グルーヴィーな「第3の居場所」を見つけるための、あれやこれや
オレが “伝説” だって?おい、オレは
まだ終わっちゃいないぜ。“伝説” と
いうのは、過去の業績にしがみついて死を待っている老人のことだろう
て、ことで。
小室哲哉さんが、引退を表明
されましたね。
もちろんみなさん御存じのことでしょ
うが、不倫疑惑報道があったり、介護
の問題、自身の体調の問題、等々、引
退会見でかなり赤裸々に語っています
よね。
そしてこの引退表明に関して、ご承知
のとおり、多くの人が色々なことを語
っています。引退を惜しむ声はもちろ
ん、この会見のきっかけとなったとい
われる「文春砲」への怒りとか。
そして、実はこの引退が今日本の音楽
業界で起きている大きな地殻変動の現
れである、という意見もあります。お
そらく、それ、間違っていないだろう
と私も思います。
さらには音楽業界にとどまらない、社
会的な潮流の現れともとれますね。そ
もそもカリスマの生きにくい時代にな
ったというか…。
で、
一方、私がこの引退会見の報道を読ん
で、何を思ったかというとですね、
TKもアラカンなんだな
…ということです。今年還暦なんです
ねえ。これまでTKの年齢を意識した
ことなんてなかったんですが…。引退
会見でも、「介護との両立の限界を感
じたのは(昨年の)8月ぐらい。(中
略)来年は一般的な定年かなと思った」
なんて発言をしています。
もちろん音楽プロデューサーという職
業には、普通のサラリーマンとは違っ
て決められた定年があるわけではない
のですが、それでもやはり、アラカン
的な悩みや、ライフサイクルから来る
状況とは無縁ではないのですねえ。当
たり前といえば当たり前ですが。
最近多い、熟年結婚する有名人女性の
ことも話題になってますが、そんな話
との対比も含めて、ちょっと感慨にひ
たってしまいました。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
この前、ちょっとウィキペデ
ィアでコール・アンド・レスポ
ンスのことをどんな風に書いて
あるか眺めてたんですが…。
まず、冒頭コール・アンド・レスポン
スとは、「複数の演奏者または歌手が
前者の呼びかけに後者が応答する形で
フレーズを継承し、演奏または歌唱す
る楽式のこと」とか書いてあるわけで
す。ま、確かに(笑)
で、その下の方に「ブラックアフリカ
地域において、伝統的に集会や宗教儀
式などを告知するコミュニケーション
手段として普及していた」とか書いて
ありまして…
それで私が何を思い出したかというと
これなんですね▼▼▼
https://youtu.be/zbHpS7B5xgQ
えー、タモリの「ソバヤ」という曲と
いうかネタなんですが、彼のファース
ト・アルバムに入っていたんじゃない
かと思います。タモリが国民的大スタ
ー(笑)になる前のネタですね。
たしか「全国冷やし中華愛好会」(全
冷中)のイベントで歌われたんですよ
ね。全冷中のことを語り出すと長くな
るので、ご興味のある方はググってみ
てください。
アフリカの民族音楽をパロってるわけ
ですが、タモリがなにか訳の分からな
いことを叫ぶ(コール)→「ソバヤソ
バーヤ」(レスポンス)という構造に
なってまして。ま、ただそれの繰り返
しなんですが…。
なんでもオールナイトニッポンでこれ
を2時間連続でやったとか、そんな伝
説にもなってる芸なんですね。
これって、ジャムセッションの原点み
たいな芸じゃないですか。最近タモリ
がやってるの見ないけど、このまま記
憶のかなたに忘れ去るのも惜しいな、
と思ったんですよ。
どこか(どこだよ?)でやってみたい
な、などと思ってしまったんですけど
ね(誰となく)。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
アラカンとかいわれるような
歳になると、そりゃまあたいて
いの人は10代の若者よりはいろ
んな経験を積んでいるわけです
よね。
で、まあ経験があるということは、そ
の経験をベースに色んな知識やらノウ
ハウをため込んでいるわけです。それ
によって、様々な事態に日々対処して
いるわけですよね。
それはそれで、基本的には良いことな
わけですが。気をつけなければいけな
いのはですね、何かを新たに学ぼうと
するときに、その妨げになりかねない
ということなんでして。
「人は自分が知っていると思うことを
学ぶことはできない」
…といったのは、
古代ギリシャの哲学者のエピクテトス
何かを学ぼうという時に「あ、それ知
ってる知ってる」という態度で臨むと
本当に学ぶことはできない、というこ
とですね。もちろんそんな態度の人は
年齢にかかわらずいるとは思いますが、
歳をとるとどうしてもそういった傾向
が出やすくなる危険が増大すると思い
ませんか?
そして、これ、人がそんな態度を取る
とすぐに気がつくんですけど、自分が
そうなってるのはなかなか気付きにく
いんですよね…。
気をつけましょうね。ま、自戒も込め
て書いておりますが。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)