ジャズ屋姫 その1

るところに、定年退職して
「ジャズ屋」という何のヒネリ
ない名のジャズ喫茶をはじめたお
じいさんがいました。

 

おじいさんの趣味ギターを集めるこ
でした。欲しいギターはいっぱいあ
るのですが、ジャズ喫茶の売り上げは
なかなかきびしく、おばあさんが少し
しかお小遣いをくれないので、毎日近
所のハー○オフに行って、ジャンク売
り場で掘り出し物をさがしていました。

 

その日もおじいさんが、朝からジャン
ク売り場に行くと、一本のレスポール
金色に光っているのがみえました。
まあ、ボロいゴールド・トップなんで
すけどね。

 

とはいえ、気に入ったので、それを買
って家に持っていき、オーバーホール
をしようと、ネック側のピックアップ
を外してみると、なんと中に小さな女
の子が座っていました。おじいさんと
おばあさんは、これも授かり物だとそ
の女の子を育てることにしました。

 

その日以来、おじいさんが○ードオ○
のジャンク売り場にいくと、必ず光
て見えるギターに出会い
ました。買っ
て帰ると、どうもどれも結構なビン
ージ物
らしく、おじいさんはそれらを
メルカリやらebayやらで売りさばき、
ちょっとばかり小金持ちになりました。

 

そのうちに女の子は美しい娘に成長
ました。そして、アルトサックスを吹
くようになり、「ジャズ屋」でおじい
さんの弾くギターをバックにライブ
やるようになりました。そこで、いつ
のまにか「ジャズ屋姫」というあだ名
で呼ばれるようになりました。

 

ジャズ屋姫のアルトサックスはなかな
かの腕前だったので、その噂はまたた
く間に広がり、近隣のライブハウス
らも、遠方のジャズバーからも出演の
依頼が殺到しました。しかし、ジャズ
屋姫はなかなか首を縦に振りません

 

ギターを売って小金はできたものの、
ジャズ屋の経営が苦しいおじさんは、
なんとかジャズ屋姫を営業に出したい
と思い、作戦を考えました。

 

それは……

 

 

 

続きます。( ̄▽ ̄)

 

 

家事とセッションにみる、当事者間の「すれちがい」

事について自分で持ってる
イメージ
と別の人がもってるイ
メージ(認識)
が違ってること
って、往々にしてあり
がちです
よね? 

 

時々、それに気がついてへえーとかい
ってびっくりする事があったりします
ね。

 

例えば、よく共働き夫婦の家事の分担
度合いなんてことが話題になると「う
ちは5:5だよね」とか「3:7くら
いかなあ」とかいうことになるんです
が、最近の調査によるとですね、そも
そもどこまでが「家事」になるのか
って線引きが夫と妻でちがうことが結
構あるって話でして。

 

妻と夫で大きな差のあるものをみると
ですね(つまり多く妻は家事だと思っ
てるのに夫はあまりそう思ってないも
のですが):

 

トイレットペーパーがなくなった時
に、買いに行く」とか、「を磨く」、
町内やマンションの会合に出席する」

 

……なんてのがあるそうです。最後の
やつは家事なの?って思う男の人多い
んじゃないでしょうか。他にも:

 

食事の献立を考える」、「飲みっぱ
なしのグラスを片付ける」、「調味料
を補充・交換する」、「食べ残しの食
品を冷蔵庫にしまう」、「新聞・雑誌
などをまとめて捨てる」

 

……なんてのも上がってました。「飲
っぱなしのグラスを片付け」ないの
奥さんが出ていったなんて話、どこ
で読んだ気がしますが。そんなわけ
何が家事かというところで違いがあ
と、そもそも5:5とか3:7とか
う割合の認識も実は違ってきてしま
ますよね。
で、まあ、

 

ことほどさように妻と夫の認識には違
いがあるってことですが、おんなじよ
うに、演奏する側と演奏を聴く側の認
識にも結構な違いがあるんじゃないか、
とよく思うんですよね。

 

セッションやライブなんかで、ソロ
弾いたとして、弾く側としてはあらん
限りのテクニックやら仕込んだフレー
ズを披露しているつもりでも、聴いて
方は結構そんなことには無頓着だった
りとか。そんなことよりも、バンド全
体の一体感とか、観客も巻き込んだ単
純な盛り上がりの仕掛けなんかが大受
したりとか。

 

わりとありがちなんじゃないでしょう
か。

 

そんな弾く側の思いと聴く側の気持ち
を俯瞰的にみてコントロールできると、
ライブやセッションの満足度も上がる
のでは、というお話でした。

 

さて、ゴミ出ししてこようかな。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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アラカンの音楽、アラカンの食事

さんの食卓には、白いご飯
と漬物
載ることが多いですか?

 

日本人の食卓って、ずっと白いご飯に
漬物が何かしらついているっていうの
が標準というか、多くの人、とくに年
長の人には好まれる、という印象が強
かったと思うのですが。最近はだいぶ
変わってきているようです。

 

まあ、そりゃそうですね。一方で糖質
を制限している人もいれば、同じご飯
でも玄米とか雑穀入りご飯とか、色々
バリエーションがありますしね。漬
物じゃなくて生野菜なんてことも多い
でしょうし、発酵食品としてみても
ーグルトとかチーズとかそういうオプ
ションも今はあるわけですしね。

最近の調査データなどを見ても、そん
食事の変化がとくに50代以上で顕著
に見られるということのようです。ま
自分の食事の事を考えてみても、そ
うなんだろうなあ、って感じですね。
漬物が嫌いなわけじゃないんですが。

 

チョイスが増えているというか、今の
シニアはいろんなバリエーションを経
していますからね。

 

考えてみれば、音楽の嗜好なんていう
ものもだいぶ変わっていますよねえ。
われわれの若いころ50代以上の好む
音楽のイメージといえば演歌とかそっ
ちの方向か、クラシックとかジャズ
らいだったかもしれないですが、今や
われわれが50代60代になっているわ
けですから。

 

今のシニア歌謡曲だったり、ジャズ
だったり、ロックだったり、フォーク
だったり、フュージョンだったり、
ィスコだったり、ソウルだったり、
クノだったり、いろんな音楽を体験
て来ているわけですよね。そちらの嗜
好も昔とは比べ物にならないくらいに
多様化しているわけです。

 

そんなジャンル展開の急激な多様化を
若いころに経験している今のシニアの
音楽嗜好と、食にまつわる状況がダブ
って見えたりするのではありました。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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朝ドラ主題歌とドラゴンの関係?

なさんは、NHKの朝の連続
テレビ小
説(いわゆる朝ドラ
すね)ってご覧
になりますか?

 

私はそんなにつぶさに観ているわけで
はないですけど、家族が観ているので
まあ、つまみ食い的に観ている感じな
んですが…。

 

2017年度の前半は「ひよっこ」とい
うドラマでした。1960年代から70年
代が時代背景のドラマ
で、ちょうどわ
れわれアラカン世代の子供の頃の話で
したね。東京オリンピックの話が出て
きたり、観てると当時のことを懐しく
思い出したりするように出来ていまし
たね。

 

で、その主題歌桑田佳祐さんなわけ
ですね。「若い広場」ってタイトルな
んですが、60年代を思い起こさせる曲
調に桑田節が乗っかって、私は好きで
したよ。なんかネットでは色々書かれ
たみたいですけどね。▼▼▼
https://youtu.be/32SIXAogkYI

 

NHKの会長歌詞がわかりづらいとか
言ったとか、じゃあ桑田使うなよって
話ですが…(笑)

 

まあ、それはともかく。

 

私が、この曲を聞いて、あ、と思った
のはですね、大サビの部分の(若い広
場、愉しドラマ〜」ってとこです)
ード進行がピーター・ポール&マリー
「パフ」によく似ているってことな
んですよ。全く同じではなく少々いじ
ってはいますけど。▼▼▼

私と同じくらいか少し上の歳の人でフ
ォークソング好きなら同意してくれる
んではないかと思うのですが…。「パ
フ」がレコードになったのが1963年
ですから、時代的にもぴったりだし。

 

やっぱり狙ってやったんだろうなあ、
と思ったのでした。この人、こういう
「引用」が上手いですよねー。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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続・フックのサイン?鼻のサイン?

日、手の指をカギ爪のよう
にして示
「フックのサイン」
というハンドサイン
の話を書い
たんですが、ちょっと
その続き
です。

 

そのとき、「フックのサイン」は曲の
いわゆるサビの部分に移りたいという
時に出すものだ、ということを書きま
して……。そして、さらに英語のサイ
などを見ると、自分の鼻を触るしぐ
が、このサビに行くサインとして紹
されているという話をしました。で、

 

なんで鼻なんだろう?謎だ……

 

っていうところで終わってしまったん
ですが。その後また考えてみたり追加
で調べたりしたら、どうもこういうこ
とらしい、という答えがわかりまして。
どういうことかというと……

 

人間の鼻の両目の間の部分のことを、
英語で “bridge” と呼びます。日本語
「鼻梁(びりょう)」とかいう部分
のことです。

 

そして、

 

英語で「サビ」あるいはAメロBメロ
Bメロの部分のことも、実は同じよ
うに “bridge” というんですね。鼻梁
も曲のサビもある意味「つなぐもの」
ですからね。

そんなわけで自分の鼻梁(ブリッジ)
を触るサインが、サビ(ブリッジ)に
行くよ、という意味になったようなん
です。うーん、わかりにくいですなあ
日本人には。

 

なので、もしこのサインを出そうとい
うチャンス(?)があったら、鼻の頭
を触っちゃダメなんですね。両目の間
のところなんで、よろしくお願いしま
す。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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走るな! メロス

る日、メロスが妹の結婚式
で自分の
友だちとデュエットで
歌を歌おうと、
新しいギターを
買いに久しぶりにオチ
ャノミズ
の街に来てみると、街は以前

はちがってひっそりとしていま
した。いつもの
グルーヴが感じ
られないのです。

 

街の住人に話を聞いてみると、街を支
配する王が、メトロノームのリズム以
外信じられないという理由で、メトロ
ノームあるいはリズムボックスを使わ
ない演奏をした人物を処刑してしまう
ということでした。

 

話を聞いて怒ったメロスは、王のもと
に向かいますが、懐にドラムスティッ
クを持っていたのがみつかり、捕まっ
てしまいます。

 

王の前に連れていかれたメロスは、

 

「妹の結婚式があるので、練習と本番
のために3日だけ待ってほしい」

 

処刑の猶予を願いました。

 

王は必ずメトロノームを使うことを条
件にこれを許しました。練習した曲を
メトロノームのリズムにぴったり合わ
せて演奏すれば、命は助かります。
れが出来なければ、友人のセリヌンテ
ィウスとともに処刑されることになり
ます。

 

メロスは村に帰り、いつのまにか人質
にされてしまったセリヌンティウスと
一緒にオチャノミズで買ったメトロノ
ームを使って練習を始めました。友だ
ちは選んだ方がいいですよ。

 

が、

 

大きな問題が生まれました。メトロノ
ームと一緒に練習すると、メロスはど
うしてもリズムがメトロノームより早
くなってしまうのです。つまり、

 

「走って」しまう

 

のでした。

 

セリヌンティウスは「あちゃー」と思
いましたが、メロスをはげまして根気
よく練習を続けました。2人は徹夜で
中島みゆきの「糸」を練習しました。

 

2晩目に疲労困憊したメロスはセリヌ
ンティウスを置いて逃げ出してしまお
うかと考えますが、なんとか思い直し
て練習を続けました。そして、結婚式
の朝、ようやくメトロノームに合わせ
て演奏が出来るようになりました。

 

「完璧じゃん」セリヌンティウスも喜
びました。いい人にもほどがあります
ね。

 

結婚式本番、メロスはセリヌンティウ
スとともにギターを持ってマイクの前
に立ち演奏を始めました。すると、そ
こに演奏を見届けるために、王と役人
たちが式場に入って来ました

 

それを見たメロスは一気に頭に血が上
ってしまいました

 

メロスは極端なアガリ症だったのです。

 

我を失ったメロスは、練習したことを
すっかり忘れて、どんどん「走って」
いってしまいました。

 

気がつくとメロスは1小節以上早く演
奏を終わってしまいました。妹夫婦と
セリヌンティウスが恐れおののいて自
分を見つめているのに気がついたメロ
スは、そこで自分が「やっちまった」
ことに気がつきました。

 

すると、王は2人に近づいて言いまし

 

「わしのリズムもひどいと思ったが、
ここまで走ってしまう奴もめずらしい
これならわしが恥をかくこともない、
わしをお前達の仲間に入れてくれ」

 

こうして3人はロックバンドを組んで、
超高速でやたらと「走り」まくるので
有名になりましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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フックのサイン?鼻のサイン?

に、ハンドサインの話を2
回ほどし
まして。曲の最初にも
どるサイン
をばっさりと終
わらせるサインの話で
ございま
した。

 

で、今日のお話は、

 

フックのサイン

 

と呼ばれるハンドサインについてです。

 

どんなサインかというと、どちらかの
手の人さし指をカギ爪のように曲げ
(ほかの指は握ります)他のメンバー
に示す、というものですが。前に紹介
したサインほどは一般的でないかもし
れません(どうかな?)が、とはいえ
結構使われるサインです。

 

で、その意味するところですが、曲の
サビに行く」あるいは前もって決め
ておいた曲のパートに突入する、とい
うようなことです。たとえば、フリー
にその場でコード進行を決めてやるセ
ッションがありますが、まずAパター
の進行でソロを取り、ソリストがB
パターンの進行(リフとかが入ること
もあります)に移って盛り上げたいと
かいう時にこのサインをつかったりし
ます。

 

共通認識ができていればなかなか便利
なサインですが、さて……

 

なんでカギ爪(フック)なんでしょう
ね?

 

おそらく、英語の音楽用語で、その
を印象づけたり魅力的なものにする一
連のアイデア(リフとか短いフレーズ
とか)を “Hook” と呼ぶところあたり
から来ていると思われるんですが、確
証はありません。アメリカのバンドあ
たりの習慣が輸入されたんでしょうか
ね?

こういうものの起源ってよくわからな
いものが多いですねー。ちなみに、別
英語のサイトでみたハンドサインに
ついての解説では、上に書いたような
場合は「指で鼻に触る」んだそうです。

 

鼻?

 

謎は謎をよびますね(笑)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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「始球式」を音楽でやるとどうなるか考えた

野球の話から入るんです
けど…。

 

始球ってあるじゃないですか、試合
の最初にゲストがマウンドに上がって
1球だけ投げてもらうやつ

 

昔は偉い人が特別な時に投げてた気が
するんですけど。最近は、別にたいし
て特別な試合じゃなくてもしょっちゅ
うやってますね。とくに若い女性タレ
ントが多い気がしますよね。で、なぜ
かメディア(特にスポーツ紙)がその
投球がノーバウンドでキャッチャーに
届いたかに異様に注目しますなー。で、

 

「○○○○(←タレントの名前)ノーバ
ン始球式」

 

とか見出しが出るわけですね。あれっ
て、絶対読者(のとくにおじさん)
「バ」(濁点)を「パ」(半濁点)と
見間違えるのを期待してますよねー
 ( ̄▽ ̄)

 

もしかして、メディア側とチーム側と
癒着があったりして。

 

「今度の試合も女性タレントの始球式
お願いしますよー。ノーバンで投げら
そうな人で。おたくの○○選手のこと
多めに書きますから、ね」

 

とか、

 

「○○○○さん始球式に呼んだから、
1面でよろしく!」
「ノーバンだといいですねー」
「ふふふふふ」

 

とか…

 

…失礼しました。でね、そんな記事見
てて思ったんですけど。

 

セッションでも、始球式ならぬ始「音」
式なんてやってみたらどうか、なんて
思ったんですね。セッションに参加す
るのはちょっとハードル高い気がする
けど、最初の1音とか、最初の4小節
だけ担当するっていうのなら気楽じゃ
ないですか。

後は見学に回って、残りのメンバーが
どう後始末をつけるか見てるだけ、と
いう。どんなもんでしょうね?え?
初だと緊張する?んー、じゃあ、途中
でもあり、とか?

 

後から弾く人は、その最初に弾かれた
音に反応してフレーズ出さなきゃいけ
ないとかしたら面白いかも…。

 

もしアラカンセッションに見学に来て、
そんな始「音」式してみたい、という
がいらっしゃいましたら、私にご連
絡くださいませ。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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首の切れ目が曲の切れ目?

ハンドサインの話をしま
した。頭
を指さすってやつです
が、そういえば
もう一つ首から
上を使った(というか
巻き込ん
だ?)ハンドサインていうの

あります。それが、

 

カットのサイン

 

なんですが。

 

これは、演奏中、主にエンディングの
ところでプレイヤーが空いている手を
手刀のようにして、自分の首をハネる
ようなジェスチャーをするという、ち
ょっと見た目物騒なサインです。

 

これはリフ(繰り返して使われる短い
フレーズ)を使ったエンディングで使
われることが多いのですが、この合図
が出たら、バンドは全員が息を合わせ
てぴしっと終えるわけです。演奏をぶ
ち切るように終わるのでカットエンデ
ィングというわけですね。

 

これが決まるとカッコいいので、上手
くいくと気持ち良いです。が、ただ全
員の気持ちがそろわないと、失敗する
危険もやや(かなり?)ある終わり方
でもあります。

 

このサインを出す時は、全員がサイン
を出す人に集中して、サインを出す方
も分かりやすくはっきりみんなに見え
るように出す必要があります。

 

…とまあ言葉で書く分には簡単なんで
すが、現場には現場の事情があります
からね。それに、上に「空いている手
で」サインを出せと書きましたけど、
「空いた手」のあるプレイヤーって、
実はあんまりいないです。これは、早
い話演奏している手を止めてでも出す
ってことなんですね。

 

セッションなので1人がちょっと演奏
をさぼっても大丈夫なんですけどね。
でも特に真面目に演奏する人ほど、
りぎりまで弾いていた手を止めて出そ
うとするので、失敗したりします。

 

失敗するとどうなるか?演奏は止まら
ずになかなか終われないということが
おきます。あるいは、一部の人はキメ
て終われたけれども、残りの人はびし
っと止められなくて、グダグダっとし
てしまったりね…。

 

後者の場合、ドラマー(あるいはセッ
ションホスト)再度カウントを繰り
出して、バンドをエンディングのリフ
演奏に引き戻し、リカバリーをはかる
こともあります。

 

そんな事態になったとき、私はいつも
着陸に失敗した飛行機が再度滑走路か
ら離陸する映像を思い浮かべるんです
けどね…。

 

首をばっさりやるには切れ味が大切、
って、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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セッションの○○○○ボタン?

ャムセッションをやった経
験をお持
ちの方は、

ハンドサイン

 

というものが使われるのをご存じの方
が多いと思います。その名の通り手を
使って出される合図のことですね。い
ろんな種類のハンドサインがあります
が、色々とローカルルールとか音楽の
ジャンルによるサインの違いなどもあ
り、時に混乱を招くこともないとはい
えません。

 

ですが、おそらくほとんどのセッショ
ンの場で通用すると思われるのが、

自分の指さす

 

というサインだと思います。これから
セッションを始めようとお考えで、
しこのハンドサインをご存じないよう
したら、これだけは覚えておかれると
よろしいかと

 

このサイン、基本的には「曲の最初に
戻る(行く)」ぞ、という時に使いま
す。たとえば、イントロで同じコード
進行をぐるぐるまわしているような曲
があったばあい、イントロを終えて曲
のテーマに行くよ、といった時に使わ
れます。あるいは、ソリストが全員ソ
ロを弾き終わって、後テーマに戻ると
きの合図としても使われますね。

 

そしてですね、実はこの合図、プレイ
ヤーが曲の中でどこを弾いているかわ
からなくなってしまう、いわゆる「ロ
スト」と呼ばれる状況になったときに
役に立つのです。

 

そんな時最悪なのが演奏をそこでスト
ップしてしまうことですが、そうなる
前に、この合図をだして、強制的に曲
を頭にもどしてしまうことが出来る
けですね。いわばリセットボタンみた
いに使えるわけです。まあ、使わない
に越したことのない、最終手段ではあ
りますけれども。

 

ご参考になれば、幸いです。

 

あ、そういえば、私このハンドサイン
褒められたことがあります。腕をグ
ッと上に持ち上げて、ゆっくりとそし
てしっかりと頭を指さしたら、「分か
りやすい!」と褒められまして……

 

演奏でも褒められたかった!?(笑)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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フレーズは覚えるのではなく、○○しないと身に付かない?

楽とくにジャズの方面で使
われる言
葉にリックというのが
あります。英語
で書くと“lick”
で「舐める」という意味
の単語
と同じつづりです。

 

音楽用語として使われる時は、別に何
かを舐めることとは関係なくて、「そ
のミュージシャンがアドリブしたりす
る時によく使うフレーズのネタ」とい
ったような意味になります。なぜそれ
を「リック」と呼ぶのかは、こういう
用語にありがちなことですが、よくわ
かりません。なめてんのか?

 

で、よくこうした「リック」を覚えま
しょうとかジャズのアドリブの入門書
とかサイトとかに書いてあるんですね。
それを純真で(?)熱心な人は覚えよ
うとかするんですけど。だいたい、
れでアドリブが上手く弾けるようにな
るかというと、そうは問屋がおろして
くれないことがほとんどなわけです。

 

語学を学習する時に、あいさつとかの
決まり切ったフレーズを習っても、実
際にそれをうまく活用できないのと似
たようなことが起こるわけですね、妙
なところで使っちゃったりとか、その
先が続かないとかね。

 

結局「リック」を音楽の他の側面と切
り離して覚えても上手に使えるように
はなりません。特に、その「リック」
「頭の中で鳴る」ようでないと、う
まく使えるようにはならないわけです。

 

ジャムの3原則でいう「フレーズを歌
う」ことが出来てないとね。

リックというのは、覚えるモノじゃな
(というか、覚えるだけじゃダメで)
「発見する」ものだと思うんですね。
アドリブの流れの中で、音が頭の中で
鳴って「あ、ここにハマる!」という
瞬間を見つけられて初めて、リックは
(フレーズは)使えるモノになるのか
と。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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フレーズをおしゃれにするためには「喰う」か「タメる」?

に演奏にバリエーションを
つけるに
はちょっとだけ「ずら
す」ことをやっ
てみるといいよ、
的なお話をしました。

 

今回はそんな「ずらし方」の一例をお
見せしたいと思います。

 

たとえば、図1のようなフレーズがあ
るとしましょう。すべてのが割と
然と並んでいますね。どう思われます
でしょうか?

 

ブルーノートを入れたりしていますが、
かっちりとしすぎていて、あまり面白
くないと思われる方が多いのではない
でしょうか?じゃあ、どうするかとい
うと、そこでずらすわけですね。でも
具体的にどうするか?

で、その時のキーワードが「喰う」
「タメる」かということなわけです。
図2を見てください。

 

まず、の8分音符が並んでいるとこ
ろは、半拍後ろにずらしている(「タ
メて」いる)のがお分かりになります
よね?でタメた分後ろの3つの音を三
連符にして詰め込んでますね。

 

それから後半の4分音符2つについて
は、後ろの音を8分音符に切り詰めて、
そのぶん2小節目の音を「喰って」半
拍前にもってきていますね。そうやっ
て出来たのが図2のフレーズなわけで
すが、今度はいかがでしょうか?

 

図1よりはだいぶおしゃれ度アップ
てると思いませんか?実はこういう符
割りはジャズ(とくにビバップ系)で
よく使われたりしますので、今度ジャ
ズを聴くときにでも気をつけてみてい
ただくと、似たようなリズムのフレー
ズが結構あるのに気がつくと思います
よ。

 

逆に言うと、図1の譜面を見ても図2
のように弾いてしまうのがジャズマン
てことかもしれません。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ジャズギタリスト金太郎

々、「あしがら」というら
しくない
名前のジャズバーに住
み込みで働いて
いた母親ととも
金太郎という男の子
が暮らし
ておりました。

 

生まれたときからそんな所で暮らして
いたせいで、毎日浴びるようにジャズ
を聴いていた金太郎は、ぐずって泣く
時もアフタービートを効かせていたと
いいます。

 

金太郎が歩けるようになると、母親は
金太郎にハコモノのギターを与えまし
た。まだ子供でただでさえ小さいのに
なぜか18インチボディー幅にロングス
ケールのネックという巨大なギターで、
最初のうちは演奏が大変でしたが、母
親は星飛雄馬の「大リーグボール養成
ギブス」の感覚で与えたのでした。

 

金太郎の遊び友だちは、ライブで演奏
にくるジャズマンたちでした。そんな
環境ですくすくと育った金太郎は、そ
のうち、この大きなギターを弾きこな
せるようになっていきました。とある
コンテンポラリーなジャズギタリスト
と仲よくなった金太郎は、ほどなくし
指をストレッチして変態じみたボイ
シングのコードを弾くまでになりまし
た。

 

母親が、開店前に金太郎を店で遊ばせ
ておくと、そんな変態じみたポジショ
ンで弾いた不協和音で、店の氷のブロ
ックが一瞬にしてクラッシュアイス
なったそうです。親孝行ですね。

 

そんなある年の秋、友だちのジャズマ
ン達から武者修行外のジャムセッシ
ョンに行こうと誘われました。金太郎
は喜んで参加しましたが、ジャズマン
たちの移動用のバンガス欠で、貧乏
なジャズマン達はガソリンが買えませ
んでした。そこで金太郎は店の売上を
ちょろまかしてガソリン代をカンパ
てあげました。良い子はそんなことを
してはいけませんよ。

 

金太郎達は隣の町のジャズ専門のセッ
ション・バーに行きました。そこでは
ストレート・アヘッドなジャズから
ードからフュージョンからアシッド
で様々なジャズが演奏されていました。
金太郎達は夢中でセッションしていま
したが、突然、とても大きな図体のヒ
ゲもじゃの男が入ってきて、無表情な
顔でギターを弾き出しました。

 

熊さんだ……」店内がざわめきまし
た。

 

「熊さん」と呼ばれたその男は、見た
目とはうらはらに、極端にピッキング
のアタックの少ない繊細なフレーズ
弾きましたが、なにやら近寄りがたい
雰囲気でした。熊さんの繰り出す音は
とてもコンテンポラリーで、調性があ
るか無くなるかのすれすれアウトフ
レーズのオンパレードでした。正直ま
わりのジャズマン達も引いてしまって
いましたが、金太郎だけは怖がること
なく熊さんに向かっていきました。

金太郎も得意の変態コードで対抗しま
したが、熊さんも聞いたこともないよ
うなスケールを数々繰り出して勝負が
つきません。ホールトーンスケール
コンディミは序の口で、シンメトリッ
クオーギュメントやら、ハーモニック
マイナーでの4度のインターバリック
ストラクチャーのアルペジオとか、た
とえ説明されても理解不能なスケール
をがんがん繰り出してきました。

 

スケールでは勝てないと思った金太郎
は、7音5音のフレーズが複雑なパタ
ーンで繰り返されるポリリズミックな
フレーズを引き続けました。すると熊
さんの額から大粒の汗がしたたり落ち
ました。金太郎がさらに11音と13音の
フレーズも交えて数十コーラスもの間、
ポリリズミックなフレーズを弾き続け
ると、とうとう熊さんは降参しました。

 

「参りました。どうか私をあなたの家
来にしてください

 

「いやいや、みんなで仲良くやりまし
ょう。さあ、みんな、ジャムセッショ
ンしよう!

 

金太郎は連れのジャズマン達や店の客
の方を見ましたが、ついてこれなくな
ったジャズマンや客達はとっくに帰っ
てしまっていましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ファンクギタリスト浦島太郎

々、ある夏の日に浦島太郎
が海辺で
遠くを見つめてビーチ
ボーイズの「サ
ーファー・ガー
ル」かなんかを聞いて
気取って
いると、子供たちが、わいわ

と騒いでいる声が聞こえてきま
した。

 

せっかく西海岸な気分でいたのにとか
思いながら、浦島太郎が近づいていく
と、子供たちは、海岸に打ち上げられ
ギブソン・エクスプローラーをいじ
めているところでした。

 

「なんだ、この変なかっこのギター。
立てかけておけないじゃん」

 

「そうとう歪んだ性格してそうだな」

 

まともな人間の弾くもんじゃない
だろ」

 

……とさんざんないわれようです。

 

「火つけて燃やしてしまおうか

 

それを聞いてエクスプローラーが不憫
になった浦島太郎は、子供たちの中に
割って入り……

 

「こらこら、そんなひどいことをする
んじゃない。浦島太郎オリジナルのギ
ターピックをあげるから逃がしてやっ
ておくれ」といって、子供たちの手か
らエクスプローラーを逃がしてやりま
した。

 

「お前もこんな変形モデルにされて大
変だとは思うが、気をつけるんだよ」

 

「浦島さん、ありがとうございます。
お礼に竜宮城にお連れしましょう」

 

「竜宮城?」

 

「毎晩、毎晩、連夜のジャムセッショ
ン三昧のできるそれは楽しい所です。
きれいなおねいさんもいますよ」

 

そういわれて、そういう所が嫌いじゃ
ない浦島太郎は

 

「ふ、ふうん、ま、ちょうど退屈して
たから付き合ってやってもいいかな」

 

……などとカッコつけましたが、内心
くわくして、エクスプローラーの背
中に乗って出発しました。

エクスプローラーは、浦島太郎を乗せ
て海の中に入り、そのまま海底に向か
いましたが、やがて海中にある雑居ビ
に連れて行きました。階段を3階
で昇って着いた先の店のドアには「セ
ッションバー竜宮城」と書かれていま
した。店に入ると、そこでは、ファン
クのジャムセッションの真っ最中。

 

ステージでは、エビやらヤドカリやら
のバンドが演奏しておりフロアでは
やヒラメが舞い踊っていました。

 

そして、カウンターの向こうでは1人
の女性がドリンクを作っていました。
「どーも、こんばんは。乙姫といいま
すー。うちのエクスプローラーがお世
話になったそうで、今日は、この子を
好きなだけ弾き倒していってください
ね」いつのまにか、浦島の手にはエク
スプローラーがにぎられていました。

 

乙姫に促されるままにステージに上が
った浦島は、エクスプローラーでファ
ンク?とは思いましたが、もともと嫌
いじゃない性格なので、ハウスバンド
ファンクのリズムに身を任せてギタ
ーを弾き始めました。

 

あるときはナイル・ロジャーズ
あるときはアル・マッケイ
はたまたレイ・パーカーJr.
ときにはブルーイ
……といったカッティングを繰り出し
たり

 

かと思えば、
デヴィッド・T・ウォーカーのような
エロいソロを弾いたかと思うと、

 

次には、コーネル・デュプリーのよう
ブルージーなフレーズを繰り出し、

 

また次の瞬間には、
カーティス・メイフィールド風にワウ
を効かせたギター弾きながらファル
セットで歌ったり、

 

やりたい放題の演奏を繰り広げたので
した。浦島太郎は次第にトランス状態
になって行きました。

 

「きもちい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

……

 

気がつくと、浦島太郎は海辺に倒れて
いました。すでに朝になっており、太
陽が次第に海辺全体を照らし、海辺の
砂が熱くなりだしていました。

 

「あー、頭いて……。そうか、一晩中
セッションしてたんだっけ……」

 

浦島太郎が起き上がって、ふと気がつ
くとそばに何か箱のようなものがあり
その中に手紙があるのでした。封筒に
「乙姫」とあり、中をみると、便せ
んに「お疲れさまでした。ノリノリ
したねー。300日連続であんなにギタ
ーを弾いた人は初めてです。あとで
会計お願いしますね」と書いてありま
した。

 

一晩と思えましたが、浦島太郎は300
晩連続でセッションしていたのでした。

 

封筒の中には請求伝票が同封されてい
ました。

 

「う……」

 

その伝票を見た浦島太郎の髪は一瞬で
真っ白くなってしまったということで
す。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ハードロッカー桃太郎

々、おじいさんが山でトラ
ペットの、おばあさんが川でサッ
クスの練習をブルージャイアント
よろしくしていると、川上から
きな桃がどんぶらこっこ、どんぶ
らこっこというシャッフル系のノ
リで流れてきました。

 

「ちょっ、クールじゃん」とおばあさ
んがその桃を引き上げ、家に持ち帰っ
て2人で割ってみると、中からギブソ
ンのフライングVを抱えた長髪で腕に
タトゥーをした男の子が生まれてきま
した。

 

「桃からうまれたのでピーチボーイ
名付けましょう」という安易なネーミ
ングに反発しつつも、男の子はすくす
くそだち、立派なロックギター小僧
成長しました。

 

毎日毎日ギターでリフやらランフレー
やらを大音量で弾くので近所の人や
らクマやらイノシシやらは迷惑そうに
していましたが、おかまいなしに弾い
ていると、上達は著しく、まもなく村
の若い衆ではかなう相手がいなくなり
ました。

 

ある日ピーチボーイはおじいさんとお
ばあさんに言いました。

 

「おじいさん、おばあさん。僕は鬼ケ
にいってギター合戦して鬼退治をし
てきます」といいました。「鬼ケ島」
というのは隣の町にあるジャムセッシ
ョンを夜な夜なやっているライブハウ
の名前でした。

 

おばあさんにきびだんご型のギターピ
ックをもらい、おじいさんから改造し
強力ディストーションエフェクター
をもらったピーチボーイは愛機のフラ
イングVを手に町へと出かけて行きま
した。

 

町に向かっているとがやってきて、
「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」と
いいました。

 

「んー、じゃ、お前サイドギターね」

 

犬をサイドギターにしたピーチボーイ
は次にに出会いました

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「んー、やってもいいけど、ギターば
かりいても困るからおまえベースな」

 

猿をベースとして加入させたピーチボ
ーイは次にに出会いました。

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「もうあとはドラマーの空きしかない
けど、それでもよければ」

 

犬と猿と雉が加わってピーチボーイズ
と名乗ることにした一行が、目的地の
「鬼ケ島」に着くと、そこでは鬼達が
大音量ロックジャムセッションの真っ
最中。ピーチボーイは鬼達に言いまし
た。

 

ロックンロールオールナイトいきま
ーす!ワンツースリーフォー!」いき
なりフルテンのボリュームで弾き始め
ました。

 

犬のパワーコード鬼達のパンツを引
き裂きました。

 

猿の重低音ベース鬼達の鼓膜をぶち
抜きました。

 

雉のドラミング鬼達の角を破壊しま
した。

 

そんな阿鼻叫喚の中、ピーチボーイ
ありったけのテクニック高速フレー
ズを繰り出してギターを弾きまくり
した。

 

「ひえええ、降参です降参です。勘弁
してください」

 

ピーチボーイズは鬼達から金銀財宝
取り上げようとしました。

 

が、

 

「すみません楽器代とハコ代とノルマ
で消えてしまいました」といわれてし
まい、あげくのはてにライブハウスの
マスターからチャージを巻き上げられ
一文無しで帰りましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

Acapella というアプリが面白いので…

前に、こんな動画を作りまし
て…▼▼▼
Acapellaというスマホ、タブレット用
のアプリ、正確にいうとAcapella from
PicPlayPostというものがありまして、
しばらく前から、気にはなっていたの
ですが、先日ようやくダウンロード
て(無料なんですけどね)使ってみた、
その作品(?)第1号なんですね。

 

どんなアプリかといいますと Mixcord
というデベロッパー(というかデベロ
ッパーのネットワーク?)から出てい
るようで、つい最近出来たアプリかと
思っていたんですが、2年以上前から
あるようですね。

 

で、どうも元々PicPlayPostという
画のコラージュを作るアプリがあって
それがベースになっているようです。
このAcapellaというソフトは、その
画コラージュを「音楽」に特化させた
というのが一番の特徴です。

 

iPhone用のアプリはこちら▼▼▼
Android用はこちら▼▼▼

 

何ができるかというと、一つの画面を
最大9つのフレームに分割して、その
それぞれに音声付きの動画をどんどん
録画していけるんですね。前に撮った
動画を再生しながらそれに重ねていけ
るので、あのジェイコブ・コリアみた
いな1人多重録音の動画を作ったり、
動画のデータを共有することによって、
YouTubeで見るようなペンタトニック
ス風のコラボ動画を作ることができま
す。

そんなわけで、入手してすぐに、1人
多重録音(録画)をモノは試しとやっ
てみたのが、最初にご紹介した動画で
した。まあギターのバッキングの上で
ソロをぱらぱら弾いただけですが…

 

ユーミンの「卒業写真」ジャズっぽ
く弾いてみたわけですが、普通に動画
編集ソフトを使ってやろうとするとそ
れなりに結構な手間のかかることが
単にできてしまうんですよね。気に入
るまで何回も録り直しもできますし。

 

なかなか楽しいアプリではないかと思
い、これは色々遊べそうと思ったので
した。この続きはまたそのうち…。

 

※追記:この他の Acapella 関係の投
稿
にご興味のある方は、
こちらにまと
めてあります
!▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/?s=Acapella&x=0&y=0

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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昭和の歌謡曲でセッションパーティー!

いぶ以前に、昭和の歌謡曲
縛りでセ
ッションしたら面白い
かも、というこ
とを書きまして。
書いたまんま、なか
なか出来な
かったのですが(セッショ
ンの
中の1曲あるいは数曲を歌謡曲
することはよくあります)…

 

こちらでもときどきご報告などしてい
アラカンセッションという、原則50
代以上の方々を対象として毎月開催し
ているセッションが1周年を迎えたと
きに、それをやりました!

 

この日は1周年を記念して、ちょっと
いつもとは違ったパーティー形式のイ
ベントを実施いたしました。場所は吉
祥寺のとあるビルにある貸切パーティ
ーのできるカフェでした。窓からは井
の頭公園も望めるなかなか素敵なロケ
ーションです。

 

そんなスペースで、日曜の昼下がりに、
食事とドリンクを用意して、みんなで
パーティーとしゃれこみました。

そして、当日は「昭和のあの歌、あの
曲」というテーマを設定して、セッシ
ョンを楽しんだのです (^-^)

 

そんな様子を動画に撮りました(笑)

 

「すきすきソング」(ひみつのアッコ
ちゃん)です▼▼▼

 

「ドリフのズンドコ節」です▼▼▼

なんか、色モノ系ばっかりやってるよ
うな感じですかね?もちろんそればっ
かりじゃないんですよ。たとえば…

 

「ルビーの指輪」です▼▼▼

 

そんなわけで、懐しい曲を演奏し、語
り合い、楽しい時間を過ごすことがで
きました。

 

いかがですか?こんなアラカンセッシ
ョンご興味がある、あるいは参加し
たいと思われましたら、コメントでそ
の旨お知らせくださいませ。

 

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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良いプレイヤーの指標って何?

球というスポーツが人々の
興味を引
きつけるのには「数字」
とか「統計」
といったものの働
きがありますよね。

 

つまり、投手の勝ち数とか打者の本塁
打数といった数の積み重ねであったり、
あるいはさらにそれを「割合」で見て
いく防御率とか打率とかいう数字をめ
ぐって、みんなが盛り上がるという側
があるわけです。もちろん一方では
試合の勝ち負けやシーズンの優勝とい
「勝負」の側面があるのは間違いな
いのですが。

 

面白いのは、そうした数字上の記録と
勝負が必ずしもリンクしない、という
ところなんですよね。派手な活躍をす
る選手がいても、チームとして勝負は
また別だったりすることも往々にして
あったりします。

 

そんなこともあるので、そもそも従来
のそうした成績の統計の取り方疑問
を持つ人が出てもくるわけでして。も
っと別の指標の方が統計学的に勝負に
直結するという「理論」を打ち出した
のが、例の「マネーボール」という本
やら映画で描かれた「セイバーメトリ
クス」というものですね。

 

打率より出塁率のほうが重要なんだと
か、送りバントは(ほとんどの場合)
無意味だとか、そんなこれまでの常識
とは異なる考え方が生まれたりもして
います。最近投手についてよくいわれ
「クォリティ・スタート」(先発投
手が6回を3失点以内におさえること)
という考え方もこの理論からきていま
すね。

 

でね、

 

そんな野球の話を、別に何でも音楽の
世界に当てはめたりするのがいいと思
っているわけではないのですが、たと
えばセッションなどでの演奏を成功さ
せる(あるいは演奏をより良いものに
する)指標というのが、これまでの
奏技術のとらえ方とは別にあっても良
いのではないか、とふと思ったりした
んですね。

早く弾けるとか、複雑なフレーズが弾
けるとか、高い音が出せるとか、そう
いうのとは別の指標。例えば、周りの
音がよく聞こえているとか、メンバー
同士の反応の良さとか、そんなのを測
指標はないものか。そんなことを考
えたんですが。

 

…でもまあ、それって一緒に演奏して
いて楽しい人ってことか…。別に指標
化しなくてもいいのかも(←オイ)

 

そんなことを、テレビで野球の試合を
観ながら考えたのではありました。


では、また。( ̄▽ ̄)

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音楽や楽器を続けるには自分を「犯人」にしないこと

ジネスの本とか雑誌やWeb
の記事
を読むと、問題が起きた
時に、誰が悪
いかという犯人捜
をしてはいけない。
何が問題
でどうすればそれが修正され

かを考えるべきだ。なんてよく
書か
れています。


ピーター・ドラッカー
が、優れたマネ

ージャー「誰が悪いかを考えない、
何が悪いかを考える」と言って(書い
て)いるとかいないとか。まあ、別に
異論を述べようって思うわけではなく
て、なるほどそうだよねっていう話な
んですが。


しかし、これほどいろんなところで同

じようなことが語られている、という
ことは、つまり、いたるところで誰が
悪いとか誰のせいだとかいう「犯人捜
し」が行われている、ということの
返しなんでしょうなあ。……なんてこ
とを思ったりもするわけでして。


ビジネスの世界でなくても
ですね……


音楽
やったりしても、曲の演奏がうま

くいかなかったりすると、どいつが
まくできないからとか、あいつがあそ
間違えたから、とか、そんな誰が悪
いという「犯人」の指摘が始まったり
して。まあ、そうなると一気に雰囲気
は悪くなりますよねえ。

それから、その犯人というか悪者捜し
が他人じゃなくて「自分」に向かって
しまう、なんてことも非常によくあり
ますね。「自分が下手だから」とか、
「自分がミスをしたから」とか言って
自分を責める人も多いんじゃないでし
ょうか。


そんな思考パターンにはまってしまう

と最終的には音楽やめる、とか、この
楽器は向いてないのでやめる、とかま
あそんなことになってしまうのですね。
危険だ……


そんなわけで、音楽を続けるとか楽器

を続けるために大切なことは、(特に)
自分が悪いからだめなんだとかいう思
考を振り払う、いい意味での開き直り
と、より冷静ポジティブな(できて
いないことよりできていることに焦点
をあてる)姿勢ではないかと思うので
すが。


て、ことで。


では、また。( ̄▽ ̄)

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ギタリストの「変身」(その3)

(フィクションですってば)
睡とはほど遠かったが、ア
キラが次
に気がつくと朝だった。
自分がエフェ
クターになってか
ら丸1日が過ぎたわ
けだった。

 

「兄さん、起きた?」前日に起きたこ
とをアキラが反芻していると、が入
ってきた。「いい知らせよ。専門家
呼んだの」

 

「専門家?」

 

「そう、エフェクターのことはエフェ
クターの専門家に聞くのが一番でしょ」

 

「エフェクターの専門家って誰?」

 

「もうすぐ来るわ。見つけるのに苦労
したけど、持つべきはミュージシャン
仲間よね」妹はアキラとは別のバンド
でキーボードを担当しているのだ。た
しか彼氏がギタリストかベーシスト
ったはずだ。

 

「そうだ、兄さんの写真をインスタ
上げるって約束したんだった」妹は自
分と巨大エフェクターと化した兄の姿
スマートフォンで撮影しはじめた。

 

「おい、よせよ」アキラは言ったが、
そもそも止めようとしても、逃げよう
としても動けないのだった。

 

「いいじゃない。専門家紹介してもら
う代わりに、インスタに写真上げるっ
て約束したのよ」

 

そんなことを話しているうちに階下で
ドアフォンの呼び出し音がした。母親
が対応する声がきこえ、ほどなく来客
と一緒にアキラの部屋にやってきた。

 

「兄さん。いらしたわ。アカシさんよ」

 

「どうも」とその男は部屋に入ってき
た。物静かな様子だが、手には金属製
のスーツケースを持っていた。背後で
父親と母親がこわごわといったおもも
ちで部屋の中の様子を窺っているのが
感じられた。

 

「それじゃ、アカシさん、後はよろし
くお願いしますね」妹はそういうと、
父親と母親と一緒に階下に降りていっ
た。

 

部屋にはアカシという男とアキラの2
人、正確には1人と1台が残された。
「なるほど、これは極めて興味深い
アカシは独り言のように言った。

 

「あのー、俺ってどうなってしまう
ですかね?」アキラはおそるおそる尋
ねた。

 

「どうなってしまうかですか。それは
私にもわかりませんなあ。そもそも
自身どうなってしまうかさえ、私には
わかりません。まして、一夜にしてエ
フェクター、しかもコーラスになった
人がこの先どうなるか、と言われても
ですね」アカシは言った。

 

「……でも、まあ、まずはちょっと見
てみましょうかね」そういってアカシ
はスーツケースを開けた。中にはぎっ
しりと工具が詰まっていた。

「まずは、じっくり調べてみないと
すなあ。エフェクター好きとしてはこ
機会を逃すわけにはいきませんから
なあ」アカシはアキラが見たこともな
い工具を手に取った。そして、アキラ
を様々な角度から眺め始めた。

 

階下のアキラの家族の声が聞こえてき
た。ずいぶんと遠く感じたが、めった
に笑わない父親が笑っているのが聞き
とれた。

 

アキラのに(もはやどこが背かわか
らなかったが)悪寒が走った。冷や汗
が流れた。いや、身体の構造上、冷や
汗をかこうにもかけないが、身体の表
面の金属の温度が下がったので、結露
したのだった…

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

 

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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