働かないのも(音楽でも)アリ?

回のテーマは、「働かない」
という
ことについてです。真面目
で働き者の
人は怒らないように。

 

アリの社会についての話なのですが、
よく引き合いに出される話なので、聞
いたことのある方も多いと思います。

 

働きアリの中には20%程度のほとんど
「働かない」アリがいるというあれで
すね。つまり、アリの中にも「アリ」
的なアリ「キリギリス」的なアリ
いるということですね。

 

実際の観察でもその通りのようなので
すが、じゃあ、この20%の働かないア
リたちは、アリの社会(組織)にとっ
て不要な存在なのでしょうか?答えは
予想つくと思いますが、「そうではな
い」ようでして。

 

そもそも、働かない20%のアリを取り
除いたとしても、その残りのアリがま
働くアリと働かないアリに分かれて
しまうそうですし、近年の研究でこう
した働かないアリがいる意義が明らか
になってきているようです。

 

日本の大学の研究成果らしいんですが、
働かないアリがいることで、他のアリ
が疲れて動けなくなってしまったとき
に代わりに働いて
アリの巣全体に致命
的な被害が及ぶことを防いでいるとい

うことが観察されたのだとか。

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短期的に「働く」「働かない」という
見た目だけでムダだと判断していると
長期的には社会や組織をリスクにさら
ことになるということらしいんです
ね。

 

セッションで、ギターやキーボードと
いったコード楽器が多いとき、みんな
真面目にバッキングを頑張ると音が
ぶつかってごちゃごちゃしてしまう
とがあります。

 

そういったときには、アンサンブル的
「弾かない」という選択をするのも
大切なんですが、なかなかそんな割り
切りができずに手を動かしてしまうと
いうこともよくある話で。

 

そんな時は、「働かない」アリのこと
を思い出して、誰かが疲れたら代わっ
てやろうくらいに思って「弾かない」
になるといいのかもしれません。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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