いつも、ジャム・セッション
はコミュニケーションだと書い
たりしてるわけですが……。と
はコミュニケーションだと書い
たりしてるわけですが……。と
いうことは、実は忘れてはいけ
ないことがありまして、それは、
コミュニケーションは必ずしもうまく
いくとは限らない
…ということでして。
日常の言葉でのコミュニケーションを
考えてみても分かると思うのですが、
誰かに話しかけてみても、期待した返
事が返ってこなかったりすることはよ
くありますよね。あるいはそもそも相
手が聞いてなかったり、全く誤って伝
わってしまったりということは結構起
こるでしょう。
それと同じようなことはジャム・セッ
ションでも起こりうるわけで。ソロを
弾いていて、ぼちぼち盛り上げようと
思ってドラマーとアイコンタクトしよ
うと目線を向けても、ドラマーがそれ
を見逃すこともあるでしょう。
あるいは、ソリストのソロのスキマを
ねらって合いの手(オブリガート)を
返しても、華麗にスルーされたとか、
ハンドサインを出しても意味を取り違
えられたりとか。いろんなミスという
かすれ違いは起こりえます。
そんなとき、自分の意図が伝わらない
といって凹んでいるわけにはいきませ
ん。なんせ演奏は続いていますから、
二の矢、三の矢でコミュニケーション
を図るとか、方針転換するとか、対応
していかなければなりません。
ここで大事なのは、たいていの場合、
聞いている方はそんな問題には気がつ
かない人がほとんどなので、実は、
演奏を止めなければなんとかなる
……ことがほとんどなのですね。
ミスがあろうと演奏をストップしない。
これはとても大事なことなのですが、
日々の練習で、間違えたらそこで止ま
ってやり直し、というようなやり方ば
かりやっていると、いざセッションの
場でミスが起きたときも止まってしま
いかねません。
練習でも極力「止まらない」ようにす
るのが、実は大切なことなわけです。
メトロノームという道具の意義なんて
いうのも、実はそんなところにある気
もするのですが、長くなったので、そ
の話はまた別の機会に。
てことで、
それでは、また ( ̄▽ ̄)
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