これを読んでいるギターを弾か
れる方で、このコードが好きだと
か弾いてて気持ちいいとか、そう
いうのってありますか?
人それぞれ色々あるとは思うのですが、
私がまだギターを弾いて歴史が浅い頃、
つまり、相当昔ってことですが。アコ
ギを弾いてて、こういうコードがある
ことを知ったのですね。
どういうモノかというと、ギターのオ
ープンコードのAmの押さえ方があり
まして、ギタリストの皆さんなら誰で
も知っているわけですが、これをその
まま2フレット上にスライドした押さ
え方をすると(開放弦はそのまま開放
にしたまま)Bm11 on Aというコード
になるんですね。
ギターを弾かない人にはなんのこっち
ゃって感じでしょうが、図で示すとこ
んな押さえ方です▼▼▼
で、さらにこの押さえ方をさらにその
まま2フレット上にずらすと、なぜか
Amaj7コードになります▼▼▼
そして、このAmaj7 と Bm11 on A を
交互に弾くだけでやたら気持ちいい!
交互に弾くだけでやたら気持ちいい!
と、当時感動しまして。普通によく使
われるコードしか弾いたことのない純
真な(?)若者にはなんかとてもカッ
コよく聞こえたんですね。
で、
こういう開放弦(なにも押さえていな
い弦)を上手く使ったコードというの
はギター(とくにアコギ)の得意技で
といえるんですよね。
このAmaj7のコードなどは1弦の開放
のEの音と2弦5フレットのEの音が
被っているんですが、これがエフェク
ターでいうコーラスをかけたような響
きになって良いんですよね。え? 何
言ってるのかわからない? つまりな
んというか、ちょっとキラキラした感
じになるといいいますかね。
まあ、そんなマニアックな話はともか
く。ギターは弦が6本しかないので、
複雑にいくつもの音を積み重ねたコー
ドを弾くのはどうしても限界があって、
ピアノなんかには全然かなわないんで
が。
その一方で、こんな風にピアノには弾
けないようなコードが弾けることもあ
るのです。
今でもこの2つのコードを弾くと、昔
のことが思い出されます。あの頃は色
んなことが新鮮でした(遠い目)……
なんてね。
何かお好きなギターのコードはありま
すか?
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)