盛り上が
って、最後また落ち着く、という感じ
になりますよね。

 

一方、C、C、F、Gという順番で弾
くと、同じコードを順番を変えて弾い
ただけなのに、最後、このままでは終
われない感じが残るでしょう?

 

(西洋)音楽というのは、こうした仕
組みを使って、落ち着きと盛り上がり
を繰り返しながら曲が進んでいくよう
にできているんですね。なので、まず
はこの3コードの役割をしっかり理解
するというか「感じる」ことが大切
んです。

もちろん、Cメジャーの曲の中にも、
3コード以外のコードが出てくること
はありますが、多くの場合この3つの
コードの親戚(兄弟?)のようなもの
なのです。ダイアトニック・コード
言ったりしますが、まあ名前はどうで
もいいです。

 

結論だけ言ってしまうと、Amが出て
きたらCの兄弟だと、Dmが出てきた
らFの関係者だと、Emが出てきたら
Gの親戚だと思ってください(キーは
Cメジャーで書いてます)。

 

なので、セッションに行って、Amが
出てきたらCのコードを、DmならF
のコードを、EmならGのコードを弾
いても、問題はまず起きません。ベー
スの人がちゃんとルート(コードの根
音)を押さえて弾いてくれれば、なお
さらOKです。

 

コードのことを思い悩んでいるより、
セッションに行ってどんどん弾いたほ
うがお得です。

 

とはいえ、

 

この3つのコードが、「落ち着き」と
「盛り上がり」に分かれるのはどこが
違うんだろうと思う方も入ると思いま
す。考えてみれば、同じメジャーコー
なのに。

 

それについては、また次回

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コードをめぐるセッション的真実と現実2

ードのお話でございました。

 

コードには、基本的に「落ち着き」
「盛り上がり」2つしかない。まず
それを感じられるようにしよう、とい
うことでしたね。で、まあそれはそう
なんだけど、もうちょっとだけ理論的
(というと仰々しいですが)な話をし
ようかと思います。

 

音楽の入門書なんかで、スリーコード
(3コード)という用語を聞かれたこ
とがある方もいらっしゃると思います。
その名の通り、3つのコードのことな
んですが、音楽用語としては、各キー
(メジャーキー)における「ドミソ」
「ファラド」「ソシレ」でできる3つ
のコードのことをさします(移動ドで
すね)。昔、フォークギターとかやら
れた皆さんには懐しい言葉かも(笑)

キーCなら「ドミソ」は、「ファラ
ド」は「ソシレ」はのコードに
なります。「ドミソ」のことを「トニ
ック(コード)」、「ファラド」のこ
とを「サブドミナント(コード)」
「ソシレ」のことを「ドミナント(コ
ード)」なんて呼んだりもします。

 

で、実はセッションでやるようなポピ
ュラー・ミュージックのもとになって
いる西洋音楽は、基本的にはこの3コ
ードを土台にしているんです。なので
3コードで弾ける曲なんていうのも沢
山あるんですね。

 

小学校で、ピアノを弾ける子が、メロ
ディーに即興で和音を付けて弾いたり
してるの聴いてスゲーとか思ったこと
ありませんか?ああいうのは、そんな
やり方で付けていることが多いです。

 

ジャズピアニスト山下洋輔さん

 

「…西洋音楽は『C、F、Gという三
和音で誰でも演奏できます』という、
基礎パッケージのような音楽の入れ物
の発見なんです」

 

と言っています。残りのほとんどの部
分はこの土台の上に成り立っているん
ですね。

 

なので、セッションなどをやろうと思
う皆さんは、まずはこの3和音どれ
に「落ち着き」感を、どれに「盛り上
がり」感を感じるか?手元にコードの
鳴らせる楽器のある方は聴いてみてく
ださい。どうですか?(注:Cメジャ
ーのキーの中の話なので、コードを弾
く前
に一度「ドレミファソラシド」の
メジ
ャースケールを弾いてから、コー
ドを
弾くようにするといいです)

 

続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コードをめぐるセッション的真実と現実

Facebookでコードについて
のご質問
というかコメントをい
ただきまして。

 

「上手い人は、単純にしたり、複雑に
したり、コード進行を自在に変えたり
しているように思えるが、どうやれば
あんなことができるようになるのだろ
うか?」

 

というような内容でした。

 

確かに、曲のコード進行というのは、
一つに決まったものがあるようでない
んですよね。人によって微妙に違った
り、時には大きく違ったりするように
も見えます。そして、その背後にある
理論的な話になると、特に初心者の方
々には、理解がなかなか大変という側
面があります。

 

上のご質問は、リハーモナイジング
いう領域に属します。略称リハモ。検
索すればネット上には色んな情報がヒ
ットするのですが、たいていの場合、

 

「難しいことごちゃごちゃ言っていて
さっぱりわからない」

 

という感想を持たれるのでは、と思い
ます。

 

難しいこと言い出すときりがないんで
すよ、ありがちですけど。で、ジャム
セッション的な形で音楽を楽しまれる
のであれば、まずはコードというもの
をシンプルに捉える考え方を持つよう
にしましょう、という記事を前に書き
ました。こちら、▼▼▼
と、こちらですが…▼▼▼

 

つまり、基本的にはコードには「落ち
着き」「盛り上がり」の2種類しか
ない、ということですね。細かいこと
に捕らわれるより、演奏している曲の
コード進行が今盛り上がっているか、
落ち着いているか、それを意識するこ
とから始めましょう、と。

 

なにも、「今鳴ってるコードはG7b9
だな!」「今度はCM9だな!」とか
まで言い当てる必要はないわけです。
この例でいえば「盛り上がってる!」
「ここで、落ち着いた!」というのを
感じ取るのが大切なんてことを書いた
のですが…。

 

この基本スタンスは変わらないのです
が、今回は、ちょっとその先のことを
お話してみようかな、と思います。

て、ことで、次回は、落ち着きと盛り
上がりコードの違いを生み出すモノ
何かということについて、探ろうと思
います。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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どっちがメインなの?

ジャースケールのですね、
5番目の
音の上に作られる(ル
ートとした)
のことを、何
と呼ぶでしょう?

 

ドレミファソラシソの音Cメジャ
ースケールならGの音の上に作られる
和音(コード)ですね。つまり「ソシ
レ」とか、四和音なら「ソシレファ」
の和音です。

 

コードネームで書くと、(メジャー)
とかG7とかになるんですが。

 

ポピュラー・ミュージックの理論に詳
しい方なら「ドミナント・コード」
「ドミナント・セブンス」とか呼ぶ
んじゃないでしょうか。

 

クラシックの楽典を学んだ方だと「属
和音」とか「属七の和音」なんて呼び
方をされるんではないでしょうか?

 

これ、前から思ってたんですけど、こ
2種類の呼び方を並べてみると、
和感感じませんか? え、感じない?
まあそれならそれでもいいんですけど
ね(ぶつぶつ)……

 

つまり、何を言いたいかというと、
ミナント(dominant)という単語は、
一般的には「支配的な」とかそんな意
味じゃないですか。つまり支配する和
なわけですね。

 

ところが一方、楽典上の和訳では「属
和音」なんですよね。つまり「従属的
な和音」

 

なんか意味的に真逆じゃないですか?
面白いと思いません? なんででしょ
うかね?

 

で、まあ、

 

この翻訳事情について、詳しく調べた
わけじゃないので、こうなった理由に
ついて、私は知らないんですが。なん
となく、西洋と日本の感覚の差があら
われているのでは、と思ってみたりも
したんですね。

 

つまり、西洋的にはガヤガヤと「盛り
上がった」落ち着かないところが音楽
のキだと考えているのに対し、日本
な感覚だと、そんな盛り上がったの
「落ち着いた」先を重視してるのか
な、と。

 

まあ、これは私の単なる思いつきなん
ですが。この辺の詳しい事情をちょっ
と知りたいと思ったというお話でござ
いました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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イタリアのコードネームはドレミ?

ードネームって、色々と書
き方に
人差地域差がありま
して。前にも書いた
ことがあり
ましたが……

 

マイナー7m7 とか mi7 とか -7
かね。色々と譜面によって書き方が違
ったりするんですよね。馴れないと読
むのに苦労したりします。

 

そんなコードネームがどうもイタリア
(フランスでも?)ではABCじゃな
くて、Do, Re, Miで書かれているらし
という話を聞いたんですね。たしか
に元々中世の「ヨハネ讃歌」という歌
の各フレーズの頭の音がドレミ〜にな
っていて、その部分の歌詞をとってイ
タリア語やフランス語の音名がついた
んだと聞いてますが。

 

とはいえ、半信半疑だったんですね。
実際に見たわけじゃないので。そうは
いってもグローバル化してる今では、
もうABCになってるんじゃないんだ
ろうか、とも思ったりもしましたし。

 

ところが、

 

今回、とあるサイトでそんな譜面を実
際に見たのですが……なんと、

 

確かにDo, Re, Miでコードが書かれて
いる

 

……んですのよ、奥さま。

 

を見ていただきたいのですが、これ
民謡の「サンタルチア」の一部です。
キーはBbでして、冒頭のコードネーム
「Si♭+」と書いてあるのがわかりま
すでしょうか? 「Si♭」シのフラッ
つまりBbですね。で、次の「+」
どうも、「メジャー」という意味らし
いです。つまりBbメジャーコード。

 

次のコードは「Fa7」なんですが、こ
れは、まあ分かりやすいですね「Fa」
はFなのでFの7thコード(F7)にな
ります。

 

著作権の問題もあるので、民謡の譜面
にしましたけど、これを見つけたサイ
トには他にもビートルズとかサンタナ
だとかの譜面もあったんですが、みん
なこんな調子でした。(追記:その後、
ジリオラ・チンクェッティの「雨」と
いう有名な曲の譜面も見たんですが、
やはりそうでした。)

 

マイナーmでした。なので Gm7
Solm7Dmaj7Re+7とかそんな感
じです。分数コードも全部ドレミ。

 

いやあ、世界は広いですね。インドと
とか、タイとか、どうしてるんでしょ
うね?

 

とにかくこれで、イタリアでセッショ
ンして譜面を渡されても安心だ!(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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アドリブ・ソロの補助線?

の前、子供の数学の参考書
がテーブ
ルにあったので、のぞ
いてみたら、ち
ょうど幾何とい
うか図形の問題が出て
まして。

 

そういえば、昔、学校の数学の幾何の
問題を解くときに、「補助線」という
ものを使うというようなことを習った
のを思い出しました。皆さんも習いま
したよね?え、数学嫌い?思い出した
くない?

 

えーと、別に数学の講義をしようとい
う訳ではないのでご安心下さい。とい
うか、そもそもそんなことは出来ない
し。

 

その補助線ですが、「 幾何の問題を解
く時,与えられた図形にないが,問題
解決の助けとするために新たに描く直
線,または円。」と辞書には定義され
てました。この補助線をうまく使うこ
とで、難しそうな問題が、易しく解け
たりもするわけですね。

 

セッションなどでのアドリブ・ソロ
弾いたことのない人からみると、アド
リブでソロを弾くなんて、数学の問題
よりももっとすごく難しい問題を解く
ように思えるのかもしれませんが。実
は、アドリブ・ソロの弾く人も、色ん
「補助線」をたよりに弾いてるんで
すよね。

 

たとえば、スケールなんてモノがあり
ますね。それから、コード(進行)
てのもあります。あとは、リズムもそ
うですよね。そんな「補助線」をより
どころに、アドリブ・ソロを弾いてい
るわけなんですね。

もちろん、そのどこに比重を置くか
かで、その人の個性も出るわけですよ
ね。

 

で、

 

としては、アドリブでソロを弾く時
一番強力な補助線は、やはり

 

そのそのもの

 

だろうと思うわけですよ。その曲のコ
ード進行はまあ当然としても、その曲
メロディ、そのリズム…。

 

アドリブというと、その曲とは違った
ものを弾かなきゃとか思いがちになっ
たりするんですけど。実は、曲そのも
のに寄り添って、でもその人の個性も
出るようなソロ、というのが一番だよ
なあなどと思う今日この頃でございま
す。

 

もちろん、わざと外すとかアウトする
とかいうワザ(?)もあるわけですが、
それも元の曲という「補助線」があれ
ばこそではないかと。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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続・メジャー7が問題を起こす時

ジャー7コードの7度の音
は、ルー
トの音と半音しか違わ
ないので、場合
によってぶつか
る(メロディにルート
が使われ
る時など)。そんな時どうす
る?
というお話でした。

 

もちろん、事前にパートを分けて弾く
音を指定できる場合は、アレンジ(編
曲)ぶつからないような対応も出来
るわけですが…。ジャムセッション
どで、その場で対応しなければならな
いなんて時はどうしましょう?

 

その場合はですね…

 

メジャー7コードを弾かなきゃいい
です。当たり前といえば当たり前です
が、単純なCメジャーコードCmaj7
のコードも、曲中での役割は(ほぼ)
変わりません。Cがドミナントコード
の場合(キーがFの場合など)は例外
ですが、その場合はそもそもコードに
Cmaj7を指定したりしません。

 

なので、一番簡単な解決法は、Cmaj7
の代わりにCのコードを弾くことです
ね。あのキラキラ感は消えますが

 

ジャズなどで、単純な三和音を弾くの
がためらわれる場合にはですね、メジ
ャー6コードを弾くという手もありま
す。Cmaj7の代わりにC6を弾く、とい
うようなことですね。
三和音の上に加えられる音6度の音
たとえばCメジャーならA(ラ)の音
なので、メロディにCの音がきてもぶ
つかりません(というか短3度でハモ
りますね)。

 

メジャー7コードの陰に隠れて、メジ
ャー6コードってあまり人気がないで
すかね?実際メジャー7のあのキラキ
ラ感はないですが、その分極めて堅実
な(?)コードです。

 

時にはメジャー6コードで渋く決めて
みてください。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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メジャー7が問題を起こす時?

ード楽器とくにギターを弾
みなさん
は、メジャー7コー
を覚えた時どう
思いました?

 

昔、ギターでCだのDだのEだのコード
が弾けるようになって、そうこうして
るうちに、メジャー7コードのことを
知った時って、結構感激しませんでし
たか?

 

Cmaj7とかFmaj7とかを弾くと、なん
だか音がキラキラしていて、普通のC
とかの三和音が急にやぼったく感じら
れたりして。それに、実はギターでは
CよりもCmaj7の方が、FよりもFmaj7
の方が押さえやすかったりするんです
よね。

 

こうした、メジャー7コードにハマる
という現象が実は結構起きていたので
と思っているんですが。まあ、統計
とった訳じゃないですけどね。あと、
演奏する音楽のジャンルにももちろん
影響されるとは思います。ブルージー
なロックとかには似合いませんから。

 

でね、

 

そんなメジャー7コードなんですけど
時々問題というほどのことでもないか
もしれませんが、少々こまった事を引
き起こすことがあります。何かという
とですね、

 

音がぶつかる

 

ことがまま起こるのです。

 

例えばCmaj7というコードを考えると
ルート(基音)はC(ド)の音ですね。
一方7度の音はB(シ)なわけで、こ
2つの音は実は、「半音しか違わな
い」隣り合わせの音なんですね。これ
隣り合わせの形で鍵盤楽器(ピアノと
かオルガンとか)で弾いてみればわか
りますが、ぶつかってちょっとキツイ
響きを生み出します。

コードとして弾く時は、たいていの場
合この2つの音を離して弾くので問題
にはならないですが、

 

曲のメロディがルート(この場合C)

 

の時、往々にしてぶつかる、というわ
けなのですね。そんなときどうします
か?

一つの考え方としては、「気にしない」
というのももちろんあります。この
つかる響きを意識的に活かしたいとい
う人もいるでしょう。特にジャズをや
られる方などは、この当たる感じが好
という人もいるでしょう。でも、
になる人はどうしたらいいか?

 

続きます ( ̄▽ ̄)

 

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「寄り道」から戻ってこられますか?(音楽の話ですけど)

楽っていうのは、多くの場
音楽の
3要素(メロディー、
ハーモニー、リ
ズム)について
色んな寄り道をしては、
元に戻
ってくる、そんな事の繰り返し
で成立していますね。

 

例外的にずっと寄り道しっぱなしのよ
うな音楽もありますけどね。まあ、そ
れは置いておくとして…

 

たとえば、メジャースケールでのメロ
ディーがあるとすると、ドレミファソ
ラシドのうちのファの音は、他の
音との比較で言うと「寄り道」の音
んですね。なので、そこで普通は立ち
止まりっぱなしではいられなくて、
の音とかミの音とかに戻りたくなる
けです。

 

長くなるのでここでは割愛しますが、
ハーモニーでもリズムでも似たような
寄り道は発生します。

 

よくいう盛り上がりと落ち着きという
言葉を使えば、「寄り道」をしている
ときは、音楽的にはたいて「盛り上が
って」いる時なわけですね。

 

なので、盛り上がるためには寄り道す
る必要があるんですけど、寄り道しっ
ぱなしで帰ってこれないと「迷子」
なってしまうんですね。つまり寄り道
先からちゃんと戻ってくるという感覚
が大切なわけです。

なんか、サラリーマンのお父さんの帰
宅ルートの話みたいになってきました
ね。寄り道もいいですが、ちゃんと家
には帰りましょう。

 

それはともあれ…

 

その感覚が出来ていれば、結構遠くに
寄り道しても帰ってこられるわけなん
ですよ。上に書いたスケールの話でも、
実はメジャースケール上の音じゃなく
ても寄り道はできるんですね。ちゃん
戻れさえすれば。

 

そんな相対的な「寄り道」「本筋」
行き来の感覚が、音楽を作り上げて
いると言えると思います。あくまで
対的というところがサウンドの陰影を
作るのではありますが。

 

その感覚をつかむにはどうするか?ま
ずはメジャースケールのドの音(ナン
バリングシステムでいう1の音)に戻
、という感覚からスタートするのが
やはり一番かと思います。ドは王様の
、ですね。

 

まずはドとレの2音から。て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽の季節感は何で決まる?

「季節感のある曲」の「季
節感」って
何で感じるんでしょ
うね?

 

たとえば年の暮れが迫ってくる時期だ
と、クリスマスソングなんかがその代
表的なモノですが、それ以外にも冬の
曲、春の曲、桜の曲、初夏の曲、夏真
っ盛りの曲、秋の曲エトセトラ、ある
わけですが。

 

こういうのって、難しいのは、例えば
夏だからこんな感じの曲になる、とい
えるのか、こんな感じの夏の曲が有名
になったので、それに似ていると夏の
イメージを感じられるようになってし
まったのか……考えるとよくわからな
くなってきてしまうんですよね。(そ
れを逆手にとって、どんな曲でもどこ
かに「ジングルベル」のメロディーを
「引用」してやるとクリスマス気分に
なる、なんて裏技もありますけどね)

 

まあ、どっちもあるんだろうな、とい
うか、そんなことが相互作用的にいろ
いろあって、季節感というのは感じら

れるのだろうと思いますが。

ラテン系のリズムの曲を聴くと、何と
なく夏を感じることが多いとは思いま
す。サンバとかね。でも同じラテン系
でもタンゴは夏っぽいかというと、よ
くわかりませんね(ホットではありま
すが「暑い」というよりは「熱い」
て感じですよね)。

 

ともあれ何となく、ヨコノリ系の曲
ゆったりして、夏っぽいというか南国
っぽいイメージがすることは多いかと
思いますね。各自それぞれが色んなリ
ズムでノってたりするからでしょうか。

 

一方で、カチカチとしたタテノリ(と
くにハネないイーブンな8ビートとか
16ビートとか)は、何となく北方系
感じがするような気がしなくもないで
すが、どうでしょうね?

 

もちろん、音楽のその他の要素も影響
してきますよね。

 

例えば、演奏する楽器の音色なども季
節感を演出するのに影響してきますよ
ね。キラキラした高音の金属的な音
すると、冬っぽいかなとも思えますし。
それからもちろんハーモニーも重要な
役割を果たすでしょうね。

 

皆さんは、音楽の季節感、どんなとこ
ろで感じてますか?


て、ことで。

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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アラカン・フュージョン

日、AORについて書いた
ですが、
今アラカン世代のおじ
さんたちは、こ
のAORだとか、
「フュージョン」といっ
た系統
の音楽に弱い人が多いんですね。

 

あ、「弱い」というのは大好物でご飯
3杯くらいいけてしまう、という意味
ですね…

 

ちょうど青春時代だった70年代後半か
ら80年代前半にかけてそんな音楽が流
行っていたりしたもので、その記憶が
よみがえるのか、みんな嬉々としてし
まったりします。

 

ものは試し、そんな様子をごらんいた
だきましょう。ランディ・クロフォー
という女性黒人シンガーがいます。
R&B系の人ですが、クルセイダーズ
いうバンドでも活躍したりしてまして、
“Street Life” なんて有名な曲もあり、
まあ「クロスオーバー」な方です。

 

その人が、1981年のアルバムで歌った
“You Bring the Sun Out” という曲
を、アラカンセッションでやりました
のでご紹介します。楽しそうでしょw

フュージョンといえば、この日はウィ
ンド・シンセ(EWI)の方もいらっし
ゃいましたね。これも見ると萌える
ですよ、アラカン世代。

 

…というわけで、どうぞ。▼▼▼
https://youtu.be/lwvmmZfWFwc

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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AORはアラカンの夢を見るか?

AORという言葉がありまして、
一般的
には音楽のジャンルを表
す略称だと思
われています。

 

何の略かというと、いくつかあってで
すね、Audio Oriented Rock (音志向
のロック)Adult Oriented Rock(大
人向けのロック)Album Oriented 
Rock(アルバム志向のロック)とか、
まだ他にもあるようですけど、いずれ
にせよ分かったようでよく分からない
名称です。

 

多分日本ではAdult Oriented Rock だ
思っている人が大多数かと思います
が、この言葉がまたどちらかといえば
ジャーナリスティックなモノなので、
その実体はといえば、ハード・ロック
とは違う、ジャズやR&Bの影響を受け
た、ソフトなロック、といったものを
今風にいえばバクっと)想定した言
葉です。

 

なのでグルーヴ的には16ビートがかっ
8ビートで、でもドファンクのように
粘っこいノリではなく、さらっとした
感じの、フュージョン系なサウンドが
中心
になりますね。コード使いもテン
ションが色々入ったシャレたサウ
ンド
になるのですね。代表的なアーティス
トでいうと、TOTOとか、ボズ・スキ
ャッグス
とか、「軟弱化」した後
カゴ
とか(笑)

 

でね、

 

このAOR、ちょうど70年代後半から80
年代に隆盛を迎えるので、今アラカン
世代のおじさんたちは、この辺の曲に
は弱いんですよね。なので、スティー
リー・ダンとかボビー・コールドウェ
とか、マイケル・マクドナルドの入
った後のドゥービーとかを聞かせると
コロコロいってしまうので、面白いで
すよ←

 

実はアメリカではAORという言葉はあ
まり使われず、アダルト・コンテンポ
ラリー(AC)ということの方が多い
うなんですね。でもそうなるとレニー
・クラヴィッツとかバーブラ・ストラ
イザンドとか白人・黒人入り乱れて
なり広い範囲をカバーしてしまう感じ
なので、ちょっと日本で言うAORの語
感とはやや違う気もするんですよね。

 

あと、ACとか言われると、公共広告機
みたいで、「江戸しぐさ」とか押し
つけられそうですしね。

 

アラカンのおじさんにとってはAORは
AORなんだよなー、と思うのではあり
ました。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

7thコードと「音楽の悪魔」?

回コードの3度の音はその
コードの性格
を決める音だなん
てお話をしまして。
その最後に
7度の音もかなりコードの
性格
に影響するよ「メジャー系のコ
ドでは特に」と書きました。

 

「メジャー系のコードでは特に」?

 

…なんでメジャー系のコードだけ、な
んでしょうか?

 

それには、「トライトーン」なるもの
が影響しているんです。日本語に訳す
「三全音」全音3つ分の開きのあ
る音程を言います。度数でいうと「減
5度」あるいは「増4度」という音程
になります。

 

このトライトーン、西洋中世の音楽に
おいては、とても評判の悪い音程だっ
たそうで、教会音楽などでは忌み嫌わ
れていたそうです。「音楽の悪魔」
まで言われたとかどうとか(笑)。
スメタル
かよ。

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ま、たしかにピアノなどで鳴らしてみ
るととても不安定な音程なのがわかり
ます。不安定ということは、つまり次
より安定した状態に「解決」したく
なる響きということですね。

 

で、いわゆる7thコード(C7とかG7と
かいうコード。メジャー7thコードで
はありません)の3度と7度の音の音
程がこのトライトーンなんですね。7th
コードが不安定で、安定したコードに
解決したくなる響きなのは、こんなこ
とも関係しています。

 

単なるメジャーコード(CとかDとか
何もつかないコード)と7thコードで
は性格が変わってきてしまうのです。
とくにキーの主和音(トニックコード)
などの場合は。つまりキーCの場合、
単なるCメジャーコードとC7コードで
はコードの働きが変ってしまうのです。
(これに対してCmaj7やC6といったコ
ードは「機能上」Cメジャーコードと
同等です)。

 

ところがマイナー7thコードの場合は、
3度の音と7度の音の音程差はさらに
半音分離れているので、トライトーン
ではなく、完全5度の音程なんですね。
なので、キーCmでは、Cmコードと
Cm7コードは、「機能的には」違いが
ない、ということになるのです。

 

もちろん、微妙なニュアンスには影響
するので、7度の音に意味がないとい
うことではないですが。細かいことを
語り出すとキリがないので、今日はこ
までということで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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「コード感」を支える○○の音

回はパワーコードのお話を
しました。
つまりルート(根音)
と5度の音だけ
で出来ているコ
ード(?)ですね。

 

逆に言えば普通のコードから見ると、
3度の音が省略されたコードなわけで
す。かわいそうにねえ、3度 (ToT)

 

…て、まあ、ロックのギターバッキン
などの場合、あの音域で、歪ませた
ギターで例えばルートと3度を一緒に
弾くと、音が濁ってしまって大変とい
うのはありますが。同時に弾くならオ
クターブ上げて10度とかにせざるをえ
ないとは思いますけどね。

 

それは、ともかく。

 

そうやってロックのバッキングでは往
々にして省略されてしまう3度の音で
すが、実はコードの性格を決めるのは
この3度の音なんですよね。図をごら
んいただければ分かりますが、メジャ
ーコードとマイナーコードの違いはこ
の真ん中の3度の音が半音高いか低い
かの違いなわけです。

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ジャズなどでは、5度の音は省略して
もなるべく3度の音は弾くようにする
のが普通です。

 

なので、よく「コード感」のあるソロ
を弾くなんてことを言いますが、そん
な時のポイントになるのが、この3度
の音なのですね。ソロを弾く時に、各
コードの3度の音を意識して弾くと、
自然とコード感が強調されることにな
ります。

 

ソロを弾く時に、いきなりあれもこれ
もと音を詰め込もうとせずにまずはこ
3度の音をつなげていくような流れ
を作ると良い結果になりやすいですよ。

 

1音だけじゃなー、とお思いでしたら、
プラスして7度の音を加えると良い
思います。メジャー系のコードでは特
この7度の音が半音高いか低いかで
コードの性格が変わってきますからね。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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覚えておいて損はない?50s(フィフティーズ)進行

れわれが普段セッションで
やっている音楽は基本的にはい
わゆるポピュラ
ー・ミュージッ
というモノでして。
こうした
音楽には、これも基本的には、
コード進行というものがあるん
ですね。

 

たとえば、Cメジャー(ハ長調)の曲
を演奏するとしましょう。Cメジャー
の基本となるおおもとのコードはCメ
ジャー・コードなわけです。ただ、こ
のコードだけ鳴らしっぱなしにしても
展開がないですので、これにいかに展
開をつけるかって事になります。

 

で、一番簡単な展開としては、Cから
Cメジャーの音階の5番目の音、つま
りGの音を基音にしたG(メジャー)
コードに行ってCに戻ってくる、とい
うのがあります。ただ、これを弾いて
みれば分かりますが、「起立、礼、着
席」という例の展開になるわけで、単
純な落ち着き→盛り上がり→落ち着き
の流れですよね。

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そこで、今度はCの音階の4度の音を
基音にしたF(メジャー)コードを2
番目に持ってきます。すると、C→F
→G→Cとなります。いよいよ音楽ら
しくなって来ましたね。

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ただこのC→F→G→Cという進行(
ンバリング・システムをつかうと、I-
IV-V-Iという進行)も、きわめてベー
シックというかプリミティブな印象で
あることは否めません。それに4小節
でちんまりと完結した感じがしてしま
いますよねー。

 

そこで、最初のCの部分に同じ落ち着
きコードの機能を持つけれども暗い響
Amを付け加えます。そうすると、
C-Am-F-Gという流れになって、落ち
着きの部分に微妙な陰影が着くわけで
す。さらに、4小節単位で前半落ち着
き→後半盛り上がり、という流れにな
り、この4小節を何度も(よければ一
晩中でも)繰り返していられるように
なります。

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いわゆる循環コード(進行)の誕生
すね。とくにこのC-Am-F-G(ナンバ
リング・システムでいうとI-vi-IV-V)
やFをさらにDmに置き換えたC-Am-
Dm-G(I-vi-ii-V)50s(フィフティ
ーズ)進行ともよばれて、その名の通
50年代から60年代のポップスにおけ
る定番となりました。

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50s進行とはいうものの、それ以降現
在にいたるまで、ずっと使われている
進行ですので、ジャムセッションをす
る(のみならずポピュラー音楽を演奏
する)のであれば憶えておいて損はな
かと思います。

 

この人のあのヒット曲も、基本このコ
ード進行でできていますね(あ、キー
はDメジャーですが)。▼▼▼

 

…て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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ビバップ・スケールって何?その1

ンド活動やセッションを
らない方でも、ジャズが
お好き
なら、「ビバップ」
という言葉
をお聞きになった
ことがあるで
しょう。

 

1940年代中頃から出現したジャズ
スタイルで、チャーリー・クリスチャ
ン(ギター)、チャーリー・パーカー
(アルトサックス)、ディジー・ガレ
スピー(トランペット)あたりを先駆
者としてのちにほぼモダン・ジャズの
同義語にまでなったスタイルです。

 

ここで、あまりジャズの歴史講義やら
ビバップの詳しいことをすると長くな
るんですけど、セッション的あるいは
アドリブ的な観点からすると、「ビバ
ップ的フレージング」あるいは「バッ
プフレーズ」
というのは、単音の連な
(つまりメロディということになり
ますが)で、コード感を表現すること
を目指します。

SAX

アドリブの展開の仕方として、曲の
コード進行を前提にそれに合わせた
フレーズをつないでいく「コーダル」
な手法と、コード進行にとらわれず
スケールを元に展開する「モーダル」
な手法に分かれますが、ビバップ
コーダルな手法の究極ともいわれて
います。

 

そんな手法であるので、ビバップ
は、コード進行に合わせて、コード
トーン(コードの構成音)をうまく
フレーズに折り込むことでコード感
を演出することになります。まあ、
自然な成り行きですね(笑)

 

で、

FB用 104

そんな「コーダルな」ビバップなんで
すが、実は世の中には「ビバップ・ス
ケール」
というモノが存在するのです
ねー。

 

なんだよ、ビバップはスケールじゃな
くて、コードを重視するんじゃないの
かよー。矛盾してるんじゃないって思
いますよねー。

 

つづきます。( ̄▽ ̄)

 

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