この前、某公共放送の「ボー
ッと生きてんじゃねーよ」と大
人が5歳児に叱られる番組観て
たらですね。
数字の桁区切りの話をやってまして。
ご承知のとおり、通常数字の桁を区切
るカンマは3桁ごとに記されるのがル
ールのようになってますが、日本語の
本来の桁の区切り方は4桁ごとに単位
が替わるよねえ……なんで? という
ような話だったわけですね。
英語とかは3桁で単位が変わるので、
問題はないんですが、確かに日本語を
使うわれわれとしては、結構日々(?)
苦労したりするわけです。まあ、馴れ
てしまえばそれまでってことでもある
んですが。
なんでそうなっているかというと、そ
の昔、福沢諭吉って人が外国の簿記の
本を翻訳したときに、そのまま3桁区
切りを持ち込んだから、ということら
しいんですね。
とまあ、単純な話ではあったんですが。
しかし、それでこの4桁と3桁の区切
りの違いで苦労する、というのはわれ
われ日本人には未来永劫(?)つきま
とうということになったわけですね。
まあ世界標準が3桁区切りなんで、お
そらくどうしようもないんですが。
で、
思ったんですが、ふだん4つで区切っ
てるものを3つに区切る、って、
ポリリズム
みたいじゃないですか?
通常は4つ割りで進行するリズムをあ
えて3つ割りとか5つ割りとかで割る
ことでリズムの盛り上がりや面白さを
生み出すというのをポリリズム的手法
というんですけどね。
リズムの複雑さや面白さを生み出すの
には良い手法ではあるのですが、それ
なりに馴れも必要なテクニックではあ
りますよね。
そういう意味では、ふだんから数字の
桁区切りで3つ割りと4つ割りを行っ
たり来たりしてる日本人は、きっとポ
リリズムが得意に違いない……
な、わけないか。
て、ことで、
それでは、また。( ̄▽ ̄)