音楽におけるＭ字カーブ？

Ｍ字カーブって言葉をお聞き

になったことありますか？

読んで字のごとく、アルファベットの
Ｍの字に似た曲線ですが、通常、女性
の労働力率（就業者＋完全失業者の人
口に占める割合）を年代別に結んでい
くと描くカーブを言います。

日本の場合、出産・子育のため 30代

あたりで女性が仕事を一旦離れること

が多いため、Ｍに近い形になることか
らこう呼ばれています。

国によっては、（特に北欧などでは）

出産・子育てがあっても職を離れる割
合が低いため、中間の落ち込みのない
逆Ｕ字型になり、日本も早くその方向
にならなければ、などとよく議論され
ているものです。

で、話はいつものようにあらぬ方にそ

れていくのですが……

アラカンセッションとかやってて、音

楽をやる身としては、この曲線を見て

思うわけですが、

音楽活動をする人の割合を年代別に繋
げていったら、似たような曲線になる
んじゃないでしょうか？というかそう
なっていく傾向にあるんじゃないでし
ょうか？

まず若い年代でピークがきて、その後

は右肩下がりなのかもしれません。が、
シニア近くになると、昔を思い出して

楽器を引っ張り出す、あるいは全く未

経験の方が楽器を始める。そんな流れ

でシニア世代の音楽活動率は伸びてい

ると思われ、Ｍ字のカーブを描くよう

になるのでは？と思えるわけです。

アラカンセッションといわず色んなセ

ッションに参加される方々の顔ぶれを

見ても、そんな思いを強くしたりもし

ています。

そして、

女性の労働力率とは違い、この曲線が

Ｍ字に近くなる（中年期に落ち込む）
のはある程度仕方ないことかなあと思
うのですが、願わくは後ろの山がどん
どん高くなっていいけばいいなと思う
のです。

て、ことで。

では、また。 (￣▽￣)

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