前回はスタンダード・ナンバ
ーってある種ほっとする、ベー
シックなお総菜のような安心感
があるみたいなことを書きまし
た。
とはいえ、スタンダードといわれるく
らいの曲は、単に普通だから良いとい
うようなモノでもありません。そもそ
も「普通がいい」という普通って何だ
よ、っていうような問題が、この「普
通」って言葉にはあるのですが、それ
はまた別の機会にお話しするとして…
スタンダードといわれる曲には、たと
えシンプルな曲だとしても、どこか噛
めば噛むほど味わい深いところがある
と思うのですね。身体を内側から元気
づけてくれるようなところがあると思
うのです。たとえば、チャーリー・チ
ャップリンが「モダン・タイムズ」の
ために自ら作曲した「スマイル」とい
う曲なんかも、そんな曲かなと思いま
す。
この曲、シンプルなようで個性の強い
曲で、ソロをうまく弾くのは思ったよ
り簡単ではありません。チャップリン
は譜面の読み書きはできなかったとい
われていますが、映画での音楽の重要
性をサイレントの時代から認識してい
た人でした。アカデミー作曲賞も受賞
していますね。
そんな「スマイル」を、これも以前の
アラカンセッションからお送りいたし
ます。ハーモニカの音色との相性も抜
では、また ( ̄▽ ̄)
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