続々・TAB譜○○法騒動秘話

(続きなんで今回もフィクションです)
方ない。例のことをこの男
に言わな
ければならない。俺は
腹をくくった。

 

「申し訳ない。実はお伝えしていなか
ったのですが、あのソースコードは不
完全なものなんです」

 

「不完全?」

 

「ええ、あれをそのままコンパイルし
ても、出来たプログラムは一見問題な
く動きますが、アウトプットが不完全
なんです」

 

「というと?」

 

アウトプットされるTAB譜は最初の
4小節をのぞいてでたらめなものにな
んです。なので、あれが流出しても
あわてることはありません」

 

「……なるほど、そういうことでした
か。で、あなたはそれを私に黙ってい
たと」男は立ち上がった。

 

「すみません。私も保険をかけておき
たかったもので」

 

「……」

 

男は何も言わず、部屋の玄関に向かっ
ていき、ドアを開けた。……すると

 

怒って出て行くのかと思いきや、男は
別の男を招き入れた。大柄の眼光のす
るどい男だった。とてもカタギの人間
には見えない。

 

「なるほどねえ、やけにあっさりソー
スコードを渡されたんで、おかしい
思ったんですよ。そうしたら、アウト
プットのTAB譜が変だと気がついた
でね……」新しく入ってきた男は言っ
た。

 

「あ、あなたは誰です?」

 

「これは失礼。名前は、タキザワとい
うことにしておきましょうか。ま、本
名ではないですが」その男は言ってそ
ばの椅子に腰をかけた。

 

「この方は、私の昔からの仕事仲間
んですよ」例の男は言った。「今回の
TAB譜の規制の話やら政府やら与党や
らからの情報もすべてこの方の力で得
られたものです」

 

「われわれ2人は、いつも緊密な連携
でやらせてもらっていましてね」タキ
ザワと名乗る男はそう言ってにやりと
笑った。

 

スタジオノアと吉そばのようにね」
最初の男もそう言って笑った。

 

「さて、鳥越さん。ビジネス・パート
ナーに対する仕打ちとしては、そのよ
うなやり方は感心できませんなあ。
頼関係を大きく損ねるやり方だ。正常
に動くソースコードをいただかないと
いけませんが、われわれとしてもあま
り回りくどい交渉してる時間がない
のでね」

俺は立ち上がり、逃げ出そうかと考え
た。が、いつの間にか最初の男が玄関
の前に立ちふさがっているのが見えた。

 

そうか、もともとこいつらは政府の認
可など眼中にないのだ。裏社会の資金
として俺のプログラムを利用したい
だけなのではないか。

 

「申し訳ないが、ちょっと荒っぽい聞
き方をさせたいただくことになります。
ま、あなたが信頼を裏切った結果です
から。自己責任ってやつですかな。い
や、ちょっと違うか」タキザワはそう
言って笑って立ち上がった。

 

目はもちろん笑っていない……

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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続・TAB譜○○法騒動秘話

(引き続き今回もフィクションです)
「もしもし?」俺はスマホ
を手に取っ
た。

 

鳥越さんですか?緊急にお話しした
い件がありまして。すみませんが今か
らちょっとうかがっていいですか?」

 

電話をかけてきたのは、最近俺のビジ
ネスパートナーになった男だった。俺
個人的に開発しているTAB譜の自動
生成プログラムに目をつけてアプロー
チしてきた男だ。ここひと月ほど話し
合いを重ねている。

 

音源を与えてやれば簡単に何パターン
もの指板上の動きに対応したTAB譜を
生成する俺のプログラムのスピードと
信頼性を高く評価してくれている。

 

今回のTAB譜についての法規制の裏側
に精通しているらしく、代議士のコネ
クションを使って、政府公認のTAB譜
作成免許取得第1号となるべく動いて
いるという。どんなすごいコネなのか、
男に尋ねたが、その代議士の正体はあ
かしてもらえていない。ともかく、そ
の男とそのコネクション先とは「スタ
ジオノアと吉そばのように」緊密なの
だそうだ。

 

そんなところに俺のプログラムが目に
とまった、ということのようだ。大量
のTAB譜を短時間で作成して、市場を
独占したいというわけだ。

まだ試作段階で公表もしていないのに、
どこで知ったのか。聞いたがそれも教
えてはくれない。だがテレビでの議員
の言い草じゃないが、ブラックな職場
で夜遅くまでプログラムを書かされて
いる俺にとっては、大きなチャンス
のだ。

 

ドアフォンが鳴った。おれはドアを開
けた。その男だった。

 

「夜遅くにすみません。申し訳ないこ
とが起こりました。例のプログラムの
ソースコードが盗まれたようなのです」
男は入ってくるなり言った。

 

「なんですって?」

 

「われわれと競合関係にある会社の話
はしましたよね?どうも、その会社の
スパイがわが社にいたらしい。昨日か
ら連絡がとれません。そして、どうも
ソースコードのファイルのコピーを持
ち出しているようなのです」

 

「しかしあのファイルは暗号化されて
いて、解読するための鍵は別に保管
れていたはずです。そちらはどうなん
ですか?」

 

「そちらには今のところ手はつけられ
ていません。しかし、やつらが自前で
暗号を解読してしまわないとも限らな
い。あちらの技術力もバカにできませ
ん。動きを早めなくてはいけない」

 

「動きを早める?」

 

「政府への働きかけを急いで、われわ
れへの公認を可能な限り早く勝ち取る
んです。急いで、プログラムのデモと
プレゼンテーションを準備しましょう」

 

思いもかけない急展開に俺は言葉を失
っていた…
さらに続きます ( ̄▽ ̄)

 

 

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TAB譜○○法騒動秘話?

(今回のお話はフィクションです)
「こんにちは、青井明です。
今日の朝
までセッションのテー
マは、まさに今
国会で議論され
ている、主にギターを
対象とし
TAB譜規制法案についてで
す。
今日は、この法案に賛成、反対
双方の陣営を代表する皆さん
にお越し
いただきました」

 

深夜帰宅した俺はテレビをつけて、
事討論番組にチャンネルを合わせた。
こんなテーマを取り上げるくらいなん
だから、日本は平和なんだろうともい
えるが、自分に関わる問題ともなると
注目しないわけにはいかない。

 

「まずは、この法案の趣旨を、法案の
作成ワーキンググループのメンバーで
ある、与党音楽部会ギター・ベース班
田山衆議院議員にお話しいただきた
いのですが」

 

「そうですね、この法案の眼目は3つ
あります。1つ目はギタリストのいわ
ゆる通常の五線譜についての読譜能力
ここ20年での最低になったという直
近の調査がありまして、多分にTAB譜
への過剰依存が原因と指摘されている
ことがあります。2つ目としてはTAB
譜を溺愛するあまり、近年音楽学校
TAB譜の提供を教師に強要し、暴力沙
にまで発展するという問題が多数報
告されていることです」

 

「そんな大げさな。たまたま1、2回
バカな学生が騒いだだけでしょう」
対派の1人が口をはさんだ。

 

「そして、3つ目は」その議員はかま
わず続けた。

 

「3つ目は、ギター関連の教則本の制
作・編集関係の仕事に従事されている
皆さんが、全ての楽譜にTAB譜をつけ
ることを要求されるがゆえに長時間の
労働や深夜残業を強いられているとい
う問題です。すでに数字が縦に並んで
いるのを見ると体調に変調をきたす
どの症例が報告されています。」議員
は立て板に水のように話を進める。

「人の心を豊かにするはずのアーティ
スティックな内容の書籍を作るという
業務が、下手をするとブラック化しか
ねないという問題は看過できない、と
いうことで、この法案の作成に至りま
した。このままTAB譜を野放しにする
のはリスクが大きい。何らかの規制が
早急に必要です」

 

そうはいってもTAB譜のないギター教
則本なんて売れるはずもない。俺は思
いながら画面を見つめていた。そこに
俺の作った「あれ」の出番があるわけ
なのだが。

 

反対派の発言する番になり、すぐさま
反論を始めたが、発言に今一つ説得力
がない。こいつらの問題は、感情的に
なりすぎることだな、と俺は思った。
まあ、無理もないが……。

 

その時、おれのスマホが鳴った。

 

 

続きます。( ̄▽ ̄)

 

 

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あのギタリストも弾けなかった例のアレ

ミリー・レムラーというギ
タリスト
がいまして。というか、
いたのですが、
残念ながら1990
年にわずか32歳で亡
くなってし
まいました。生きていれば
私と
ほぼ同年齢の人です。

 

エミリーというくらいで女性でして、
ジャズのギタリストとして80年代に活
躍した人です。1985年にはダウンビー
というジャズの専門誌の投票で1位
を獲ったりもしています。

 

で、

 

そのエミリー・レムラーが23歳のとき、
つまり当時のジャズシーンに登場して
注目され始めた頃のインタビューがあ
るというので、この前それを眺めてい
たのですが、そこにこんな彼女の発言
があったのですね:

 

私、いまだにあの1フレットをバレ
ーして押さえるFのコードを弾けない
のよ。少なくともきれいにはね。

 

言っておくとレムラーという人は、あ
バークリーを卒業してまして、ちゃ
んと音楽の教育を受けた人です。そん
な人でもあのFのコードは苦手だった
りしたんですねー。

というか、そんなFのコード押さえら
れなくてもプロとしてもちゃんとやっ
ていけるということですね。なので、
Fで挫折しそうな皆さん、大丈夫です
からね。

 

そんなレムラーさんがどんな演奏をし
たかをご覧(お聴き)ください。曲の
キーはFです(笑)▼▼▼

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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ジャズギタリスト金太郎

々、「あしがら」というら
しくない
名前のジャズバーに住
み込みで働いて
いた母親ととも
金太郎という男の子
が暮らし
ておりました。

 

生まれたときからそんな所で暮らして
いたせいで、毎日浴びるようにジャズ
を聴いていた金太郎は、ぐずって泣く
時もアフタービートを効かせていたと
いいます。

 

金太郎が歩けるようになると、母親は
金太郎にハコモノのギターを与えまし
た。まだ子供でただでさえ小さいのに
なぜか18インチボディー幅にロングス
ケールのネックという巨大なギターで、
最初のうちは演奏が大変でしたが、母
親は星飛雄馬の「大リーグボール養成
ギブス」の感覚で与えたのでした。

 

金太郎の遊び友だちは、ライブで演奏
にくるジャズマンたちでした。そんな
環境ですくすくと育った金太郎は、そ
のうち、この大きなギターを弾きこな
せるようになっていきました。とある
コンテンポラリーなジャズギタリスト
と仲よくなった金太郎は、ほどなくし
指をストレッチして変態じみたボイ
シングのコードを弾くまでになりまし
た。

 

母親が、開店前に金太郎を店で遊ばせ
ておくと、そんな変態じみたポジショ
ンで弾いた不協和音で、店の氷のブロ
ックが一瞬にしてクラッシュアイス
なったそうです。親孝行ですね。

 

そんなある年の秋、友だちのジャズマ
ン達から武者修行外のジャムセッシ
ョンに行こうと誘われました。金太郎
は喜んで参加しましたが、ジャズマン
たちの移動用のバンガス欠で、貧乏
なジャズマン達はガソリンが買えませ
んでした。そこで金太郎は店の売上を
ちょろまかしてガソリン代をカンパ
てあげました。良い子はそんなことを
してはいけませんよ。

 

金太郎達は隣の町のジャズ専門のセッ
ション・バーに行きました。そこでは
ストレート・アヘッドなジャズから
ードからフュージョンからアシッド
で様々なジャズが演奏されていました。
金太郎達は夢中でセッションしていま
したが、突然、とても大きな図体のヒ
ゲもじゃの男が入ってきて、無表情な
顔でギターを弾き出しました。

 

熊さんだ……」店内がざわめきまし
た。

 

「熊さん」と呼ばれたその男は、見た
目とはうらはらに、極端にピッキング
のアタックの少ない繊細なフレーズ
弾きましたが、なにやら近寄りがたい
雰囲気でした。熊さんの繰り出す音は
とてもコンテンポラリーで、調性があ
るか無くなるかのすれすれアウトフ
レーズのオンパレードでした。正直ま
わりのジャズマン達も引いてしまって
いましたが、金太郎だけは怖がること
なく熊さんに向かっていきました。

金太郎も得意の変態コードで対抗しま
したが、熊さんも聞いたこともないよ
うなスケールを数々繰り出して勝負が
つきません。ホールトーンスケール
コンディミは序の口で、シンメトリッ
クオーギュメントやら、ハーモニック
マイナーでの4度のインターバリック
ストラクチャーのアルペジオとか、た
とえ説明されても理解不能なスケール
をがんがん繰り出してきました。

 

スケールでは勝てないと思った金太郎
は、7音5音のフレーズが複雑なパタ
ーンで繰り返されるポリリズミックな
フレーズを引き続けました。すると熊
さんの額から大粒の汗がしたたり落ち
ました。金太郎がさらに11音と13音の
フレーズも交えて数十コーラスもの間、
ポリリズミックなフレーズを弾き続け
ると、とうとう熊さんは降参しました。

 

「参りました。どうか私をあなたの家
来にしてください

 

「いやいや、みんなで仲良くやりまし
ょう。さあ、みんな、ジャムセッショ
ンしよう!

 

金太郎は連れのジャズマン達や店の客
の方を見ましたが、ついてこれなくな
ったジャズマンや客達はとっくに帰っ
てしまっていましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ファンクギタリスト浦島太郎

々、ある夏の日に浦島太郎
が海辺で
遠くを見つめてビーチ
ボーイズの「サ
ーファー・ガー
ル」かなんかを聞いて
気取って
いると、子供たちが、わいわ

と騒いでいる声が聞こえてきま
した。

 

せっかく西海岸な気分でいたのにとか
思いながら、浦島太郎が近づいていく
と、子供たちは、海岸に打ち上げられ
ギブソン・エクスプローラーをいじ
めているところでした。

 

「なんだ、この変なかっこのギター。
立てかけておけないじゃん」

 

「そうとう歪んだ性格してそうだな」

 

まともな人間の弾くもんじゃない
だろ」

 

……とさんざんないわれようです。

 

「火つけて燃やしてしまおうか

 

それを聞いてエクスプローラーが不憫
になった浦島太郎は、子供たちの中に
割って入り……

 

「こらこら、そんなひどいことをする
んじゃない。浦島太郎オリジナルのギ
ターピックをあげるから逃がしてやっ
ておくれ」といって、子供たちの手か
らエクスプローラーを逃がしてやりま
した。

 

「お前もこんな変形モデルにされて大
変だとは思うが、気をつけるんだよ」

 

「浦島さん、ありがとうございます。
お礼に竜宮城にお連れしましょう」

 

「竜宮城?」

 

「毎晩、毎晩、連夜のジャムセッショ
ン三昧のできるそれは楽しい所です。
きれいなおねいさんもいますよ」

 

そういわれて、そういう所が嫌いじゃ
ない浦島太郎は

 

「ふ、ふうん、ま、ちょうど退屈して
たから付き合ってやってもいいかな」

 

……などとカッコつけましたが、内心
くわくして、エクスプローラーの背
中に乗って出発しました。

エクスプローラーは、浦島太郎を乗せ
て海の中に入り、そのまま海底に向か
いましたが、やがて海中にある雑居ビ
に連れて行きました。階段を3階
で昇って着いた先の店のドアには「セ
ッションバー竜宮城」と書かれていま
した。店に入ると、そこでは、ファン
クのジャムセッションの真っ最中。

 

ステージでは、エビやらヤドカリやら
のバンドが演奏しておりフロアでは
やヒラメが舞い踊っていました。

 

そして、カウンターの向こうでは1人
の女性がドリンクを作っていました。
「どーも、こんばんは。乙姫といいま
すー。うちのエクスプローラーがお世
話になったそうで、今日は、この子を
好きなだけ弾き倒していってください
ね」いつのまにか、浦島の手にはエク
スプローラーがにぎられていました。

 

乙姫に促されるままにステージに上が
った浦島は、エクスプローラーでファ
ンク?とは思いましたが、もともと嫌
いじゃない性格なので、ハウスバンド
ファンクのリズムに身を任せてギタ
ーを弾き始めました。

 

あるときはナイル・ロジャーズ
あるときはアル・マッケイ
はたまたレイ・パーカーJr.
ときにはブルーイ
……といったカッティングを繰り出し
たり

 

かと思えば、
デヴィッド・T・ウォーカーのような
エロいソロを弾いたかと思うと、

 

次には、コーネル・デュプリーのよう
ブルージーなフレーズを繰り出し、

 

また次の瞬間には、
カーティス・メイフィールド風にワウ
を効かせたギター弾きながらファル
セットで歌ったり、

 

やりたい放題の演奏を繰り広げたので
した。浦島太郎は次第にトランス状態
になって行きました。

 

「きもちい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

……

 

気がつくと、浦島太郎は海辺に倒れて
いました。すでに朝になっており、太
陽が次第に海辺全体を照らし、海辺の
砂が熱くなりだしていました。

 

「あー、頭いて……。そうか、一晩中
セッションしてたんだっけ……」

 

浦島太郎が起き上がって、ふと気がつ
くとそばに何か箱のようなものがあり
その中に手紙があるのでした。封筒に
「乙姫」とあり、中をみると、便せ
んに「お疲れさまでした。ノリノリ
したねー。300日連続であんなにギタ
ーを弾いた人は初めてです。あとで
会計お願いしますね」と書いてありま
した。

 

一晩と思えましたが、浦島太郎は300
晩連続でセッションしていたのでした。

 

封筒の中には請求伝票が同封されてい
ました。

 

「う……」

 

その伝票を見た浦島太郎の髪は一瞬で
真っ白くなってしまったということで
す。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ハードロッカー桃太郎

々、おじいさんが山でトラ
ペットの、おばあさんが川でサッ
クスの練習をブルージャイアント
よろしくしていると、川上から
きな桃がどんぶらこっこ、どんぶ
らこっこというシャッフル系のノ
リで流れてきました。

 

「ちょっ、クールじゃん」とおばあさ
んがその桃を引き上げ、家に持ち帰っ
て2人で割ってみると、中からギブソ
ンのフライングVを抱えた長髪で腕に
タトゥーをした男の子が生まれてきま
した。

 

「桃からうまれたのでピーチボーイ
名付けましょう」という安易なネーミ
ングに反発しつつも、男の子はすくす
くそだち、立派なロックギター小僧
成長しました。

 

毎日毎日ギターでリフやらランフレー
やらを大音量で弾くので近所の人や
らクマやらイノシシやらは迷惑そうに
していましたが、おかまいなしに弾い
ていると、上達は著しく、まもなく村
の若い衆ではかなう相手がいなくなり
ました。

 

ある日ピーチボーイはおじいさんとお
ばあさんに言いました。

 

「おじいさん、おばあさん。僕は鬼ケ
にいってギター合戦して鬼退治をし
てきます」といいました。「鬼ケ島」
というのは隣の町にあるジャムセッシ
ョンを夜な夜なやっているライブハウ
の名前でした。

 

おばあさんにきびだんご型のギターピ
ックをもらい、おじいさんから改造し
強力ディストーションエフェクター
をもらったピーチボーイは愛機のフラ
イングVを手に町へと出かけて行きま
した。

 

町に向かっているとがやってきて、
「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」と
いいました。

 

「んー、じゃ、お前サイドギターね」

 

犬をサイドギターにしたピーチボーイ
は次にに出会いました

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「んー、やってもいいけど、ギターば
かりいても困るからおまえベースな」

 

猿をベースとして加入させたピーチボ
ーイは次にに出会いました。

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「もうあとはドラマーの空きしかない
けど、それでもよければ」

 

犬と猿と雉が加わってピーチボーイズ
と名乗ることにした一行が、目的地の
「鬼ケ島」に着くと、そこでは鬼達が
大音量ロックジャムセッションの真っ
最中。ピーチボーイは鬼達に言いまし
た。

 

ロックンロールオールナイトいきま
ーす!ワンツースリーフォー!」いき
なりフルテンのボリュームで弾き始め
ました。

 

犬のパワーコード鬼達のパンツを引
き裂きました。

 

猿の重低音ベース鬼達の鼓膜をぶち
抜きました。

 

雉のドラミング鬼達の角を破壊しま
した。

 

そんな阿鼻叫喚の中、ピーチボーイ
ありったけのテクニック高速フレー
ズを繰り出してギターを弾きまくり
した。

 

「ひえええ、降参です降参です。勘弁
してください」

 

ピーチボーイズは鬼達から金銀財宝
取り上げようとしました。

 

が、

 

「すみません楽器代とハコ代とノルマ
で消えてしまいました」といわれてし
まい、あげくのはてにライブハウスの
マスターからチャージを巻き上げられ
一文無しで帰りましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

ギタリストの「変身」(その3)

(フィクションですってば)
睡とはほど遠かったが、ア
キラが次
に気がつくと朝だった。
自分がエフェ
クターになってか
ら丸1日が過ぎたわ
けだった。

 

「兄さん、起きた?」前日に起きたこ
とをアキラが反芻していると、が入
ってきた。「いい知らせよ。専門家
呼んだの」

 

「専門家?」

 

「そう、エフェクターのことはエフェ
クターの専門家に聞くのが一番でしょ」

 

「エフェクターの専門家って誰?」

 

「もうすぐ来るわ。見つけるのに苦労
したけど、持つべきはミュージシャン
仲間よね」妹はアキラとは別のバンド
でキーボードを担当しているのだ。た
しか彼氏がギタリストかベーシスト
ったはずだ。

 

「そうだ、兄さんの写真をインスタ
上げるって約束したんだった」妹は自
分と巨大エフェクターと化した兄の姿
スマートフォンで撮影しはじめた。

 

「おい、よせよ」アキラは言ったが、
そもそも止めようとしても、逃げよう
としても動けないのだった。

 

「いいじゃない。専門家紹介してもら
う代わりに、インスタに写真上げるっ
て約束したのよ」

 

そんなことを話しているうちに階下で
ドアフォンの呼び出し音がした。母親
が対応する声がきこえ、ほどなく来客
と一緒にアキラの部屋にやってきた。

 

「兄さん。いらしたわ。アカシさんよ」

 

「どうも」とその男は部屋に入ってき
た。物静かな様子だが、手には金属製
のスーツケースを持っていた。背後で
父親と母親がこわごわといったおもも
ちで部屋の中の様子を窺っているのが
感じられた。

 

「それじゃ、アカシさん、後はよろし
くお願いしますね」妹はそういうと、
父親と母親と一緒に階下に降りていっ
た。

 

部屋にはアカシという男とアキラの2
人、正確には1人と1台が残された。
「なるほど、これは極めて興味深い
アカシは独り言のように言った。

 

「あのー、俺ってどうなってしまう
ですかね?」アキラはおそるおそる尋
ねた。

 

「どうなってしまうかですか。それは
私にもわかりませんなあ。そもそも
自身どうなってしまうかさえ、私には
わかりません。まして、一夜にしてエ
フェクター、しかもコーラスになった
人がこの先どうなるか、と言われても
ですね」アカシは言った。

 

「……でも、まあ、まずはちょっと見
てみましょうかね」そういってアカシ
はスーツケースを開けた。中にはぎっ
しりと工具が詰まっていた。

「まずは、じっくり調べてみないと
すなあ。エフェクター好きとしてはこ
機会を逃すわけにはいきませんから
なあ」アカシはアキラが見たこともな
い工具を手に取った。そして、アキラ
を様々な角度から眺め始めた。

 

階下のアキラの家族の声が聞こえてき
た。ずいぶんと遠く感じたが、めった
に笑わない父親が笑っているのが聞き
とれた。

 

アキラのに(もはやどこが背かわか
らなかったが)悪寒が走った。冷や汗
が流れた。いや、身体の構造上、冷や
汗をかこうにもかけないが、身体の表
面の金属の温度が下がったので、結露
したのだった…

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

 

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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ギタリストの「変身」(その2)

(くどいですがフィクションです)

「つまり、兄さんは朝起き
たらエフェ
クターになっていた
?」アキラが妹に
自分の身に起
こったことを説明した後、
妹は
言った。

 

「そういうこと。全く突然に」

 

エドワード8世が人妻と恋に落ちる
くらい突然に」

 

「何それ?」

 

「なんでもない。気にしないで……。
でも何か前触れのようなものがあった
はずよ。竜巻の前には匂いを感じる
ていうでしょ。そんな前兆」

 

「さあ、匂いは感じなかったなあ」相
変わらず声はキンキラしていた。

 

「ちょっと待って。いい?1、2の3
て私が数えたら息をとめてね」そうい
うと突然妹は立ち上がり「1、2の3」
というなり、アキラの腹にあるフット
スイッチを思い切りの力で踏みつけた。

 

アキラはしばらく息ができず、声も出
せなかった。ようやく息ができるよう
になって、アキラは言った。「何すん
だよ!」

 

「これでよし、エフェクト切ったから
普通の声になったわ。あ、父さんが帰
ってきたみたいね」と言って妹は出て
いった。階下で声がした。母親が連絡
したため勤め先を早退してきたらしい。
その声は明らかにいらだっていた。

 

「……ったく、仕事中に電話するなっ
……言ったじゃないか」そんな声が聞
こえた。そこから、母親と父親は声を
ひそめて何か話し合っているようだっ
た。途切れ途切れに何か聞こえてきた
が、内容は聞きとれなかった。

 

「やれやれ、これから家族会議よ。行
ってくるから、静かに待っててね」そ
う言うと妹は出ていった。

 

アキラは部屋に1人、いや1台残され
た。静かにしろもなにも身動き一つで
きない。外はいつの間にか日が暮れた
ようで。アキラは次第に眠くなった。
無理もない。こんな経験をすれば、誰
でも疲れ果てる、とアキラは思った。

 

いつの間にかアキラは眠りに落ちてい
た。夢の中で、断片的を聞いた気
がした。

大きすぎ……」
使い物に……るのか?」
エフェクター屋看板……どう?」
「……ード・オフ……もっていくの…
…大変」
「ピアノ引っ越し……ンター……見積
を……」
粗大ごみ……ってタダじゃな……」
「……」

 

さらに続きます ( ̄▽ ̄)

 

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ギタリストの「変身」

(このお話はフィクションです)
る朝、アキラがなにか気が
かりな夢
から目をさますと、自
分が寝床の中で
一台の巨大な
フェクターに変ってい
るのを発
見した。

 

彼は鎧のように堅い背を下にして(い
やそれをいえば全身が堅いのだが)、
あおむけに横たわっていた。頭をすこ
し持ちあげると(後から思うとエフェ
クタのどこが頭か自分でもよくわから
ないのだが、その時はなぜか持ち上げ
られたのだ)真っ青な色の腹といくつ
かのつまみが目に入った。

 

「な、なんだこれは。どうなっている
んだ」アキラは思った。

 

そして、夜遅くハードロックばかりや
るセッションから帰って来たのを思い
出した。その夜のセッションはアキラ
にとっては最悪なもので、リズム隊と
の息は合わず、アキラのギターのソロ
もミスばかりで、気分は最後まで盛り
上がらなかった。

 

そのままを浴びるように飲んで、
夜に帰宅して、そのまま部屋のベッド
で寝てしまったはずだった。夢でもう
なされていた気がするが、思い出せな
い。そのあげく目を覚ますとこの始末
だった。

 

「まいったなあ、こんなことになって
しまったら、自分で動けないじゃない
か」実際、寝返りすら打てないのだっ
た。

 

「今日は来週のライブの練習があるの
に」

 

何とか動けないものかと身体のあちこ
ちに力をいれようとしていると、ドア
ノックの音がした。

 

「アキラ、いい加減に起きなさい。入
るわよ」

 

ドアが開いて、アキラの母親が入って
きた。

 

2人の目が合った。…とアキラは思っ
たが、母親がアキラと目を合わせたと
いう認識をもったかは定かでなかった。
確かなのは、母親が凍りついたような
視線で自分を見ていたことだった。

 

「な、なんなの、これは?アキラ、い
ないの?アキラ?」どうも母親は、目
の前の物体をアキラとは認識していな
いようだ。

 

「俺だよ、母さん。目の前にいるだろ」

 

その声を聞いたとたん、母親はさらに
混乱の色を見せた。

 

「な……何?なにそのおかしな声。ア
キラどこに隠れてるの?」

 

「だから目の前にいるじゃないか!」

 

だが、母親は何かアキラが変ないたず
らを仕掛けているとでも思ったのか、
部屋を出て、となりのの部屋に行っ
て妹を連れてきた。

 

入ってきた妹は一瞬驚きの色をみせた
が、すぐに冷静になって、しげしげと
アキラを見た。

 

「おー、俺だよ俺。なんかこんなこと
になっちゃってさー。何とか助けてく
れよ」

 

「ホントに兄さんなの?何で、そんな
微妙にキランキランした声なわけ?あ、
もしかして……」そういうと、妹はベ
ッドの上にのってアキラを上から見下
ろすようにした。

 

「えー、あのハード・ロッカーの兄さ
んが何でまたコーラス・エフェクター
になったのよ?」

コーラス?そうか、それでこんな青い
なのか。

 

「あんな、大音量で歪ませることしか
頭になかった兄さんが、そんな繊細な
音を出すようになるとはねー」

 

なんて、ことだ。とアキラは思った。

 

「面白がってないで、なんとかしてく
れよ」アキラはか細いキラキラした声
で言った。

 

(なんとかなるのか?)

 

続きます。( ̄▽ ̄)

 

 

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マイナー好きはギターのせい……かも?

、歳とともに気がつくと
マイナー
キーの曲をよく弾くよ
うになってしま
った。という話
を書きまして……。あ
れから、
でギター(私のメイン楽器)
を手にしてみて思ったんですが、

 

ギターはマイナー系(コードにしても、
スケールにしても)の方が弾きやすい

 

……ということがあるんじゃないでし
ょうか?

 

その昔フォークギターが流行した頃、
ギターを買って挫折する一つの大きな
理由というのによくあげられていたの
が、Fのコードが押さえられない、と
いうのがありましたが、ギターのメジ
ャー系のコードって、たいていの場合、
マイナー系のコードより微妙に(ある
いはとっても)弾きづらいと思いませ
んか?

 

ギタリストの皆さんどう思います?

FメジャーのコードよりはFm(Fマイ
ナー)のコードの方が弾きやすいし、
B♭メジャーよりはB♭mのほうが圧
倒的(??)に弾きやすいですよね。
オープンコードにしてもEメジャーよ
りEmのほうが、AメジャーよりAm
方が、微妙に弾きやすいと思うんです
よね。(ギター弾かない人にとっては
わかりづらくてすみません)

 

そして、Aマイナーペンタの方が、A
のメジャーペンタより覚え易くないで
すかね?少なくとも私はそう思うんで
すけど……。

 

マイナーコンバージョン(ソロを弾く
ときに、何でもマイナー系のスケール
に置き換えてしまおうという考え方)
なんてことを言い出したのもギタリス
トですしね。

 

そんな楽器の構造上の特徴が、微妙に
影響しているのかも、とちょっと思い
ました。

 

まあ、キーボーディストでも同じよう
に感じられている方もいらっしゃるの
で、そればかりではないと思いますが。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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日本人はマイナー好き……なのか?

の中の曲の多くは、メジャ
ー(長調)
かマイナー(短調)
かに分類されます
ね。中にはど
ちらとも言いきれないよ
うな曲
もありますけどね。

 

で、ときどき言われるのは日本人はマ
イナーの曲が好きだよね、ということ
なんですよね。演歌しかり、雅楽しか
り。日本の古来からの音階がそもそも
マイナー系(陰旋法)ですしね。沖縄
音階のような例外はありますが。

 

日本で好まれるジャズのスタンダード
ナンバーなども、マイナー系が多い気
がしますね。「枯葉」とか「モーニン」
とか You’d Be So Nice to Come
Home to とか。哀愁のある曲が好ま
れる傾向は確かにあるような気はしま
す。日本人のマゾヒズムだとかいうよ
うなことを言う人もいたような……。

 

もちろんアメリカなどでも好まれるマ
イナーキーの曲はあるんですけど、私
の思い込みかもしれませんが、単純な
どマイナーというよりは途中でメジャ
ーに転調してみたり、より明暗のニュ
アンスのある曲が好まれている気がし
ます。Come Rain or Come Shine
んて曲はメジャーなんだかマイナーな
んだかよくわからないですね。

 

でね、

 

私も若い頃は、そんな話を耳にしたり
したせいもあるのか、マイナーよりメ
ジャー系の曲がいいよなー、とか意気
がってたりしたこともあったんですけ
ど。洋楽好きだったこともあるので。

 

ところが、この前、家でギターを弾い
ていた時、ふと、1人で無意識に近い
感じでよくぽろぽろ弾く曲って何だろ
と思って考えてみるとですね…

出るわ出るわ、マイナーの曲だらけ

 

……なんですわ。

 

Beautiful Love でしょ
Dear Old Stockholmでしょ
Midnight Blue でしょ
Israel でしょ
Summertimeでしょ
Stairway to Heaven でしょ

 

結局、お前もマイナー好きなんじゃな
いの、っていう感じでして。歳のせい
なのかなー、とちょっと考えてしまい
ました。

 

まあ、別にだれの迷惑になるわけでも
ないので、いいんですけどね。

 

皆さんはどうですか?やっぱりマイナ
ーの曲が好きですか?

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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変拍子プロジェクト!…とその後

回は、変拍子の曲、つまり
4拍子以
外の拍子の曲について
のお話です。具
体的には5拍子
なんですが。

 

セッションなんかでも普通の4拍子の
曲を変拍子で演奏するなんていう遊び
はよく(?)やられることなんですが、
お友達のアルトサックス奏者のMaki 
Cologne さんという方とある有名なス
タンダードの曲を5拍子で演奏する、
というプロジェクトがありまして。こ
れも友だちのドラマーの藤岡正洋さん
に入っていただいて仕上げの録音をし
ました。こちらなんですが。▼▼▼

 

自分でいうのもなんですが、ちょっと
面白いでしょ?まあ、私のアイデアじ
ゃないですが…。構想以来1年以上
けて(といっても顔合わせての練習の
ペースは月1回以下だったんですけど
ね)完成させて、やれやれといったと
ころでございます。

 

経緯についてはCologneさんが縷々お
書きになっていますが、私としては、
好きな曲で、前からちょくちょく弾い
たりしてたので、やりませんかとお声
がけいただいた時には気楽に返事をし
たんですね。それに、変拍子でやると
いうチャレンジも、なかなかいいんじ
ゃないかと思いまして。

 

この前「シナトラ・テスト」の話を書
きましたけど、変拍子のプロジェクト
を一つやってみれば、色々と今後の役

にたつ経験かなとも思ったわけですね。

まあ、結構苦労しましたけど(汗)。
でも楽しく取り組ませていただきまし
た。

 

で、まあ、そんなことで一段落しまし
て(次のプロジェクトの話も出てます
が、実際に手を付けるのはまだだいぶ
先だろうということで)、先日久しぶ
りにこの曲を普通の4ビート(スイン
グビート)で弾いてみようと思った
ですね。

 

そしたら、あれ?

 

自分で普通に弾いてるつもりが気がつ
けば5拍子になっておりまして…。

 

やべえ。となったわけですね。

 

んー、次のプロジェクトにいく前にこ
の曲を元通り4拍子で弾けるような
ハビリが必要ですね、これは。

 

皆さんも、もともと普通の4拍子の曲
を変拍子で弾いてみようと思った時は
やりすぎて戻れなくならないように、
ご注意くださいね

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

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アラカンはマルチプレイヤーを目指す?

、毎月、原則50歳以上の方
々を対象に
速攻アレンジ総研の
浅沼勇司所長と、
「アラカンセ
ッション」なるものを開催して
いるので
すが。

 

その「アラカンセッション」に参加い
ただけている皆さんを中心に、フェイ
スブックのコミュニティーを作ってい
るのですが。そのコミュニティーに今、
興味深い現象が起きているのですね。

 

それは、

 

アラカンセッション参加者の皆さんの
積極的マルチプレイヤー化

 

…なんですね。

もちろん元々複数の楽器を触った経験
のある方が多い(人間長くやっている
と色々な経験をする確率は上がります
よね)ということも言えます。でも、
そんな単にやってみたことがある、と
かちょっと興味があるとかというレベ
ルを超えて、現在進行的に新たな楽器
にチャレンジしたり、楽器を新規に購
入されたりという動きがかなり活発化
しているようでして。

 

思うに、何度かこのセッションに参加
されているうちに他のメンバーの楽器
に興味をもったり、すでに持っていた
興味がブースト(増幅)されたり、と
いったことが起こっているのではない
か。…などと愚考しているのですが。

 

メンバーの役割の固定化されたバンド
とは違い、そのときどきで役割を交換
したりできるセッションは積極的にマ
ルチプレイヤー化を促す力が強いので
、と思っております。月に数回はセ
ッションしているので(もちろん都合
で毎回は出られないにせよ)、情報交
も出来ますし。その合間にはSNSで
コミュニケーションできますし。

 

それに、アラカン世代は若い人のよう
なにか一つを究めようというよりは、
色んな楽しみに手を出すことに積極的
な気がします。メンタルブロックがあ
まりないと言ってもいいかもしれませ
ん。

 

面白いぞ、アラカン・コミュニティー。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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ロング?ミディアム?ショート?ギターの「スケール」について

日は、ギターのスケール
ついての
お話です。

 

スケールといっても、音楽理論でいう
スケール(音階)のことではなくて、
もっと物理的なギターの弦の長さのこ
とです。ギターヘッドの直下いわゆる
ナットといわれる部分から、胴体の一
番下の方にあるブリッジサドルとい
う弦を支えるところまでの長さですね。

 

で、このスケールですが、大きくロン
ミディアムショートの3つある
んですね。ロングで648mmミディア
ムで628mmショートが609mmとい
うことになってます(もともとはイン
チで決められているので、若干誤差は
あります)。

 

ロングスケールの代表的なギターは
ェンダーのストラトキャスターやテレ
キャスターミディアムスケールだと
ギブソンのレスポールやSGなど。
ョートスケールではフェンダーのムス
タングなどが代表的です。たまに、
ール・リード・スミス(PRS)のよう
変則的なスケール(635mm)のメ
ーカーもありますが。

で、このスケールが違うと何が違うか
というと、一般に言われるのは長いス
ケールは当然同じ弦でも長くひっぱる
分テンションが強めになる、つまり張
りがきつくなるということですね。こ
れは特にベースでは顕著です(ベース
にもいくつかのスケールタイプがある
んです)。

 

テンションがきつければ硬い音になり
弱ければ柔らかい音になる傾向があり
ます。

 

とはいえ、音に関して言えば、エレキ
ギターの場合色んなエフェクタとか
ンプのセッティングやらピックアップ
の種類やらで変わるので、あまり気に
する必要はないとは思いますが…。

 

それよりも、人によっては気にした方
がよさそうなのが、物理的なフレット
間隔の広さです。スケールが長いと、
当然フレットの幅が比較的広くなりま
すね。これ、手の大きい人にはあまり
気にならないところかもしれませんが、
比較的手の小さい方にとっては、結構
ポイントになるかもしれません。
(追記:手の大きい人もショートは逆
にせせこましくて弾
きづらいとかある
ようです)

 

前に、ギターの物理的な「重さ」が結
構こたえる的な話をしましたが、特に
アラカンがエレキギター買おうってと
は、実はそんな身体的なフィット感
を大事にした方が良い気がするんです
よね。どうしても見慣れた有名な機種
が欲しいとか、好きなアーティストと
同じにしたい、とかそんなことが頭を
よぎることが多いんですが…

 

そうしたフィット感を確かめた上で、
見た目なども気に入れば、ベストなわ
けですよね。

 

ショートスケールのギターを選ぶとな
んだか軟弱に見られるとか思う人もい
るかもしれませんが、好んでショート
スケールを使うアーティストもいます
よ。Charムスタングを使いますし、
渋いところでは、ディヴィッド・T・
ウォーカーバードランドというショ
ートスケールのハコモノギターを永年
使ってました)とかね。

 

て、ことで…

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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続・パワーコード禁止法

前回の続きです。今回もフィクショ
ンですよ)
「はい?」俺は、ちょっとび
くびくしてインターフォンに応え
た。誰だ?

 

「私です」弁護士の声がした。

 

俺は少しほっとして、解錠のボタンを
押した。とはいえ、アポイントメント
は明日のはずだ。何かあったのだろう
か?

 

「大丈夫でしたか?」俺がドアを開け
ると、弁護士は回りを見渡しながら入
ってきた。

 

「どうしたんです?」

 

ニュース見ていないんですか? 何
か起こるとしても、私がいた方がいい
でしょう?」

 

「何もないですよ。私はパワーコード
なんて弾いてないです。大体、ここの
ところジャズとかフュージョンとか
っち系のしか弾いてないです。パワー
コードを弾くような音楽じゃない」

 

「そうですか……。ならいいんですが。
でも警察が動いているのは間違いなさ
そうですよ」納得しているようには見
えなかった。

 

「それにしても、この禁止法だの規制
法だのでのロックいじめの連続は異常
ですよ」俺は話を変えた。

 

「なんでも次はAとEのキーでの演奏
規制したいようですが、さすがにイ長
調やホ長調の曲はクラシックにもある
から、といわれてペンディングになっ
てるらしいですね」

 

「茶番だ……」

 

そんな話をしていると、またインター
フォンが鳴った。

 

「まいどー○○署です」聞きなじみの
ある刑事の声がした。出前じゃあるま
いし。軽い奴だ。

 

「いやー、青井さん、やっちゃいまし
たねー」刑事は入ってくるなり切り出
した。「署までご同道願いましょうか」

 

「何言ってるんですか。私はここのと
ころ……」

 

「ジャズやフュージョンしか弾いてい
ない、でしょ? 国家権力をなめちゃ
けませんなあ

 

「え?」

 

「例えば、この『枯葉』ですが」と言
って刑事はICレコーダをとり出した。
この前やったセッションの音がした。

 

「ここ。あなたは、ソリストが盛り上
がる陰にかくれて、こっそりとパワー
コードでバッキングしてますね」

 

脇の下に汗が噴き出してきた。

 

「それから、こちらの『モーニン』
同様です。それからこのFeels So
Goodではベースンペー、ンペー、
ンペー、ンペー、ぺぺぺというのに悪
乗りしてパワーコードかぶせてますね」

 

「そ、それは……」

 

「青井さん、しゃべったらダメです!
やはり私がいてよかった」刑事が来た
と知ってキッチンに隠れていた弁護士
が出てきて言った。

 

俺は、椅子に腰を下ろした。弁護士の
存在に気がついた刑事が急に不機嫌そ
うになって言う。

 

「まあいい、逮捕状が出ています。署
まで来ていただけますね?」

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

(繰り返しますが、このお話はフィク
ションです。登場する人物は現実とは
無関係です 笑)

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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パワーコード禁止法!?

(今回のお話はフィクションです)
「もしもし青井です。只今
にしております。発信音の
後30秒以内でご要件を……」

 

電話が鳴ったのだが、俺は留守電が応
対するのにまかせたのだった。

 

「もしもし〇〇テレビですが、今ネッ
トで流れている、青井さんがパワーコ
ード禁止法違反で近々逮捕される、と
いう噂についておきかせいただきたい
と思いお電話しました。また改めてお
電話いたします」

 

そう言って相手は電話を切った。

 

ネット?

 

俺はラップトップのコンピュータを立
ち上げた。ブラウザを開き、ネットの
ニュースサイトにアクセスした。そこ
には、

 

「AOI氏、今度はパワーコード禁止法
違反で逮捕か?マイナーペンタ規制法
違反での執行猶予判決から6カ月」

 

という記事がトップにあった。

 

「……」

 

俺は自分のブログにアクセスし、管理
画面を開いた。新規の投稿を打ち込む。
************
はいはい。みなさん。落ち着いて。
間違いですよ。
詳しくは、書けませんが、
先日僕の方から被害届けを出したので

す。

 

そしたら、逆に疑われてしまいまして。

 

何の問題もありません。

これから、弁護士と話をいたします。

 

パワーコードは、弾いてません。

100%ありません

 

ギターを週に2回も乗っ取られ、
低音の3弦しか音が出なくなってしま
いました。普通にコードを弾いても、
パワーコードに聞こえてしまっていま

した。

 

とにかく驚いています。
もし、科研が調べたのであれば、無実

は証明されているはずです。

 

尿から、パワーコードの反応が出るわ
けなんてことは、あるわけがないので

すから。

 

これは、マスコミのフライングです。

 

AOI
************* 
入力が完了すると、投稿のボタンを押
し、俺はラップトップを閉じた。

 

なぜパワーコードを禁止したのか、意
味が分からない。そのうち暴動になる
ぞ。すでに、いろんなライブハウス
大小たくさんのもめ事が起きていると
いうことだ。うちの回りにも、このと
ころ警察の人間の気配が絶えたことは
ない。

 

弁護士によればテレキャスター警察
かぎ回っているということだ。G&Lの
テレも取り締まられるんだろうか。
ェンダー創業者の設計でも?

 

「もう訳がわからん」

 

俺はつぶやいた。気晴らしでもしたい
が、執行猶予中の身としてはへたに出
かける訳にはいかない。昼寝でもする
か……

 

そこに、玄関のインターフォンが鳴っ
た…
……続きます  ( ̄▽ ̄)

 

(くりかえしますが、フィクションで
す)

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「脳トレ」に音楽?

れまでにも何度か、レコー
ドとかカ
セットテープといった
「アナログ」な
メディアが死ん
ではおらず、逆に伸び
を見せて
いるようだ、というようなこ

について書いたりしました。

 

今の世の中、そうしたデジタルとアナ
ログの間を簡単に橋渡しする機材も安
価なものが色々出てきていますね。以
前はいちいちデジタイズ用のインター
フェースを介さないとつながらなかっ
たカセットプレイヤーやレコードプレ
イヤーも、最近ではそうしたPCやス
マホへの取り込みを前提に、それ用の
インターフェースを持ったものが販売
されていますね。カセットプレイヤー
なんて数千円で売っています。

 

で、これも前に書いたのですが、そう
したアナログな機器で音楽を聴くとい
う行為は、その操作により多く身体を
使う必要
があるので、音楽の演奏に近
ものがあると思うのですよね(DTM
とかそういうのは一旦除きます)。
ーディオなんてものも、高級になれば
なるほど、聴く側の身体的な関与を要
求するんじゃないでしょうか?

 

というわけで、そうしたアナログな音
楽鑑賞(語感が古いですが。履歴書の
趣味欄かよ w)の身体性は、なかなか
捨てがたいものがあるのでは、と思う
のですね。

 

そして、

 

われわれアラカン世代から見ると、こ
うしたアナログな「身体操作」「脳
トレ」的な意味もあって、より軽視す
べからざるモノがある気がするのです。
だとすれば、「音楽演奏」の身体性の
脳トレ効果はなおさらではないか。

 

そういえば、

すこし前に、フラメンコギター奏者
池川寿一さんの、フラメンコの超入門
講座的なものに参加させていただく機
会がありまして。そこでフラメンコ
特の12拍子のリズムに対応するのに
体と脳みその両方に汗かくようなそん
な体験をさせていただきました。日本
にはない3拍子と2拍子の混合したリ
ズムなんですね。

 

音楽を通じて、脳と身体を健全に保つ
というテーマは、なかなか魅力的なも
のですよねー。

 

練習しよ。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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IMG_1851

 

弾いてダメなら「引いて」みる?

間、何かを作り上げようと
か生み出そうとするとき
は、今
あるものに「何を加えて完成さ
せるか」という発想になりがち
ですよね。

 

どんなを加えていって、を完成さ
せようとか、どんな調味料を加えて
料理を美味しく仕上げよう、とか。

 

音楽でも同じようなことは起こります
よね。この曲にはどんなパートがどん
フレーズやらどんなバッキングを足
したら良いアンサンブルになるのか、
今はいったい何が足りないのか? と
か。そんな発想で曲を作り上げようと
することが多いのではと思います。

 

ところが、

 

実際にはそういった足し算的な発想
行こうとすると、結構行き詰まってし
まうことも多いのですよね。楽器の
がかぶってしまって、ケンカしてし
まうとか、ソロで音を詰め込もうとし
すぎて訳がわからなくなってしまう
か、そんなことが色々おこります。

 

絵の具使いすぎると、絵がグレー
なってしまうのと同じようなことで、
飽和状態になってしまうのですね。

 

なので、特にセッションのような事前
に綿密な構成を考えるのが事実上難し
いような演奏の場合、何を加えないで
すますか、とか、この音は別に弾かな
くてもいいだろうとか、そんな発想で
考えていくのが正解になる場合も多い
わけです。

 

このソロはそんなに長く必要はあるの
か? そのギターコード6つの弦す
て鳴らす必要はあるのか? そのフ
レーズにそんなに音を詰め込むべきな
のか?

 

足さずに引くことで、実際の演奏がす
っきりして、良い結果を生むことが実
はままあります。

 

何かを足そうとするなら、そこに十分
スキマや空間があることを確認する
のが先決かも……しれません。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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C Jam Blues はキーFでもC Jam Blues か?(続き)

の曲のキー(調)の話の
続きです。

 

ご承知の通り1オクターブの中には12
の音があります。で、その1つ1つを
基音(ルート)、つまり「王様の音」
(ドの音)にした音階が存在するわけ
です。理屈からいえば、そのどれもが
各音同じインターバルでならんでいる
ので、どれが良くてどれが悪いという
ものではないのですが現実として……

 

楽器によって得意なキーと苦手(とい
うかあまり得意でない)キーがある

 

……ので話は厄介です。もちろん弾き
手の習熟度合いにもよるわけですけど
ね。

 

ギターなんかは、AとかDとかEとかG
とかといったシャープ系のキーが得意
(開放弦が使いやすいというメリット
もあります)で、FとかB♭とかE♭
かいったキーは苦手という人が多いで
しょう。

 

ピアノなどの鍵盤楽器CとかFとかG
とかいった、シャープやフラットの数
の少ないキーが得意、というかそこら
へんのキーが弾きやすいという人が多
いと思います。

 

で、一方管楽器は、いわゆる「移調楽
器」が多いので譜面に書かれる音と実
音に違いがあります。だいたい譜面
シャープもフラットもないCメジャー
で書かれていても出る音B♭だった
E♭のスケールだったりするので、
フラット系のキーのほうが演奏が楽
んですよね。

 

そんな色んな楽器が入り混じってアン
サンブルで演奏しようというとき、
のキーを1つに決めるというのは、実
は結構悩ましい問題になるのですよね。

そして、

 

もう一つ、「ヴォーカル」という存在
が話をややこしくすることがあります。

 

いたとき、コメントで「得意な曲は、
ヴォーカリストが違うキーをリクエス
トする」と書かれた方がいらっしゃい
ましたが、ヴォーカルが入ると基本的
にバンドはその人の指定したキーに合
せるのが普通なんですね。

 

なので、「ドレミの歌」が「ミファ#
ソ#の歌」になることも起こりうる
ですね ( ̄▽ ̄)

 

……で、一番最初の C Jam Blues
話が戻るんですが。実はこの曲に歌詞
ついて歌われることがあるんですよ
ね。となると、それこそヴォーカルの
人の音域によっては F Jam Blues に
なることも起こりうるのでは?……と
心配になるのですが……

 

実は、この曲に歌詞がついて歌われる
時には、Duke’s Place というタイト
になるんですね。▼▼▼

 

……というわけで、一安心(何が?)

 

まあ、サッチモもキーCで歌ってま
すけどね(笑)

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
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