ノスタルジーだけじゃないのよ

セッションは思い出の
再生産をする、というような事
書きました。実際、われわれ
やっているアラカン・セッシ
ョン
どでは、ノスタルジック
な意味合い
で昔の曲を演奏して
楽しむという
ことが多くなるの
は確かです。

 

とはいえ、考えてみれば、セッション
という営み(?)は、基本的には過去
に作られた曲をやるというのが、そも
そも根底にあるわけですよね。スタン
ダードという言葉や曲の存在じたいが
そんなセッションの性格を示している
といえば言えます。(もちろん既存の
曲にとらわれずにコード進行をその場
で決めて、アドリブソロを展開する、
フリー・セッションというものもある
ので、全てが過去の曲というわけでは
ありませんが。)

FB用 157

話はちょっと変わりますが、最近また
使い捨てカメラ(「写ル○です」とか、
ああいうやつですね)が売れているん
だそうですね。フィルム・カメラが売
れなくなり、デジカメでさえいまやス
マホに押されて販売台数が落ち込んで
いる中で、そんなものが売れていると
いうのも面白いですね。

 

売れているといっても、高齢者ばかり
が買っているわけではなく、若い人が
そこに新たな価値を見出して買ってい
ようなのですね。デジタルでは出せ
ないニュアンスを手軽に出せる(押す
だけですから)ことが受けているので
しょうか。

 

いまあるモノでは出せない新たな価値
を古いものの中に見出す、というのは
セッションで昔の曲をやりつつも新し
い曲の楽しみ方を見出すのに似ていま
せんか?毎週末の吉祥寺でのセッショ
ンでも、ホストをする人たちが、過去
の有名曲を今のセッションでどう楽し
んでもらおうかと色々な工夫を重ねて
います。

 

もちろん、スタンダード曲を普通のそ
れこそスタンダードなアレンジで楽し
むというのもありです。でも、たとえ
ブルーズの曲をグルーヴを変えてボ
サノバでやるとか、一つの曲を色んな
グルーヴで演奏し倒すとか、そんな
夫を受け止めてくれるのも、スタンダ
ードがスタンダードであるゆえんでも
あるわけですね。

 


昔の曲を演奏して楽しむ、といっても
色々な楽しみ方や工夫がある。そんな
ところにセッションの醍醐味のひとつ
があるのではないでしょうか。

 

なんか、今日はマジメにまとめてしま
いました(笑)。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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