誰でも聞き間違える。こともある

日のテーマは「ヒアリング」
あるい
「聞き取り」です。

 

前にも語学と音楽は似たところがある
といった話を書いたと思うんですが、
とくに語学と音楽の共通点として「聞
く(聴く)」ことがありますよね。

 

「聞く」というのは五感の一つでもあ
るわけなので、ほとんどの人に備わっ
ている機能(?)なわけですが、その
一方でコンプレックスをもちやすい感
ではないかと思うんです。語学でい
うと、それが「ヒアリング」能力とい
うことになるわけですね。

 

文章で書いてある分にはわかることで
も、話されたものをヒアリングすると
なるといきなり理解が難しくなる。ま
あ、私も含めて外国語を習ったことが
あれば、誰しも経験があることだとは
思います。

 

一方の音楽でいうと、それは「音感」
とかいう言葉でよばれます。鳴ってい
る音どう聴きとるかとか、それに対
してハーモニーをつけられるかとか、
頭の中で鳴っている音楽器でだせる
、とか、いろんな意味合いがありま
すね。

 

どちらも、「完璧」をめざそうとする
と、とても大変に思えますよね。「ネ
イティブじゃないと」とか「絶対音感
がないと」とか、そんな話になりがち
です。

 

とはいえ、そんな完璧なヒアリング能
力や「音感」を持った人ばかりが会話
したり演奏したりしているわけではあ
りません。繰り返しますが、「聞く」
能力はほとんどの人に備わっている
のなわけで、まずは手持ちの能力を活
用して会話なり演奏なりをして、その
中で少しずつ能力に磨きをかけていく
ほかはないわけです。

 

ジミ・ヘンドリックスの有名な曲で、
「パープル・ヘイズ」というのがあり
まして。この曲の歌詞に、

 

Excuse me while I kiss the sky
(空にキスをする間ちょっと失礼)

 

というところがあります。この歌詞自
体意味不明なんですが(マリファナで
ハイになるっていう意味と解釈される
ことが多いようです)、この歌詞を

 

Excuse me while I kiss this guy
(この男にキスする間ちょっと失礼)

 

(英語のネイティブでも)聞き間違
えるというのが、有名な話になってい
ます。このフレーズをタイトルにした
「聞き間違い」を扱った本やWebサイ
トがあるくらいなんですね。(ジミヘ
ン本人も意識していたらしく。わざと
間違った歌詞で歌ったりもしたようで
すがw)

 

ネイティブでもそんな間違いをするん
だから、語学にしても音楽にしても、
聞き間違いはつきものなんだ、とこの
曲を聴くと思います。まあ、ぼちぼち
やりましょう。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

“誰でも聞き間違える。こともある” への1件の返信

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