ハネたりハネなかったり?

イトル見て音楽の話かと思い
ました?

 

実は違うんですよ(えばるな)。

 

あるプログラマーの人の本を読んだ
んですが、電子書籍で。そのとき気づ
いたことの話なんですが。

 

別にプログラミングの本ではなくて、
プログラマーはどういう思考をするか
なんて内容の本なんですけどね。

 

で、

 

「バグ」というプログラミングから出
た言葉があるじゃないですか。プログ
ラミングの過程で発生してしまうミス
あるいはそれによって引き起こされる
誤作動、みたいな意味ですよね。

 

元々は虫という意味の言葉なんですが
プログラマーの世界では、そんな意味
に使われるようになったわけです。

最近では比喩的に(?)「脳がバグっ
てる」なんて使われ方もされたりして
ますよね。ま、それはいいとして。

 

じゃあ、その「バグ」を取り除く作業
のことをなんというか? これも最近
はプログラミングという世界が身近
なって来てるせいか、耳にすることも
多い気がしますが、

 

デバッグ

 

というわけです。

 

あれ?

 

バグはハネないけど、こっちはハネて
ますよね。

 

英語でみると bugdebug なので、
本来は、バグデバグ、あるいはバッ
デバッグという組み合わせである
べきでは? と思った、と。

 

それだけのことなんですが。

 

まあ、いろいろ理由は想像できるし、
デバグと書く人もいるかもしれないん
ですけどね。調べたわけじゃないけど。

 

そんなことに引っかかって本を読む
スピードが落ちるというかタイムロス
しております。別にヒマなんでいいん
ですが。

 

このの中で、プログラマーというの
プログラミングしていると、外界の
刺激脳に届かなくなって、あっとい
うまに時間がたつもんだ、というよう
なことが書かれておりました。

 

そういうところはミュージシャンと似
てるかな、なんて思ったという、そん
感想をもって、本を閉じたのではあ
りました。

 

電子書籍なんで、アプリを終了しただ
ですが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。 ( ̄▽ ̄)

 

本はバック○○○○○では読めない

りと最近のことですが、

 

古書店にいったんですね。

 

それは別に珍しいことではないんです
が、その時には店先の安い本の並んで
いる棚には特に目ぼしいものはなく。

 

今日は手ぶらで帰るか、と思ったんで
すが、まあでも店の奥に並んでいる本
も見ておくか、と。中に入っていった
わけですね。

 

そうしたら、とある上下2巻で、定価
で買うとそれぞれ 6000円以上する本
が、揃いで 2000円とかで売ってたん
ですよ。状態も悪くない、というか、
かなりきれいなのが。

 

普通に考えると、古本だとしてもそん
安くならないと思うんですが。まあ
掘り出し物的に見えたんですね。

 

え? と思っておもわず買ってしまっ
んですが。

 

まあ、しかし、買ってみると、ハード
カバーずっしり重いし、2巻合わせ
て 1000ページ近くあるんで、

 

どうすんだ、これ?

 

って感じになってます。

 

そんな買い物してしまうことってない
ですか、みなさんは?

 

CD のボックス・セットを買ってしま
ったような?……しかしボックスセッ
ならプレイヤーにかけて、BGM 的
に流し聴きするという手もありますけ
ど。

 

 

流し読みっていうのはできますけ
、何かの片手間にバックグラウンド
でやることは出来ませんよねえ。

 

なかなか手間のかかるメディアですね、
というのは。

 

そういえば、著作権の切れた書物を集
めた「青空文庫」っていうプロジェク
がありますが、最近「青空朗読」
いうスマホのアプリを見つけまして。

 

ボランティア(?)の朗読者の人が、
そんな青空文庫に入っている作品を読
み上げくれているのを聴くことができ
んですよね。朗読されている作品数
はまだ数に限りがありますけど

 

なんかとめどない話になりましたが、
本はバックグラウンドに流せない、と
いう、当たり前のことを今さら思い知
ったというお話でした。

 

しかし、読まないとな、あの本……

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

積読が Tsundoku になる日?

んかまた「積読」ということ
について考えていたんですが。

 

そしたら、ウンベルト・エーコという
有名な学者であり作家である人がなん
か言ってたというのを見たんです。

 

エーコと言えば、「薔薇の名前」とい
有名な本があって、そういえばその
本持ってるけど、まさしく積読状態
なってるなと思ったんですが、それは
まあそれとしてですね。

 

閑話休題、調べてみるとエーコがなに
かいってたというより、彼が3万冊
蔵書を持っていて、それは、彼が本
を沢山読んだことの証しというよりも、
本をもっと沢山「読みたかった」こと
の証しである、ということを、別の誰
Nassim Nicholas Taleb とかいう
人だそうですが)が言ってたという話
で。

 

この Taleb という人によれば、読んで
いない本自分が知らないことをリマ
インドしてくれる「antilibrary(アンチ
ライブラリー)」なのだそうです。

 

音楽の教則本に当てはめていえば、
棚に置かれたままになっている教則本
は、自分がどれだけ音楽について知ら
ないかをリマインドしてくれている
だと。そういうことになりますね。な
るほど。

 

で、

 

まあそれはそれで、「へー」てなこと
ではあるんですが(わりとサラッとス
ルーしますが)。それより、ちょっと
面白いと思ったのは、そんな話をたど
るうちに見つけた英語の記事なんです
が▼▼▼

 

そこに、そんな「アンチライブラリー」
なんていう言葉より、私(筆者)は
本語の「積読」という言葉が好きだ、
なんて書いてあるんですよね。

 

筆者は積読という言葉をまた別のニュ
ーヨーク・タイムズの記事で見つけた
ようなんですが。実はけっこうこの積
読ならぬ Tsundoku という単語じわ
じわ英語圏で使われているらしい、な
んで話もあるようです。

 

前に「金継ぎ」という言葉が英語にと
り入れられているなんて話を書きまし
たが(最近オックスフォードの英語辞
にも載ったようです)。次は積読な
のかもしれません。

 

まあ、「過労死」が英語になるより嬉
しいですよね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)