ステージの庭側から登場?

前、ステージの上手・下手
ことがありまして。

 

ステージの(観客側から見て)右側
上手、左側を下手と呼ぶんですね。知
らない人にはわかりづらいので、どう
やって覚えたらいいかとか、英語だと
ステージ側から見て右(左)を Stage
right (left) というのでややこしい、な
んて話をしたんですけど。

 

で、

 

この前、たまたまフランス語でこの上
手・下手をどう言うかを知る機会があ
ったんですね。なんて言うかというと、

 

Côté cour côté jardin

 

と言うらしいんですけどね。

 

コテ・クールコテ・ジャルダンと読
みます(だいたいですけど)。

 

共通する côté という単語は、こっち
側とか右側とかいうときの「側」を表
します。Cour は、いくつかの意味があ
りますが、ここでは「宮廷」という意
味で、jardin「庭園」の意味です。

 

てことで、フランス語では上手・下手
のことを、宮廷側・庭園側と呼び分け
ってことなんですけど。ステージの
上下と宮廷とか庭園とか何の関係が?
とか思いますよねえ。

 

実は、ヴェルサイユでお芝居を上演す
るときの野外劇場の配置からきている
んだそうで。ちょうどステージの上手
側にヴェルサイユの宮殿があって、
側に庭園があったということらしい
んですね。

 

ステージ右とか左とかいうと、見る向
きによって変わるので、そういう言い
方が定着したんだとか。

 

なんか、舞台用語フランス語だとち
ょっと優雅な感じだなあと思ったとい
う、それだけのお話ですが。

 

ま、フランスでライブやる時のために
覚えておかれるとよろしいかと。え?
そんなこと起こらない?

 

わかりませんよー(笑)

 

てことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

 

ジャムセッションは「ジャムる」ものである?

ャムセッションって、どう
して「ジャム」セッションって
いうんでしょうね? どこが甘
いの? なんのジャムなの?

 

なんてことを思ったことがありまして。

 

ジャムセッションを日本の文化にしよ
うっていう人がいたんで、聞こうかな
と思ったまま、まだ聞いてないんです
が(←聞けよ)

 

私がざっと調べた限りでは、

「よくわからない」

 

みたいです(←オイ)

 

1920年代あたりのジャズミュージシャ
たちが、ゴトシー、じゃなかった
事の演奏が終わった後に、黒人白人入
り乱れて即興で演奏を楽しんだのが
まりといわれてますけども。

 

で、当時はドンバ、じゃなかったバン
ドの本番での曲は白人向けのお上品な
曲しかできなかったけど、仕事明けの
セッション
では、黒人のリズムでがん
がん弾けた
のでおいしい→甘い→ジャ
みたい?

 

……というような説とかあるらしい
すが、どうでしょうかねえ。

 

最近流行り ChatGPT というのにも
聞いてみたんですが、そしたら

 

“Jam” という言葉の起源については、
諸説あるようですが、一般的にはアフ
リカ系アメリカ人の俗語とされており、
リズムを刻むことや、一緒に過ごすこ
とを意味する言葉とされています。そ
のため、Jam session という言葉は、
音楽家たちが一緒に音楽を演奏し、お
互いに刺激し合い、楽しむためのセッ
ションを表す言葉として使われるよう
になったと考えられます。

 

という答えが返ってきました。本当か
どうかわかりませんが、ウソでも本当
でも、

 

あまり面白くない

 

ですね。

 

で、

 

私が調べた中で好きなのは、白人のミ
ュージシャン一緒なので、彼らは
クセント1拍目と3拍目につけるた
め、リズム(グルーブ)が「ジャムっ
てしまう(詰まってしまう)」という
です。そっちのジャムかよ(笑)

 

なんで好きなのかというと、ジャムセ
ッションはだからそもそも、引っ掛っ
たり、つっかえたりするもんだよ、と
いう含みを感じるからでしょうか。

 

完璧でスムースでよどみのないセッシ
ョンというのも、もちろん世の中には
あるんでしょうけどね。一方で、そう
いう完璧なものより、ちょっと(いろ
いろ?)不完全なところのあるセッシ
ョン白いと思ってしまうという、
私の好みのせいかもしれませんが。

 

皆さんの「ジャムセッション」という
言葉に対する印象はどんなものでしょ
う? あるいはどんなものでしたか?

 

て、ことで。

 

それでは、また ( ̄▽ ̄)

 

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コンディミというスケールについての地味なお話

前、英語のようで実は英語で
はない音楽用語のことを書いた
ですが。

 

たまたま、この前ディミニッシュのコ
ードやスケールの話を聞いている時に
思い出したんですけど、通称

 

コンディミ

 

と呼ばれるスケールがあるんですね。

 

これ、コンビネーション・オヴ・ディ
ミニッシュ・スケール、とかいわ
れているんですが、実はこれ、全くの
和製英のようでして。

 

そもそも、英語的に正確にいえば、

 

ディミニッシュト(diminished)

 

でなくてはならず、そのうえ何でそれ
「コンビネーション」なんて言葉が
ついたんだか、調べてみようとしたん
ですが、ちゃんとした解説はみつかり
ませんでした。

 

いわゆるコンディミ・スケールの音
見てみると、たとえばCのコンディミ
・スケールは、Cディミニッシュ(ト)
のコードDb ディミニッシュ(ト)
コード構成音の組み合わせ(コンビ
ネーション)になっているので、そう
言うんじゃないのか、というはあり
ましたけどね。

 

でも、

 

普通のディミニッシュト・スケール
たとえばCのディミニッシュト・スケ
ールCディミニッシュト・コード
Dディミニッシュト・コードの構成音
組み合わせなんですよね。

 

半音上か全音上かの違いだけで、どち
らもコンビネーションだと言えるわけ
なんですよね。なので、上の説はあま
説得力ないと思うんですが。

 

まあ、とにかく区別をつけなきゃいけ
ないので、こう言う呼び方で区別する
ように何となくなった、というのが
そらく事情のような気はします

 

本当の問題はこの区別頭でわかった
ところで、それでこのスケールが使え
るようになるか、というとそうはまず
ならない、ということかもしれません
けどね(笑)

 

ちなみに英語ではじゃあなんて言う
のかというと、普通のディミニッシュ
ト・スケールは Whole-Half Dimini-
shed Scale(全音・半音スケール)、
コンディミの方は Half-Whole Dimi-
nished Scale(半音・全音スケール)
とか言うようです。音の並び方に注目
してるんですね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

チャートを見ろ?

ャート(Chart)って言葉が
ありますよね。

 

普通は、数字などのデータ、情報
覚的に分かりやすく見せる図表とかグ
ラフとかのことを言いますが。

 

そうはいっても世の中にはいろんな種
類の「チャート」があるわけで。その
人の職業などによっても、想起される
モノには差があると思うんですね。

 

をやられる方は、株価の推移を示す
図のことを思い起こされるかもしれま
せん。プログラミングをされる方は
ローチャートと呼ばれる流れ図を、
ザイナーさんは色見本のことを思い出
すかもしれませんね。

 

色んな意味のある言葉なんですが、

 

音楽の関係で言えば、まずいわゆる
ットチャートのことだと思う人も多い
でしょう。ビルボードとかオリコン
とかね。昔と比べて、こうしたヒット
チャートの持つ重要性というのもだい
ぶ変化してきたとは思いますが。

 

ですが、さて、

 

英語圏のミュージシャンにとっては、
チャートという言葉には、もう一つ
の意味がありまして、それは、

 

譜面

 

という意味なんですね。

 

音楽を扱った英語の YouTube 動画
かを見ると、よく、チャートによれば
とかチャートを見ると、とかそんなこ
とを言ってることがありまして。最初
は何か図が出てくるのかと思ったり
たんですが。

 

なんのことはない、「曲の譜面を見る
と」と言ってたわけです。

 

英語ネイティブのミュージシャンに、
「チャートはある?」ときかれたら、
それは譜面をくれということなわけで
すね。そんな時(どんな時だよ)には
ご注意くださいませ。

高校の時参考書チャート式というの
がありましたが(今でもありますが)。
あの、チャートというのは海を航行す
るための「海図」のことを意味してい
そうです。

 

ミュージシャンにとっては、譜面こそ
が曲を演奏する「海図」のようなもの
ですね……

 

って、きれいにまとめようとしてどう
する?

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

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英語のようで実は英語じゃない音楽用語いろいろ

た目英語のようで、実は
本でしか通じないという言葉、
色々ありますが、音楽用語にも
多いです。

 

前にも、似たような話題(例えばこれ
とか)は取り上げましたが、今回は
忘録的に色々まとめてみました

 

1.4ビート
いわゆるオーソドックスなジャズのリ
ズム(ノリ)のことですが、これは和
製英語でしで、英語では swing beat
などというのが一般的ですね。4/4 
(four-four) swing という表現は見た
ことあります。

 

ちなみに swing「ハネた」という意
味で使われることもあり、swing 16th 
feel(ハネた16ビートノリ)なんていう
使われ方をしたりします。ニューオリン
ズ・ファンクみたいなのですかね。

 

じゃあハネないのはなんて言うかとい
うと even 16th なんて言います。

 

2.8ビート、16ビート
これらも英語では通じなくて、
8th note (feel) beat
16th note (feel) beat
なんていうのが普通かと思います。
8th (16th) feel だけなんていうのも
聞いたことがある気も。

 

3.チョッパー
エレキベース弦を親指でひっぱたい
て弾く例の奏法ですが、これは slap 
とか slapping とかいうのが普通です
ね。今は日本語でもスラップが一般的
かな。

 

アラカンのベーシストにはチョッパー
じゃないと気分が出ないといって、ス
ラップと言うのを拒否する人がいます。
知らんけど。

 

4.チョーキング
ギターの弦を押さえながら、押さえた
指で押し上げて音程を変える奏法です
が、これも和製英語らしくて、英語で
「ベンド」(bend, bending)とい
うのが普通ですね。

 

5.ライブ
Live というのは、「生で」とか「生き
ている」という意味の形容詞(副詞)
なので、日本語でいうライブという意
味にはなりません。じゃあなんていう
かというとコンサート(concert)
すかね、普通は。

 

6.ライブハウス
というわけで、ライブハウスも和製英
語です。「生きてる家」ってなんだよ
ってことですね。

 

Club というのが英語では普通ですね。
例えばあのブルーノートは、Blue Note 
Jazz Club と呼ばれます。

 

7.クラシック音楽
英語ではクラシック音楽は classical 
music と呼ばれます。Classic という
言葉がないわけじゃないんですが、ど
ちらかというと「典型的な」とか「一
流の」とかいう意味でつかわれるので、
日本語でいうクラシックとは意味合い
がずれるんですね。

 

一方で、いわゆる典型的なロックのこ
とを classic rock と呼んだりします。

と、まあ、他にもまだいろいろありま
すが、今日はこのへんで

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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業界用語は便利だけど……

の中にはたくさんの仕事が
あるわけ
ですが、たいていの職
場には内々でし
か通じない言葉
ってものがありますよ
ね。

 

業界用語とか専門用語とか。通じる範
囲も色々だったりしますね。英語では
ジャーゴン(jargon)とか言われます
が。よく使われる言葉を省略して使う
ようになったりとか、全く新しく言葉
を作り出したりとか。身内の隠語みた
いなのもあります。

 

この種の言葉はたいていの場合、必要
があるから作られるわけです。頻繁に
出てくることばは長ったらしいと話が
まだるっこしくなるし、そもそもそれ
までなかったモノや概念を表現するた
めには新しい言葉を作らざるを得ない
わけです。

 

音楽にも こういう身内言葉はあります
よね。というか、音楽の世界ってそう
いう言葉でいっぱいですよね。

 

長い言葉を縮めて短くした例をあげれ
「倍テン」なんてのがありますね。
「倍(のような)テンポで」というよ
うな意味ですが。逆の意味で「半テン」
てのもあります。

 

他にはないモノやコトを表す言葉はど
うかというと、音楽理論の用語なんて
いうのはそんなのばっかりですよね。
教会旋法とか、ソナタ形式とか、裏コ
ードとか。

 

隠語のようなものでいえば、昔の(今
でも使ってる人もいるかもしれません
が)ジャズマン言葉みたいなのが(
ェー万とか、別人28号とか)あります
ね。

 

で、

 

こういう身内の言葉って、解っている
どうしで使うのはいいんですが、それ
まで別の世界のことしか知らなかった
にとっては、なんだか近寄りがたい
感じがして、ある種の参入障壁みたい
に感じられてしまうこともあるんです
よね。

 

使ってる人間が新しい人たちへの優越
感で使うなんてのは論外なわけですが、
そんなつもりはなくても、ついつい
んな思いをさせてしまうなんてことも
起こりやすいわけでして。

 

そんな言葉を100%排除することは
そらく無理なのだとは思いますが、使
う側の人は注意や配慮が必要ですね。

 

一方、そういった言葉でちょっと引い
てしまうという方々には、皆さんが
場で使う身内でしか通じない言葉と同
じような言葉が音楽の世界にもある
だと、鷹揚に構えていただければと思
います。すみませんね。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

アオられても慌てない?無視するのもあり?(あなたが◯◯◯◯ならね)

オリ、と言ってもセッショ
でのア
オリの話を前回しまし
た。

 

セッション盛り上げようというとき
に、落ち着いた展開から徐々にバンド
をアオって行くと、一体感を持って盛
り上がりますよ、なんて話でした。つ
まり、コミュニケーションなんですよ
ね。

 

譜面に沿ってやる演奏の場合は、こう
いうアオリなんて概念はあまり(絶対
?)出てこないでしょう。でもジャム
セッションでは、事前にどこで盛り上
がって行くかなんていう取り決めはし
ないことがほとんどですからね。

 

こんなコミュニケーション的な考え方
が大切になるのですが……。

 

で、さて、

 

これまでのお話は、ソリストが自分の
ソロを盛り上げるためにバンドの他の
メンバーにアオリのサインを出すとい
う話でした。しかし、ジャムセッショ
ンでのアオリというのは、それだけで
もないんですね。

 

逆にバンドの他のメンバーが色々ちょ
っかいを出して、ソリストをアオる
いうこともあるんですね。

 

ソリストはまだもう少し落ち着いた展
開で行こうかなんて思って弾いていて
も、周りのメンバーフィルインとか
オブリガートとかスパイシーなハーモ
ニーとか、そんなものを投げかけてき
たりするのですね。

 

「そろそろ盛り上がったら?」とか、
「こんな盛り上がりかたはどう?」
か、そんなことを提案してくるわけで
す。やはりコミュニケーションですよ
ね。

 

そして、

ソリストは、そんな投げかけに乗っか
って、盛り上がる……こともできる
ですが、ソリストの特権として、そん
アオリを無視して、自分の弾きたい
ように弾き続けてもOKなのですよ。

 

基本的にはその時ソロを取っている人
が王様なんですね。アオって無視され
ても、バックの人は怒らないようにし
しましょうね。

 

そんなやり取りが楽しめるようになる
と、セッションより充実したものに
なるのではないかと、思ったりしてお
ります。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

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アオっても怒られない話?

近よくニュースなどで取り
上げられ
るのが、「アオリ」運
ですよね。世
間の風当たりも
取り締まりも厳しい昨
今です。

 

高速道路などでの危険なアオリ運転
昔もなかったわけではないとは思うの
ですが、最近動画が簡単にアップ
れたりしますからねー。とても目に付
きやすくなりました。

 

そんな危険な「アオリ」運転はもちろ
なくなってほしいものですが……。

その一方、「アオリ」がないとちょっ
とあまり面白くない、というものもあ
るわけでして。その最たるものが、

 

セッション

 

なわけですね。

 

セッションソロを取る時、平坦にべ
たっと弾くのでなく、「落ち着き」と
「盛り上がり」の差がある「ストーリ
ー展開」のあるソロを弾きましょう、
なんて、前にも書いたと思うのですが。

 

そんな時に、「落ち着き」から「盛り
上がり」向かう途中にこの「アオリ」
が必要になってくるわけです。つまり
落ち着いた状態から、垂直上昇して盛
り上がりに行くことはまずないわけで。

 

バンドの他のメンバーに、自分はここ
から盛り上がりたいんだ、という意思
が伝わるように、ソリストは弾くわけ
ですね。それに呼応する形でバンド全
体が盛り上がっていくわけです。

 

ちょっとずつ音を詰め込んでいったり、
同じ音型のフレーズを繰り返したり
そんな仕掛けがよく使われます。

 

上手くアオると一体感が生まれますね。

 

安全なアオリはセッションで(笑)
て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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○○○○にもペダル?

ドミナントペダルの話を
しました
が。

 

復習すると、ベーシストが、コード進
行にかかわらず曲のキーのドミナント
コードのルート音(ナンバリングシス
テムでいうと5の音ですね)を弾き続
ることを、ドミナントペダルといいま
す。

 

そうすると、全体が盛り上がるわけで
すね。ジャズのベーシストなどがアド
リブで曲の進行を盛り上げるときに使
うテクニックなんですが。

 

で、今日はちょっとその補足といいま
すが、そのドミナントペダルのちょっ
別の使い方というか応用というか
そんなお話でございまして。

 

どういう使い方かというと、

 

曲のイントロで使う

 

ということなんですが。

イントロというのは曲のクライマック
スというわけではありませんが、曲の
入口で聴く側を引き込むために、まず
ある程度盛り上がりたい、という気
持ちが働くのでしょう。そんな時に、
事前の決め事として、ドミナントペダ
ルを使うということが結構あります。

 

たとえば、こちらの動画をご覧くださ
い。チャーリー・パーカー「コンフ
ァメーション」という有名な曲ですが、
イントロを聞いていただくと、いきな
りドミナントペダルが使われているの
がわかります▼▼▼

 

これ実は、この「コンファメーション」
という曲のほぼお決まりのイントロ
んですね。ジャムセッションなどでは
多くの場合、このイントロが出てきま
す。

 

このようにお決まりのイントロもあり
ますし、アドリブというかその場でペ
ダルで始めようという相談をして決め
ることもあります。

 

たとえば、よくある「I-VI-II-V」の進
行をイントロにしたとしても(キーC
なら Cmaj7-A7-Dm7-G7 とかですね)
ここのベースをすべてGのペダルで弾
いてしまうと、あら不思議、なんかそ
れらしくなるんですね(←それってな
んだよ)。

 

さらには、もっと曲のアレンジ的に使
われることもあります。こちらの動画
マイルズ・デイヴィスの「いつか王
子様が」ですが、イントロからベース
のペダルが続き、テーマに入ってもそ
のまま続いてBメロの手前まで使われ
ています▼▼▼

 

ジャズの曲などを聴くと、そんな具合
にドミナントペダルが使われているの
に出くわすことがあります。コルトレ
ーン“Moment’s Notice” なんかに
も使われていますので、ご興味のある
方は聴いてみてください。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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続・リフを弾くのは頑固おやじに限る?

の続きでございますが……

 

リフという音楽用語のお話でございま
した。同じ短めのフレーズを繰り返し
演奏することを指すわけですが。同じ
ような意味のクラシック用語の「オス
ティナート」(元の意味は「頑固な」
「執拗な」)がリフというものの特質
をずばり示しているのでは、というこ
とでございましたが。

 

余談ですが、このオスティナート
いうイタリア語の単語(ostinato)は、
英語の単語 obstinate語源が同じ
なんですね。Obstinate というのは、
受験英語で憶えている人もおられるか
もしれませんが、「強情な」とか「頑
固な」という意味ですね)

 

で、さて、

 

そんなわけで、リフというものはたい
てい何回も繰り返されるので、「執拗
な」感じはするものですが、特に、
ドリブのセッションでは、その執拗さ
が余計に必要になることが多いのです。

 

アドリブセッションで、リフを弾く場
合、お決まりのリフを弾いたりするだ
けでなく、ソリストなどが全体を盛り
上げるために、リフを弾いてバンド全
体を巻き込もうとする
ことがあります。
そんな時、

 

その場で適当に(というと語弊があり
ますが)リフを作って遊ぶ

 

ということになるんですね。ロックな
セッションなどでは、起こりがちなん
ですが。

 

で、そんな時、リフを作って仕掛ける
は、そのリフがバンドのメンバー全
員に認知してもらえるように、何度も
「執拗に」弾いて提示する必要がある
んですね。

 

それで、全員がそのリフを認知して初
めてバンド全体で盛り上がれるわけで
す。

 

これを、控えめにちょっとだけやって
誰も気がついてくれなかったりしま
からね(笑)

 

ロックセッションでの(アドリブの)
リフは「しつこく、執拗に」弾く

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

*もう一つ、こんな時のコツとしては
なるべく、短くて音数の少ないリフ
しましょう。いくらカッコよくても、
音数多くて複雑だと他の人がついてこ
れない可能性が増しますので。

 

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リフを弾くのは頑固おやじに限る?

という言葉は、音楽用語
で、ここでもたびたび使ってき
ました。

 

しかし、リフとは何か、ちゃんとした
説明をしていなかったなと思いまして。

 

セッションとかバンドやっていると当
たり前の言葉でみんな知っているもの
と思ってしまいがちですが。そうでな
いことが結構あるんですよね。気をつ
けなければ。

 

そんな反省トークはともかく、リフ
いう言葉(riff と書きます)ですが。
これは、

 

リフレイン(refrain)

 

の略だということになっています。

 

なっていますという言い方になるのは、
こういうスラングの語源というものは
実はなかなか特定しづらいものだから
なんですが。でも、まあそういうこと
にしておいてあまり問題はないと思い
ます。

 

というのは、リフという言葉は「短い
フレーズの繰り返し」のことをいうか
らなんですね。アラカン世代の方は、
ディープ・パープル「スモーク・オ
ン・ザ・ウォーター」という曲をご存
じの方が多いと思いますが、あの曲の
冒頭の繰り返しフレーズなどが有名な
リフの例です▼▼▼

 

先ほど「スラング」という言い方をし
ましたが、まあジャズ、ロック、ファ
ンクといったポピュラー音楽の「業界
用語」のようなものです。クラシック
音楽業界(?)の方では「リフ」とは
言わないようですね。

 

じゃあなんというのかというと、

 

オスティナート

 

というそうでして。

 

いつぞやの「ソリ」と同じで、これも
イタリア語でございます。 Ostinato
と書きますが、複数だとオスティナー
ティでしょうかね。ま、それはともか
く。

 

で、この単語元々「頑固な」とか「執
拗な」という意味なんです。「リフ」
というなんだか軽いノリよりもちょっ
と重たい感じもしますが、考えてみる
リフというものの本質をずばりと言
っている気もします。

 

どういうことか?

 

続きます(^-^)

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

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冬とか雪とか関係ないソリの話

い冬、が沢山降る地方の方
は大変ですね。

 

東京などでは、ソリを見るなんていう
ことはまずないですが、雪の多い地方
ではソリの出番も多いんでしょうかね。

 

というわけで、今日はソリの話ですが、
実はそのソリ(どのソリだよ?)の話
ではないです。音楽のソリの話。

ソリつまり soli なんですが、ソロ
まり solo の複数形です。イタリア語
でございまして、イタリア語という言
語は複数形を作るのに、
語尾を変化させる
という特徴があります。英語フラン
ス語のように原則単語の最後に s をつ
ければ OK というわけではないんです
ね。

 

例外はありますが、男性名詞は語尾の
-o を -i に変化させると複数形になり
ます(女性名詞は -a を -e に変えます
ね)。余談ですが、スパゲッティとい
う単語(spaghetti)はそういうわけ
複数形で、1本のスパゲッティは、
spaghetto というそうです。まあ
ず使うことはないと思いますけどね。

 

で、閑話休題。

 

音楽の話に戻りますが、音楽でソロ
いったら「独奏」のことですよね。と
いうことはソリは「独奏」の複数形
いうことなんですが。何だよそれ、と
思われるかもしれません。

 

ソリというのは、バンドの全員ではな
くて、一部のパートによる合奏部分を
指します。サックス奏者だけが合奏す
るとかね、そういうのをソリと言いま
す。

 

ジャムセッションやっているぶんには
そんなに頻繁に出てくる単語ではない
ですが。たまに、管楽器が多かったり
すると、出てきたりすることもありま
す。知っておくと、いわれた時に慌て
ずにすむ、そんな豆知識でございまし
た。

 

何かの時にお役にたてば幸いです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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