以前、とある世界的に有名な
ラテンジャズピアニストのライ
ブに行きまして……。
ラテンジャズピアニストのライ
ブに行きまして……。
そのライブ自体は、さすがに素晴らし
いもので、ラテンノリのリズムとグイ
グイと攻めてくるテクニックを堪能さ
せていただきました。単純に音楽を楽
しむという点では、本当に楽しめまし
た。
せていただきました。単純に音楽を楽
しむという点では、本当に楽しめまし
た。
一方、普段ギターを弾いている身とし
ては、「ああいう音はだせないよなあ」
という、ある種あきらめの感覚という
のも感じるわけです。分厚くてパーカ
ッシブな和音、広い音域、ダイナミク
スの大きさ、超絶技巧なフレージング
ては、「ああいう音はだせないよなあ」
という、ある種あきらめの感覚という
のも感じるわけです。分厚くてパーカ
ッシブな和音、広い音域、ダイナミク
スの大きさ、超絶技巧なフレージング
などなど……。その上ニコニコと愛嬌
は良いし(笑)
まあ、愛嬌と超絶技巧のことはひとま
ず置くとしても、ピアノという楽器自
体の構造的なものとしての音域の広さ
や和音の自由度、ダイナミクスの大き
さなどをギターでカバーしようとして
もしょせん無理なわけでして。
ず置くとしても、ピアノという楽器自
体の構造的なものとしての音域の広さ
や和音の自由度、ダイナミクスの大き
さなどをギターでカバーしようとして
もしょせん無理なわけでして。
ピアノって楽器は近代西洋音楽の申し
子のような存在ですからね。ギターに
比べれば、圧倒的にできることの幅は
広い。ギターも電子化することで、あ
る程度音量やダイナミクスの自由度を
広げてきたわけですが、コードのボイ
シングとか、音域的な制約はねー。
比べれば、圧倒的にできることの幅は
広い。ギターも電子化することで、あ
る程度音量やダイナミクスの自由度を
広げてきたわけですが、コードのボイ
シングとか、音域的な制約はねー。
そんなわけで、とくにジャズとか音量
で勝負しないジャンルのセッションの
アンサンブルにおいては、ピアノとギ
ターの関係というのは、結構微妙なも
のをはらんでいるのです。
ターの関係というのは、結構微妙なも
のをはらんでいるのです。
早い話、バッキングをするときなど、
音域がかぶるし、そもそもピアノがい
ればギターいるのか?というようなこ
となわけですね。ま、ギタリストの自
意識過剰というのも半分くらいありま
すが……
ればギターいるのか?というようなこ
となわけですね。ま、ギタリストの自
意識過剰というのも半分くらいありま
すが……
続きます ( ̄▽ ̄)
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