普段は、誰の本を古本屋で買っ
たとか書かないようにしてるんで
すが。
本人の目に触れる確率は低いでしょう
けど、万一目に入ったら、やっぱりあ
まりいい気はしないかなと思うんです
よね。「ちゃんと新刊の書店で買えよ」
って思うだろうなあ、と。
なんですが、
今日はちょっと例外です。なぜ例外か
は読めばわかると思いますが、さて。
最近、古書店で(まあ、ブックオフで
なんですけど)
という文庫本を買ったんですよね(笑)
普段なら立ち読みして、またそっと棚
に戻すと思うんですけど、なぜかその
日はそのままレジに持っていったんで
す。
芸能人(音楽関係は除く)の書いた本
を買ったのなんて何年ぶりだろうって
感じです。まあ、その本だけ買ったわ
けじゃないんですが(言い訳が多い)。
で、
今日のテーマはその内容について……
ではなくてですね(ないのかい)、そ
の本に挟まっていた、
しおり
なんですね。
買ったその本には、「祈合格」と書か
れたしおりが挟まれていたんですよ。
その文庫に最初からついていたしおり
とは別に。ウラをみると駿台文庫なん
て書いてありまして。
つまり、受験用の問題集かなんかにつ
いていたしおりが(なぜか)こちらに
挟まれていたわけです。
それを見て、受験勉強の合間に『壇蜜
日記』を読むという、変わったという
か、おじさんくさいというか、そんな
趣味の受験生の姿が目に浮かんだわけ
ですね。どんな奴だよ。
アイドルに行かずに(まあ行ってたの
かもしれないけど)壇蜜に行き着いた
のはなぜだろう、とか。他にどんな本
読んでるんだろうとか。音楽の趣味は
どんななんだろうとか。
親に見つかって、勉強の邪魔だとかい
われてブックオフに売りに出されたり
してたら可哀相だなあ、とか。今はそ
んな親いないか、とか。
しばらくページをめくる手を止めて想
像してしまった、と。そんな冬の日の
昼下がりでございました。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)