深くイメージしてみよう?

の前、スポーツやビジネス
におけるメンタ
について書か
れた本を読んでいたの
ですが。

 

そこに、普段何気なく使ってしまいが
ちな言葉の本来の意味について、深く
イメージしてみよう、ということが書
かれていました。

 

世の中には言葉が溢れていて、もとも
強い意志の現れとして、人の心に響
いた言葉も、だんだん日常化して軽い
気持ちで使われたりしますよね。そん
言葉の本来の意味を深くイメージす
ことで行動も変わるとか、そんな話
でした。

 

なるほど。

 

で、思ったんですが、音楽でですね、
普段何気なくやっているようなこと
ついても、深く意味づけを考えてみる
なんてことをしたらどうでしょうか。

たとえば、セッションで曲の最後にや
リット・エンディングというのがあ
ります。最後だんだんゆっくり(リタ
ルダンド)になって終るという、ごく
一般的な終り方ですけれど。この次第
にゆっくりになっていく、その意味
けを、ちょっと深く考えながらやって
みたらどうでしょう?

 

この一曲、ちょっと途中でロストした
人もいたし、色々あったけど、ここは
最後一発息をあわせて終らせよう、と
か。

 

いやー、なかなか気持ちの良い演奏だ
ったけど、まだ今日は色んな曲をやる
から、きっちり締めて、次につなげよ
、だとか。

 

その時々で、なんでも良いのですが、
そんな意味づけをイメージしながらや
ると、またちょっと一味違ってくるか
しれません。……なんてことを思っ
たりして。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽の光と影 2

は大仰にも谷崎潤一郎の
「陰翳礼
讃」なんて随筆を引き
合いに出してし
まいましたが

 

昨日も書いたように、音楽にも陰影は
大事です。ストーリー展開などとよく
いうのも、演奏の流れに陰影をつける
ことにつながりますしね。ハーモニー、
リズム、メロディ、という音楽の基本
と結びつきますよね。

 

ちょうど、スケッチした物体に斜線で
影をつける(ハッチングする)と絵に
立体感がつくように、演奏に立体感
出ます。

 

さて、前回から引っ張っている音楽に
微妙な陰影を付けてくれるという「あ
れ」の話ですが、もうお分かりの方も
いらっしゃると思いますが、

 

ブルーノート

 

のことなんですね。

 

ブルーノートは、簡単にいうとメジャ
ースケールの3度、5度、7度の音が
フラットした音です。Cメジャースケ
ールでいうと、E(ミ)、G(ソ)、
B(シ)がフラットした音ですね。

 

で、セッションなどをされる方はよく
ご存じだと思いますが、ブルーノート
というのは基本的に明るいメジャース
ケールの音に対して、「ダークに」響
くという性質をもっています。つまり
メジャースケールでメロディを弾いて
いるところにこのブルーノートをはさ
み込んでやると、まさしく

 

陰影が作れる

 

ということになるわけですね。

そんな風にブルーノートでソロに「陰
影をつける」ことが出来るようになる
と、ソロを弾くのがさらに楽しくなっ
てくるのですよね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽の光と影

の昔、といっても昭和まで
活躍した
方ですけど谷崎潤一郎
という小説家が
いまして…。

 

その方が書いた『陰翳礼讃』(いんえ
いらいさん)という随筆(エッセイ)
があります。有名な文章なのでご存じ
の方も多いと思います。特にデザイナ
ーとか建築家とか、クリエイティブな
職業の方はよくご存じかと思いますが。

 

文庫本などでも読めますが、今では著
作権が切れていて、いわゆるパブリッ
ク・ドメインになっているので、「青
空文庫」なんかでも読むことができま
す(ただし、普通の Webブラウザで
読むと文字がびっしり詰まって読みづ
らいですけどね。横書きだし)▼▼▼

 

このエッセイ、もちろん日本でも有名
ですが、英語やフランス語にも翻訳
れて、結構日本以外でも読まれている
ようです。

で、どんな内容かというと、昔の(電
気照明のなかった頃の)日本の美の感
覚、感性を「礼賛」しているわけでし
て。西洋の文化は照明によって部屋の
隅々まで明るくしようとする、つまり
「陰影」を消そうとするが、昔の日本
はむしろその陰影を認め、利用して美
を生み出してきた、といったことだっ
たかと思います。

 

皆さんもそう思いますか?実は、私、
ちょっとこの陰影をめぐる西洋と日本
の対比については、軽い違和感を感じ
たことがありまして。

 

私、そんなに欧米の人の住宅を訪れた
経験が多いわけではないです。なので
その乏しい経験でしか語れないですけ
ど、向こうの人の家って、実はそんな
に部屋の隅まで明るくないことの方が
多いんじゃないかと思うんですけどね。
どうなんでしょう。

 

陰影を愛でるというのは、必ずしも日
本だけの特質でもない気もするんです
けどね。もちろん、谷崎が詳しく論じ
ている日本文化の良さを全く否定する
つもりもないのですが。

 

音楽なんていうのもそうで、隅から隅
まで明るい音楽ばっかりだったら、い
やになってしまいますよね。長調と短
調、メジャーコードとマイナーコード
があるから、陰影があって、深みが出
んだと思いませんか。

 

そして、音楽にはさらに微妙な陰影を
つけてくれる、あれがありますしね。

 

あれって?

 

続きます。( ̄▽ ̄)

 

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ランキングとそこからこぼれ落ちるモノ

の世の中には、色んなラン
キング
が溢れ
ていますよね。


個人レベル
で言えば、学校とか試験で

成績ランキングとか、会社の売上と
か、人気ランキングとか。の経済力
や技術力の国際比較ランキングとか。


スーパーコンピュータの計算の速さ

か。そういえば「2番じゃダメなの?」
って聞いて批判された人いましたねw
スポーツの世界もそうですよね。毎週
のようにランキングが発表されたりす
るテニスのようなスポーツをはじめ、
サッカーの国別ランキングとか、野球
の成績とか。


ことほど左様に、いまの世の中は色ん

なことがランク付けされています


音楽
の世界で言うと、昔はレコードの

売上を中心にヒット曲をランク付けし
ヒット・チャートっていうのが、あ
って、ビル○ード△位獲得!とかオ○
コン▲位!とかよく騒いでいましたが
(笑)

最近昔ほどヒット・チャートが話題に
ならなくなったのは、やっぱりレコー
ドとかCDが主流になっていない今の
音楽セールスの状況のせいなんでしょ
うかね…。


で、こうしたランキングってランク付

けされる側にしてみると、アゲアゲで
チャート上昇中のうちはいいんですが。
いつまでもアゲアゲではいられない、
というのも悲しい真実でして…。


日本
なんて国も、昔は色んな分野でア

ゲアゲだったわけですが、最近はどう
も旗色悪い分野が多くなってきてます
よね。


とはいえ…


別にランキングにまるで意味がないと

いう気もないし、その時点での全体の
傾向を一面からみるには便利なので、
たとえば昔のヒット・チャートなんて、
そんな意味でよく見返すんですけど。


でも、ランキングが全てかといわれれ

ばそんなことないし、ランキングだけ
でその瞬間のすべてが切り取られるわ
けでもないですからね。


ヒット・チャートだけでミュージシャ

ンの価値が決まるなら、ジョニ・ミッ
チェルやジャニス・ジョプリンはシン
グルのセールスでは単なる一発屋とた
いして変わらないということになって
しまいます。でも、そんな比較はフェ
アじゃないわけで…。それを言い出し
たらジャズなんてやってられないだろ
うしw


…なんてことを、社会的なランキング

から徐々に関係なくなっているアラカ
ンは思うのでありました。この歳にな
ると、そういったランキングのスキマ
からこぼれ落ちたものに興味が行きま
すね。みなさんはどうですか?


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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シンガポールのお父さんが作ったピック?

ターのピックの話は、何度
かしまし
たね。失くしやすい
か、なかなか
しっくりくるピッ
クが見
つからない
か…。

 

そんな私が最近一番よく使っているピ
ックがこちらでして。Awe-In-One
という名前で、これオール・イン・ワ
ンをもじってつけたネーミングだと思
いますが(Aweというのは畏敬の念と
かそんな意味ですね。「すげー」って
ことですな) どんなピックかというと
下の写真の左側がそれです。

右側はよくあるジム・ダンロップのウ
ルテックス(ウルテム)製のJazz III
です。ほぼ大きさは一緒ですね。この
Jazz III も私はよく使うんですが、ま
あこれは有名なモノでどこでも手に入
ります

 

問題はこの Awe-In-One ですが、私
の使っているのは Profound I という
タイプのものです。見ていただければ
わかるように、妙な立体的な成形がさ
れてまして、指にフィットして滑りに
くく、落としたりしづらいようになっ
ています。私的にはこれが結構良い感
じなので、よく使うんですよね。

 

それから3つのエッジの形状がそれぞ
微妙に違っていて、いろんな奏法上
の都合に合わせて選べる、ということ
になってます。まあ、そこまで細かく
持ち替えるのか、ってのはありますが。
少なくとも私は、ほとんど持ち替えま
せん(笑)

 

で、このピック、シンガポールで開発
されたようなんですね。なんでも2人
の子供を持つ父親が人前でギターを弾
いた時にピックがすべって落ちてしま
ったのがきっかけで開発したとかいう
ことでして。子供の前で恥じかいたリ
ベンジってことでしょうか。

 

人間工学の技術を使って作られたそう
ですが、最初はヨーグルトのフタで作
っていたとかどうとか(笑)どこまで
信じていいかはよくわかりませんが、
ま、でもまあ私としては結構気にいっ
てしまったわけですね。値段も100円
程度で普通のピックと変わりませんし。

 

これ、実は結構前に東京の吉祥寺の楽
器店で最初に手に入れたんですが、
のお店には置いてないんですよね。調
べてみたところ日本の代理店のページ
があったんですが、どうも店頭売りは
東京の4つの店のみみたいですね。あ
とはネットで注文して取り寄せるしか
なさそうです。▼▼▼

 

私の使っているタイプ以外にもより大
きいサイズのもあるのがお分かりにな
ると思います。実は海外のこのピック
の販売サイトなどを見ると、もっと
んなタイプがあるようなんですが…。
うーん、日本の代理店、あんまり力が
入ってないんでしょうかね。

 

まあ、好き嫌いのあるピックかもしれ
ませんが、もうちょっと広まってもい
いんじゃないかと思ってご紹介しまし
た。

 

て、ことで、今回はギターを弾かない
人にはまるで関係ないお話でございま
した。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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スマホの予測、セッションの予測

日のテーマは「予測」です。
先を読
むことですね。

 

パソコンスマホで文章を入力してい
ると、最近は「予測変換」という機能
が働きます。文章を入力するとき、変
換キーを押さなくても、コンピュータ
が何を入力したいのかを予測して候補
を表示しくれるわけですね。便利だと
思う人もいれば、余計なお世話だとい
う人もいて、色々なんですが。

 

私としては便利だと思うのでオンにし
ています(iPhone だとそもそもオフ
にはできないですが)。ときどき間違
えて妙な変換候補を選んでしまうこと
もありますけどね。

余計なことだと思う人のために、この
機能をオフにするやり方ネットで解
されていたりします。PCの場合、こ
の機能がCPUのパワーを食うため、
理が遅くなるのでオフにしたいという
人も結構いるようです。

 

予測変換は、入力する人の変換の履歴
を覚えているので、それでスマホの場
合にその履歴データが浮気の証拠にさ
れてしまうこともあるそうです。怖い
ですね…。

 

で、予測です。

 

音楽を演奏する、特にセッションをす
るときなどにも、予測の力が大切です。
演奏の流れを読んで、その予測を生か
して自分のプレイに活かすことで全体
のアンサンブルの質が上りますからね。

 

そう書いてしまうとなにやらすごい
とをしなければいけない気になってし
まうかもしれませんが。でも、初心者
の段階から、できることは色々ある
ですよ。

 

例えば、ソロを盛り上げたいと思って
ドラマーにアイコンタクトをするとき、
盛り上げたい直前にいきなりドラマー
を見てもドラマーも直ぐには対応でき
ませんよね。余裕を持って早めに視線
をドラマーに向けるというのも予測の
なせる技なわけです。

 

あるいは、自分の出せるテクニックの
100%でいきなり弾き始めたら、その
後は落ちていくばかりですよね。なの
最初は抑えめにしようとか、途中で
いったん落ちつかせようとか、そんな
ことを考えるのも予測なわけでして。

 

考えてみれば、われわれの日常を考え
ても、そんな経験に基づく予測を活用
して生活しているわけですからね。そ
れが音楽の演奏という場になるとなか
なかできなくなるのは、結局、どうし
ても楽器の「操作」に脳のパワーを奪
われているんでしょうね。

 

勇気を出して楽器から(あるいは楽譜
から)目を上げてまわりを見ること。
そこから、セッションでの「予測」
始まります。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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アウトプットのないインプットの話

セッションでのインプ
ットとア
ウトプットについて書
きまして。

 

セッションの現場に立つと、どうして
アウトプットをいかに出すかという
ことで精いっぱいになってしまいがち
ですが、実はどれだけその場でインプ
ットを取り込めるかが大事……なんて

 

今回は、セッションの現場に行くその
前の段階のお話です。

 

そうすると話は逆になってきましてね。
セッションでアウトプットするために
インプットに必死になったりするんで
すね。教則本読んだり、練習したり。

 

それ自体は別に悪いことじゃないんで
すが……

問題は、アウトプットの現場に行く前
インプットをどんどん溜め込もうと
することなんですね。アウトプットを
ちゃんとしようとしすぎるあまり、イ
ンプットが不足してるんじゃないか、
と不安で、ひたすらインプットばかり
し続けるなんてことになったりしてま
せんか?

 

そんなことをしてるうちに、どんどん
インプットが自己目的化していく、な
んていう人がときどきいます。現場に
来ませんか?と誘ってみても、もうち
ょっと練習してから……とかいって、
練習モードから抜け出さない、とか。

 

そうなるとそんな状態が一種のコンフ
ォート・ゾーンになって、居心地良く
なっちゃうんですよね。

 

人の生き方それぞれなので、の人の
自由ではあるわけですけどね。セッシ
ョンとかやってる身からすると、なん
だかもったいないなあ、と思うわけで
はあります。ま、余計なお世話かもし
れませんが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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カワイイはエライ?

間の行動に与える「イメー
ジ」の力
というのは大きいもの
だといわれますよね。

 

どれだけ具体的なイメージが想い描け
るか。それによってスポーツや音楽の
パフォーマンスが向上する、というこ
とについては前にも書きました。

 

あるいは、どれだけ緊張から解放され
リラックスした状態で演奏や競技に臨
めるかについても、パフォーマンスに
影響しますね。そんなリラックス状態
を生み出すのにも、イメージを活用し
た方法がありますね。

 

「イメージ・リラクゼーション法」
どとも呼ばれますが、基本的には自分
がこれまで一番くつろぐことができた
場面を思い浮かべること(と呼吸法
でリラックス状態を生み出すという手
法です。活用されている方もいらっし
ゃるんじゃないでしょうか。

 

それから、最近の研究によると、可愛
い動物の子供の写真などを作業の合間
にみることで、集中力や生産性がアッ
するそうなんですね。できるだけ可
愛い子供の動物がいいらしく、普通の
大人の動物より格段に(?)集中力が
アップするのだとか。

 

実はこの研究、日本の広島大学だかの
研究グループのものだそうです。題し
て、“The Power of Kawaii”(笑)
そんなわけで、「カワイイ」という日
本語はいまや世界語になりつつあるよ
うで。

 

そんなわけで、音楽(だけじゃないで
すが)のパフォーマンスの向上に、
メージの持つ力活用が期待できるの
では、と。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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カラオケ音源はあれこれ手を出すのが吉?

前、演奏の練習をするため
カラオ
ケの音源を見つけるコ
ツみたいな記事
を書いたことが
ありました。

 

まあ、早い話YouTubeで探すわけで
すけどね。ちょっとしたコツがありま
して、詳しいことはこちらをご覧くだ
さい

 

それで、ちょっと読み返していて気が
ついたんですが、ここで、私は複数見
つかったら「お好みのものを選んで」
くださいと書いているんですね。です
が、曲をジャムセッション的に練習し
ようという場合、

 

なるべくなら、複数の音源で練習した
方がいい

 

…んじゃないかと思うんですね、最近。

 

もちろん曲によっては1つしか見つか
らない、なんてこともあるでしょうか
ら、そんな時は仕方ないんですが。
名な曲なら、多くの場合複数みつかる
と思うんです。

で、どれにしようかなー、とか迷うよ
りはですね、みつかった音源を色々と
かけて、練習してみた方がいいと思う
んですね。というのは、iReal Pro
んかについても言えるんですが、カラ
オケ音源で繰り返し練習してると、
剣に練習すればするほどその音源に馴
れてしまうんですね。

 

つまり、人間には記憶力というものが
ある(私にも一応あります)ので「憶
えてしまう」んですよ。つまり、この
部分にくるとこんなバッキングしてく
るとか、こんなフィルインを入れてく
るぞ、とかね。そうすると、それを頼
りに演奏するようになったりするんで
す。
セッションというか、実際の演奏とい
うものは、その度ごとに違うものです
からね。そんな状況に近い形で練習し
たいなら、色んな音源を使った方がい
と思うんですね。

 

まあ、昔ならそんなカラオケ音源簡単
に手に入らなかったので、贅沢といえ
ば贅沢な話なんですけどね。良い時代
ですね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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かぶってもOK?

ッションで、ソロを回して
いるとし
ましょう。前の人のソ
ロが終わって、
いざ自分のソロ
というとき、皆さんは
どのタイ
ミングでソロを始めますか?

 

前の人のソロが終わるのをしっかり確
認してから、それでは、と弾き始めま
すか?それとも、前のソロの終わりに
かぶせてソロをスタートさせますか?

 

もちろん、人それぞれなので、色々あ
って良いのですが、とくにノリのよい
とかの場合は、前の人のソロにガン
ガンかぶせて入っていった方が良い結
になったりすることが多いのではな
いかと思います。

 

先日ちょっとご紹介した、ソロの冒頭
からガツンと盛り上げる「トップギア」
で行こうと思ったりする場合は、特
にそうですね。というか、前の人が盛
り上がっているときにガンガンかぶせ
ていかないと、失敗しちゃいます。

日本人的な「礼儀正しさ」という観点
からすると、前の人がちゃんと終わっ
たのを確認して、おもむろに「さて」
ということになりがちですけどね。個
人の性格によるところも大きいのかも
しれませんが。

 

われわれのやっているセッションでも、
豪快にかぶせて「食い気味」に入って
くる方がいて、この前も終わった後の
飲み会で「かぶせてきますねー」とか
いってネタにしたりしてますが、セッ
ション的には、実はそれ全然「あり」
ですから。

 

皆さんも、お好みはあると思いますが、
「食い気味」に始める練習もしておく
と役に立ちますよ。

 

て、ことで。ご参考になれば。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「ぎゃくじゅん」でぐるぐる??

ッションとかで、「えーと
最後は
ゃくじゅんの繰り返し
で、適当なタイ
ミングで終わっ
てください」とかいう
のを聞い
たことありませんか?

 

なんだかよく分からない符丁が飛び交
うなあ、寿司屋かよ。とか思ったりす
る人もいるかもしれませんね。それで
なんだか、しり込みしたりしたくなる
かもしれませんが……。

 

実はそんな大したことを言っているわ
けではないのでして。「ぎゃくじゅん」
は漢字で書けば「逆順」でして、これ
を理解するには、まず「循環」を理解
する必要があります。

 

「循環」というのは、前にも書いた、
世間に非常によく聞かれるコード進行
で、よくあるのはC/Am/F/G とかあ
るいは C/Am/Dm/G とかいう流れで
す。ポピュラー・ソングには、この繰
り返しだけででき上がっているような
曲もありますね。

 

さらに、この2つ目のAmをA7にして
Cmaj7/A7/Dm7/G7 というのも好ま
れたりします。Am7よりA7の方が
り強いDm7への進行感がありますね。
これを「循環」あるいはイチロクニイ
(ナンバリング・システムでいうと、
Imaj7/VI7/iim7/V7 という流れだか
らですね)と呼びます。

 

で、この「循環」のコード進行の前2
小節と後2小節をひっくり返した進行
つまり Dm7/G7/Cmaj7/A7「逆
順」と呼ぶのですね。ニイゴーイチロ
。あるいはこのCmaj7をEm7に置
き換えた(いわゆる代理コードですね)
Dm7/G7/Em7/A7つまりニイゴーサ
ンロクも同様に逆順と呼ばれます。と
いうか、逆順というとニイゴーサンロ
クの方がよく使われるかもしれません。

 

基本それだけのことなんですが、この
逆順ジャズのセッションのエンディ
ングなんかではかなり頻繁に使われる
のですね。

どういうことかというと、曲の最後の
ところというのは、多くは、

 

Dm7/G7/Cmaj7/Cmaj7

 

といった流れで落ち着いて終わるわけ
なんですが、ここを

 

Dm7/G7/Em7/A7

 

で置き換えると、最後のA7が強力に
Dm7に行こうとしたがるため、早い
話、

 

何度でも繰り返していられる

 

……わけなんですね。なのでエンディ
グを「ひっぱる」手法として、とて
もよく使われるようになった。という
ような事情なわけです。クラシックの
楽典でいうと、「偽終止」てやつです
ね。

 

まあ、いずれは最後にEm7じゃなくて
Cのコードに行って(行かないことも
あるけど)曲を終わらせる必要がある
わけですけどね。で、その終わらせ方
にも色々定石はあるのですが、長くな
るのでそれはまた別の機会に。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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定番の○○トロ?(大トロではありません)

くの楽曲には、曲の最初、
メインの
テーマの前にアレが付
きますよね。

 

そう、イントロですね。曲の最後にい
わゆるアウトロ(エンディング)が付
くことも結構あります。

 

普段耳にするJ-POPの曲なんかは、も
ちろんアレンジャーが考えたイントロ
やアウトロが付いてますけど。セッシ
ョンでやるような曲は、その場で適当
に(?)決めて演奏することも多い
す。

 

イントロだと、テーマの最後の4小節
のコードを使うことが多かったりしま
す。「ケツ4つ」なんて、お上品な呼
ばれ方をよくしますが(笑)

 

でも、まあそんな自由な(?)ジャム
セッションでも、これはまず決まりと
いう定番化したイントロがあります。

 

例えば、『A列車で行こう』という曲。
デューク・エリントン楽団の名曲でセ
ッションの定番曲(作曲はビリー・ス
トレイホーン)ですか、これには有名
ピアノのイントロがありますね。

 

この曲には、有名なエンディング(ア
ウトロ)もあって、「Aトレイン・エ
ンディング」とか「エリントン・エン
ディング」なんて呼ばれたりもします
ね。▼▼▼

 

それから、All the Things You Are
というジェローム・カーンの名曲があ
ります。スタンダード中のスタンダー
というような曲ですが、これにも
番のイントロがあります。アウトロと
して繰り返されることも多いです。

 

このイントロは、オリジナルにあった
ものではなく、トランペッターのディ
ジー・ガレスピーが作ったと言われて
います。テーマの曲想と全然違います
よね…。▼▼▼

それからConfirmationというチャー
リー・パーカーの曲があります。この
前も書きましたけど、難しいことで有
名な曲です。この曲にもほぼ定番化さ
れたイントロがあって、例の「黒本」
にも載ってたりするようなんですが。

 

テーマに比べると単純に聞こえるんで
すが、アウフタクトやシンコペーショ
ンがあって、やってみると思ったより
は簡単ではないイントロです。▼▼▼

 

ただ、私このイントロをパーカー本人
が弾いて(吹いて)いる音源を聞いた
ことないんですけどね。誰が始めたん
でしょうね。どなたかご存じですか?

 

そういえば、以前ツイッター「ジャ
ズ研に所属する毒舌な後輩」という
ットがあってですね、それがよく「先
輩・・・ほんとはコンファメーション
のイントロよくわかってないですよね
?」と呟いてたんですね……。なかな
かグサッときますよ(笑)最近見ない
なあ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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セッション版「おまいらもちつけ!」

回もハンド・サインの話な
んですけどね…。

 

セッションソロを弾くときの、定番
的なストーリー展開といいますと、
ち着いた導入から、しだいに盛り上が
っていって最後にクライマックスがあ
って急転直下落ち着いて、はい次の人
ってのが多いですが…。

 

いわゆる、山形の展開って奴ですね。
確かにこれが基本中の基本ではありま
す。ではありますが、それだけが唯一
の展開方法というわけではありません。

 

他にどんな展開の仕方があるでしょう
か? 例えば前の人がガーンとクライ
ックスで盛り上がっているのをその
ま引き取って、ソロの頭からガーン
盛り上がって入る、という行き方も
あったりします。

 

われわれの周辺では「トップギア」型
とかいったりもしますが、名前はとも
かく、そんな展開ができるようになる
と、セッションにも変化がついてさら
に面白くなったりします。

 

で、こうした展開を選択したとしまし
ょう。

 

いきなり頭から盛り上がって、その先
どうします? そこからさらに盛り上
がっていこうにも、もはや盛り上がり
余地はあってもごくわずかです。

 

そんなときは、

 

いったん落ち着かせる(盛り下げる)

 

ということをしなければなりません。
通常の展開なら「山」をつくるところ
ですが、ここはあえて「谷」を作り、
そこから再度クライマックスに向けて
盛り上がる、という戦略になるわけで
すね。

 

で、ハンド・サインなんですが…

 

今書いたような展開にしたいときに、
「ここでいったん落ち着いてくれ」
いうのを他のプレイヤーたちに知らせ
るハンド・サインがあるんですね。ど
んなものかというと、片手の平を下に
向けて、膝の高さくらいまで押し下げ
るような動作になります。

「他のプレイヤーたち」と書きました
が、実際のところこのサインのターゲ
ットはほぼただ一人ドラマーですね。
ドラムが落ち着けば、他は自然に盛り
下がりますからね、たいていの場合は。

 

実際のところ、このサインを使おうと
考えるのはセッション中級者以上かと
は思いますが。知っておくに越したこ
とはないかと思い、ご紹介してみまし
た。ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

人さし指くるくる?

ッションでのハンドサイン
お話なんですが……。

 

セッションしてるとですね、セッショ
ンホストだったり、ソリストの人が
差し指を頭の横あたりに持ってきてく
るくる回すことがあります。

 

たいてい、曲の終わりだったり、演奏
の途中でもたとえばソロの1コーラス
が終わりそうなときに出されるサイン
ですね。わりと見慣れている方も多い
とは思いますが。

 

これはまあわかりやすいと思いますが
「繰り返しの合図」です。たとえば、
ソリストソロをもう1コーラス演奏
したいときはソリストが他のメンバー
に出しますね。逆にソリストをあおっ
て「もう1コーラス行け!」なんてと
きにも出されたりします

 

あるいは、曲全体の最後のところで、
エンディングの部分(4小節だったり
8小節だったりしますが)を何度か繰
り返して、最後を盛り上げたいとかい
うときがあります。そんな時にセッシ
ョンホストの人やエンディングの中心
になっているプレイヤーがメンバーに
伝えるときに使うサインでもあります。

 

ということで比較的わかりやすいサイ
ンではありますが、注意点もないわけ
ではありません。まず、みんなの見え
る位置で(頭かそれより上のあたり)
でしっかりくるくる回しましょう。

 

回しているのかよくわからない控えめ
な出し方をすると、たとえば指が頭に
向いていたりすると、「曲の頭に戻る」
サインと間違われたりします。頭より
上の位置になると、「全体を盛り上げ
よう」とか「音量を上げよう」とかい
う意味に間違われるかもしれません。

 

「上(天井?)を見ろ」と思う人はあ
まりいないとは思いますけどね。

 

あ、あとくるくる回すのはいいけど、
上じゃなくて自分の頭をさしてくるく
るすると、また別の意味に取る人もい
るかもしれない(笑)ので、そっちも
気をつけてくださいね。ケンカになら
ないように。

 

それから、人に向けてもやっちゃダメ
ですよ。トンボ獲りじゃないんだから。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

難しいにもいろいろある

の中には、残念ながら(?)
「難し
い曲」というものが、存
在します。


数え上げればきりがありませんが、た

とえばジャムセッションの界隈(?)
でいうとですね、ジャズの曲は難しい
といわれるモノが多いですね。特に、
ビバップ以降のジャズのミュージシャ
ンが作曲したものなんかに多いようで
すね。


どうしても、それまでのスタンダード
ナンバーなんかとは一線を画す路線

打ち出したいと思うと、難しくなって
しまうんでしょうかね。


チャーリー・パーカー
「ドナ・リー」
とか「コンファメーション」とか、
ック・コリア「スペイン」とか、
ョン・コルトレーン「ジャイアント・
ステップス」とか、デイヴ・ブルーベ
ック「テイク・ファイヴ」とか、有
名な難曲ですね。そしてまた、それを
マスターしようとチャレンジする人も
後をたたない、という人気曲だったり
もするわけです。


なんですが、


そういった難曲といわれる曲の「難し

さ」というのは実はいろいろだったり
するわけです。


たとえば、「ドナ・リー」とか「コン

ファメーション」といった曲は、テー
マのメロディーをちゃんと演奏するの
がともかく難しいわけです。なんせ、
パーカーのアドリブをそのまま曲にし
てしまったようなテーマなので。


ですが、パーカーの曲の構造つまりコ

ード進行なんかは、別にその辺の(と
いってはなんですが)のスタンダード
・ナンバーと難易度はあまり変わらな
んですね。実は、パーカーという人
の曲は、ほとんどが昔のスタンダード
・ナンバーからコード進行を借りて書
かれているのです(コンファメーショ
ンは違うらしいですが)。


一方、「ジャイアント・ステップス」

なんて曲は、テーマのメロディーはそ
んなに複雑なものではないですね。と
いうか、まあある意味とってつけたよ
うなシンプルなものです。

この曲の問題は、いわゆる「コルトレ
ーン・チェンジ」とよばれるコード進
行に沿ってソロをどう展開していくか、
というところにあるわけですね。話す
と長くなりますが、ネットで探せばこ
の曲の解説は沢山出てきますので、ご
興味ある方は検索してみてください。


そして、「テイク・ファイヴ」。この

曲についていえば、5拍子という変拍
子をどうクリアするか、ということが
中心になりますよね。「スペイン」
関して言えば、有名なキメのフレーズ
を含むテーマ部分のアンサンブルをバ
ンドとしてどううまくまとめるかがポ
イントだったり、とか。


というわけで、難しい曲、といっても

その「難しさ」はいろいろだよなあ、
その「難しさ」がどこにあるかを押さ
えて練習しないとね。と、久しぶりに
「コンファメーション」のテーマを弾
いてみようとして思ったのではありま
した。ありゃー、だいぶ忘れちゃって
るなー、ヤバ(汗)


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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本のご紹介:『ジャズの証言』

回は、最近読んだ新書
ご紹
介です。

 

『ジャズの証言』(山下洋輔、相倉久
人、新潮新書)って本なんですけどね。

 

山下洋輔というピアニストをご存じの
方は多いと思います。日本を代表する
(フリー)ジャズのピアニストですよ
ね。「フリー」をカッコ付けにしたの
は、フリージャズが中心ではあるもの
の、活動分野はそこにとどまらない、
くらいの意味です。

 

エッセイやら小説やらの文筆も得意と
している人で、私も『風雲ジャズ帖』
からはじまって、だいぶ熱心に読みま
した。もちろん、演奏もレコード聴い
たり、ライブにいったり色々しました
けどね。あ、もちろん今も現役ですよ。

 

一方の相倉久人(あいくらひさと)
んは、そこまで馴染みのない方が多い
かと思いますが、音楽評論家として、
ジャズばかりでなくロック評論なども
手がけた人ですね。『モダン・ジャズ
鑑賞』という著書があって学生の頃読
んだのを思い出します。

 

で、山下洋輔さんは昭和17年生まれ
相倉さんはそのさらに10歳くらい上
なのですが、1960年頃からの日本の
ジャズの歴史を自分たちの体験をもと
に語りあったというのが、この対談形
式の新書本です(相倉さんは残念なが
ら、2015年に亡くなっており、その
亡くなる少し前の対談を書籍化したも
のだそうです)。

私はその時代の雰囲気にどっぷりと使
った世代ではありませんが、多少その
匂いくらいは嗅いでいるのもあり、い
やあ面白かったです。ちょっとだけ、
引用しますと…

 

「(初めて兄のバンドでオン・ザ・サ
ニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
を弾いた時)Cから上に一つおきに鍵
盤を押さえるとCのコードができて、
Eの場合は(中略)EGBではハマら
なくて、Gを半音上げるとうまくいく。
それを発見したときはもう大喜びでし
た」

 

「…先日ニューヨークでロイ・ヘイン
ズのドラムを聴いていたら、フォーバ
ース…をしていて、そのうちすっかり
ロイ・ヘインズのソロになって、やが
てバババーン、バッ!と終わっちゃっ
た」

 

(例の中学生は、これを読んでいたの
かもw)

 

「…西洋音楽は『C、F、Gという三
和音で誰でも演奏できます』という、
基礎パッケージのような音楽の入れ物
の発見なんです。(中略)そして流行
った先で、その国の伝統の節とぶつか
って何かが起きる

 

極東の島国のジャズの歴史を語ってい
るようで、実は色んな刺激を受ける本
だと思います。半日もあれば読めます
ので、いかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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自由が欲しい? 自由から逃げたい?

回のテーマは「自由」とい
うことに
ついてです。

 

…といっても、別に政治的な話をしよ
うと思っているわけではなく、音楽に
ついてのお話ですが。

 

先日のことですが、あるセッション
参加しまして。どんなものかというと、
東京の吉祥寺で「ジャムセッションを
日本の文化に」とかぶち上げて、音楽
教室やったり音楽で起業したい人をプ
ロデュースしたりしている某社長がい
るんですけど。その人が月一でやって
るセッションでして。

 

大体いつも普通のセッションにはなら
ないんですね(笑)。

 

で、昨日のそのセッションでは、「オ
リジナルのスケール(音階)を作っ
てセッションする、というのがテーマ
だったんですね。

 

オリジナルのスケール?そんなものが
いまさら出来るのか?とお思いの方も
いらっしゃると思いますが、そこはそ
れ、やり方はあるものでして。コツと
いうか、ヒント1オクターブの中で
考えないで範囲を広げることにあるの
ですが。

 

まあ、ここではその詳しいやり方を解
説するのが目的ではないので、深入り
はしませんが。ともかく、たとえば、
そんなやり方で私が自分で作ったスケ
ールは、

 

C, E, A, C#(Db), F#(Gb), A#(Bb)

 

というものでした(2オクターブの範
囲で作ったスケールです)。

 

で、さらにスケールの中の音を組み合
わせて、自由にコードを作ったりもす
るんですね。で、その出来たコードを
並べてコード進行を作り、その進行を
使ってセッションをする、というね…
(例えば、私の作ったスケールでは、
C7b9, F#m7b5の繰り返しでやりま
したが)

 

ま、やっぱり普通じゃないセッション
になりました。正直かなり「エグい」
サウンドではあります。私的には好物
なんですけどね。苦手な方もいるでし
ょうが…。

 

で、

 

こんなことをやることで、何が得られ
るのかというと、既存の音楽の方法論
からの(部分的ではあるにせよ)「自
由」な訳ですね。で、実はこれって
からミュージシャンたちが繰り返して
きたことなわけです。

 

古いジャズからビバップというやり方
が出てきたり、そのビバップの枠組み
から自由になりたくてモードを取り入
れてみたり。さらにはフリージャズ
かに走ってみたり。

 

そんな、古い枠組みから自由になりた
というミュージシャンたちの取り組
みをある種シミュレーションするよう
なセッションではありました。とても
刺激的で面白いセッションでしたよ。

 

ただ…、

 

一方で、人間というのはそんな自由を
渇望することがある一方で、いつまで
も自由ではあり続けられない、という
側面もあるのですよね。そうすると、
自分のやっていることを体系付けたり
理論化することによって枠組みを作ろ
うともするわけでして。その枠組みを
深掘りする中での、進化(深化?)
いうのもあるので、それが悪いわけで
もないのです。

 

個人個人の志向によるところも大きい
と思います。同じ人でも、時には一方
に振れたり、ある時には反対に振れた
りもするでしょうね。そんなことも含
めて色々と考えさせられたセッション
ではありました。

 

みなさんは、いかがですか?自由が好
きですか?枠組みの中で深めていくの
が好きですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

○○○のしまい場所あれこれ

にも、ギターを弾くとき
に使う、
のアレのことを話題
にしましたけど。

 

例のあれって、つまり「ピック」のこ
となんですけどね。ピックってものは
何度も書いているように、小さくて薄
くて、早い話、「失くしやすい」んで
すね。

 

で、セッションとかに持って行っても、
よくなくなるし。ケースとかに入れて
持ちあるいても、ケースごと失くす
……。まあ消耗品だと割り切れば、そ
んなもんなんですが。

 

でも、なんか悔しいんですよね(←知
らんがな)。

 

ギターそのものに貼り付けるタイプ
ピック・ケースもあって、あれ確かに
いいんですけど。なんとなくボディー
に貼り付けるのに抵抗があるかなあ、
とか思ってしまったり。

 

この前は、ピックのしまえるポケット
のついたストラップってのを見つけて、
これだ!と思って買ったんですけどね。
使ってみると…

 

ストラップを使っているときは、ピッ
クが取り出しにくい

 

……んですね。しかもそのわりに

 

ストラップを外すと、ピックがボロボ
ロ落ちやすい、

 

……ので、これも使えねーということ
になりました(ストラップとしては使
ってますけど)。

 

で、結局、最近はピックを持ち歩くと
きは、ジーンズなどによくついている
「コインポケット」という小さなポケ
ットに入れておくのが一番取り出しや
すいし、失くしにくそう、ということ
でそこにいれてます。

ただねー、

 

ピックをしまうのには、まあいいんで
すけど、家に帰ったとき取り出すのを
忘れやすいんですよ。そうすると、た
まにそのまま洗濯されてしまったりし
て……。洗濯機が故障したらどうする
だと、怒られるのが難点ですね。

 

ギタリストの皆さんは、どうしてます
か?

 

(ちなみに、コインポケットって元々
ウォッチポケットといって、懐中時
計をいれるためにつけられたんだそう
ですよ。ピックをいれたらピックポケ
ットですね……←ってそれじゃスリ
ろ)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

追記:
「市販のピックケースを木製の洗濯バ
サミに貼り付け(てストラップに止め)
ると丁度良い塩梅」というアイデアを
Facebookで教えていただきました。
これはいいかもしれませんね。

 

 

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続・音楽でトレード?

「トレード」の話の続
きです。
日本では普通「4バー
ス」とか呼ばれ
るやつですね。

 

これ、ジャズのセッションでは頻繁に
やられるので、ジャズが好きな方はご
存じかと思います。ジャズのレコード
などでも(とくに昔のでは)よく聞か
れますね。

 

ですが、ジャズにあまり馴染みのない
方には、なんのこっちゃという感じか
もしれませんので、解説しておこうか
と思いまして…。

 

ジャズでセッションすると、テーマが
演奏されたあと各プレイヤーがアド
リブでソロを取りますね。で、各人の
ソロが終わると、またテーマに戻る
けですが、その前にソリスト同士が4
小節ずつの短いソロを交換(トレード)
しあうことがあります。コール&レス
ポンスってやつですね。

これを英語ではトレーディングとか、
日本では4バースとか呼んでいるわけ
です。4小節と書きましたが8小節だ
ったり2小節だったりすることもあり
ます(その時は8バースとか2バース
とかになりますが)。

 

で、これは通常、メロディ楽器とドラ
ムの間での交換という形をとることが
多いです。例えば、サックス4小節→
ドラム4小節→トランペット4小節→
ドラム4小節→ギター4小節→ドラム
4小節→ピアノ4小節→ドラム4とか
いった流れなんてのがよくある形です
ね。

 

ポイントとしては、
1.この交換は、演奏されている曲の
フォーマットに沿って行われる。
2.テーマに戻る直前のソロはドラム
になる。
…ということでしょうか。

 

ソリストは、曲がずっと続いている前
でその部分に合わせたソロを弾きま
す。ドラムソロのところも、曲のコー
ドは進行していると考えて、次のソリ
ストはソロを引き継ぎます。

 

2については、よくあるAABAで32
小節とか64小節とかの曲であれば、キ
リがいいんですが、変則的な小節数の
曲の場合は、調整が必要になります。

 

例えば、ブルーズはワンコーラス12小
節なので、1コーラスとか3コーラス
では半端が出てしまいますから、最低
2コーラスか偶数コーラス繰り返す
要があります。

 

あと、All the Things You Areなんて
曲は36小節あるので、これもどこかで
調節(最後をドラム8小節にするとか)
が必要ですね。

 

そんな4バース8バースですが、ジャ
ズのセッションで必ずやるのか、とい
うとそういうもんでもなく、やらない
場合もあります。お店によってはほぼ
必ずやるって方針のところもあるよう
ですが。

 

ジャズのセッションにチャレンジしよ
うかと思っておられる方は、知ってお
かれるとよろしいかと思います。

 

そんなトレーディング(4バース)の
として、ソニー・ロリンズの名盤、
『サキソフォン・コロッサス』から、
Strode Rode という曲をご紹介しま
す。ロリンズとドラマーのマックス・
ローチの2人だけでバトルのような交
が繰り広げられます(3:08あたりか
ら始まりますよ)。▼▼▼

 

て、ことで。ご参考になれば…。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽でトレード?

「トレード」っていうと、
日本語では
プロ野球の選手のチ
ーム間での交換と
かそんな意味
で使われますね。

 

英語で書けば “trade” で、英語ではよ
り広く取引とか、物の交換なんていう
のところから、貿易とか商売とか職業
なんて意味にもなるようですが…。

 

実はこの trade という言葉、音楽でも
使われるんですが、どんなときに使わ
れるでしょう?

 

バンドのメンバーを入れ替えることで
しょうか?「おたくのボーカルとうち
のギターとキーボードの1対2トレー
ドでどう?」とか?

 

まあ、そんなこともあるのかもしれま
せんが、英語で使われる時はですね、
日本ではよく4バースとか8バース
かいうあの一連の流れを表現するとき
に使われます。

 

余談ですが、最初4バースって言葉を
聞いた時、私は「バース」って何?っ
て思いまして。バースは3番じゃない
のかとか(古い)…。よく考えるたら
bars (小節)だったんですね。じゃ、
バーズじゃないのか、とか。

 

それはともかく、この4バースっての
がどうも和製英語らしくて、英語では
trading fours とかいうらしいです。
8バースなら trading eights でしょ
うか。

「4バースしようぜ」は “Let’s trade 
fours.” となるわけですね。

 

英語しか通じないところでセッション
する可能性のある人は覚えておかれた
方が良いかもしれません。

 

え?4バースってよく知らない?

 

あー、

 

じゃあそんな人向けのためにちょっと
続きます。 ( ̄▽ ̄)

 

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