われわれが吉祥寺でやってる
初心者向けジャムセッションで
よくやられる遊びがあるんです
が…
「カンペセッション」といいましてコ
ール・アンド・レスポンスでソロのや
り取りをしている最中に、手持ちのホ
ワイトボードにいろんな指示を書き込
んで、プレイヤーに指令をとばすとい
うものでして。
ーとベースはサイドステップ踏んで!」
とか(笑)おいおい。
メインの楽器を弾いてるときはともかく
弾いてるのがサブ楽器だったりするとサ
イドステップ踏むって、難しいですよ
( ̄▽ ̄;;
…それはさておき。
そんな指令の中に「観客見て笑って」と
いった内容のものがあったのです。
そうかー。パン(ひざを打つ音)
( ̄▽ ̄)b
そう、ジャムセッションはつまり音での
コミュニケーションだと、いつも書いて
ますが、コミュニケーションをとる相手
は、セッションをする仲間のプレイヤー
だけではなく、観客とか聴衆(オーディ
エンス)と呼ばれる人たちがいるんです
ね。簡単にいえば、「聴き手」です。
人数が多くて演奏に回らずに休んで聴い
てるメンバーもオーディエンスなわけで、
演奏するときに、彼らとコミュニケーシ
ョンをとる、彼らに音を届けるという意
識は実はとても大切です。
ただ、意識するあまり「オレのプレイで
盛り上げてやるぜ」っていわゆる「弾き
気」が出ちゃってもいけないのですけど
ね。
以前とりあげた「ジャムの3原則」も、
実は、オーディエンスを念頭に置いて
いるのです。プレイヤー同志のコミュ
ニケーションが出来てない演奏は、オ
ーディエンスにも響きません。そして
そのバンドとしてのコミュニケーショ
ンをどうやって観客に届けるか。
そんな課題を、改めて感じた、ある日
のジャムセッションでございました。
て、ことで。
では、また ( ̄▽ ̄)