水平思考的ペンタトニックの取説

ンタトニックスケールって
ご存じですか?

 

ギタリストとくにロック系の方々には
おなじみというか、ロックギターのソ
ロを弾くためには何はなくてもってい
うようなスケール(音階)ですよね。

 

ペンタトニックスケールには、音が
クターブ中に5つ
しかありません。と
いうか5つだからペンタトニックとい
うんですね。ペンタというのは、ギリ
シャ語で「5」
を意味する言葉からき
ているので。

 

ドレミファソラシの7音でできている
スケールがCメジャースケールで、そ
こからファとシの抜けたドレミソラ
いうスケールがCメジャーペンタトニ
ックスケール
、ということになります。
これをラの音から始めてラドレミソ
してしまうとAマイナーペンタトニッ
クスケール
になります。

 

音は5つしかなくて覚えやすいし、
ジャーペンタを覚えれば、もれなく

イナーペンタもついてくる
のでお得感
も高いため(?)、ロックギターをや
る人は、大体このスケールから入ると
いうのが定番となってます。

FB用 85

 

逆にいうと、ペンタトニックからいか
に抜け出て次のステージに行くのかが
ギタリストにとってのチャレンジだっ
たりするわけですね。以前にも書いた
「コンフォートゾーン」だったりする
わけですマイナーペンタが(笑)。

 

じゃあ、ペンタトニックスケールは
心者のためだけのものか、というと

うでもない
んですよ。研究すると結構
面白い使い方があったりするんですね。

 

たとえば、

 

G7→CM7という進行を考えた時、こ
G7のところにCの長二度下のマイナ
ーペンタを使うと、なにやら
面白い響
になったりするのですね。つまりB♭
マイナーペンタから
Cメジャースケー
へ、という流れですよね。ジャジー
に外れた感じ
で盛り上がってから落ち
着く感じが出るのではと思います。

 

これは、まあ理論的に分析してしまえ
B♭マイナーペンタの構成音(B♭,
D♭, E♭, F, A♭)が全部、ジャズで
よく使われるGのオルタードスケール
というスケールに含まれているという
ことなわけなんですけどね。なので、
はまって不思議はないのですが、最初
からGのオルタードを弾こうとするの
とはまた違った味がでるんですよね。

 

え?何いってんだかわからない?

 

えー(汗)わからなくても大丈夫です。
こんなこと知らなくてもセッションは
できますから。ただ、ふだん当たり前
のように思っているものに、意外な使
い道もありうる一例
として、書いてみ
たわけでして。

 

要するに、ペンタトニックのような、
簡単なスケールでも、色々と実験して
みると、こんな風にロックな使い方と
は別な使い道が見つかったりする、と
いうことなわけです。教えてもらって
覚えたことをそのまま繰り返すのでは
なくて、こうやってみたらどうだろう
とか、ああしてみたら…と試してみる
ことで、新たな発見があるかもしれま
せんよ、という。

 

水平思考的な発想を音楽にもとり入れ
ると、面白いことが見つかるかも、と
いうことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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