最近のことですが、ギターの
愛好家にとってはちょっとショ
ッキングな映像が出回りまして。
愛好家にとってはちょっとショ
ッキングな映像が出回りまして。
これなんですが▼▼▼
地面の上に並べられた数百本のギター
がキャタピラ付きの重機で破壊されて
いるという、なんとも痛ましい映像で
すね。
で、しかもこの破壊されているギター
というのが、あのギブソンのギターな
んですね。
といっても、なんかギブソンらしくな
い赤と青の塗装だし、なんとメープル
ネックだしあまり見慣れないギターだ
と思う方も多いと思うのですが、これ
ファイヤーバードXという機種でして。
ファイヤーバードといえばギブソンを
代表するギターの1つではあるのです
が、その1つのバリエーションとして
2011年ごろにギブソンが発表したの
がこれでして。で、発表当時は、これ
こそ未来のギターみたいなふれこみで
出てきた「超高性能」ギターなんです
ね。
3つのピックアップ、自動でチューニ
ングしてくれるシステム、ボディーに
はマルチエフェクターが内蔵され、ブ
ルートゥースも搭載で、数百種類の音
が出せるとかどうとか、なにやらスゴ
イギターなのでした。
値段ももちろんかなりお高いものだっ
たのですね。たしか40万円くらいし
たような……。
ところが、
このギターがまた評判が悪くてですね、
各所で叩かれまくったんですよ。私は
このギターをさわったこともないし、
そこまで悪いギターなのかと思わない
でもないのですが。
ともあれ、世の中のギターファン、特
に古くからのギブソンファンには不評
だったようで、まあ、売れなかったん
でしょうね。売れないので在庫として
抱え込んだのではと思われますが。
そうこうするうちにギブソンは経営破
綻し、新しいオーナーに変わったわけ
ですが、そこでこの不良在庫の処分が
行われた、ということのようです。
映像が公開された後で、ギブソンの出
した声明によれば、処分されたギター
は部品に欠陥があって危険であり、寄
付などにも適さないので処分したとい
うことです。欠陥うんぬんが本当かど
うかは確かめようもなくなってしまい
ましたが。
本当だとすれば、このギターかなり複
雑な造りをしてるみたいですから、直
すのにも結構な費用がかかるでしょう
し、直したところでたぶん売れないで
しょうし……
まあ、資本主義の論理から言えば、ス
ーパーで売れ残った食品の処分の問題
と同じようなことではあるのですが。
しかし、こうやって見せられると、シ
ョッキングで悲しい映像ではあります
ね……。
処分されているギターが不死鳥(フェ
ニックス)の別名でもあるファイヤー
バードという名前がついているという
のも皮肉が利き過ぎている感じです。
ギブソンのご難はつづきますねえ(涙)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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