はいどうも青井でーす。
今日はね、セッションホストってこと
で、僕もうあまりセッションホストや
ってないんですけど、今日はちょっと
お誘いを受けたんで、やって来ました。
はい、ぬこさんもいます。色々歩きま
わると思いますけど、あ、スネアの上
に乗っかっちゃった、すみません、よ
ろしくね。
で、セッションだからなんか曲やるの
かな? もうさ、曲とかよくない?
別にほら、著作権とかカス……じゃな
かったJ○SR○Cのこととか面倒くさい
じゃない? ストレス溜まるでしょ?
でも事前に決まってるから、まあやり
ますか…… “Isn’t She Lovely” だった
っけ?
そういえばこの曲「可愛いアイシャ」
っていう邦題がついるんですけど。ア
イシャっていうのはスティービー・ワ
ンダーの娘さんで、彼女が生まれた時
にスティービーが書いた曲ですね。
これ、子供の側からしたら、自分こと
を歌った曲がこれほど世の中で流され
たり演奏されたりするって、どういう
気分なんだろう? 「ヘイ・ジュード」
のジュリアン・レノンとかね。どんな
もんだか一度聞いてみたいと思うんで
すけど……。
ま、ともかく、“Isn’t She Lovely” で
す。この曲、キーは何でやります?
スティービー・ワンダーの原曲はEで
すよね。シャープ4つ。でも、キーF
でやったりすることもあります。フラ
ット1つでやりやすいってことですか
ね。
で、
アメリカのニューヨーク大学音楽心理
学科が 2016年に発表した論文がある
んですけど。その中で、147人の学生
をキーEで演奏するグループとキーF
で演奏するグループに分けてこの曲を
演奏してもらって自分がどのくらい演
奏を楽しめそうか、あるいは実際に楽
しめたかを演奏前と演奏後に判定させ
たそうなんですね。
最初の予定ではキーEbのグループも
作る予定もあったらしいんだけど、ベ
ーシストが強力に反対したという話で
すが、ま、それは置いといて。
で、その結果なんですが、キーEにつ
いては80%のギタリストと75%のベ
ーシストが演奏後の満足度が演奏前よ
り高かったんですけど、管楽器奏者の
人はこれが20%前後だったそうです。
一方でですね、キーFについてはギタ
リストやベーシストについてはあまり
変わりはなくて、65から70%くらい
だったんだそうですけど、これ面白い
ことに、管楽器の人たちについてはキ
ーEに比べてかなり上がってギタリス
トたちと同じ位の満足度UP だ っ
た ってことなんですよ。
なので結論としては、キーFにした方
が無難っていうことなんですけどね。
これ、へーって話ですよねー。
そんなことで、この後のお話としては
じゃあキーEでみんなの満足度を下げ
ずに、どうしたらこの曲を演奏できる
か、なんてことを具体的にお話しなが
らセッションしたいと思うので、よか
ったら皆さん下のコメント欄もしくは
概要欄をチェックしてみてください。
それでは、皆さんまたお会いしましょ
う。バイバーイ。
(このお話はフィクションですので現
実のジャムセッション、メンタリスト、
ぬこさん、大学の論文とは何の関係も
ありません。)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)