今日のテーマは「予測」です。
先を読むことですね。
先を読むことですね。
パソコンやスマホで文章を入力してい
ると、最近は「予測変換」という機能
が働きます。文章を入力するとき、変
換キーを押さなくても、コンピュータ
が何を入力したいのかを予測して候補
を表示しくれるわけですね。便利だと
思う人もいれば、余計なお世話だとい
う人もいて、色々なんですが。
私としては便利だと思うのでオンにし
ています(iPhone だとそもそもオフ
にはできないですが)。ときどき間違
えて妙な変換候補を選んでしまうこと
もありますけどね。
余計なことだと思う人のために、この
機能をオフにするやり方がネットで解
説されていたりします。PCの場合、こ
の機能がCPUのパワーを食うため、処
理が遅くなるのでオフにしたいという
人も結構いるようです。
予測変換は、入力する人の変換の履歴
を覚えているので、それでスマホの場
合にその履歴データが浮気の証拠にさ
れてしまうこともあるそうです。怖い
ですね…。
で、予測です。
音楽を演奏する、特にセッションをす
るときなどにも、予測の力が大切です。
演奏の流れを読んで、その予測を生か
して自分のプレイに活かすことで全体
のアンサンブルの質が上りますからね。
そう書いてしまうとなにやらすごいこ
とをしなければいけない気になってし
まうかもしれませんが。でも、初心者
の段階から、できることは色々あるの
ですよ。
例えば、ソロを盛り上げたいと思って
ドラマーにアイコンタクトをするとき、
盛り上げたい直前にいきなりドラマー
を見てもドラマーも直ぐには対応でき
ませんよね。余裕を持って早めに視線
をドラマーに向けるというのも予測の
なせる技なわけです。
あるいは、自分の出せるテクニックの
100%でいきなり弾き始めたら、その
後は落ちていくばかりですよね。なの
で最初は抑えめにしようとか、途中で
いったん落ちつかせようとか、そんな
ことを考えるのも予測なわけでして。
考えてみれば、われわれの日常を考え
ても、そんな経験に基づく予測を活用
して生活しているわけですからね。そ
れが音楽の演奏という場になるとなか
なかできなくなるのは、結局、どうし
ても楽器の「操作」に脳のパワーを奪
われているんでしょうね。
勇気を出して楽器から(あるいは楽譜
から)目を上げてまわりを見ること。
そこから、セッションでの「予測」は
始まります。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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