流れを作る。レールを敷く。

という言葉がありますね。
建築などの空間的な計画とか、
イベントの会場計画とかでよく
使われる言葉です。

 

簡単にいえば、人がどう動くか、どう
動かすか、そのフローを表します。
とも書かれますが、それだと本来は
電線の意味になります。なので、ここ
ではいちおう動線でいきたいと思いま
す(ただこれには業界的な好みもある
し同じ業界内で言葉を使いわけている
場合もあるので難しいのですが)。

 

で、ともかく、最近ではたとえば飲食
に人が来るとか来ないとかの問題解
決などでも、単純に出すメニューの質
だけでなく、店のロケーションと既存
の動線の関係(人の動線のないところ
に店があっても流行らない)や動線を
生みだす工夫(人の流れを作り出すこ
とで店によびこむ)とか、いろんな分
析がなされます。

 

コンビニなどでは、店の中の客の動線
の作り方にセオリーがある(入り口寄
りの窓側に雑誌、そこから反時計回り
に弁当・総菜、さらにレジ)のもよく
知られた話です。そんな風に、人の流
れを分析したり、さらには流れを生み
出すように計画したりというのは、色
々なビジネスにとって、とても重要な
ポイントなのですね。

 

さらには、WebやSNSなどのネット上
の流れから、いかに実際の人の流れを
よび込むかというバーチャルからリア
ルへと流れる動線を生み出すことが、
現代の多くのビジネスにとって大きな
関心事だったりします。

 

なんで、ここまでみんな流れを作るこ
とに一所懸命になってきたのでしょう
か。

 

そんな事を思っていたら、たまたまと
あるWeb上の記事を読んだのですが、
そこには最近世の中が買い物という行
為に消極的なのは「人生のレールがな
くなって消費のレールもなくなった」

からだ、と書かれていたのですね。

 

なるほどー。もう昔のように、誰で
乗っかっていれば安心というレールに
皆で乗るというようなことはなくなっ
ているんですよね。逆に言えば、待っ
ていても自分のところまで来てくれる
レールを誰かが敷いてくれることもな
いわけです。
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流れを作る(レールを敷く)努力をし
ないと、人もモノもサービスも動かな
んですよね。で、いまその主戦場
リアルなところからSNSというバーチ
ャルな側に移ってきた、ということな
んでしょうね。最終到達地点はリアル

な現場(セッションにせよ、ライブに
せよ)であるとしても。

 

そんなわけで、ミュージシャンといえ
どもそんなレールを敷く営みをする時
代になってきたのですね。……さて、
今日のレール敷きはここまで。

 

……てことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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