「……えと、あとファンクもやってみ
ようかな、なんて思うんですよね」
キン』『スーパースティション』『カ
っても同じようなものですが……」
グルーヴィーな「第3の居場所」を見つけるための、あれやこれや
「……えと、あとファンクもやってみ
ようかな、なんて思うんですよね」
それでは、また。( ̄▽ ̄)
世の中には、残念ながら(?)
「難しい曲」というものが、存
在します。
数え上げればきりがありませんが、た
とえばジャムセッションの界隈(?)
でいうとですね、ジャズの曲は難しい
といわれるモノが多いですね。特に、
ビバップ以降のジャズのミュージシャ
ンが作曲したものなんかに多いようで
すね。
どうしても、それまでのスタンダード
ナンバーなんかとは一線を画す路線を
打ち出したいと思うと、難しくなって
しまうんでしょうかね。
チャーリー・パーカーの「ドナ・リー」
とか「コンファメーション」とか、チ
ック・コリアの「スペイン」とか、ジ
ョン・コルトレーンの「ジャイアント・
ステップス」とか、デイヴ・ブルーベ
ックの「テイク・ファイヴ」とか、有
名な難曲ですね。そしてまた、それを
マスターしようとチャレンジする人も
後をたたない、という人気曲だったり
もするわけです。
なんですが、
そういった難曲といわれる曲の「難し
さ」というのは実はいろいろだったり
するわけです。
たとえば、「ドナ・リー」とか「コン
ファメーション」といった曲は、テー
マのメロディーをちゃんと演奏するの
がともかく難しいわけです。なんせ、
パーカーのアドリブをそのまま曲にし
てしまったようなテーマなので。
ですが、パーカーの曲の構造つまりコ
ード進行なんかは、別にその辺の(と
いってはなんですが)のスタンダード
・ナンバーと難易度はあまり変わらな
いんですね。実は、パーカーという人
の曲は、ほとんどが昔のスタンダード
・ナンバーからコード進行を借りて書
かれているのです(コンファメーショ
ンは違うらしいですが)。
一方、「ジャイアント・ステップス」
なんて曲は、テーマのメロディーはそ
んなに複雑なものではないですね。と
いうか、まあある意味とってつけたよ
うなシンプルなものです。
この曲の問題は、いわゆる「コルトレ
ーン・チェンジ」とよばれるコード進
行に沿ってソロをどう展開していくか、
というところにあるわけですね。話す
と長くなりますが、ネットで探せばこ
の曲の解説は沢山出てきますので、ご
興味ある方は検索してみてください。
そして、「テイク・ファイヴ」。この
曲についていえば、5拍子という変拍
子をどうクリアするか、ということが
中心になりますよね。「スペイン」に
関して言えば、有名なキメのフレーズ
を含むテーマ部分のアンサンブルをバ
ンドとしてどううまくまとめるかがポ
イントだったり、とか。
というわけで、難しい曲、といっても
その「難しさ」はいろいろだよなあ、
その「難しさ」がどこにあるかを押さ
えて練習しないとね。と、久しぶりに
「コンファメーション」のテーマを弾
いてみようとして思ったのではありま
した。ありゃー、だいぶ忘れちゃって
るなー、ヤバ(汗)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
「(初めて兄のバンドでオン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリートを弾いた時)Cから上に一つおきに鍵盤を押さえるとCのコードができて、Eの場合は(中略)EGBではハマらなくて、Gを半音上げるとうまくいく。それを発見したときはもう大喜びでした」
「…先日ニューヨークでロイ・ヘインズのドラムを聴いていたら、フォーバース…をしていて、そのうちすっかりロイ・ヘインズのソロになって、やがてバババーン、バッ!と終わっちゃった」
「…西洋音楽は『C、F、Gという三和音で誰でも演奏できます』という、基礎パッケージのような音楽の入れ物の発見なんです。(中略)そして流行った先で、その国の伝統の節とぶつかって何かが起きる」