人間、いろんな組織とかコミュ
ニティとかの一員として活動する
ことが多いわけでして。
人間は社会的動物なんて言葉もありま
すけど、そんな集団の一員として仕事
とか役割を受け持って貢献することで、
成長を実感したり、目的意識が持てた
りもするわけですが。
その一方、そういうコミュニティの中
での出来事を(過剰に)個人的に受け
止めるようになったりもします。
仕事の失敗が自分の個人的な価値まで
おとしめるモノとして捉えられたりと
か。逆に仕事の成果イコール自分の価
値みたいに思うとかね。
もちろん、その人の性格にもよるとは
思いますけどね。ドライな性格の人は
仕事は仕事、自分は自分と切り分ける
ことができるんでしょうけど。
アメリカの人なんかそういう切り分け
が上手いというイメージはありますが、
でもそういう悩みを持つ人はアメリカ
にも結構いるということも聞くので、
程度の差こそあれ、どこにでもあるこ
となんでしょう。
人間というのは、社会的に活動するこ
とで種の存続を図ってきたので、それ
に貢献できないと自分の存続も危うく
なる、というそんな昔の(種としての)
記憶が関係しているのかもしれません。
知らんけど。
で、
セッションとかバンドとか、音楽の演
奏の後でも、どうしてもその演奏中の
失敗のことがまず思い返される、とい
うのはよくあることですよね。それで
とても落ち込んだりする人もいます。
まあ、別に反省するなというわけじゃ
ないですが、「過剰に」ならないよう
に気をつけて欲しいものだ、と思うわ
けで。
ですが、少しはその演奏での良かった
ことも思い出すようにしたほうがいい
んだろうと思うわけです。
特に落ち込みやすい人は意識的にでも。
なんて、ことで。
では、また ( ̄▽ ̄)