ジャズ屋姫 その2

んとかジャズ屋姫に営業で
いろんな
店やらハコやらに行か
せたいジャズ喫
茶「ジャズ屋」
のおじいさんは、計略
を練りま
した。

 

知り合いの超イケメンのトランペット
吹きの男をジャズ屋姫に紹介して、
させ、一緒にツアーしようともちか
けさせたのです。人でなしですね。

 

「君ならルックスもいいし、スタイル
も抜群だ、ぼくと一緒なら世界を獲れ
かも」おいおい。

 

ジャズ屋姫は考えていましたが、条件
を出してきました。

 

「じゃあ、ヤノピはウ○ハラ○ロミで、
ベースはエ○ぺラ○サ、ドラムはガッ
ということで、よろしく」

 

ペット吹きはつてを色々当たりました
が、さすがに無理だったようで、

 

「悪いけど、ムカ○ヤミ○ルカメ○
セ○ジカトチャンで勘弁してくれよ」
といいました。失礼だろそれ。カトチ
ャンには伏せ字もないし。

 

「じゃあ、ギャラ私が8残りの全員
が2ということでおk?」ジャズ屋姫
はいいました。

 

背に腹は代えられないので、ペット吹
きはなんとか頼み込んで分け前を7:
にしてもらい、2人はバンドの仲間
たちといわゆるビータに出ました(
ンドマンのどさ回りをビータといいま
す)。世の中結局金なのか?

 

ジャズ屋姫の美貌と演奏は、各地でセ
ンセーショナルに迎えられ、行く先々
大入満員を続けました。その知らせ
を聞いたジャズ屋の主人のおじいさん
は、ジャズ屋姫がギャラをわんさか
って帰ってくるのを、今か今かと待っ
ていました。

 

6ヶ月ほどして、今や髪をキンパツ
してミニのドレスを着て、キャ○ディ
ー・ダ○ファーのようになったジャズ
屋姫がジャズ屋に帰ってきました。お
じいさんは、もろ手を上げて迎え入れ
ようとしましたが、ジャズ屋姫はいい
ました。

「おじいさん、私はこの6ヶ月の演奏
が認められて、バー○リーの特待生
してアメリカに行くことになりました。
幸いお金もたまったので、向こうでの
生活費も大丈夫です。あ、それからね
ブ○ーノートからデビューする話もあ
るので、発売されたらお店でかけてね

 

そういうと、アメリカ人のエージェン
トらしき男と2人で車に乗って行って
しまいました。その後ジャズ屋姫は2
度と帰ってこなかったそうです。

 

教訓:定年後の不労所得の誘惑には注
意しましょう。

 

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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