メディア等で一時クローズア
ップされて今や定着化した言葉
に「ブラック企業」とか「ブラ
ック化」なんてのがありますよ
ね。
別にここで、個別の事例を取り上げて
あれはこうだとか、これはああじゃな
いかとか、話をしたいわけじゃないん
ですが、そんなブラック企業などの記
事とかを読んで感じたのは、
何につけブラック化ていうのは結構簡
単に起こりうることなんじゃないか
……て、ことでして。
よく、この業種がどうとか、この業界
はああだから、とかいいますけど。ブ
ラック化の危険は、多少の程度の差こ
そあれどこにでも同じようにあるので
はないか、と思うわけです。(だから
といって、「ブラック企業」を擁護し
たいわけじゃないですけどね)
より一般化すれば、人が集まればブラ
ックなことの起こる危険性は多かれ少
なかれある、ということかもしれませ
んね。
で、考えてみれば音楽の世界でも、ブ
ラックな話はたくさん聞くじゃないで
すか。過重なノルマとか、集客の苦労
にともなう諍い、意見の食違い、様々
なハラスメント、バンド内人間関係の
ごたごたなどで夢破れて去っていくな
んて人の話は腐るほどありますよね。
思うに、バンドとかいう割と少数で固
定化したメンバーでの煮詰まった人間
関係はブラック化の傾向を生みやすい
気はしますね。もちろん、きわめてホ
ワイトな(?)バンドだってきっとあ
るのでしょうが。
そんなストレスやブラック化の危険を
避けて音楽活動をするにはどうしたら
よいか、と考えるとですね、
バンドを組まないで音楽をすればいい
……と思ったわけですね。
と、なると、やっぱり「あれ」ですよ
ね。
ま、そんなわけでジャムセッションや
ってるんですが。
でもまあ、
実はジャムセッション業界(?)でも
色々ブラックなことは起きてると言う
話も聞きますしね……。
結局人間同士の関係性の話なので、ジ
ャムセッションやってても、ブラック
化の危険から完全に逃れることはでき
ないということですな。闇は深いな。
となると、つまりは一緒にやる相手や
仲間次第ってことになるんですよねえ。
身もふたもない話ですが、ま、そんな
もんか。
私個人のことをいわせていただければ
アラカンセッションなどでご一緒させ
ていただいている仲間の方々にはとて
も恵まれていると感じておりますので、
大変感謝しております。
てことで。
では、また ( ̄▽ ̄)