消せるボールペンてあるじゃ
ないですか。最近ではボールペ
ンばかりじゃなくて、マーカー
とか色鉛筆とかも消せるのが出
てきてますね。
ヒット商品から定番化してしまったよ
うに見えますね。一つのカテゴリーに
なってしまったというか。
確かに便利なんですけど。そして、そ
れを実現させた技術力というか開発力
もすごいと思うのですが。
なんで、これほど受け入れられたんで
しょうね。
だってボールペンですよ。ペンという
ものは、消せないものじゃないですか。
いや、消せないものだったじゃないで
すか。
みんな、そんなに消したいんですかね?
あるいは、なかったことにしたいんで
しょうか?そうなんでしょうね。
失敗はしないほうがいい。なかったこ
とに出来たほうがいい、と。
そう思うから、みんな買うんですね。
それって鉛筆の発想ですよね。ペンの
色のきれいさやバリエーションは欲し
い、でも鉛筆の書いたり消したりでき
るところは捨てがたい。
ペン字の文化からは出てこない発想な
のかもしれません。間違ったら消せな
い、でもそれでもあえて書く、という
メンタリティーとは違うんですよね。
まあ、どっちが良くてどっちが悪いと
いう話ではないのですが……。
音楽の生演奏は、そういう鉛筆的発想
ではなくて、ペンの文化に近いですね。
間違ったとしても、無かったことには
できない。
なので、間違うことを恐れすぎるとそ
もそも成り立たないアクティビティな
わけですね。
間違うことを恐れて、出て行く音にあ
まりにも神経質になりすぎると、どん
どんネガティブな方向に流れてしまい
ますから。ある程度の割切りというか、
大胆さも必要なんだと、ボールペンを
コンビニで買おうとしながら考えたの
でした(笑)
音楽聴いててもさ、終わっちまえば空
中に消えちまうんだし。二度と捕まえ
られないんだよねー
……てなことを言ったのは、エリック・
ドルフィーでしたっけね。
無かったことにはできないけど。その
まま留めておくこともできない。音っ
て難しいですね。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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