少し前に話題になった話で、
ギターメーカーのフェンダー社
が発表した資料にあったギター
初心者のドロップアウト率の調
査があります。
ギターメーカーのフェンダー社
が発表した資料にあったギター
初心者のドロップアウト率の調
査があります。
それによると、ギターを購入したギタ
ー初心者の約90%の人が1年以内に挫
折して諦めてしまっているんだそうで
す。
北米の数字だとは思いますが、まあ日
本でも似たような数字になるような気
はします。
で、
この数字を見た世の中とくにSNS界
隈の反応は「9割も止めてしまうんだ
!」「悲しい!」「ギターはもうおし
まいだ」とかそんなのが多くて、基本
的には悲観、諦観が渦巻いていた気が
します。「Fコードがいけないんや」
という意見もありましたが。
なんですが、フェンダーがこのデータ
を出したのは、別にギター小僧たちを
悲観的にしたい訳ではないんですね。
彼らの言いたかったのは、マーケティ
ング戦略として、まずギターを買って
もらうというところは上手くいってい
るので、止めてしまう90%のうちの
10%でも引き止めておければ、成長
できる!ということなんですね。
そのために、こんな施策を始めて展開
していくよ、ということを言いたかっ
たのでした。
というわけで、別にフェンダーは業界
を悲観してるわけでも、ユーザーを悲
観させようとしてこのデータを出した
わけではないようです(少なくとも表
向きはね)。でも、数字のインパクト
にみんな驚いてしまったんですねえ。
まあ、フェンダーのその施策が成長を
生み出すのか、それはまた別の話で、
結果を見てみないとわかりませんけど
ね。さて、どうなるか?(追記:コロ
ナのせいで楽器需要は当面結構高いみ
たいですよね。問題はコロナ後かもし
れません)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)