5月になれば彼女は? 6月は? 9月には?

ール・サイモン作曲のサイ
モン&ガーファンクル時代の小
品ながら名曲に
「四月になれば
彼女
は」というのがあります。
原題
April Come She Will
▼▼▼
https://youtu.be/PYD-DIggB2k

 

歌詞の最初も全く同じ言葉がならびま
す。これ、April Come / She Will と
区切ると間違いですからね。April /
Come She Will と区切ります。「4月
になったら、彼女はやってくる」とい
う意味ですね。Come が April にくっ
つくとしたら、Comes とならなくて
はいけませんね。三単現って奴ですね。

 

She will come となるべきところが
倒置されています。なぜそんなことし
ているかというと、April と Will で
韻を踏ませるためなんですね。

 

で、やってきた彼女5月になると、

 

May, she will stay

 

となるわけです。彼女は「(僕のそ
ばに)留まる」となります。ここで
May(5月)とStay(留まる)が
韻を踏んでますね。

 

4月5月の部分の歌詞の全体はこんな
感じです▼▼▼
April, come she will
When streams are ripe and swelled
with rain
May, she will stay
Resting in my arms again

 

というわけで、この曲、9月まで続く
んですが、全ての月名と韻を踏むよう
にできています。ポール・サイモン
この曲をイギリスにいる時に聴いた
にインスピレーションを得て書いた
そうです。

 

英語の詞の韻というのは、われわれ日
本人はなかなか気にかけることもない
かもしれませんが、良く見ると面白い
ですよ。そういう意味では、ラッパー
たちは韻を踏むこと
への感覚は鋭い
すよね。

 

さて、5月までは彼女と楽しく過ごし
たこの歌の主人公ですが、ここから先、
9月までは一気に下り坂です(笑)

 

ご興味のある方は調べてみてください
ませ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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グローバルな多様性の時代と音楽と

2018年4月25日の日経新聞
の1面に、「パンゲアの扉」
という連
載記事があって、面
白いことが書いて
ありました
▼▼▼

(閲覧には会員登録が必要です)

 

AIなどのテクノロジーが発達するにつ
れて、これまで画一的な押し付けにな
りがちだった、グローバリズムの力学
が変わってきたというような話ですね。
英語や欧米の大衆文化等が中心の「大
国主導のトップダウンによる一方通行
ではない」時代になった、と。

 

その一つの例としてあげられているの
が、日本発でいまや世界中で使われて
いる “Emoji”(絵文字)だったりしま
す。確かに新たなコミュニケーション
の手段になってきていますよね😀

 

他にもロシア語と同じキリル文字だっ
たのを捨てて新しい文字を導入したカ
ザフスタンの言語カザフ語のことなど
が取り上げられていました。

 

世界を画一化する力になっていたテク
ノロジーが逆に画一化に対抗する力を
生んでるってことですね。グローバル
に世界を覆うテクノロジーとその中で
の多様性。

 

なるほど。

 

そうすると、そんな力学の変化が音楽
に対してはどう働いているのか、気に
なってきますよね。今後の連載の中で
語られるのでしょうか?

 

語られるかどうかは分かりませんが、
もちろんそんな変化は音楽にも起きて
いるのだと思います。でなければ、あ
PPAPのヒットなんかは起こらなか
ったと思えますしね。

 

話題になっているギブソンの業績の不
なんていうのも、そんなところから
来ているような気もしますね…。

 

いろんなチャンスといろんなピンチが
これからも生まれてきそうですね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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誰か反応してよ

◆その1

 

鍵ハモやめようかな」
「……」

 

「私なんか要らないんだ」
「……」

 

「居なくなっても皆気にしない」
「……」

 

「誰か反応してよ」
「……」

 

「ピアニカはもともとヤマハが東海楽
器からOEM」
「マジかー」「えー、じゃあメロディ
オンは?ピアニーは?」「ピアニーっ
て何?」
「……」

◆その2

 

ギターやめようかな」
「……」

 

「俺なんか要らないんだ」
「……」

 

「居なくなっても皆気にしない」
「……」

 

「誰か反応してよ」
「……」

 

「スモーク・オン・ザ・ウォーターの
リフはアストラッド・ジルベルトの曲
のパクリ」

 

「おい、ちょっとまて」「馬鹿言って
んじゃないぞ」「ほれ▼▼▼」
「……」

 

◆その3

 

ジャズやめようかな」
「……」

 

「俺なんか要らないんだ」
「……」

 

ミクソリディアン♭9thとか弾いて
も皆気にしないし」
「……」

 

「誰か反応してよ」

 

「……」

 

「ベンチャーズのウォーク・ドント・
ラン(急がば回れ)はもともとジャズ
の曲」
「いやいやいやいや」「なんであれが
ジャズ?」「ほれ▼▼▼」
「……」

 

(何だこれ、と思われる方がいるかと
思いますが、以前ちょっとツイッター
界隈で流行ってたのでやってみました
 笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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緑のイルカ通りで?

“On Green Dolphin Street”
という
有名なスタンダード曲があ
ります。

 

もともと1947年“Green Dolphin 
Street” という MGM映画のために書
かれた曲でして、邦題『大地は怒る』
というそうです。当時アメリカではか
なりヒットした作品なんだとか。

 

はこの映画を観てないんですが、
賞小説の入選作を元に作られたそうで、
ストーリーをWebで調べたんですけど
波乱万丈というか、ほとんどギャグの
ような大メロドラマでした。知りたい
方はこちらをどうぞ▼▼▼

 

で、まあそんな映画の中の曲ですが、
これを、マイルズ・デイヴィスやら
ル・エヴァンズやらエリック・ドルフ
ィーやらといったモダン・ジャズの有
名プレイヤーたちが好んで演奏したこ
とでスタンダード・ナンバーになりま
した。

 

この曲、直訳すると「緑のイルカ通り
で」という、なかなかシュールキャ
ッチーな(?)タイトル(映画ではイ
ングランドの海辺の街の名前というこ
とらしいですが)がついている、とい
うのも人気の一因なんじゃないかと思
うんですよね。

もちろん、曲の魅力というのもあって、
ABACというよくある構成ではある
ものの、なかなか変化に富んだ展開
その中にある、という点もジャズマン
に好まれるところかもしれません。
パートのところはラテンぽいリズム
演奏されることも多い(BCの部分は
スイング・ビート)ですね。

 

私がこの曲を知ったのはずいぶん昔
なりますが、その当時も今も好きな曲
の一つです。そんなわけで、今も時々
弾いてみたりするんですが、この前、
久しぶりに動画を撮ってみたので今日
はそれをお送りいたします。

良い曲ですねえ(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽の好みが決まる年齢?

前ある記事ツイッターの
レンド入
をしてたことがあ
りました。こちらなんですけど
…… ▼▼▼

 

ニュー・ヨーク・タイムズに掲載され
た記事を元に書かれているようですが、
人間音楽の好みというものは、基本的
には思春期のわりと早い段階で決まっ
てしまうらしい、という内容なんです
ね。Spotifyのデータを分析した結果
なんだそうですが。

 

男性だと14歳女性は少し早くて13
歳ごろなんだそうです。

 

どう思われます?色々と意見はあろう
かと思いますが、私個人的には「結構
言えてるんじゃないの」というのが、
直感的な感想でした。

 

で、自分が14歳の頃にどんな音楽が身
のまわりにあったのか、調べてみるこ
とにしました(ググってみただけです
けど)。若い人はすぐに思い出せるで
しょうけど、この歳になるとね……

 

そうすると、私が14歳になった1971
「日本の」音楽状況は大体こんな
感じでした:

 

この年のレコード大賞尾崎紀世彦
『また逢う日まで』でした。売上でい
うとオリコン年間1位『わたしの
城下町』(小柳ルミ子)2位『知
床旅情』(加藤登紀子)で『また逢う
日まで』は3位。

 

この年は小柳ルミ子、南沙織、天地真
3人娘がブレイクした頃でしたね。
洋楽ヒット曲でいうと『小さな恋の
メロディ』(ビージーズ)が映画のヒ
ットもあってオリコン年間12位、それ
からマッシュマッカーンというバンド
『霧の中の二人』という曲が16位
いますなー。憶えてる人います?

アルバム年間チャート第1位エル
ヴィス・プレスリーの『この胸のとき
めきを』第2位サイモン&ガーフ
ァンクル『明日に架ける橋』でした。

 

はこの頃は洋楽を聴くことが多かっ
ので、その他目ぼしい洋楽のヒット
アルバムを見てみると、キャロル・
キング『つづれおり』マーヴィン
・ゲイ『ホワッツ・ゴーイン・オン』
EL&P『展覧会の絵』ドン・マク
リーン『アメリカン・パイ』ブレ
ッド『イフ』サンタナ『ブラッ
ク・マジック・ウーマン』カーペン
ターズ『雨の日と月曜日は』ニル
ソン『ウィズアウト・ユー』などな
ど。

 

それからハミルトン、ジョー・フラン
ク&レイノルズという長ったらしい名
前のバンドが歌った『恋のかけひき』
とか、ジョン・デンバー『故郷に帰
りたい(カントリー・ロード)』
ェイス『黒い炎』ジョニ・ミッ
ェル『ブルー』フレンチ・ポッ
ではミシェル・ポルナレフ『シ
リーに口づけ』……

 

……はあはあ。

 

他にも山ほどありますが、書ききれま
せん。

 

うーん、こうしてみると14歳の頃に流
行っていた音楽が私の好みを「決定づ
けて」いるかというとちょっと考えて
しまいますが、少なくとも今でも好き
な曲が多いのは間違いないですね。

 

みなさんも、自分の13歳14歳の頃に
流行った音楽を思い返したり、調べて
みると面白いかもしれませんよ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄) 

 

そうあの「カントリーロード」です
よ。ジブリの映画の曲だと思ってる人
多いですが、こちらがオリジナル。

 

 

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スタンダード・ナンバーにまつわる「ささやき話」

の好きなスタンダードに、
『スピーク
・ロウ』(Speak
Low)という曲が
あるんですが。

 

1943年ブロードウェイのミュージ
カル “One Touch of Venus” (『ヴ
ィナスの接吻』という邦題がつけられ
てますが、これは後に映画化された時
のものですね)のために書かれた曲で
す。

 

ビリー・ホリデイビル・エヴァンズ
など、多くの歌手やミュージシャンが
カバーしています。最近ではトニー・
ベネットノラ・ジョーンズデュエ
ットしている動画がありますので、ま
ずは聴いてみましょうか。
▼▼▼

 

ラブソングですね。

 

で、

 

このミュージカル、どんなかという
と、主人公青年婚約者にあげよう
としている指輪を、美術館に展示され
ているヴィーナスの像の指にはめたと
ころヴィーナスがいきなり動き出す
いうお話だそうでして。

 

当然のことながら(?)ヴィーナス
その青年に恋をして、彼を口説き出す
という……ま、ラブコメですね。

 

この曲、作曲をしたのが『マック・ザ
・ナイフ(別名モリタート)』などで
も有名なクルト・ヴァイル(英語読み
だとカート・ワイルかな)というドイ
ツ人の音楽家です。この人はユダヤ系
のため、1933年にナチスから逃れ
アメリカに渡り、ミュージカルの仕事
をしたりしていたんですね。

 

ドイツ時代に書いた『マック・ザ・ナ
イフ』と比べてずいぶんアメリカナイ
ズされた印象を受けるのは、そんな時
期の作品だからでしょうか。AABA’
という形式の曲ですが、A(A’)
ところが16小節なのに、Bは8小節
しかない、という少々変則的な曲でも
あります。

 

そして、作詞オグデン・ナッシュ
いう人で、ミュージカルの脚本も書い
ています(共作)。日本ではあまり有
名じゃないと思いますが、アメリカで
はこうしたユーモラスな詩を書く詩人
として、とても人気のあった人のよう
です。ラジオなんかにも出たりしてい
たとか。

 

そして、

 

この曲の最初の一節なんですけど、

 

Speak low when you speak, Love

 

となってまして。「話す時はささやく
ように話して、愛しい人」といったよ
うな意味ですが……

 

これ、実はシェイクスピアの喜劇『か
ら騒ぎ』の有名なセリフ

 

Speak low if you speak love
(恋を語るときは声をひそめよ)

 

のもじりなんですね。

そんなわけで(?)この曲の成り立ち
には、色々な要素が絡んでいるわけで
すね。後にはアメリカのジャズマンた
ちも好んで演奏するようになるわけで
すが、実は背景には結構ヨーロッパ的
なものアメリカ的なものが入り混じ
っていたりするわけです。

 

最後に、ソニー・クラーク(ピアノ)
セクステットの演奏を聴いてみまし
ょうか。コルトレーン(テナー)、ド
ナルド・バード(トランペット)、カ
ーティス・フラー(トロンボーン)、
ポール・チェンバーズ(ベース)、ア
ート・テイラー(ドラム)という錚々
たるメンバーです。▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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宇宙の片隅からの「あのフレーズ」?

の研究者がメッセージ
送ってき
たのは、一日の仕事が
終わりに近づい
た頃だった。

 

ちょっと面白いことが起きてるんだが、
私の部屋に来ないか?

 

同僚はわれわれのいる太陽系の外にあ
る惑星の研究をしている。そんな惑星
の存在は古くから予測されていたが、
実際にその存在が確認されたのは、わ
りと最近の話だ。

 

そして、メッセージを送ってきた同僚
は最近、ある一つの惑星を集中的に研
究していると言っていた。サイズ的に
われわれの棲むこの星とほぼ同程度の
大きさで、何らかの高度に知的な生物
がいる可能性があるのだそうだ。

 

どうした。面白いことって何だい?

 

俺は彼の部屋に入ると尋ねた。

 

私が太陽系外惑星の一つを最近集中的
に調べてることは知ってるだろう?

 

もちろん。と俺は答えた。

 

実はその惑星で、こんな音声信号が何
度も繰り返して発せられているのが観
測されたんだ。

 

同僚は自分の端末を操作して、ある音
声データを再生した。とても短い音型
繰り返されている。何度も何度も。

 

これは……何かの音楽の断片のように
聞こえるが? 俺は言った。

 

そう、私にもそう聞こえる。……それ
からこれも見てくれ。

 

同僚はそう言うと、今度は端末のディ
スプレイ上に、一つの画像を表示した。
平行に引かれた5本の直線の上に楕円
のドットがならび、そのドットをい
くつかのが結んでいる。

 

同じ例の惑星の方から、この音声デー
タとともに見つかった画像だ。なんら
かの法則に則って、この音声データを
記号化したものではないかと思うのだ
が。きみにちょっとこの画像データの
解析というか解読をやってもらえない
だろうか?

 

ふむ。この画像が音声データの記号化
だとしたら、そんなに難しくないだろ
う。俺は言った。

 

思うんだが、これはこの惑星に棲む生
物からの惑星外へのコンタクトの試み
かもしれない。ぜひ頼むよ。同僚は強
い口調で言った。

 

太陽系外の生物からのコンタクト。も
しそれが本当なら、重大な発見だ。今
日も残業か……ま、しかたない。俺は
立ち上がった……

 

……ところで隣の同僚に起こされた。

 

おいおい、デスクでYouTubeを見なが
昼寝とはいいご身分だな。部長に気
付かれないうちに仕事に戻れよ。同僚
は言った。

 

その仕事を進めようにも、別の部署か
らのデータが届かないんで、仕方なく
ヒマを潰してたんだよ。俺は言い訳し
た。

 

それにしても、このアダム・ニーリー
とかいうベーシストなんだが……俺は
続けた。

 

ああ、知ってる、ユーチューバーとし
て結構有名な男だよな。ジャズ好き
同僚は言った。

 

そいつが、自分のチャンネルで、ジョ
ークにもなるほど有名な例のジャズの
リック(注:お決まりのフレーズ)を
5時間ぶっ続けに、繰り返し繰り返し
弾いてライブ配信したんだよ。暇にあ
かせてそれ見てたんだが、こりゃ確実
に寝るぜ……▼▼▼

 

同僚は、こんなバカな奴の相手はした
くないとでもいうように、肩をすくめ
ると、無言で自分の仕事に戻った。

 

……俺の仕事のデータはまだ来ない。
今日も残業か……

 

(今日のお話はフィクションで、実在
する太陽系外惑星とは何の関係もあり
ません。……たぶん)

 

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

名曲すぎて嫌んなっちゃう?

ックギター関連の総合Web
サイトで
Ultimate-Guitar.com 
というアメリカの
(?)やつが
ありまして…。

 

アメリカって書きましたが、もともと
はロシアで立ち上がったとかサイトに
は書いてありましたけど。ま、ありが
たいことに(?)、ロシア語ではなく
英語のサイトです。

 

で、そのサイトが最近、サイトの読者
コミュニティで「必要以上にプレイさ
れているロックとメタルの曲オールタ
イムトップ25」というアンケート
果を発表したんです。

 

人気があって名曲かもしれないけと、
あまりに演奏されすぎていてちょっと
どうよっていう曲たちってことですね。
で、その結果をご紹介しようと思いま
して…。25位まで紹介すると長くなる
ので、ここではトップ10を見てみまし
ょう。まず、10位から2位です。

 

10位 ドント・ストップ・ビリーヴィ
ン (ジャーニー)
9位 天国への階段
(レッド・ツェッペリン)
8位 バック・イン・ブラック
(AC/DC)
7位 ワンダーウォール
(オアシス)
6位 ウィ・ウィル・ロック・ユー
(クイーン)
5位 リヴィン・オン・ア・プレイヤ
ー (ボン・ジョヴィ)
4位 スウィート・ホーム・アラバマ
(レーナード・スキナード)
3位 エンター・サンドマン
(メタリカ)
2位 スメルズ・ライク・ティーン・
スピリット (ニルヴァーナ)

 

…というランキングでした。

 

アメリカというか英語圏の読者のラン
キングですから、日本人的な感覚から

いうとちょっと違うと思う曲もあるか
もしれませんけどね。「スウィート・
ホーム・アラバマ」なんてのは、やは
アメリカだからなんてこともありそ
うです。

 

でも、ま、全体的に気持ちは分かる
思いません?

 

で、さて、お待ちかねの(?)第1位
ですが、ジャーン、

 

スウィート・チャイルド・オブ・マイ
ン (ガンズ・アンド・ローゼズ)

 

…で、ございました。なるほどねー。

いかがでしょうか。ま、色々とご意見
もあるとは思いますが。

 

あと、日本人的感覚でいうと、これは
絶対入ってくるだろうと思える、「ス
モーク・オン・ザ・ウォーター」は11
で、惜しくも(?)トップ10を逃し
ています。それからヴァン・ヘイレン
の「ジャンプ」は23位なんですなー。

 

トップ25全てを知りたい方はこちら
のサイトをご覧くださいませ。(すみ
ません英語です)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コミュニケーション・ブレイクダウン?

ーと、レッド・ツェッペリ
ンの話ではありません。以前、
セッションしてた時のことです
が。ま、セッションはいつもの
ことで、それ自体珍しいことで
はありません(何をえらそうに
……笑)

 

やった曲は『ウォーターメロン・マン』
これもまあセッションの定番曲なんで、
とくに珍しくもないことなのですが。
ちょっと違うのは、私がベースを弾い
たんですよ。

 

この日は、ベースが本職(?)の人が
いなくて、みんなで交代でベースを担
してたんですね。で、その『ウォー
ターメロン・マン』の時は私がベース
を弾くことになったんです。

 

ベースが本職でない私ではありますが、
やれる範囲でソリストにからんでちょ
っかい出したりしてまして。オブリガ
ードとかフィルインとか弾いたりして
んですけどね。

 

で、まあソロもひととおり終わって、
後テーマまでたどり着いたわけです。

 

私の失敗(?)はですね、ここで、あ
ーやれやれあとは無難に終わらせれば
いいか、って考えてしまったことでし
て。『ウォーターメロン・マン』で良
く弾かれるベースのパターンてのがあ
りまして、それを弾いてたんですが。

そしたらですね、その時ギターで後テ
ーマ弾いていたのが芝さんて人でして。
彼の弾いているテーマにお前(つまり
私です)も絡んでこい、というような
仕掛けをしてきたんですよ。

 

私、何か彼がコミュニケーションしよ
うと仕掛けてきてるのに全く気がつか
ないわけじゃなかったんですが、気が
つくタイミングがちょっとだけ遅かっ
んですね。

 

まあ早い話対応出来なかった訳です。

 

そのまま気がついているようないない
ような、中途半端な態度で終わらせち
ゃったんですが……。終わった後で芝
さんから「反応してくれなかったなー」
といわれて、ま、テヘペロでございま
した。

 

せめて、「あ、ごめん絡んでほしいの
はわかるけど、対応できない」とか、
「ふ、悪いな。その誘いにはのれない
ぜ」とかを表情で伝えられれば良かっ
たんですけどね。

 

鏡の前で練習しよう。え?努力の方向
性が違う?

 

ま、そんなこともあるってことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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高校の時作曲した話(でも続かなかった話)

さんは、作曲、つまり自分
で曲を創作したりされますか?

 

私は、しないんですけどね、基本的に
は。まあ、アドリブなんてのは、その
場で作曲してるようなもんだといえな
くもないですが、それを別にすれば

 

じゃ、全くしたことないのか?という
と、したことはあります高校生のこ
ろですからかれこれ40年以上前のこと
ですが。当時、高校の軽音に所属して
まして、文化祭だかで友達とギターと
ボーカルのデュオで出ることになった
ことがありまして。そこでやる曲とか
をね。

 

普段は、軽音でも洋楽コピーバンド系
で活動することがメインだったんです
けどね。シカゴとかやってましたが。

 

なんですが、なぜかそっちとは別に
級生の男(笑)とアコギとヴォーカル
のデュオをやることになったんですよ。
で、サイモン&ガーファンクルのバー
ジョンの『バイ・バイ・ラブ』(オリ
ジナルのエヴァリー・ブラザーズじゃ
なくて)をやることにして、でももう
1曲はどうしようということになり…

 

なんかオリジナルをやりたいというこ
とになって、結局私が作るはめになっ
てしまいました。なんですが、別に
つも作ってる訳じゃないので、どう作
り始めたらいいか、思いあぐねていた
のですね。あと、作詞どうしよう、と
いう問題もありました。

そんなとき、たまたまシカゴ『シカ
ゴ III』というアルバムの中にですね、
“Happy ’Cause I’m Going Home”
という曲があるのを思い出しまして。

 

このアルバム、初期のシカゴのものと
しては地味めな方でこの曲も “Travel
Suite” という組曲の中の曲(ラスト
の曲)なので、御存じない方が多いと
思いますが、こんな曲です▼▼▼

 

これだー、と思いまして。基本的にラ
テン風味のリズムにアコギボーカル
はスキャットのみ。これをパク…じゃ
ないマネしようと決めたんですね。

 

で、

 

できたのが“Happy ’Cause I’m Leav-
ing Home”という曲(爆)でして。ア
コギにスキャット、たしか一緒にやっ
た男がフルート吹けるというので、フ
ルートソロをやらせた気もしますが、
結局うまくできなくて本番ではギター
で弾いたんだったか、そこらへん、
う記憶はあいまいですが…。

 

で、できた曲の評判はそんなに悪くな
かった(といっても仲間うちの話です
けど)と記憶してますが、じゃあ、そ
れで調子にのって作曲にのめり込んだ
かというとそんなこともなく…(あと
2曲くらいは作ったかな?)

 

結局、私の場合何かを「茶化す」とか
「パロってみる」とかそんな気になら
ないとエンジンがかからなかったみた
いで。でも、それを(普通の高校生が)
音楽でやるのって、大変なんですよね…。

 

この前、曲の譜面がどこかに残ってな
いか探したんですけど、見つからなか
ったなあ。録音も残ってないですし…。
80%くらいは記憶してるとは思うんで
すが…。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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パンクなピーナッツ?

さんは、ジャズというジャ
ンルの音
楽にどんなイメージを
持たれてますか?

 

おしゃれ?すましてる?カッコつけて
る?難しい?アドリブとかよくわから
ない?……ま、色々なイメージがある
かと思いますが、「とんがってて、先
行ってる」なんて思う人は現在は
りいないでしょうかね?

 

でもね。前に「ヒップ」という言葉の
ことを取り上げたときにも書きました
が、ジャズが「カッコよくて、時代
先端をいく」音楽だったこともある
けです。

 

そんな時代のジャズの演奏の例が何か
ないか考えてみたのですが、そこで思
いついたのが1942年にビバップのト
ランペッターとして有名なディジー・
ガレスピーとドラマーのケニー・クラ
ークが書いた『ソルト・ピーナッツ』
という曲なんですが。

 

いちおうAABA32小節の形式はとって
ます。おそらく、これも以前にご紹介
ことのある『アイ・ガット・リズム』
のコード進行を踏襲したいわゆる「リ
ズム・チェンジ」の曲に入れられるの
ではと思いますが(かなりゆるーく
すけど)それはともかく…… ▼▼▼

いかがですか?これはライブの音源
聴衆の反応なども伝わってくるという
のもありますが、すごくカッコよくな
いですか?ガレスピー本人が叫ぶ「ソ
ルト・ピーナッツ!」という歌(?)
も含めて、なんかパンクな感じもあり
……

 

ジャズがヒップでカッコよくて熱い時
一端が感じられるかな、と。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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譜面の書き方が○○○に影響する?

回は、まず写真というか
を見て
いただきたいんですが…

お分かりのように、上段には16分音符
や休符がいっぱいのせせこましい譜面
がありますね。それに対して下段には
8分音符や休符がほとんどの見た目ス
カスカした感じの譜面があります。


どっちが取っつきやすくて、弾いてみ

ようという気になりますか?


大半の方は下段の方だといわれると思

うんですが…


実はこの2つの譜面は、実際に演奏す

ると、全く同じになるんですね。BPM
(テンポ)の指定が下段は上段の倍
なっているのがお分かりになりますで
しょうか?


これ、チッ○・コ○アという人の『ス

○イン』というとても有名な曲の、ユ
ニゾンで弾くキメのフレーズなんです
けどね…。この曲、人気があるけど、
難しい曲ということで、好きだけど手
を出すのがためらわれるという声もよ
く聞きます。


ただ、最初に見る譜面上段のように

なっているか下段のようになっている
かでだいぶ気分が変わるんじゃないで
しょうかね。要は「やる気」が出るか
ってことなんですが。


私の場合
最初に見た譜面が下段(の

ように書かれていた)ので弾いてみよ
うという気が起きたんですけどね。
段だったら手を出さなかったかもしれ
ないなー、と思ったというお話でした。


まあ、だからといってこの曲が「易し

い」とはいえませんけどね…(笑)


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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演奏を盛り上げる雑音?の話

ル・エヴァンズ・トリオ
アルバム
『ワルツ・フォー・
デビー』という
超有名盤があり
ます。

 

なんでも日本だけでこれまでに50万枚
以上売れてゴールド・ディスク認定
受けているそうです。これまで世界中
で一番売れたジャズのアルバムは、マ
イルズの『カインド・オヴ・ブルー』
でしょうが、日本に限ればこっちの方
が売れているのかもしれません。

 

エヴァンズのピアノポール・モチア
ンのドラム、そしてベースは録音の10
日ほど後に自動車事故で亡くなってし
まうスコット・ラファロ。このトリオ
最後の瞬間を捕らえたライブ盤とい
ったドラマティックな背景もあり、色
々と語られることの多いアルバムです。

 

私もこのアルバムは好きで、よく聞く
のですが……。実はこのアルバムには
トリオ3人に加えてプラス1の重要な
レイヤーがいるんですね。それは、

 

ジャズ・クラブの中の雑音

 

なんです。

 

このアルバムはヴィレッジ・ヴァンガ
ードという有名なジャズ・クラブ(日
本で言うライブハウス)で録音された
ものなんですが、その店内のざわめき
とか食器の触れ合う音とかの音楽的に
雑音とされるような音が、はっきり
と聞こえるように録音されています。

リバーサイドプロデューサーオリ
ン・ニュースキープレコーディング
・エンジニアがどこまで意図的にやっ
たことかはよく知りません。背景の音
がよく聞こえるのは、ピアノ・トリ
という演奏フォーマットのせいもある
でしょう。

 

しかし、ともかくも私はこの雑音(と
いうか環境音)のおかげで、このアル
バム(と姉妹盤の『サンデー・アット
・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』
聴き手を逆にトリオの演奏により引
き込んでくれるように思います。

 

カフェの環境音は人を集中させる効果
があるとどこかで読みましたが、そん
なことと関係してるんでしょうかね?

 

別の考えを持つ人もいるようで、この
演奏を前にしてペチャクチャ喋ったり
飲み食いしたり信じられない、とか
ったりする意見も見ましたけどね。

 

皆さんはどう思われますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「ニューヨークの秋」はかなりひねくれている?

の歌はもちろん沢山あるの
ですが、
スタンダードとして一
番よく演奏され
るのは、やはり
『枯葉』でしょうかね。とはい
そればかりではないのでし
て…。

 

以前、『パリの4月』という曲とそれ
にまつわる作者のヴァーノン・デュー
という人のエピソードをご紹介しま
したが…

 

同じヴァーノン・デュークが作詞・作
した曲に『ニューヨークの秋』とい
う曲があります。原題は “Autumn in 
New York” なので、そのまんまです
ね。

 

この曲はデュークがブロードウェイの
ミュージカルのために書き下ろした曲
で、今でもスタンダードとして演奏さ
れたり歌われたりしてますが、『枯葉』
ほどよく演奏されるわけではありませ
ね。とくにセッションなどでは。

 

なぜかというと、名曲ではあるんです
が、結構難しい曲なんですね。

どんなところが難しいかというと、
コロコロ転調する
んですよ。

 

どれくらいコロコロ変わるかというと
この曲、構成はABA’Cという流れ
なんですが、最初のAの所はFメジャ
でスタートするんですけど、のと
ころでは一旦A♭メジャーに行った後
に、Cマイナー→Cメジャーという転
調をするんですね。

 

でもって、A’で一旦Fメジャーに戻っ
たと思ったら後半D♭メジャー(B♭
マイナー)に行き、最後パートで
メジャーに戻る、かと思ったら実はF
マイナーで終る、というひねくれ加減
(?)なんですよ。

 

なので、『枯葉』なんかに比べると、
正直ハードルの高い曲なんですね。

 

驚くのは、この曲、『枯葉』が書かれ
たより10年以上前の1934年に書かれ
ているんですね。ヴァーノン・デュー
クはかなり時代の先を行っていた、と
いう人もいます。

 

そんなわけで(どんなわけだ)『枯葉』
に飽きたら、『ニューヨークの秋』は
いかがでしょう?演奏するかどうかは
ともかく、名曲ですよ▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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パーカーの曲はそんなに難しくない…のもある

ャーリー・パーカーの書い
た曲とい
うと、『コンファメー
ション』だとか
『ドナ・リー』
だとか、難しい曲
というイメー
ジがありますね。


まあ、確かにこれらの曲は難しいです。

実はドナ・リーを書いたのはマイルズ
だというのが定説になりつつあるみた
いですが、ま、それはそれとして…


とはいえ、じゃあパーカーの書いた曲

の全てが超難しいのか、といえばそん
なこともないのでして。


例えば、そうですね、パーカーの書い

ブルーズの曲でも『ビリーズ・バウ
ンス』はかなり手強いですけど、それ
に比べれば『ナウズ・ザ・タイム』は
だいぶ易しいですよね▼▼▼
https://youtu.be/YuVWNv2kEkE


それから、『ヤードバード組曲』とい

う曲があります。組曲といっても普通
のAABAの構成の曲で、組曲でもなん
でもないんですが。これはストラビン
スキー『組曲 火の鳥』Firebird 
Suite をもじってYardbird Suite
いうタイトルをつけた(Yardbird は
パーカーのあだ名)からなんですが、
それはともかく▼▼▼
https://youtu.be/HmroWIcCNUI


どうですか?さすがにBメロで転調し

たりしていますけど、コンファメーシ
ョンあたりと比べると、格段にとっつ
きやすくないですか?この曲は「パー
カーの曲の中でも最もリリカルな曲」
と言われてたりします。


それからそれから、『マイ・リトル・

スェード・シューズ』という曲などは
いかがでしょう?▼▼▼
https://youtu.be/Cy6zbSgXd10


ラテンのリズムが気持ちいいですが、

これもパーカーの曲です。これなんか
転調もなくメジャー・スケール一発
でもソロがとれますね。普通のジャム
・セッションなんかでもやって楽しい
んじゃないでしょうか?


そんなわけで、チャーリー・パーカー

の曲でも、難しいものばかりではない
というお話でした。ま、パーカーみた
いにソロが弾けるか、といえばまた
の話ではありますが(笑)


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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マイルズもつらかった(らしい)

回もまた、動画をご紹介し
たいと思う
のですが…


こちら
なんですけどね▼▼▼

https://youtu.be/cvtjA7__EqY


どうもデヴィッド・サンボーンメイ

ン・ホストTV番組でのライブのよ
うなんですが。メインのゲストがなん
マイルズ・デイヴィスで、それにベ
ーシストのマーカス・ミラーが絡んで
インタビューする所からはじまってい
ます。1989年というから、マイルズ
が亡くなる2年ほど前の映像ですね。


アルト・サックス吹いてるのはケニー

・ギャレットですかね。ま、それはと
もかく…


で、マーカス・ミラー、「帝王」マイ

ルズを前に物おじせずに、なにやら
していますね。「だれかスゴいミュ
ージシャンと共演して、感動したこと
は?」とかなんとか。


そうするとマイルズは、「いや別にな

いな」とかまず言うんですけど(笑)
その後にチャーリー・パーカー演奏
した時は、パーカーがひと言も話をし
てくれなくてつらかった、みたいなこ
とを言ってるんですね。

マイルズキャリアビバップ時代か
らスタートさせて、その後ビバップを
抜け出して色んなスタイルで自分の音
楽を展開していくのは有名な話ですよ
ね。なので、その出発点の時のエピソ
ードなわけですが……。


考えてみれば、その時パーカーがマイ

ルズを無視しないでもっと優しく接し
ていたら、マイルズもそんなに積極的
に自分のスタイルを変えようと思わな
かったかもしれませんよね。ジャズの
歴史はちょっと違ったものになってい
たかも、なんて少し思いました。


まあ、マイルズの性格上そのままで

いるはずもないとは思いますが(笑)


インタビューの後の演奏(この2年ほ

ど前に亡くなったジャコ・パストリア
スに捧げた曲)も素敵ですので、お時
間のある時にどうぞ。


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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エラのミステーク(とリカバリー)

近はあまり行きませんが、
たまに
日帰りで新幹線で出張
したりする
時、音楽があるとな
いとでは、
移動時の退屈の度合
いが大分違います
よね。


で、そんな移動中にこんなモノを見つ
けたというお話です。

 

プロのミュージシャンだって間違える
ことはあるなんて話題は前にも書きま
したが…。今回登場するのは、あの超
大物女性ジャズシンガーエラ・フィ
ッツジェラルドです。

 

あのフランク・シナトラが、「今歌の
うまい女性歌手は誰ですかね?」と聞
かれて、

 

「それはつまり、エラ・フィッツジェ
ラルド以外にってことかい?」

 

…と言ったとか、そんな逸話のある人
ですが。

そのエラが、ソロ・ギターでも有名な
ジャズ・ギタリストジョー・パス
デュオでコンサートした時のライブ音
源(と映像)が残っているんですね。
1975年、ドイツのハノーファーでのも
のです。

 

で、その中で2人は『アヴァロン』
いう曲をやっているのです。こちらな
んですけどね▼▼▼

 

で、ご覧いただくと、まずジョー・パ
スがイントロを弾きだして、そこに
が指を鳴らしながら歌いだそうとし
ます。冒頭の部分 “I found my love
in 
Avalon” と来るわけですが…

 

なんと歌い出したとたんに、エラは、
“I’m sorry” と言って(というか歌っ
て)歌い出し直してるんですなー。し
かも、よく見ると(聴くと)エラはそ
の前にも1回歌い出しをやり直してま
す。

 

『アヴァロン』というのは有名なスタ
ンダード・ナンバーなので、エラがこ
の曲をよく知らないとか歌ったことが
なかった、というのは考えにくいんで
すよね。まあ、多分ジョー・パスとの
事前の合わせが不十分だったんじゃな
いかと思うんですが。

 

エラのような大歌手にも、こういう失
敗はあるというネタでございました。
とはいえ、ミスがあっても演奏を止め
ずに乗り切った2人はさすがで、そん
リカバリーの様子を見るのも一興
と思います(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「ヨコハマ」の想い出

にも、洋楽の曲についた面白い題について書きましたが…

 

今日もおかしなというか変わった(?)
邦題の洋楽についての話をしようかと
思いまして。50年以上前の曲ですが。

 

だいたい、レコードCD というもの
取って代わられる頃から、洋楽の面
白い邦題というのは姿を消したんです
よね。まあ、それは別にお話しすると
して……

 

60年代から70年代初頭にかけて人気
のあったアメリカのアイドル歌手に、
ボビー・シャーマンという人がいまし
た。結構な数のレコードを出している
人で、アイドル歌手としてはかなり成
功した部類に入ると思います。

 

そのボビー・シャーマンに『想い出の
ヨコハマ』という歌があるんですね。
1970年の曲ですが、これが日本で発
売されて、当時はラジオの深夜放送全
盛ですから、中学生だった私はそうや
ってラジオで流れているのを聞いて、
アメリカの人気アイドルが横浜の歌を
歌ってると思い、

 

「横浜すげー」

 

とか思っていたわけです。まあ、横浜
って歌の題材になりやすい街ではあり
ますけどね。「ブルーライトヨコハマ」
とか。

 

 

ところが、しばらくして、実はこの曲
“Oklahoma City Times” というのが
原題だと知ったんですね。つまり、正
しくは(?)『想い出のオクラホマ』
だったんです。

 

たぶん、日本のレコード会社の担当が、
「これどう聞いてもヨコハマとしか聞
こえない」と思って、そんな邦題をつ
けて売り出したんでしょう。確かにヨ
コハマといってるようにしか日本人の
耳には聞こえません。空耳アワーかよ
▼▼▼

 

あとから調べてみると、この曲、アメ
リカではシングルカットもされていな
ようです。商魂たくましいレコード
会社が日本のみのシングル発売にした
んですなー。

 

まあ、当時は高度成長期で、日本
界からモノマネばかりしやがって、と
かいわれながらたくましくやっていた
時代でしたからね。そんな時代だから
できたことなのかもしれません。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

これなんですか?(セッション編)

「ごめんください」

 

「いらっしゃいませ。どうされました
か?」

 

「いや、ちょっとジャムセッション
たいなあ、なんて思うんですが……」

 

「ジャムセッションね……。ジャンル
は何を?」

 

「えーと、ロックを少し……」

 

「ロックね……。なるほど。えー、こ
ちら、『クロスロード』『パリの散歩
道』『ロング・トレイン・ランニング』
などそろえてますが……。ま、どれに
なさっても同じようなものかと……」

 

「……えーと……。じゃあ『ロントレ』
をお願いします」

 

「はい『ロントレ』ですね……」

 

……これなんですか?

 

『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「あー、そうですか……」

 

「演奏されますか?」

 

「あ、いやいや、まさか……」

 

「ははは。じゃ、これだけですね?」

 

「……えと、あとファンクもやってみ
うかな、なんて思うんですよね」

 

「ファンクねえー。そうしますと『チ
キン』『スーパースティション』『カ
メレオン』などがありますが……。ま、
どれになさっても同じようなんですが
……」

 

「あ、なるほど……。……じゃ、『チキ
ン』で」

 

「はい、『チキン』……と」

 

「……これなんですか?」

 

『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「あー。あー、『スタンド・バイ・ミ
ー』ね」

 

「演奏されますか?」

 

「いやいやいやいや。あはは……」

 

「ははは。じゃ、これでいいですね?」

 

「えー、あとジャズも少々……」

 

「ジャズ、ジャズ……と。それではど
うでしょう?『酒とバラの日々』『オ
ール・オブ・ミー』『モーニン』など
など数多くありますが。ま、どれになさ
っても同じようなものですが……」

 

「あー、じゃ、『モーニン』で……」

 

「はい、『モーニン』……と。そうし
ますと、これとこれ……とこれですね。
ルチ・ジャンルにご興味お持ちでい
らっしゃるようですからね。グルーヴ
取り違えないようにね、注意してい
ただいて……。それでは以上でよろし
いですね?」

 

「これください」

 

「『スタンド・バイ・ミー』ですね」

 

「げほげほげほ……」

 

(*ネタなので、「どれも同じじゃな
い」とか怒らないでください)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

定番の○○トロ?(大トロではありません)

くの楽曲には、曲の最初、
メインの
テーマの前にアレが付
きますよね。

 

そう、イントロですね。曲の最後にい
わゆるアウトロ(エンディング)が付
くことも結構あります。

 

普段耳にするJ-POPの曲なんかは、も
ちろんアレンジャーが考えたイントロ
やアウトロが付いてますけど。セッシ
ョンでやるような曲は、その場で適当
に(?)決めて演奏することも多い
す。

 

イントロだと、テーマの最後の4小節
のコードを使うことが多かったりしま
す。「ケツ4つ」なんて、お上品な呼
ばれ方をよくしますが(笑)

 

でも、まあそんな自由な(?)ジャム
セッションでも、これはまず決まりと
いう定番化したイントロがあります。

 

例えば、『A列車で行こう』という曲。
デューク・エリントン楽団の名曲でセ
ッションの定番曲(作曲はビリー・ス
トレイホーン)ですか、これには有名
ピアノのイントロがありますね。

 

この曲には、有名なエンディング(ア
ウトロ)もあって、「Aトレイン・エ
ンディング」とか「エリントン・エン
ディング」なんて呼ばれたりもします
ね。▼▼▼

 

それから、All the Things You Are
というジェローム・カーンの名曲があ
ります。スタンダード中のスタンダー
というような曲ですが、これにも
番のイントロがあります。アウトロと
して繰り返されることも多いです。

 

このイントロは、オリジナルにあった
ものではなく、トランペッターのディ
ジー・ガレスピーが作ったと言われて
います。テーマの曲想と全然違います
よね…。▼▼▼

それからConfirmationというチャー
リー・パーカーの曲があります。この
前も書きましたけど、難しいことで有
名な曲です。この曲にもほぼ定番化さ
れたイントロがあって、例の「黒本」
にも載ってたりするようなんですが。

 

テーマに比べると単純に聞こえるんで
すが、アウフタクトやシンコペーショ
ンがあって、やってみると思ったより
は簡単ではないイントロです。▼▼▼

 

ただ、私このイントロをパーカー本人
が弾いて(吹いて)いる音源を聞いた
ことないんですけどね。誰が始めたん
でしょうね。どなたかご存じですか?

 

そういえば、以前ツイッター「ジャ
ズ研に所属する毒舌な後輩」という
ットがあってですね、それがよく「先
輩・・・ほんとはコンファメーション
のイントロよくわかってないですよね
?」と呟いてたんですね……。なかな
かグサッときますよ(笑)最近見ない
なあ。

 

て、ことで。

 

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