ます。前回の続きでございまし
て…
グルーヴィーな「第3の居場所」を見つけるための、あれやこれや
うですよ」
続きます ( ̄▽ ̄)
コード楽器でもあり、メロディ楽器で
もあるという点でかぶるけれども制約
の多いギターとの間には、色々複雑な
ものが……、というのが前回のお話で
した。
C(ド)が4拍目ウラ
C(ド)が(次の)1拍目オモテ←!
昨今の恵方巻きなどもそんな仕掛けの
一つかなと思いますが。関東にあんな
風習がやってくるとは思いませんでし
た。
で、何が言いたいかというと、動きの
ないところに動きを作りたければやは
り仕掛けがいるということですね。好
き嫌いは別にして。
Am一発でセッションをやるときも、
のぺーっとリズムキープして、同じテ
ンション(って音楽理論の方じゃなく
て)でやってたりしちゃ盛上りは生ま
れませんよね。
アイコンタクト出して、リズム隊巻き
込んで、あおってもらったりするとか、
その場でコード進行想定してフレーズ
に動きを出すとか。
そんな仕掛けが必要なわけです。
結果の好き嫌いは別にしてね(←オイ)
[考え中…]
でした。おわかりになりましたか?
最後に、ベースラインの上にメロディ
をのせたものを念のために貼っておき
ますね。
https://youtu.be/x5GMDYPAaQQ
では、また ( ̄▽ ̄)
最近のインフルエンザの薬は結構解熱
効果高いので、すぐにわりと元気にな
るんですが家の外には出るな、といわ
れてしまうんですよね。
今日はちょっと面白い映像を
教えてもらったので、ご紹介し
ようかと思います。
こちらなんですが、▼▼▼
https://youtu.be/KfNljvp_CnI
これは、テレビの特番の録画のようで
すが、ベニー・グッドマンというジャ
ズ・クラリネットの大巨匠が、メイン
ゲストで、彼が昔一緒にやったジャズ
メンと懐かしの共演をするといった形
になってまして、ベースはミルト・ヒ
ントン、ドラムがジョー・ジョーンズ、
ピアノがテディ・ウィルソン、という
豪華メンバーです。といっても知らな
い人には何のこっちゃでしょうが、ま、
そんな面子なんだと思って下さい。
で、
ギターは本来なら、ビバップの創始者
の1人とされるチャーリー・クリスチ
ャンにいて欲しいところなんですがす
でに亡くなってるし、ということで白
羽の矢が立ったのが、当時若手バリバ
リだったジョージ・ベンソンだったわ
けです。
演奏を聴いて(観て)いただくと、ま
ずはグッドマンがクラリネットで快調
に吹いて、一通りソロが終了したとこ
ろまでは、いいんですが…
ここで、グッドマンは、ピアノのテデ
ィ・ウィルソンの方を見て、ソロをウ
ィルソンに受け渡そうとします。とこ
ろが、そのアイ・コンタクトを見逃し
たベンソンは、ソロをウィルソンから
かっぱらって、自分でどんどんソロを
弾いてしまうのです(笑)
なんということでしょう (⌒-⌒; )
こんな、初心者セッションで起こるよ
うなことをあのGBがやらかしたとは。
まあ、この映像1975年のものだそうな
ので、ベンソンは確かにバリバリやっ
てはいましたが、あの大ヒットしたブ
リージンとかマスカレードとかを経て
大スターとなる前、ではありました。
周りのメンバーはみんな大先輩ばかり
だし、少々緊張してたのかもしれませ
ん。
それに、チャーリー・クリスチャンは、
ベンソンにとっての、ギターヒーロー
でした。彼もわれわれの間でいう「弾
き気」に負けてしまったのかもしれま
せん。
そんなわけで、プロのミュージシャン
でもロストもするしアイコンタクトを
見逃すという、一つの事例として紹介
しました。
が、しかし…
やらかしてしまったとはいえ、その後
のベンソンのソロはやはり尋常ではあ
りません。そして、グッドマンも最後
にはノリノリで、ベンソンと掛け合い
のインタープレイで締める、という。
観客も大ウケで最後はスタンディング
オベーションで終わるという。
そんな素晴らしい演奏に最終的にはし
てしまうという、プロの底力を見せつ
けられる映像でもあるのでした。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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この曲って、微妙に異なる2つのバー
ジョンがあるんですよね。