チケット売りのギター小僧

どく寒い日でした。雪も降
っており
すっかり暗くなり、も
う夜。明日は大
晦日という日で
した。

 

そのギター弾きの青年は、街角でライ
ブのチケットを売っておりました。今
日中にあと20枚売らないと、明日の大
晦日カウントダウンライブのノルマ
達成できないのです。

 

青年は、ポケットにチケットを入れ、
片手にギターを持ち、もう片方の手に
古そうなギターアンプを引きずってい
ました。

 

そのアンプは、青年のギタリストだっ
おじいさんの形見で、見た目は小ぶ
りなのですが、超強力なサウンドを生
み出す真空管アンプなのでした。青年
ライブの時にも、そのアンプをライ
ブハウスに持ち込むほど、肌身離さず
使っていたのです。

 

実は、青年はその日、あまりの生活力
のなさに呆れた彼女に、部屋を追い出
されたのでした。路頭に迷った青年は、
ギターとアンプを引きずって、それで
チケットを売ろうとしていました。

 

しかし、そんな青年の必死の形相も、
暮れの街を歩く人たちにとっては恐ろ
しいばかりで、皆んな逃げていくので
した。

 

「くそー、電源さえあればこのアンプ
にギターつないで、一曲ぶちかまして
客引きするのになー」

 

青年は悔しそうにアンプを見ました。

 

すると、どうでしょう! 電源に繋が
っていないにもかかわらず、アンプの
ューブに火が灯っているではありま
せんか!

青年は驚き、しかし半信半疑ながらも、
ギターをアンプにつなげました。そし
て、ギターをかき鳴らしてみると、ア
ンプは大音響で鳴り響きました。

 

青年は、いつもバンドでやっている
ギターソロを一心不乱に弾きまし
た。しばらく弾いていると、だんだん
人が集まってくるのを感じました。そ
れは1人2人と増えていくようでした。

 

青年がソロを弾き終えると、その人だ
かりから、割れるような拍手がおこり
ました。

 

「やったぜ!」

 

そう思って青年が目を上げると、最前
に立っていたのは、死んだはずの彼
のおじいさんでした。

 

「素晴らしい! それだけ弾けるなら
大丈夫だ。おいで、私と一緒に行こう。
皆んな待ってるぞ

 

「皆んな? 皆んなって?」

 

「皆んなだよ。B.B.とか、チャック・
ベリーもわりと最近来たな。プリンス
とか、ムッシュかまやつもいるぞ。そ
うだ、少し前にはトム・ペティーも来
たし。それに、もうすぐくるやつら
多いらしい。○○○○○とか△◆♯と
か」

 

おじいさんは言うのでした。

 

「そうか、そんな場所があるなら行き
たいなー」

 

「そうだろう、毎日セッション三昧
からな。楽しいぞ!」

 

その時、青年のアンプのチューブがそ
れまでにも増して明るく輝き、その瞬
間、二人は、輝く光と喜びに包まれて、
高く、とても高く飛び、 やがて、もは
寒くもなく、空腹もなく、心配もな
いところへと旅立ったのでした。

 

けれど、あの街角には深夜を過ぎても
あのかわいそうな青年の姿がありまし
た。売り物のチケットをポケットに、
片手にはギターをにぎりしめ、もう一
方の手で、アンプを抱えるようにして、
古い一年の最後の朝をむかえる前に凍
え死んでいたのです。

 

誰も青年がどんなに素晴らしい所に行
ったのか、知る人はいませんでした。
青年がおじいさんと一緒に、ギター・
レジェンドたちの集うあの場所に行っ
たと想像する人は誰一人いなかったの
です。

 

(ちょっとしゃれにならんかなーw)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

注:下記ページを参考にしました。

 

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シンガポールのお父さんが作ったピック?

ターのピックの話は、何度
かしまし
たね。失くしやすい
か、なかなか
しっくりくるピッ
クが見
つからない
か…。

 

そんな私が最近一番よく使っているピ
ックがこちらでして。Awe-In-One
という名前で、これオール・イン・ワ
ンをもじってつけたネーミングだと思
いますが(Aweというのは畏敬の念と
かそんな意味ですね。「すげー」って
ことですな) どんなピックかというと
下の写真の左側がそれです。

右側はよくあるジム・ダンロップのウ
ルテックス(ウルテム)製のJazz III
です。ほぼ大きさは一緒ですね。この
Jazz III も私はよく使うんですが、ま
あこれは有名なモノでどこでも手に入
ります

 

問題はこの Awe-In-One ですが、私
の使っているのは Profound I という
タイプのものです。見ていただければ
わかるように、妙な立体的な成形がさ
れてまして、指にフィットして滑りに
くく、落としたりしづらいようになっ
ています。私的にはこれが結構良い感
じなので、よく使うんですよね。

 

それから3つのエッジの形状がそれぞ
微妙に違っていて、いろんな奏法上
の都合に合わせて選べる、ということ
になってます。まあ、そこまで細かく
持ち替えるのか、ってのはありますが。
少なくとも私は、ほとんど持ち替えま
せん(笑)

 

で、このピック、シンガポールで開発
されたようなんですね。なんでも2人
の子供を持つ父親が人前でギターを弾
いた時にピックがすべって落ちてしま
ったのがきっかけで開発したとかいう
ことでして。子供の前で恥じかいたリ
ベンジってことでしょうか。

 

人間工学の技術を使って作られたそう
ですが、最初はヨーグルトのフタで作
っていたとかどうとか(笑)どこまで
信じていいかはよくわかりませんが、
ま、でもまあ私としては結構気にいっ
てしまったわけですね。値段も100円
程度で普通のピックと変わりませんし。

 

これ、実は結構前に東京の吉祥寺の楽
器店で最初に手に入れたんですが、
のお店には置いてないんですよね。調
べてみたところ日本の代理店のページ
があったんですが、どうも店頭売りは
東京の4つの店のみみたいですね。あ
とはネットで注文して取り寄せるしか
なさそうです。▼▼▼

 

私の使っているタイプ以外にもより大
きいサイズのもあるのがお分かりにな
ると思います。実は海外のこのピック
の販売サイトなどを見ると、もっと
んなタイプがあるようなんですが…。
うーん、日本の代理店、あんまり力が
入ってないんでしょうかね。

 

まあ、好き嫌いのあるピックかもしれ
ませんが、もうちょっと広まってもい
いんじゃないかと思ってご紹介しまし
た。

 

て、ことで、今回はギターを弾かない
人にはまるで関係ないお話でございま
した。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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用語の「正しさ」についてのあれこれ

の中、言葉の定義としてな
にが正し
くて何が間違っている
とかよく議論に
なりますが…。
侃々諤々なにがなんだ
かよく分
からなくなることも多いです
ね。

 

そんな議論の一つに、「アメリカン・
コーヒー」というのがあります。

 

昔、アメリカン・コーヒーというと、
ドリップとかサイフォンでいれたコー
ヒーをお湯で割ってましたね。最近で
も昔ながらの喫茶店に行くとあるんで
しょうかね。

 

昔はみんなそんなもんだと思っていて
平和だった(?)んですけど、そした
ら、実はアメリカン・コーヒーという
のは、豆の焙煎を浅くした結果色が薄
くなったもので、お湯を足して薄めた
もんじゃない、という話になりました。
ヨーロッパじゃ深入りの豆をいわゆる
エスプレッソが主流ですからね。

 

なるほど、そうかお湯で割ったものを
アメリカンなんてアメリカの人に失礼
だったなあと反省した(ほんとはして
ないけど)ところに、今度はまた、い
わゆるサードウェイヴのコーヒーがや
って来ました。早い話ス○バとかのこ
とですね。

 

そしたら、スタ○のメニューに「カフ
ェ・アメリカーノ」ってのがあるじゃ
ないですか。で、その実態はなにかと
いうと、

 

エスプレッソをお湯で割ったもの

 

なんですねえ。もう何がなんやらです
が…

 

中にはアメリカン・コーヒーとカフェ・
アメリカーノは別物だという議論もあ
ったりしますが、カフェ・アメリカー
ノ(イタリア語)を英語にすればアメ
リカン・コーヒーですもんね。あまり
説得力ないですね。

 

そんなわけでコーヒーをお湯で割るの
を「アメリカン」というのは、必ずし
も極東の島国の思い込みでもない、と
いうお話でした。

 

え? 音楽と何の関係もない?

 

えーとですね。科学の世界は別かもし
れませんが、世の中の用語の定義とい
うのは、ことほどさように微妙に揺れ
るので、思い込みに注意ってことです
かね。音楽の世界でもよくあるでしょ。

 

フュージョンとクロスオーバーとジャ
ズロックの違いとか。オンビートとオ
フビートとダウンビートとアップビー
トとバックビートの違いとか(笑)

 

結局何が正しいかよりも、何を言いた
いか(を正しくくみ取るか)が大切
いうことかな、と。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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マイルズもつらかった(らしい)

回もまた、動画をご紹介し
たいと思う
のですが…


こちら
なんですけどね▼▼▼

https://youtu.be/cvtjA7__EqY


どうもデヴィッド・サンボーンメイ

ン・ホストTV番組でのライブのよ
うなんですが。メインのゲストがなん
マイルズ・デイヴィスで、それにベ
ーシストのマーカス・ミラーが絡んで
インタビューする所からはじまってい
ます。1989年というから、マイルズ
が亡くなる2年ほど前の映像ですね。


アルト・サックス吹いてるのはケニー

・ギャレットですかね。ま、それはと
もかく…


で、マーカス・ミラー、「帝王」マイ

ルズを前に物おじせずに、なにやら
していますね。「だれかスゴいミュ
ージシャンと共演して、感動したこと
は?」とかなんとか。


そうするとマイルズは、「いや別にな

いな」とかまず言うんですけど(笑)
その後にチャーリー・パーカー演奏
した時は、パーカーがひと言も話をし
てくれなくてつらかった、みたいなこ
とを言ってるんですね。

マイルズキャリアビバップ時代か
らスタートさせて、その後ビバップを
抜け出して色んなスタイルで自分の音
楽を展開していくのは有名な話ですよ
ね。なので、その出発点の時のエピソ
ードなわけですが……。


考えてみれば、その時パーカーがマイ

ルズを無視しないでもっと優しく接し
ていたら、マイルズもそんなに積極的
に自分のスタイルを変えようと思わな
かったかもしれませんよね。ジャズの
歴史はちょっと違ったものになってい
たかも、なんて少し思いました。


まあ、マイルズの性格上そのままで

いるはずもないとは思いますが(笑)


インタビューの後の演奏(この2年ほ

ど前に亡くなったジャコ・パストリア
スに捧げた曲)も素敵ですので、お時
間のある時にどうぞ。


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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退屈と創造力の不思議な関係?

退が好きだ、という人はあ
まりいな
いとは思いますが。


普通、人間退屈しないで過ごしたい

思いますよね。で、まあいろんな刺激
を外部から得ようとするわけです。


テレビ
というものがあれだけ普及した

のは、いつでも映像と音声の刺激を得
られる手軽な装置だったからだったか
らですよね。今では、されにそれに
ットという(ほぼ)無限の刺激を与え
てくれるモノが加わっています。


われわれはコンピュータやらスマホ

らを通じて、四六時中そうした刺激に
自分をさらしていられるわけです。退
屈なんて、しないですまそうと思えば、
すませられる時代なのかもしれません。


なんですが……


だいぶ昔の研究ですが、1980年代

カナダで、テレビが見られる地域の子
供とテレビが見られない地域の子供
比較調査したんだそうです。そうした
ら、種々の思考能力創造性について、
テレビの見られない地域の子供の方が
テレビのある地域の子供に勝っていた
という調査結果が出たんだそうです。


さらに、しばらくしてテレビのなかっ

た地域でテレビが見られるようになっ
たとたん、どうなったと思いますか?
予想はつくと思いますが、その地域の
子供たちのスコアは他の地域の子供た
ちのレベルまで下がってしまったんで
すね。


どう思います?


それから、また別の研究での実験結果

がありまして、被験者を2グループ
分けて、一方に単調でつまらないタス
(電話帳から電話番号を書き写すと
かそんな仕事)をさせたそうです。で、
その後にあるモノの使い道についての
アイデアをどれだけ多く書き出せるか、
というテストをしたんだとか。



そうしたら、事前に退屈な仕事をさせ
なかったグループにくらべて、退屈な
仕事をしたグループの方が、良いスコ
アをたたき出したんだそうです。(ち
なみに何の使い道かというと発泡スチ
ロールのコップだったそうですが 笑)


なかなか考えさせられる結果ですよね。


とはいってもいまさらテレビやコンピ

ューターやらスマホを捨てろとまで言
うつもりはありませんが……。


でも少なくとも、1日(あるいは1週

間?)の中で、意識的に「退屈する」
時間を持ってみるというのは、クリエ
イティブな活動(たとえば音楽を演奏
するとか)をする人にとっては、有効
なことなのかもしれません、よね?


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

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スケール感覚(音階の話じゃなくて)を取り戻す?

、いつもJR東日本中央線
快速を利用して
いるんですが…。
よく遅れるんですよ
ね、いやほ
んとに。(2021年の追記:コ
ロナ以来利用頻度は極端に減り
ましたが)


中央線快速
って、東京駅を起点として、

西は大月とか河口湖とかまで行ってい
たり、青梅線と直通運転したりしてた
りと、長い距離を走るんですよね。な
ので、

何かあると遅延しやすい

という路線なんです、昔から。


先日も朝、中央線に乗ってたら、車掌

さんが、

「本日遅れて申し訳ありません」

…というアナウンスをしてました。ま、
正直だなとは思いましたけどね(苦笑)
出張で新幹線に乗り継ぐ予定があった
ので、ちょっと焦りました。


で、また別の日には青梅線内で「列車
シカに衝突したため」遅延して、
ッターのトレンドに上がってきてま
た ( ̄▽ ̄;これも、まあきどき
起きるんですけどね…。


そういうニュースを聞くと、自分が大

きな自然の一部だと感じませんか?
え、大げさ?


ま、大げさに言ってるんですけどね。


日ごろ、SNS とか Web だとかに没

入して過ごしがちな生活を送っている
身としては、自分の身体を基準とした
世の中のスケール感を時々意識的に見
直すことも必要かなと思ったんですよ。


音楽
を聴くのも、最近はどうしても

マホなどでイヤフォンを通して聴くこ
とが多くなりがちですよね。でも、
際に演奏したりする場所、例えばセッ
ションなどでのスタジオとか、もっと
大きなライブハウスホールなどでの
空間の音の広がりは、また違うわけで
す。


そんな、自分の身体よりも大きな空間

だったり、物理的な距離の感覚を、時
には意識してインプットすることをし
てみよう。そんなことを往復6時間半
以上かけて久しぶりに新幹線で日帰り
出張したときに考えたのではありまし
(2021年の追記:出張とかいう言
葉が懐しい)


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

遠くも近くも?

ラカン世代の視力について
のお悩み
については、以前何度
か書いた
のですが…(例えば、
こちら

 

遠くも近くも良く見えるメガネが欲し
というのは、アラカン世代で音楽を
演奏される方にはほんと切実な問題だ
ったりするんですよね。譜面を見ると
きと、他のプレイヤーを見たりすると
きに、メガネをとっさにかけかえらえ
ませんしね。

 

遠近両用メガネっていうのはあるんで
すけど、結構使いづらかったり目が疲
れたり、いろいろあるんですよね。

 

そんなとき、こんなニュースを見たん
ですね。ワンタッチで遠近が切り替え
られる電子式のメガネ
だそうです。
▼▼▼

 

液晶レンズ技術を使った特殊な素材の
レンズを使っていて、1回の充電で1
週間以上はもつようです。遠近の切り
替えにはフレームに仕込まれたタッチ
センサーに触れるんだそうで、瞬時に
切り替わるとのこと。

 

瞬時に切り替わるなら、演奏中でも対
応できそうですね。アラカン音楽家
とってはこれは朗報になるかもしれま
せん。2018年春には発売を目指して
いるとのことです。ちょっと楽しみで
すね。

 

問題はお値段で、「高価格帯の遠近両
用レンズ(10万~15万円)よりは高く
なる見込み」と書いてあります。んー
そこそこのギター1本買える値段です
かー ( ̄▽ ̄;

 

ともあれ、注目の技術ではありますね
ー。早く値段がこなれてくるといいな
あ、と思って読んだ記事でございまし
た。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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「ヨコハマ」の想い出

にも、洋楽の曲についた面白
題について書きましたが……

 

だいたい、レコードCD というもの
取って代わられる頃から、洋楽の面
白い邦題というのは姿を消したんです
よね。まあ、それは別にお話しすると
して……

 

今回はおかしなというか変わった(?)
邦題の洋楽についての話をしようかと
思いまして。50年以上前の曲ですが。

 

60年代から70年代初頭にかけて人気
のあったアメリカのアイドル歌手に、
ボビー・シャーマンという人がいまし
た。結構な数のレコードを出している
人で、アイドル歌手としてはかなり成
功した部類に入ると思います。

 

そのボビー・シャーマンに『想い出の
ヨコハマ』という歌があります。1970
年の曲ですが、これが日本で発売され
て、当時はラジオの深夜放送全盛です
から、中学生だった私はそうやってラ
ジオで流れているのを聞いて、アメリ
カの人気アイドルが横浜の歌を歌って
ると思い、

 

「横浜すげー」

 

とか思っていたわけです。まあ、横浜
って歌の題材になりやすい街ではあり
ますけどね。「ブルーライトヨコハマ」
とか。

 

 

ところが、しばらくして、実はこの曲
“Oklahoma City Times” というのが
原題だと知ったんですね。つまり、正
しくは(?)『想い出のオクラホマ』
だったんです。

 

たぶん、日本のレコード会社の担当が、
「これどう聞いてもヨコハマとしか聞
こえねーよ」とか思って、そんな邦題
をつけて売り出したんでしょう。確か
にヨコハマと歌ってるようにしか日本
人の耳には聞こえません。空耳アワー
かよ
▼▼▼

 

あとから調べてみると、この曲、アメ
リカではシングルカットもされていな
ようです。商魂たくましいレコード
会社が洋楽のアイドルによる日本のご
当地ソングとして、日本のみのシング
ル発売にしたんですなー。

 

まあ、当時は高度成長期で、日本
界からモノマネばかりしやがって、と
かいわれながらたくましくやっていた
時代でしたからね。そんな時代だから
できたことなのかもしれません。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

これなんですか?(セッション編)

「ごめんください」

 

「いらっしゃいませ。どうされました
か?」

 

「いや、ちょっとジャムセッション
たいなあ、なんて思うんですが……」

 

「ジャムセッションね……。ジャンル
は何を?」

 

「えーと、ロックを少し……」

 

「ロックね……。なるほど。えー、こ
ちら、『クロスロード』『パリの散歩
道』『ロング・トレイン・ランニング』
などそろえてますが……。ま、どれに
なさっても同じようなものかと……」

 

「……えーと……。じゃあ『ロントレ』
をお願いします」

 

「はい『ロントレ』ですね……」

 

……これなんですか?

 

『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「あー、そうですか……」

 

「演奏されますか?」

 

「あ、いやいや、まさか……」

 

「ははは。じゃ、これだけですね?」

 

「……えと、あとファンクもやってみ
うかな、なんて思うんですよね」

 

「ファンクねえー。そうしますと『チ
キン』『スーパースティション』『カ
メレオン』などがありますが……。ま、
どれになさっても同じようなんですが
……」

 

「あ、なるほど……。……じゃ、『チキ
ン』で」

 

「はい、『チキン』……と」

 

「……これなんですか?」

 

『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「あー。あー、『スタンド・バイ・ミ
ー』ね」

 

「演奏されますか?」

 

「いやいやいやいや。あはは……」

 

「ははは。じゃ、これでいいですね?」

 

「えー、あとジャズも少々……」

 

「ジャズ、ジャズ……と。それではど
うでしょう?『酒とバラの日々』『オ
ール・オブ・ミー』『モーニン』など
など数多くありますが。ま、どれになさ
っても同じようなものですが……」

 

「あー、じゃ、『モーニン』で……」

 

「はい、『モーニン』……と。そうし
ますと、これとこれ……とこれですね。
ルチ・ジャンルにご興味お持ちでい
らっしゃるようですからね。グルーヴ
取り違えないようにね、注意してい
ただいて……。それでは以上でよろし
いですね?」

 

「これください」

 

「『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「げほげほげほ……」

 

(*ネタなので、「どれも同じじゃな
い」とか怒らないでください)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

カワイイはエライ?

間の行動に与える「イメー
ジ」の力
というのは大きいもの
だといわれますよね。

 

どれだけ具体的なイメージが想い描け
るか。それによってスポーツや音楽の
パフォーマンスが向上する、というこ
とについては前にも書きました。

 

あるいは、どれだけ緊張から解放され
リラックスした状態で演奏や競技に臨
めるかについても、パフォーマンスに
影響しますね。そんなリラックス状態
を生み出すのにも、イメージを活用し
た方法がありますね。

 

「イメージ・リラクゼーション法」
どとも呼ばれますが、基本的には自分
がこれまで一番くつろぐことができた
場面を思い浮かべること(と呼吸法
でリラックス状態を生み出すという手
法です。活用されている方もいらっし
ゃるんじゃないでしょうか。

 

それから、最近の研究によると、可愛
い動物の子供の写真などを作業の合間
にみることで、集中力や生産性がアッ
するそうなんですね。できるだけ可
愛い子供の動物がいいらしく、普通の
大人の動物より格段に(?)集中力が
アップするのだとか。

 

実はこの研究、日本の広島大学だかの
研究グループのものだそうです。題し
て、“The Power of Kawaii”(笑)
そんなわけで、「カワイイ」という日
本語はいまや世界語になりつつあるよ
うで。

 

そんなわけで、音楽(だけじゃないで
すが)のパフォーマンスの向上に、
メージの持つ力活用が期待できるの
では、と。

 

て、ことで。

 

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勝負は○○○○ではない!

回、ダメ出しの話をしまし
たけど。
それを読み返していて
思い出したんで
すが…。

 

アルトサックスの坂田明さんの言葉で
「勝負というものは、勝ち負けではな
い」という有名な名言(?)がありま
して。私の座右の銘といっても過言で
はございません(笑)

 

坂田明さんは、あの山下洋輔トリオの
第2期のサックス・プレイヤーで、例
ハナモゲラ語の創始者の一人でもあ
りますが…。最近では確か、ミジンコ
の研究家としても有名ですね。確かこ
の言葉は山下洋輔さんと碁だか将棋を
やって負けた時に思わず(?)出た言
葉だったんだとか。

 

そんないきさつはともかく、セッショ
ンをしたりするときに、ダメ出しする
のと同じように、「勝ち負け」にこだ
わる気持ちにとらわれることはありま
せんか?あいつには勝ってるとか、こ
いつには負けた、とか。

とくに自分のテクニックとかを磨きた
いとかいう思いが強いと、そんな気持
ちにつながったりしやすいのだろうと
思いますが。

 

そういうことより、最終的にメンバー
みんなが全体としてどれだけ幸せにな
れるか、が実は「勝負」なんじゃない
か、と思うんですが。アラカン世代と
かになってくると、特になおさらね。

 

勝ち負けにこだわる気持ちになりそう
なときには、この言葉を思い出すと良
のではないか、などと思ったのでは
ありました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ダメ出しはいらない

事などで、ダメ出しを食ら
うことと
褒められることって、
どちらが多いで
すか?

 

日本の職場ってダメ出し多くないです
か?最近読んだ記事によると、日本の
職場って世界一「褒めない」職場なん
だそうです。確かにそんな気もします
よね。褒めたつもりでもおざなりで、
褒められた気がしないとか……。

 

うらはらなのが、職場でのパワハラ
題なんでしょうかね。ブラック企業
かね。

 

ま、別に世の中の職場の問題を語りた
いわけではないので、ここで深入りは
しませんけどね。

 

でね、

 

セッションなんかで一番いらないのが
このダメ出しなんですよね。やめまし
ょうね、人にダメ出すの。口には出さ
なくても、心の中で出してませんか?
で、またそんなダメ出しする人は、
分にもダメ出ししがちだったりします
しねー。めんどくさいんです。

 

必要なのはその場でのリアルタイムの
拍手と歓声ですよ。私たちのやってい
アラカンセッションは、いつもそん
な雰囲気でやらせていただけているの
で、感謝しています m(_ _)m

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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OSアップデートの時に思うこと

ンピュータとかスマホとか
を使って
いるとOSのアップデー
とかを時々
しますよね。

 

メジャー・アップデートだったりする
と、時間が結構かかったりしてね。失
敗しないだろうかとか、ちょっとドキ
ドキしますよね。アップデートする前
には、ネットで評判なんかを検索した
り慎重になりがちだったりして。

 

まあ、私は結構こういうアップデート
運(?)のいい方で、これまであまり
大きな問題に遭遇したことないんです
けどね。

 

そういえば、楽器にはあまりOSのアッ
プデートってないですねえ。DTMとか
やってるとソフトのバージョンアップ
とかあるでしょうけどね。そりゃもう
コンピュータ使ってやるんだから当た
りまえですね。

 

あと、最近のマルチエフェクターとか
ソフトアップデートされたりして、
あたらしい音色とかエフェクトが追加
されたりすることありますね。電子楽
とかにもあるのかな。

でも、電子製品でない楽器はそういう
のありませんね。エレキギターだって
いちおう電気は使いますけど、OSと
か関係ないですね、普通。そのうち回
路にICチップとか組み込まれたりして
ソフトのアップデートで色々機能が改
良されたりするのが普通になるのかも
しれませんが、今のところはね。

 

そんなわけで、コンピュータのような
アップデートの心配はいらないんです
が。そうなると、楽器の機能はかわら
ないので、自分の側のOSをアップデ
ートしなきゃいけないってことですよ
ね。

 

つまり、練習しろ、と(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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ときどきどうしても○○たくなるアレ?

きどきどうしてもこれが
べたくな
、とか、あの曲が
きたくなる、とか
いうものをお
持ちではありませんか?

 

私の場合でいうとですねー、例えば
座にある某老舗インド料理店「ムル
○ラ○チ」という、一種のチキンカレ
ーの定番料理があるんですけど、それ
をときどきたまらなく食べたくなるこ
とがあります。カレー好きの方ならご
存じの方も多いとおもいますが。

 

前にも書いた気がしますけど、その店
でそれを注文すると、初めての人には
食べ方の指導がついてきます。いわく、
皿の上に盛られた、カレーのソースも
鶏肉も野菜類もライスも全部よーく混
ぜて食べるべし、と。

▲こんな風にね(もっと混ぜますが)

私の自慢は、その食べ方をこの店の初
代店主(インド人で故人)に教えても
らったことですが……。それって単に
自分が歳とってるだけってことですな。

 

ま、ともかく、このカレーが食べたく
なると、どうしても頭から離れなくな
って食べにいかないとおさまらない、
なんてことが年に数回あったりします。

 

音楽でも似たようなことがありません
か?

 

これも私の場合だとですね……、えー
とそうそう、メンバーの一方のウォル
ター・ベッカーが数年前に亡くなって
しまったスティーリー・ダンの初期の
曲で Do It Again てのがありますが、
あれなんかもそうです。なんでか知り
ませんが、ときどき頭の中で鳴り出す
んですよ。

スティーリー・ダンというのは、70年
代に活躍した、バンドでベッカーとド
ナルド・フェイゲンの2人が中心メン
バーのバンドです。

 

Do It Again は彼らのデビュー・アル
バムからの曲ですが、彼らの音楽はラ
イブ志向というよりは作品志向が強い
ので、以降どんどん洗練されて、高度
になっていくんですね。それはそれで
素晴らしいし、ファンも多いんですけ
どね。

 

でも、私の頭で鳴り出すのは、初期の
比較的シンプルな Do It Again なんで
すよね。タイトルが Do It Again だか
でしょうか?

 

まさかね。▼▼▼

 

みなさんはいかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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「当たり前の罠」にご注意を

「半ドン」って言葉、最近
はあんまり
使われないですね。

 

週休二日制が浸透する前は、土曜日は
午前中だけ仕事するというところが多
く、それを「半ドン」と呼んでたんで
すよね。でも、今はそんな所はあまり
なくなってしまいましたが……。

 

例外があるとすれば、市役所とか区役
でしょうか。土曜日の午前中は(全
てではないにせよ)窓口が開いている
ところが多いんじゃないかと思います。
私もそれが当たり前だと思って、市役
所に行く用事を土曜日にすることが多
いのですが。

 

だいぶ以前ですが、土曜日に、そんな
感覚で市役所に行ったんですが……。
どうも様子がおかしいんですね。早い
話、開いてないみたいなわけです。入
り口にはご用の方は裏口へというサイ
ン……。

 

ついに市役所も土曜は業務しないこと
になったのかと思って、裏口に行って
そこの人(守衛さん?)に聞いたらで
すね、

 

「今日は祝日なので、やってません」

 

と言われたわけです。祝日??

 

その日は秋分の日だったんですね……。

 

最近たいていの祝日は月曜日なので、
土曜日に祝日がぶつかる可能性という
のを忘れていたのでした。

 

いや、完全に忘れていたわけではなく、
「今年の9月の連休は秋分の日が土曜
なのでショボいよなあ」なんて話を
したりもしてたんですがね……。それ
が土曜日の半ドンを全休にしてしまう、
ということに全く考えが及ばなかった
わけなのでした。

何事も「当たり前」だと思っていると
思わぬところで足をすくわれるという
お話でした。「当たり前の罠」という
ことでしょうかね。皆様もお気をつけ
くださいね。

 

Cメジャー・スケールの4度の音が急
にA(ラ)に変わってしまうかもしれ
ません。……ま、それはないにしても、
ときどき「当たり前」を見つめ直すの
が吉、かも。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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音楽のスペックは(あまり)変わらない?

Facebookの仕様って、よく
変わりま
すよね。

 

いいね!だけでない色んなリアクショ
ができるようになったのはもうだい
ぶ前ですね。急に投稿の文字が大きく
なったり、カラーの背景がつくように
なったり。Facebookライブなんても
のが生まれたのが1年前くらいでした
かねー。

 

最近では、プロフィールの写真が丸く
なったりとか…。PCとモバイルで見
え方が違ったりすることもあったりし
ますね。

 

そうした見かけ上のことだけでなく、
裏の仕組みも色々とFacebookはいじ
っているんですよね。たとえば、どん
な投稿が誰のタイムラインにどれだけ
上るようになるのか、とか。

 

で、

別にここでソーシャル・マーケティン
の話をしたいわけではないので、細
かいことに立ち入るつもりはありませ
んが…。SNS業界てのはそうやって
ねに色んな変化を自ら作ったり、それ
を試してまた修正したりと大変なわけ
ですねぇ。

 

翻って(?)音楽ではそんなドラステ
ィックな仕様の変化毎月のように起
こるなんてことはないですよね。

 

これもジャンルとか国によって微妙に
ちがったりすることもあるとは思いま
すが、明日からメジャー・スケールの
6番目の音を半音低くします、という
ようなことはないですね。

 

楽典2017年度7月版と9月版で違う
なんてこともないですし…。

 

あー、よかった(何が?)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

それ、ハーモニック・メジャーだろ
って突っ込んだ人、いますか?あんた
も好きねえw

 

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アルゼンチン発ニューヨーク経由の「和」?

人から誘われたので、「フ
エルサ 
ブルータWA!」というシ
ョーを観に行って
きました。

 

東京の品川でやっている、なんという
劇場とライブとテーマパーク的アト
ラクションとパーティがごちゃまぜ
なったような「体験型エンターテイン
メント」のショーです。オフィシャル
サイトを見ていただくのが、わかりや
すいですかね▼▼▼

 

以前、「ビーシャビーシャ」という、
それこそ観客がビシャビシャに濡れて
しまう(笑)ショーがあったのを憶え
ている方もいるかと思いますが、その
「ビーシャビーシャ」を作った同じク
リエイティブ・チームの作品です。
ルゼンチンのチームなんですな。

ニューヨーク他、世界各地でこの「フ
エルサ ブルータ」の名を冠したショー
をやっているようですね。これはその
日本バージョンというわけです。

 

共通する要素は(外国のを生で観たわ
けじゃないですが)音楽(ダンスビー
ト)照明(ストロボ多用)映像の
プロジェクション(投影)ワイヤー
アクションや大掛かりな吊り物中心の
仕掛け、それから水と風と紙吹雪でし
ょうか。観客は約70分のショーの間、
フロアに立ちっぱなし。そこにキャス
トが現れて観客を巻き込んで宙づりで
空を飛んだり、踊ったり。といった作
りです。

 

最後にWA!とついているように、日本
バージョンは全編「和」のテイストを
意識した作りになっています。といっ
ても別に静かなことはまるでなく(笑)
和太鼓が鳴り響いてましたが。

 

この「和」の扱いには色々と意見も出
そうな気もします。が、アルゼンチン
のチームもかなり勉強したと思われま
すし、日本側のスタッフの協力もたぶ
んあったんでしょう。日本人の歌舞伎
役者が演じても面白くなりそう、と
舞伎好きの友人は言ってました。

 

アルゼンチンのクリエイティブ・チー
ムが別にタンゴとかのショーをするわ
けではなく、ニューヨーク経由で日本
にやってきて、和をテーマにしたショ
ーをやる。そんな時代なんですなー。
なかなか刺激的で面白いショーでした
よ。ご興味のある方は、いかがでしょ
うか?

 

ちょっと、アラカンのおじさんには立
ちっぱなしはつらいけどね。(ちなみ
に2階にVIP席と称して座れるエリア
があるんですけど、フロアの倍以上の
料金でしたw 接待用ですなー)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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自由が欲しい? 自由から逃げたい?

回のテーマは「自由」とい
うことに
ついてです。

 

…といっても、別に政治的な話をしよ
うと思っているわけではなく、音楽に
ついてのお話ですが。

 

先日のことですが、あるセッション
参加しまして。どんなものかというと、
東京の吉祥寺で「ジャムセッションを
日本の文化に」とかぶち上げて、音楽
教室やったり音楽で起業したい人をプ
ロデュースしたりしている某社長がい
るんですけど。その人が月一でやって
るセッションでして。

 

大体いつも普通のセッションにはなら
ないんですね(笑)。

 

で、昨日のそのセッションでは、「オ
リジナルのスケール(音階)を作っ
てセッションする、というのがテーマ
だったんですね。

 

オリジナルのスケール?そんなものが
いまさら出来るのか?とお思いの方も
いらっしゃると思いますが、そこはそ
れ、やり方はあるものでして。コツと
いうか、ヒント1オクターブの中で
考えないで範囲を広げることにあるの
ですが。

 

まあ、ここではその詳しいやり方を解
説するのが目的ではないので、深入り
はしませんが。ともかく、たとえば、
そんなやり方で私が自分で作ったスケ
ールは、

 

C, E, A, C#(Db), F#(Gb), A#(Bb)

 

というものでした(2オクターブの範
囲で作ったスケールです)。

 

で、さらにスケールの中の音を組み合
わせて、自由にコードを作ったりもす
るんですね。で、その出来たコードを
並べてコード進行を作り、その進行を
使ってセッションをする、というね…
(例えば、私の作ったスケールでは、
C7b9, F#m7b5の繰り返しでやりま
したが)

 

ま、やっぱり普通じゃないセッション
になりました。正直かなり「エグい」
サウンドではあります。私的には好物
なんですけどね。苦手な方もいるでし
ょうが…。

 

で、

 

こんなことをやることで、何が得られ
るのかというと、既存の音楽の方法論
からの(部分的ではあるにせよ)「自
由」な訳ですね。で、実はこれって
からミュージシャンたちが繰り返して
きたことなわけです。

 

古いジャズからビバップというやり方
が出てきたり、そのビバップの枠組み
から自由になりたくてモードを取り入
れてみたり。さらにはフリージャズ
かに走ってみたり。

 

そんな、古い枠組みから自由になりた
というミュージシャンたちの取り組
みをある種シミュレーションするよう
なセッションではありました。とても
刺激的で面白いセッションでしたよ。

 

ただ…、

 

一方で、人間というのはそんな自由を
渇望することがある一方で、いつまで
も自由ではあり続けられない、という
側面もあるのですよね。そうすると、
自分のやっていることを体系付けたり
理論化することによって枠組みを作ろ
うともするわけでして。その枠組みを
深掘りする中での、進化(深化?)
いうのもあるので、それが悪いわけで
もないのです。

 

個人個人の志向によるところも大きい
と思います。同じ人でも、時には一方
に振れたり、ある時には反対に振れた
りもするでしょうね。そんなことも含
めて色々と考えさせられたセッション
ではありました。

 

みなさんは、いかがですか?自由が好
きですか?枠組みの中で深めていくの
が好きですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

「ス○ャラ○」でいいじゃないか

ではあんまり使われない気が
します「スチャラカ」という言
葉がありましてね。

 

調べると、お気楽とかいい加減とか、
おちゃらけた感じ、とかいうような意
味だと出てくると思います。もともと
褒め言葉ではないんでしょうけど。

 

昔、私が子供のころですからほんとに
昔ですけど『スチャラカ社員』ていう
テレビのコメディ番組がありまして。
関西で作られてたと思うので、スチャ
ラカって言葉も関西弁からきてるのか
と思うんですけどね。知らんけど。

 

好きなんですよ、この言葉。

 

昔は世の中がまじめだったので、「ス
チャラカ」とか「無責任」とか、そん
な言葉が輝いて聞こえたんでしょうか
ね。「こつこつやる奴ぁご苦労さん」
(クレイジー・キャッツ『無責任一代
男』)とかね。

 

で、

 

私が普段セッションやったり、SNSの
投稿やらブログやら書いたりするとき
は、できるだけスチャラカにやりたい
と思ってるんですよ。

 

アラカン以降の人生では、人間少し
チャラカになった方がいいんじゃな
と思うんですよね。

 

そうはいってもそうそう毎日スチャラ
カに生きてもいられないかもしれない
けど、セッションするときなんかは、
少々スチャラカに楽しくやりたいなん
て思うわけです。

 

幸いいつもやってるセッションいい
具合にスチャラカになってますんで、
この調子で今後も続けていきたいなと
考えております。別に高らかに宣言す
るほどのことでもないんですけど。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

パックの行き先、演奏の行き先

ェイン・グレツキーという
前を聞いてピンとくる人は、アイ
スホッケーのファンですよね。北
米のホッケー・リーグ(NHL)で
活躍したカナダ人の選手なんです
けど。

 

私は、特にアイスホッケーのファンじ
ゃないので、グレツキーがどれほどす
ごい選手か実感はないのですが、「ホ
ッケーの神様」と呼ばれるほどの選手
だそうです。サッカーでいうと、ペレ
とかマラドーナとかメッシみたいな人
ですかね?

 

この人の言った有名な言葉がありまし
て、たぶん聞いたことのある方も多い
んじゃないかと思いますが、

 

私はパックがあったところではなく、
パックがこれからいくところに滑って
いく(I skate to where the puck is
going to, not where it has been.)

 

……とか、そんなことを言っているん
ですね。

 

 

この言葉がなんでそんなに有名かとい
うと、アメリカの大企業のCEOたちが
非常に好んで引用するからなんです。

 

有名なところでいうと、あのスティー
ブ・ジョブズが iPhone を発表したキ
ノートか何かで引用しています。他
にもウォーレン・バフェットとか、と
にかく何度も何度も引用されている言
葉らしく。さすがに、「いい加減、
言葉を引用するのはやめたらどうか」
という人もいるようですけど(笑)

 

企業経営に関わる人がこの言葉を好む
のはよく分かります。過去がどうだっ
たかとか、今がどうだとかではなく、
未来にむけて市場とかテクノロジーと
かがどうなっていくのかを察知して、
それをめざすんだ、と。そんなことを
伝えたい経営者は多いでしょうから。

 

で、さて、

 

でもこれ、音楽をやる人間にとっても、
参考になる言葉かも、と思ったのです
ね。とくにアドリブのソロを弾くよう
な時、ついついその瞬間に何を弾くか
頭が一杯になりがちですよね。

 

でも、曲の流れを大きくとらえて、そ
の行き着く先を意識して演奏できると
気持ちのいいソロになりやすとはよ
く言われることなわけで。

 

アドリブ・ソロがうまくなりたいア
スホッケー・ファンの皆さんは、この
言葉を心に刻んで演奏するといいかも
しれません……て、だいぶニッチな
だな、今回はw

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)