パリの4月とリズムの大切さ?

「パリの4月」っていう曲を
ご存じですか?

 

英語の原題April in Paris なんで、
そのまんまですね。ヴァーノン・デュ
ークという人の書いた曲で、スタンダ
ード・ナンバーとして多くのミュージ
シャンが演奏したり歌ったりしていま
す。

 

特に有名なのは、カウント・ベイシー
・オーケストラの演奏でしょうか。こ
ちらでお聴きになれます。▼▼▼

 

上の動画には歌はないですが、歌詞の
内容としては、パリの春の素晴らしさ
を讃えたものになっています。その裏
には、素敵な人に恋したので、今まで
素通りしていた色んなものが急に素敵
に見えだした、というような、ロマン
チックな曲でもあります。

 

でね、

 

作曲したヴァーノン・デュークの友人
がこの曲を聴いて、そんなに良い季節
なら是非行ってみよう、と思ったんだ
そうです。それで3週間4月のパリに
行ったんですね。

 

そしたら、酷い天気続きで散々だった
そうで、彼は帰国してからそのことを
デュークに伝えたのですが。そうした
ら、デュークは、

 

「何で4月に行こうなんて思ったんだ
い? パリの天気は4月はいつもひど
んだよ。知らなかったの?」

 

と、言ったんだそうです。

 

「何でって、きみのあの曲がパリの4
月は素晴らしいって言ってるからに決
まってるじゃないか!」

 

その友人が言うと、デュークは、

 

「あー…」

 

と言ってから、すなまそうに付け加え
たんだそうです。

 

「あれ、本当は5月(May)にしたか
ったんだけど、リズムの関係で2音節
の April にしちゃったんだ」

 

音楽では、何よりもリズムが大事、
いうことを思い出させてくれる、素晴
らしいエピソードでした(←そうか?)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

マイルズに影響を与えた「枯葉」

ャズのスタンダードの「枯
葉」のイ
ントロの話から、いわ
ゆるマイルズの
イントロの形成
に影響を与えたアーテ
ィストが
いたという話になってました。

 

で、そのアーティストなんですが、
ーマド・ジャマルというピアニスト
んですね。ジャズのお好きな方でない
とあまりなじみのない名前かもしれま
せんね。

 

アーマド・ジャマルはアメリカのピッ
ツバーグに生れた人で、1930年7月
れというからもう90歳過ぎてます
が、も現役のピアニストとして活躍
している人です。元々の名前はアーマ
ド・ジャマルじゃなかったそうですが、
20代の頃にイスラム教に改宗して名前
も変えたそうです。アメリカのジャズ
マンにはそういう人結構いますね。

 

で、マイルズ・デイヴィスこの人の
ことを高く評価していたという話は、
(ジャズ好きの人の間では)結構有名
な話です。2人は実際に共演したこと
はなかったようですが、ジャマルの曲
を演奏したりしてマイルズは彼をサポ
ートし続けたということです。

▲手前がアーマド・ジャマルです。

そのジャマルが1955年「枯葉」
演奏したのがこちらです。(使われて
いる画像がなんだかなあ、という感じ
ですが…。気になる方は目を閉じてお
聴きください 笑)▼▼▼

 

どうですか?明らかにマイルズのイン
トロはこの演奏で使われているイント
ロ(というかリフ)に影響されている
と思いませんか?ちなみにマイルズの
(キャノンボール)の「枯葉」の録音
1958年でした。

 

ラテンっぽいリズムと合わせて、こち
らはこちらでなかなかクセになりそう
な演奏ではないでしょうか。ジャマル
はこのリフを使った「枯葉」をこの後
も何度も録音しています。YouTubeあ
たりで検索するといくつか見つかると
思います。

 

そして、

 

実は少し前にジャマルは新しいアルバ
ムを発表しました。“Marseille”(マ
ルセイユ)というタイトルのこのアル
バムの中で、ジャマルはまた「枯葉」
を弾いています。そして、再びこのリ
フを弾いて…

 

…いないんですね、実は。今回ジャマ
ルは全く別のリフを弾いています。
興味のある方は、探して聴いてみてく
ださい。Apple Musicやアマゾンには
ありました。

90歳近い時の演奏ですが「枯れてない」
ですね、この人は。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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「枯葉」のイントロをめぐって

ャズのスタンダードの「枯
葉」につ
いては、前にも書きま
したが。今日は
そのイントロ
ついてのお話です。

 

ジャズのセッションなどで、「枯葉」
を演奏される皆さんにお尋ねしたいん
ですが、イントロってどうしています
か?選択肢いくつかあると思います
が…

 

イントロなしでいきなり入るっていう
のももちろん立派な(?)選択肢です
ね。それから、曲の後ろの8小節をイ
ントロに流用するというのもあります。
これはピアノか何かでテンポルバート
(自由なテンポ)でゆったり弾くよう
な行き方もあるし、普通にインテンポ
で入るやり方も考えられます。

 

ジャズ・ピアノを弾かれる方はビル・
エヴァンズの有名なイントロでいきた
いという方もいるかもしれませんね。
“Explorations”というアルバムのバー
ジョンが有名です。

それから、全く別のイントロとして、
「マイルズのイントロ」と呼ばれる定
番のイントロがあります。これは、
ャノンボール・アダレー“Somethin’
Else”というアルバムに収録されたテイ
クで使われていたものですね。有名な
テイクなので、聴いたことのある方も
多いと思います。▼▼▼

キャノンボールのアルバムなんですが、
実質マイルズ・デイヴィスがリーダー
だということでマイルズのイントロと
呼ばれてますね。ピアノやベースで繰
り返されるリフが印象的です。コード
でいうとGm6(9)って感じでしょうか。

私はこのイントロが好きで、枯葉をや
るときには可能ならば、このイントロ
をやりたいな、と思う方です。これは
まあ好みの問題ですけどね。

 

でね、

 

私はこのイントロ(のリフ)はマイル
ズかピアノのハンク・ジョーンズあた
りのオリジナルなアイデアかと思って
いました。ところが実はこれは別のと
あるアーティストの影響を受けている
ということを最近知りまして。それは
誰かというと…

 

続きます ( ̄▽ ̄)

 

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セカンダリー・ドミナントが役に立つ時

セカンダリー・ドミナン
でござ
いました。

 

要約すると、セカンダリー・ドミナン
意味は頭でわかっていても、それ
がどんなとにき役に立つのかがわかる
かはまた別ということでしたね。

 

じゃあ、どんな時に役に立つのか。そ
のごく一例ではありますが、それが
の動画だったんですね。と、いっても
よくわからないと思うので、解説しま
すが…。

 

セカンダリーがついてもつかなくても
ドミナント・コードというのは、がっ
つりと盛り上がるコードなんです。つ
まり、曲の流れとして盛り上がって
動きが加速されるような気分を生み出
します。

 

そこで、賛美歌のような落ち着いた雰
囲気の曲をファンキーに盛り上げる
に、このセカンダリー・ドミナントの
助けを借りようってことなんですね。
たとえば、

 

例として、スタンド・バイ・ミー
ード進行を使ってみましょう。つまり

 

C      |C      |Am    |Am   |
F      |G      |C       |C      ||

 

という流れなんですが、ここに各コー
ドに向かっていくドミナント・コード
を入れ込んでいくわけです。具体的に
は、

 

C      |E7     |Am    |C7    |
F ,D7|G7     |C      |G7    ||

というような感じで。弾いてみればわ
かりますが、元の進行と比べてかなり
盛り上がり落ち着きが細かく繰り返さ
れる感じですよね。これに、さらに
ズム(グルーヴ)の変化を加えていけ
ばよりファンキーな感じになっていき
ます。

 

今回の動画も、賛美歌に同様の工夫を
加えていたわけですね。ピンときた方
は参考にしてみてください。では、も
う1回どうぞ▼▼▼

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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セカンダリー・ドミナント!…って何?

回ご紹介した、この動画な
んですが
…▼▼▼
https://youtu.be/gQ74b43cE88


音楽をやられる方々は、ドミナントコ

ードという言葉を少なくとも耳にされ
たことがあると思います。ドミナント
コードというのは、Cメジャーのキー
でいうとG7のコードのことです。お手
元にコードの弾ける楽器(ギターとか
ピアノとか)のある方はたとえば、

C→G7→C

と弾いてみてみると、G7から最後の
Cに行く時に、強い解決感があるのが
感じられます。この動きをドミナント
モーションと言うこともありますが、
聞くところによると和製英語だそうで
す(笑)

 

ま、早い話、今の音楽の基本のキみた
いなコードでありコード進行なわけで
す。理論的な用語を知らなくても、G7
からCに行けば落ち着く、というのは
コードを意識して楽器を弾いていれば
経験的に知っている人も多いでしょう。


で、


そこまではいいんですが、世の中には

「セカンダリー・ドミナント」という
ものが存在します。「セカンダリー」
というのは「二次的な」という意味で
すが、「二次的なドミナント」ってい
われてもよくわかりませんね。


あまり理論的に難しい話はすっとばし

ごくざっくりいうと、キーをCとし
た場合、本来のドミナントであるG7
以外の7thコードをこう呼ぶんですね
(かなりざっくりいってるので、だい
ぶ正確性には欠けますが…)つまり
D7
とかE7とかC7とか、そういったコ
ドのことです(F7は違います。なん
でかというと長くなるのでここでは省
略)。


…でもそれで終わってしまうと、その

セコハンじゃなかったセカンダリー・
ドミナントが何の役に立つのか、わか
らないですね。用語を覚えたってだけ
で。


で、最初に書いた昨日ご紹介した動画

の話にもどるんですが…


続きます。 ( ̄▽ ̄) ←オイ

 

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アラカンの音楽、アラカンの食事

さんの食卓には、白いご飯
と漬物
載ることが多いですか?

 

日本人の食卓って、ずっと白いご飯に
漬物が何かしらついているっていうの
が標準というか、多くの人、とくに年
長の人には好まれる、という印象が強
かったと思うのですが。最近はだいぶ
変わってきているようです。

 

まあ、そりゃそうですね。一方で糖質
を制限している人もいれば、同じご飯
でも玄米とか雑穀入りご飯とか、色々
バリエーションがありますしね。漬
物じゃなくて生野菜なんてことも多い
でしょうし、発酵食品としてみても
ーグルトとかチーズとかそういうオプ
ションも今はあるわけですしね。

最近の調査データなどを見ても、そん
食事の変化がとくに50代以上で顕著
に見られるということのようです。ま
自分の食事の事を考えてみても、そ
うなんだろうなあ、って感じですね。
漬物が嫌いなわけじゃないんですが。

 

チョイスが増えているというか、今の
シニアはいろんなバリエーションを経
していますからね。

 

考えてみれば、音楽の嗜好なんていう
ものもだいぶ変わっていますよねえ。
われわれの若いころ50代以上の好む
音楽のイメージといえば演歌とかそっ
ちの方向か、クラシックとかジャズ
らいだったかもしれないですが、今や
われわれが50代60代になっているわ
けですから。

 

今のシニア歌謡曲だったり、ジャズ
だったり、ロックだったり、フォーク
だったり、フュージョンだったり、
ィスコだったり、ソウルだったり、
クノだったり、いろんな音楽を体験
て来ているわけですよね。そちらの嗜
好も昔とは比べ物にならないくらいに
多様化しているわけです。

 

そんなジャンル展開の急激な多様化を
若いころに経験している今のシニアの
音楽嗜好と、食にまつわる状況がダブ
って見えたりするのではありました。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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朝ドラ主題歌とドラゴンの関係?

なさんは、NHKの朝の連続
テレビ小
説(いわゆる朝ドラ
すね)ってご覧
になりますか?

 

私はそんなにつぶさに観ているわけで
はないですけど、家族が観ているので
まあ、つまみ食い的に観ている感じな
んですが…。

 

2017年度の前半は「ひよっこ」とい
うドラマでした。1960年代から70年
代が時代背景のドラマ
で、ちょうどわ
れわれアラカン世代の子供の頃の話で
したね。東京オリンピックの話が出て
きたり、観てると当時のことを懐しく
思い出したりするように出来ていまし
たね。

 

で、その主題歌桑田佳祐さんなわけ
ですね。「若い広場」ってタイトルな
んですが、60年代を思い起こさせる曲
調に桑田節が乗っかって、私は好きで
したよ。なんかネットでは色々書かれ
たみたいですけどね。▼▼▼
https://youtu.be/32SIXAogkYI

 

NHKの会長歌詞がわかりづらいとか
言ったとか、じゃあ桑田使うなよって
話ですが…(笑)

 

まあ、それはともかく。

 

私が、この曲を聞いて、あ、と思った
のはですね、大サビの部分の(若い広
場、愉しドラマ〜」ってとこです)
ード進行がピーター・ポール&マリー
「パフ」によく似ているってことな
んですよ。全く同じではなく少々いじ
ってはいますけど。▼▼▼

私と同じくらいか少し上の歳の人でフ
ォークソング好きなら同意してくれる
んではないかと思うのですが…。「パ
フ」がレコードになったのが1963年
ですから、時代的にもぴったりだし。

 

やっぱり狙ってやったんだろうなあ、
と思ったのでした。この人、こういう
「引用」が上手いですよねー。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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ホットな演奏=クール?

年、夏になるともはや常識
のよう
に、いろんな会社の入り
口に

 

「当社はクールビズを実施中です」

 

…みたいな掲示が出ますね。あれって
いまさら必要なのかと思いますけど、
律義に出してる会社が多いですね。
まりと終わりの期日をきちんと決めて
るのもなんというか日本人らしいです
ね。

 

それはともかく、この「クール」とい
う言葉ですが、もともと涼しいって意
味ですよね。それはそうなんですが、
ご存じの通り、ウラというか口語(ス
ラング?)的な意味として「かっこい
い」というのがあって、「クールビズ」
なんていうのは「省エネで涼しくてか
っこいい」なんていうダブル・ミーニ
ングを意図してるわけですね。

 

「クールジャパン」なんて言葉もあり
ますが、これなんかはもう「かっこい
い」という意味に特化してますね。日
本は涼しくていいよ、っていう意味じ
ゃないです(当たり前だ 笑)。

 

で、

 

そんなクールという言葉が「かっこい
い」という意味で使われるようになっ
たのは、ジャズマンのスラングからと
いうのが定説のようです。一説による
レスター・ヤングという有名なテナ
ー・サックスのプレイヤーから広まっ
たとか。

 

まあホントかどうかはわかりませんが、
いわれてみればレスター・ヤングとい
う人は後のクール・ジャズというスタ
イルの先駆者ともいわれていて、たし
かにホットというよりはクールな演奏
をするんで、なんか納得してしまいそ
うになるんですが。

そういえば、ホットという言葉も「か
っこいい」ていう意味で使われますね。
こちらはジャズマンのスラングが起源
かどうかははっきりしませんが、「ホ
ットな演奏」とか「ホットなアドリブ」
とかいった使われ方しますしね、ジャ
ズなどの音楽を連想させるものではあ
りますね。

 

とはいえ、「かっこいい」という意味
のスラングとしては現代では「クール」
が優勢ですね。ホットな演奏をしても
「クール」と褒められる、というのが
時代の趨勢(?)ということでしょう
か。

 

※(追記)この間、アメリカの最近の
スラングの解説をする動画を見ていた
ら、最近流行りのスラングに “fire” と
いうのがあって、「カッコいい」とい
う意味なんだそうです。時代はどうも
また「熱く」なってきたみたいです。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

<

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スタンダード曲談義: 瞳を閉じて??

ャズのスタンダードにですね
“I’ll Close My 
Eyes” という曲
があります。

 

イギリスの作曲家のビリー・リード
いう人が1945年に書いた曲で、その後
映画で使われてヒットし、スタンダー
になった曲です。邦題は「瞳を閉じ
て」というんですが、平井堅とは関係
ありません(笑)

色んな人が取り上げてます(ヴォーカ
ルでもインストでも)が、中でも有名
なバージョンはブルー・ミッチェル
いうトランペッターが「ブルーズ・ム
ーズ」(Blue’s Moods)というアル
ムの1曲目に吹いているものでしょ
うか。▼▼▼

このブルー・ミッチェルという人は、
リーダーとしてもサイドマンとしても
多くのアルバムを生み出した人です。
ホーレス・シルバーのクインテット
も参加していて、有名な “Song for
My
Father” のトランペットもこの人
ですね。

他にも後年になるとフュージョンやら
ソウル、ファンクのレコーディング・
セッションなどにも参加しています。
70年代に入るとジャズマンも仕事を
求めてそっちに行ったんですね)

 

なんですが、どうしてもブルー・ミッ
チェルというとこの曲というイメージ
が強いですよね。そういう曲があると
いうのはある意味幸せなのかもしれま
せんが、当人としては微妙なのかも
れませんね(残念ながらミッチェルは
40代で亡くなってしまいました)。

 

それは、ともかく…

 

この曲(ラブソングなんですが)メロ
ディーラインに爽快感があって、特に
トランペットで吹かれると気持ちがい
いいですね。ブルー・ミッチェルはそ
こを必要以上に歌い上げないで、肩の
力を抜いて吹いていて、そこがまた良
かったりします(そこにからむウィン
トン・ケリーのピアノもいいですね)。

 

この爽快感ですけど、メロディー的に
は、Aメロの頭に3回(C→B♭が2回、
A→Gが1回)とBメロの頭にもう1回
(D→C)出てくる短7度の跳躍の力が
かなり大きい気がします。ABAB’の構
成なので、1コーラスで8回出てくる
わけですね。

 

以前にもメロディを印象的にするのに、
なめらかに音をつなげるばかりでなく
時には大きく跳ばしてみるのも手だよ
と書きましたが、そのお手本のような
曲ではありますね。

 

て、ことで。

 

(あ、そういえばこの曲、別のスタン
ダードの有名曲 “There Will Never
Be 
Another You”通称アナザーユ
)とコード進行がよく似ています
キーは違うんですけど。なので、この
2曲を同じセッションで混ぜない方が
良い、と言われてます。ご参考まで)

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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スキマのあるソロvsスキマを埋めるソロ

ドリブを弾こうとして、よ
く起こる
ことに

 

弾きすぎる

 

……というのがありますね。とにかく
いっぱい音を弾いて埋め尽くさないと
気が済まない(?)という感じ、ある
あるじゃないでしょうか。普段は余裕
もって適度なスキマがあるソロをとる
人でも、ひとたびテンパるとそんな
だらけのソロになったりもします。

 

よくいう「弾き気」の問題ですね。無
意識にそうなってしまいがちなのが、
怖いところです。なので「弾かずに聴
く」という例の三原則を思い出しまし
ょうと、くどいくらい言ったりもする
のですね。

 

アドリブを取るときは、音のスキマ
大事にしましょうね。

 

……ってことなんですが、そういえば
……

 

そんな行き方に反して(?)とにかく
音をバリバリ詰め込むようにして弾い
ていた、ジャズの巨人がいましたね。
そう、ジャズがお好きな方ならご存じ
でしょうが、

 

ジョン・コルトレーン

 

……という人です。

 

コルトレーンという人は最初あまり評
価の高い人ではなかったのですが、あ
る時点から例の「シーツ・オブ・サウ
ンド(敷き詰めた音)」というスキマ
なく音で埋め尽くすような奏法で有名
になり、マイルズ・デイヴィスにも高
く評価されたりして、ジャズの巨匠の
仲間入りをしました。

 

彼が好んで演奏した曲で映画「サウン
ド・オブ・ミュージック」の中の「マ
好きなもの)」というのがありますが、
そこでの彼のソロを聴くとまさにそん
な感じがおわかりいただけると思いま
す。

スキマのある吹き方をがんばっても、
同時期に活躍していたソニー・ロリン
のようにななれない、と思ったのか
どうかは知りませんが、コルトレーン
は、真逆のどちらかといえば素人っぽ
い吹き方をとことんまで突き詰めるこ
とでブレイクスルーを見出したという
ことですね。

 

結局、何ごとも究極まで突き詰めれば、
道は開ける、ということではあると思
います。

 

……なんですが、セッションやってみ
んながみんなコルトレーンみたいなソ
ロを弾きだしたら、それはやっぱり困
るんじゃないかと思ったりもして(笑)

スキマ、よろしくお願いします。

 

(ちなみに練習としてスキマなく音を
弾いてみる、というのはまた別の話で
す。)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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マイナー好きはギターのせい……かも?

、歳とともに気がつくと
マイナー
キーの曲をよく弾くよ
うになってしま
った。という話
を書きまして……。あ
れから、
でギター(私のメイン楽器)
を手にしてみて思ったんですが、

 

ギターはマイナー系(コードにしても、
スケールにしても)の方が弾きやすい

 

……ということがあるんじゃないでし
ょうか?

 

その昔フォークギターが流行した頃、
ギターを買って挫折する一つの大きな
理由というのによくあげられていたの
が、Fのコードが押さえられない、と
いうのがありましたが、ギターのメジ
ャー系のコードって、たいていの場合、
マイナー系のコードより微妙に(ある
いはとっても)弾きづらいと思いませ
んか?

 

ギタリストの皆さんどう思います?

FメジャーのコードよりはFm(Fマイ
ナー)のコードの方が弾きやすいし、
B♭メジャーよりはB♭mのほうが圧
倒的(??)に弾きやすいですよね。
オープンコードにしてもEメジャーよ
りEmのほうが、AメジャーよりAm
方が、微妙に弾きやすいと思うんです
よね。(ギター弾かない人にとっては
わかりづらくてすみません)

 

そして、Aマイナーペンタの方が、A
のメジャーペンタより覚え易くないで
すかね?少なくとも私はそう思うんで
すけど……。

 

マイナーコンバージョン(ソロを弾く
ときに、何でもマイナー系のスケール
に置き換えてしまおうという考え方)
なんてことを言い出したのもギタリス
トですしね。

 

そんな楽器の構造上の特徴が、微妙に
影響しているのかも、とちょっと思い
ました。

 

まあ、キーボーディストでも同じよう
に感じられている方もいらっしゃるの
で、そればかりではないと思いますが。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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日本人はマイナー好き……なのか?

の中の曲の多くは、メジャ
ー(長調)
かマイナー(短調)
かに分類されます
ね。中にはど
ちらとも言いきれないよ
うな曲
もありますけどね。

 

で、ときどき言われるのは日本人はマ
イナーの曲が好きだよね、ということ
なんですよね。演歌しかり、雅楽しか
り。日本の古来からの音階がそもそも
マイナー系(陰旋法)ですしね。沖縄
音階のような例外はありますが。

 

日本で好まれるジャズのスタンダード
ナンバーなども、マイナー系が多い気
がしますね。「枯葉」とか「モーニン」
とか You’d Be So Nice to Come
Home to とか。哀愁のある曲が好ま
れる傾向は確かにあるような気はしま
す。日本人のマゾヒズムだとかいうよ
うなことを言う人もいたような……。

 

もちろんアメリカなどでも好まれるマ
イナーキーの曲はあるんですけど、私
の思い込みかもしれませんが、単純な
どマイナーというよりは途中でメジャ
ーに転調してみたり、より明暗のニュ
アンスのある曲が好まれている気がし
ます。Come Rain or Come Shine
んて曲はメジャーなんだかマイナーな
んだかよくわからないですね。

 

でね、

 

私も若い頃は、そんな話を耳にしたり
したせいもあるのか、マイナーよりメ
ジャー系の曲がいいよなー、とか意気
がってたりしたこともあったんですけ
ど。洋楽好きだったこともあるので。

 

ところが、この前、家でギターを弾い
ていた時、ふと、1人で無意識に近い
感じでよくぽろぽろ弾く曲って何だろ
と思って考えてみるとですね…

出るわ出るわ、マイナーの曲だらけ

 

……なんですわ。

 

Beautiful Love でしょ
Dear Old Stockholmでしょ
Midnight Blue でしょ
Israel でしょ
Summertimeでしょ
Stairway to Heaven でしょ

 

結局、お前もマイナー好きなんじゃな
いの、っていう感じでして。歳のせい
なのかなー、とちょっと考えてしまい
ました。

 

まあ、別にだれの迷惑になるわけでも
ないので、いいんですけどね。

 

皆さんはどうですか?やっぱりマイナ
ーの曲が好きですか?

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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季節、気候、気持ち、と音楽

間の気持ちとか気分という
ものは、
気候で左右されやすい
ですよね。気分
の「気」は気候
の「気」ですものね。
ただ、そ
の左右のされ方は単純ではな

ようでして。

 

たとえば、というのは、冬の寒さが
終わって気持ちも高揚する季節だと思
われがちでよね。でも実は、春は体調
を崩すことが多い時期でもあります
うららかなイメージとは逆に、気温の
変動が激しくて、体力を奪うのだとか。

 

そしてまた、これは日本特有なところ
もあるのかもしれませんが、3月〜4月
にかけて生活環境が変わることも多く
それが肉体的・精神的に負担をかける
ことにもなるということでして。この
時期、不安定な精神状態になり易いと
いわれていますね。昔から「木の芽時」
なんて言葉があるくらいで。

 

それに花粉症の季節でもありますね。
暖かくなるにつれて、空中を舞う花粉
の量も増えるので、私を含めた花粉症
の人は、結構つらい日が続くんですね。

 

音楽的にいうと(?)、コーダルでパ
キッとした流れにのっているというよ
りは、モーダルでいつまで落ち着かな
い状態がつづいているという感じでし
ょうか。4度堆積な日々というかね。
(なんのこっちゃと思われる方は、音
楽やる人間の戯れ言なのでお気になさ
らずに……)

 

なので、逆に言うとこの時期に精神状
態が不安定になった人が、そういった
落ち着かない音楽を聴いたりするのは
避けた方がいいのかもしれないなと思
ったりしたんですね
。BPMやグルーヴ
といった要素にも左右されるとは思い
ますけれど。

 

そんなことをとりとめもなく、ヒュー
バー
ト・ローズというジャズフルート
奏者が、ストラビンスキーの「春の祭
典」
を演奏したのを聴きながら考えた
のでした。

 

この演奏、名演・名盤といわれてる
ですけどね。▼▼▼

 

体調の良いときに聴いてくださ
いね(笑)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

誰でも聞き間違える。こともある

日のテーマは「ヒアリング」
あるい
「聞き取り」です。

 

前にも語学と音楽は似たところがある
といった話を書いたと思うんですが、
とくに語学と音楽の共通点として「聞
く(聴く)」ことがありますよね。

 

「聞く」というのは五感の一つでもあ
るわけなので、ほとんどの人に備わっ
ている機能(?)なわけですが、その
一方でコンプレックスをもちやすい感
ではないかと思うんです。語学でい
うと、それが「ヒアリング」能力とい
うことになるわけですね。

 

文章で書いてある分にはわかることで
も、話されたものをヒアリングすると
なるといきなり理解が難しくなる。ま
あ、私も含めて外国語を習ったことが
あれば、誰しも経験があることだとは
思います。

 

一方の音楽でいうと、それは「音感」
とかいう言葉でよばれます。鳴ってい
る音どう聴きとるかとか、それに対
してハーモニーをつけられるかとか、
頭の中で鳴っている音楽器でだせる
、とか、いろんな意味合いがありま
すね。

 

どちらも、「完璧」をめざそうとする
と、とても大変に思えますよね。「ネ
イティブじゃないと」とか「絶対音感
がないと」とか、そんな話になりがち
です。

 

とはいえ、そんな完璧なヒアリング能
力や「音感」を持った人ばかりが会話
したり演奏したりしているわけではあ
りません。繰り返しますが、「聞く」
能力はほとんどの人に備わっている
のなわけで、まずは手持ちの能力を活
用して会話なり演奏なりをして、その
中で少しずつ能力に磨きをかけていく
ほかはないわけです。

 

ジミ・ヘンドリックスの有名な曲で、
「パープル・ヘイズ」というのがあり
まして。この曲の歌詞に、

 

Excuse me while I kiss the sky
(空にキスをする間ちょっと失礼)

 

というところがあります。この歌詞自
体意味不明なんですが(マリファナで
ハイになるっていう意味と解釈される
ことが多いようです)、この歌詞を

 

Excuse me while I kiss this guy
(この男にキスする間ちょっと失礼)

 

(英語のネイティブでも)聞き間違
えるというのが、有名な話になってい
ます。このフレーズをタイトルにした
「聞き間違い」を扱った本やWebサイ
トがあるくらいなんですね。(ジミヘ
ン本人も意識していたらしく。わざと
間違った歌詞で歌ったりもしたようで
すがw)

 

ネイティブでもそんな間違いをするん
だから、語学にしても音楽にしても、
聞き間違いはつきものなんだ、とこの
曲を聴くと思います。まあ、ぼちぼち
やりましょう。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

手拍子を2拍目と4拍目に強制的に修正する方法?

回は、ある動画をご紹介し
ようと思
うのですが……。

 

オーディエンスの前で、ライブで演奏
したときなど、手拍子をしてもらえる
のはありがたいんですけど、演歌とか
音頭とか民謡でもない限り、手拍子は
2拍目と4拍目にしてもらいたいです
よね。でも、現実は1拍目と3拍目
なったりすることもあるわけです。

 

演奏を止めて、そうじゃなくて2拍目
と4拍目だよと念を押すのもスマート
じゃないですしねー(そんなアーティ
ストもいたとか聞きますが)。オーデ
ィエンスに気分害されても困りますし。

 

で、

 

ハリー・コニック・ジュニアというミ
ュージシャンがいます。ジャズ畑のピ
アニスト兼シンガーですが(俳優でも
ありますね)、彼のとった解決法をご
紹介しましょう。これはフランスのオ
ーディエンスの前でのスタジオ・ライ
ブの映像です。▼▼▼

 

日本じゃなくてもヨーロッパなんかで
も起こるんですねえ。映像冒頭でハリ
ー・コニック・ジュニアが歌ってると
ころでは、手拍子が1拍目と3拍目
来ているのがおわかりになりますか?
で、その後ピアノのソロになるんです
が、そのソロに入ってすぐ(動画では
00:39のあたりです)に、なんと……

 

彼は、小節の最後に1拍足して、そこ
だけ4拍子じゃなくて5拍子にする
とで1拍ずらし、観客の手拍子が2拍
目と3拍目になるようにしてしまった
んですねー。

 

不自然にならないように非常にうまく
やっていますので、ぼーっとしてると
見逃しますから、注意してみてくださ
いね。オーディエンスもほとんど気が
ついてないと思います。

 

ハリー・コニック・ジュニアの後ろで
おそらくドラマーあたりが、「やった
ぜ!」って感じで両手を突き上げてい
るのが見えますね(笑)

 

まあ、ちょうどこの部分ピアノのみの
ソロだったのを上手く利用したという
のはありますが。他のバンドのメンバ
ーと示し合わせてアドリブでこれをや
るのはかなり難易度が上ると思います
のでね。とはいえ1人だけでやったと
しても、並の対応ではありません。

 

久しぶりに面白い演奏の動画を教えて
もらったので、ご紹介しました。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

※追記:この手拍子の位置を変えさせ
るトリック(?)の解説動画があるこ
とを後から教えていただいたので、リ
ンクを貼っておきますね▼▼▼

 

 

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譜面アレルギー解消法3:曲の輪郭をとらえよう

はざっくり見ようという
話の続き
でございまして…

 

譜面を見る時にまずは全体の曲の構造
を把握しましょうというのが前回のお
話でした。で、その次に目をつけるの
は曲の「輪郭」です。

 

輪郭?

 

ご承知の通り、楽譜上の音符は音が高
ければ五線の上の方になり、低ければ
下の方になります。また、音の長さに
よって記号が変化したり、音を出さな
いところには休符という記号が入りま
す。そういった記号が並んでいるのを
全体として眺めてみるとその曲の「輪
郭」が浮かび上がってきます。

 

音の上下音符のつながりが描く曲線
として見えてきますし。細かく音が詰
まっているところは音符がせせこまし
並んでいます。逆にロングトーン
連なるところはせせこましさはない
すね。そんなふうに視覚的に曲の輪郭
をとらえるわけです。

 

前回お話したようなやり方でまず把握
した構造を念頭にどこがどんな輪郭
をもっているかという目で譜面を見る
といいと思います。Aセクションはこ
んな輪郭、Bセクションはこう、とか
ですね。

イラストなんかでも、輪郭だけが表現
されたシルエットをみても、結構それ
が何であるかは把握できますよね。そ
んな風にまずシルエットのように曲の
輪郭を見ていくことをイメージすると
良いかもしれません。

 

曲の「構造」と「輪郭」を把握した上
で、実際に音源を確認したり、楽器を
もって音を出して練習したりすれば、
効率的な時間の使い方にもなると思い
ます。

 

ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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譜面アレルギー解消法2:曲の構造をとらえよう

て、前回の続きですが、
面アレル
ギーを解消するには、
譜面を細かく読
もうとする前に
まずざっくりと見る
のが吉、と
いうような話でしたね。

 

じゃあ具体的にどう見るんだというと
ですね。まずは、音符ひとつひとがど
うこうというのを見る前に、全体の構
成を把握するのが先決、だと思うんで
すね。

 

曲というのは、だいたい4小節×2
8小節大きなかたまりとなっている
ことがほとんどなんです。なので、そ
かたまりがいくつあって、どんな配
になっているかを把握するところか
ら始めましょう、ということなんです。

 

音楽用語的には「形式」といいますね。
二部形式とか三部形式とか、聞かれた
こともある方もいらっしゃるでしょう。
複合三部形式とか、ソナタ形式とか、
クラシックになるとかなり複雑な形式
がありますが。

でも、ポピュラー音楽的によくあるの
AABAとか、ABCとか、そんなシン
プル構造が多いです。セッションなど
であまり複雑な構造の曲をやるような
ことはまずないと思います(まあ、J-
POPとかだとちょっと複雑なのもあり
ますが)

 

楽譜にはAとかBとかB’とかの「リハー
サルマーク」というのが付けられてい
ることが多いです。そんな情報もたよ
りに、曲の構造をつかみましょう。

 

この曲は、大きくはAABA’で、それぞ
れが8小節ずつだな、とか。この曲は
A’のところが変則的に12小節だぞ、と
か。そんな具合ですね。

 

そして、全体の構造がつかめたら、よ
うやく音符に目を向けるわけなんです
が、ここでも一音一音がどうというよ
りは、音符全体がどんな「輪郭」を作
っているかに注目しましょう。

 

輪郭?何それ?

 

さらに続きます ( ̄▽ ̄)

 

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譜面アレルギー解消法1:譜面はまず「ざっくり」見よう

さんは、楽譜ってお好きで
すか?え、
嫌い?

 

そういう人も多いですよね。読み方よ
くわからないし、別に必要ないし、と
言う方も多いとは思います。たしかに
楽譜が読めなくても、たとえばジャム
セッションできないなんてことはあり
ません。

 

ギターやベースをやる人はコード譜と
TAB譜があればOK、という人も結構
いますよね。TAB譜って、調べてみた
ら14世紀くらいからあるんですねえ。
そんな昔からあるもんだとは知りませ
んでした。

 

そういえば、この間楽器店で時間つぶ
てたら(笑)最近はTAB譜用のノー
ってあるんですねえ。TAB譜を書く
ソフトもあるみたいだし。

 

それは、ともかく、

 

そんなわけで、譜面を読めるようにな
りなさいとか、上から目線で申し上げ
る気はないのですが、でも、

 

「譜面アレルギーはないに越したこと
はないですよ」

 

…ということはお伝えしたいかな、と
思いまして。え、それでもえらそう?

えーま、ご勘弁いただくとして、問題
どうやってその譜面アレルギーをな
くすのか、ということですよね。その
ためには、

 

「譜面はまずはざっくり見よう」

 

ということかなと思います。

 

もちろんじっくり見る必要のある人も
いるわけですが、われわれがたとえば
セッションをしようという時、まずは
ざっくりと曲の全貌をとらえる、その
「ガイド」として譜面を使うことから
入ればいいのでは、と思うんですが。

 

え?具体的にどうするんだ?

 

えーと…

 

続きます ( ̄▽ ̄)

 

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練習用カラオケ音源を無料で見つけるおまじない?

日は、音楽を自宅で練習す
るための
カラオケ(昔はマイナ
スワンとかいっ
てましたがもう
死語でしょうか?)を
基本タダ
で手に入れるコツをお教えし

いと思います。

 

音楽を楽しむのに一番良いのは、もち
ろん私個人的には、セッションなどで
仲間と演奏することだとは思っており
ますが。とはいえ、毎日というわけに
もいかないでしょうし、セッションに
行く前に曲の練習をしたいと思う方も
多いでしょう。

 

そんな時、昔からPCなどではコード
を入力してやると簡易に伴奏を演奏し
てくれるソフトがありますし、最近で
スマホでそれをやってくれるアプリ
もありますね。私もときどき活用させ
てもらってます。

 

ただ、そういったPCソフトやアプリ
タダではないので、初期費用はどう
してもかかりますね。今回は、なんと
かタダで手に入れてやろうということ
でして。そのために必要なものは…

 

YouTube

 

…なんですね。まあ、予想はついたか
と思いますが、コツというのはこれか
らでして。お目当てのカラオケの動画
を見つけるには検索しなきゃいけませ
んね。

 

で、その時に曲名だけをいれて検索し
たらカラオケに行き当るのに時間がか
かりますよね。そこで曲名の後に「カ
ラオケ」と入れるのもいいんですが、
外国の曲なんかでは上手くヒットしな
いこともあります。

私の経験では、そんな時は、英語で

 

Backing (track)

 

と曲名の後に打ち込んで検索するのが
いいようです。たいていBackingまで
入力すれば、YouTube の方で track は
補完してくれます。 Play-along という
のもありますね。Backing trackも
Play-alongも、どちらも楽器などの練
習用のカラオケという意味です。

 

たとえば、Bye Bye Blackbird という

曲のカラオケを見つけたいのならば、

bye bye blackbird backing

…と入れてやるんですね(YouTube
は大文字小文字を気にしないので、こ
れでOKです)。

 

もちろん 100%やりたい曲のカラオケ
がヒットしてくる保証はありませんが、
ま、タダですしね。セッションでやる
ようなスタンダード系の曲ならヒット
する確率は高いです。

 

複数ヒットすることも多く、クオリテ
ィも色々ですので、試しに聞いてみて
お好みのものを選んで楽しんでくださ
いませ。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

変拍子プロジェクト!…とその後

回は、変拍子の曲、つまり
4拍子以
外の拍子の曲について
のお話です。具
体的には5拍子
なんですが。

 

セッションなんかでも普通の4拍子の
曲を変拍子で演奏するなんていう遊び
はよく(?)やられることなんですが、
お友達のアルトサックス奏者のMaki 
Cologne さんという方とある有名なス
タンダードの曲を5拍子で演奏する、
というプロジェクトがありまして。こ
れも友だちのドラマーの藤岡正洋さん
に入っていただいて仕上げの録音をし
ました。こちらなんですが。▼▼▼

 

自分でいうのもなんですが、ちょっと
面白いでしょ?まあ、私のアイデアじ
ゃないですが…。構想以来1年以上
けて(といっても顔合わせての練習の
ペースは月1回以下だったんですけど
ね)完成させて、やれやれといったと
ころでございます。

 

経緯についてはCologneさんが縷々お
書きになっていますが、私としては、
好きな曲で、前からちょくちょく弾い
たりしてたので、やりませんかとお声
がけいただいた時には気楽に返事をし
たんですね。それに、変拍子でやると
いうチャレンジも、なかなかいいんじ
ゃないかと思いまして。

 

この前「シナトラ・テスト」の話を書
きましたけど、変拍子のプロジェクト
を一つやってみれば、色々と今後の役

にたつ経験かなとも思ったわけですね。

まあ、結構苦労しましたけど(汗)。
でも楽しく取り組ませていただきまし
た。

 

で、まあ、そんなことで一段落しまし
て(次のプロジェクトの話も出てます
が、実際に手を付けるのはまだだいぶ
先だろうということで)、先日久しぶ
りにこの曲を普通の4ビート(スイン
グビート)で弾いてみようと思った
ですね。

 

そしたら、あれ?

 

自分で普通に弾いてるつもりが気がつ
けば5拍子になっておりまして…。

 

やべえ。となったわけですね。

 

んー、次のプロジェクトにいく前にこ
の曲を元通り4拍子で弾けるような
ハビリが必要ですね、これは。

 

皆さんも、もともと普通の4拍子の曲
を変拍子で弾いてみようと思った時は
やりすぎて戻れなくならないように、
ご注意くださいね

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

こんな話やら、セッションノウハウ
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