期待に応えようとするとハズす法則?

間のアクティビティという
ものは、多くの場合相手が存在
しますよね。

 

音楽でも、聴き手という存在もあれば
一緒に演奏する仲間もいます。もちろ
ん全く1人で自分のためだけに演奏す
る人もいるかもしれませんが、それは
ま、置いといて。

 

で、

 

相手がいるとなると、その相手に気に
いってもらおうとか、相手の期待に応
えよう、とか、そういう心理が働くの
人間というモノですよね。気に入っ
てもらえれば嬉しいし、そうなれば
互いハッピーになれるじゃないかと思
うわけですが。

 

でも、実際はそういう心理があだにな
るらしい、という研究が色々あるので
すね。

 

例えば、アメリカの研究ですが、被験
仕事の求人の記事をまず読んでも
らい、それに応募するつもりになって
自分をプレゼンする3分くらいのビデ
を撮ってもらったんだそうです。

 

被験者は3つのグループに分けられ、
最初のグループの人たちには「求人し
た側であるこの動画を観て評価する人
の期待やその人の利益に合せて自分の
言うことを調整してください」という
指示を出したのだそうです。

 

もう1つのグループの人たちには「あ
くまで自分自身に正直に、自分を曲げ
たりせずに、動画を観る人に語りかけ
てください」というような指示が出さ
れ、3つ目のグループには内容につい
ては何の指示も出されませんでした。

 

その結果どうなったかというと、まず
被験者側では、相手を意識して動画を
撮ったグループは他のグループ(特に
2番目のグループ)に比べて、不安
どを感じる度合が高かったそうです。

 

で、その不安な精神状態が、パフォー
マンスにも影響するようで、動画を観
る側つまりその人を雇うかどうかを判
断する側からみて、「自分に正直」な
グループの方が「相手に合わせる」グ
ループより26%も雇われる可能性が高
という結果になったそうです(何も
言われなかったグループでさえ15%も
高かったそうです)。

 

まあ、これが音楽の現場にどれだけあ
てはまるか、という議論はあるかと思
います。それでも、少なくとも相手を
過剰に意識して気に入られようと演奏
するよりも、まずは自分のやりたいこ
とをそのまま表現するように演奏する
ほうが結局お互いハッピーな結果にな
りそうだと思えますよね。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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