人間を分類する/タイプ分けす
るということについては、前にも
書いたことがあったんですが。
例えば、よく目にするのに、視覚優位
タイプなんていう言葉があって、物事
を画像でとらえるのが得意という人が
いる、と。そういう話になっているわ
けです。
わりとこれ、よくわからないけど、ま
あそうだよね、というように受取って
しまいません?
それはそれとして、じゃあ視覚優位タ
イプ以外にはどういう人がいるのかと
思われるかもしれませんが、よく聞く
のが、
学習タイプ
なんて話だったりします。これは、人
間が物事を学習することについて、4
つのタイプがあるという説で、
V(Visual)タイプ:絵やイメージ、視覚
で学ぶタイプ
A(Aural/Audio)タイプ:会話や講義を
聞いて、聴覚で学ぶタイプ
R(Read/Write)タイプ:文字を読んだ
り書いたりして学ぶタイプ
K(Kinesthetic)タイプ:体を動かして
五感で学ぶタイプ
の4つなんだそうです。頭文字をとっ
て VARK とか呼ばれたりもします。ち
なみに私は R タイプらしいです。知ら
んけど(自分のタイプが知りたければ
診断してくれるサイトもあります)。
ニュージーランドの教師だかが言い出
したタイプ分けだそうですが、特に欧
米では根強く指示されて、実際子供の
教育に活用されているという話もあり
ます。
一方で、子供にこのタイプ分けによっ
て物事を教えることで、学習が効率良
くできるという証拠は(少なくとも今
のところ)見つかっていない、という
のが研究で明らかになっているそうな
んですが。
それでも、俺は経験的にこの分類は効
果的だと信じてるんだ、という人もい
るようでして。そういう話を読むと、
色々香ばしいなあ、なんて思ったりも
するんですよね。
で、
結局われわれはタイプ分けが好きとい
うか、そいういう分類で物事を考えた
り、人のことを分かったように思うの
好む習性がある、ということなんだと
思うわけです。それはある程度仕方な
いかな、とも思うわけですが。
とはいえ、あんまりそれにとらわれて
いろんな人がまわりにいる中で、お前
はこのタイプだからなーとか、このタ
イプだからそうなんだよとか、言わな
い方がいいよなあとも思うんですよ。
それが一因で人間関係が悪化したよう
な例も目にしてますのでね。一人で楽
しむ程度にしておいた方がいいんじゃ
ないでしょうかね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)