創造力と生産性の微妙な関係

の中には、「朝型」の人と
「夜型」の人がいますよね。
さんもたいていどちらか
に当て
はまると思います。

 

仮にあなたが「朝型」の人であるとし
ましょう。当然のことながら頭が一日
で一番冴えているのは、午前中という
ことになりますよね。

 

それでは、脳が一番「クリエイティブ」
な時間帯はいつでしょう?

 

そんなの、同じように脳の冴えている
朝のうちにきまってるじゃん、と思い
ますか?

 

ブー ( ̄▽ ̄)v

 

どうも最近の研究によると、違うらし
いんですよね。

 

朝のうち、冴えた頭の状態のときには、
脳は集中しているので、不要な情報に
まどわされることなく(というか不要
な情報を締め出してしまって)、目前
の仕事をてきぱき片づけるわけです。
生産性はもちろん上がります。余計な
ことで気が散ったりすることが少なく
なるわけですからね。

 

ところが、

 

仕事を片づけるには有効な集中した脳
がクリエイティブかというと、じつは
そうでもないんですね。集中していな
い、どちらかというととっ散らかった
状態の頭の方が、いろんな情報の影響
を受けやすくなっている分、逆に普通
じゃないアイデアとか深い洞察を得る
確率が上がるようなのですね。早い話
より「クリエイティブ」な思考をする
ようになるようなんです。

 

だとすると、自分の脳のピークとなる
時間とそうでない時間帯を知ったうえ
で、その時間帯に合わせた活動をする
のが吉、ということになりそうです。

 

FB用 128ミュージシャン的な視点で見ると、例
えば、頭の冴えた時間帯には基礎的な
練習をしたりとか、動画の編集をした
りとか、ブログを書き上げるなどの活
動をする。

 

一方、頭の疲れた時間帯にはいろんな
音楽や外部の情報にふれて、作詞や
曲のアイデアを考える
とか、ブログの
ネタづくりとか、ライブの企画の着想
を考える
とかそんなことをする。そん
切り分け活動をスケジュールして
みるようなことでしょうか。

 

あ、ただし、頭が疲れた時のために、
メモ帳とかスマホにすぐメモがとれる
ようにしておきましょうね。良いアイ
デア思いついても、すぐに忘れてあと
で悔しがるという経験はたいていの人
がお持ちですよねー。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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分厚い音、スキマを感じる音 2

い音域、分厚くてパーカッ
シブな和音、広いダイナミク
レンジ、という近代音楽の
申し
子的万能楽器(?)で
あるピア

 

コード楽器でもあり、メロディ楽器
もあるという点でかぶるけれども
制約
の多いギターとの間には、色々
複雑な
ものが
……、というのが前回のお話

した。

 

実際、ピアノとギターが一緒にバッキ
ングにまわるときは、たいていギター
は「弾かない」という選択肢を含めて
一歩引いたスタンスで臨むことが多い
ですね。ジャズなんかは、特にそんな
傾向が強いです。(まあピアニスト
言わすと、何でピアノにばっかりバッ
キングさせるんだ。ギターもコード楽
器だろ
、という思いもあるらしいです
が 汗)

 

ピアノがある、というだけである程度
世界が定まってしまうところがありま
すからね。そういう意味では、かなり
暴力的にその場を支配しかねない楽器
でもあるのです。ピアノというモノは。

 

カウント・ベイシーが独特の音数を絞
り込んだピアノを弾き(実際のベイシ
ーはとてもテクニックのあるピアニス
トだったと聞きますが)、フレディ・
グリーンに延々と4つ切りを刻ませて
ビッグバンドを率いていたのは、そん
な事情があるのかもしれません。

 

ギタリストに限らず、ピアノと微妙な
距離を置きたがるミュージシャンがい
のも事実で、代表的なところではテ
ナー・サックスの巨人、ソニー・ロリ
ンズ
がいますね。彼のアルバムを聴く
ピアノレスの(ベース、ドラムのみ
の)トリオとか、コード楽器として
ターのみを入れたカルテット
というコ
ンボがかなりあります。彼が長期の隠
遁生活から復帰した直後のアルバムに
ギタリストのジム・ホールを起用した
ことは有名ですね。

 

あるいは、バリトン・サックス奏者の
ジェリー・マリガンという人もピアノ
抜きの2管、3管の編成を好んで採用
していました。彼も、ピアノレスの
コンボにジム・ホールを入れた編成で
やったりしています。

 

ピアノがいることが彼らにとっては四
方を壁で囲まれるようで、ある意味窮
だったのかもしれません。それに比
べれば、ギターは出音も限られるし、
だいぶ空間が広がった解放感を感じら
れる
のではないか。

FB用 110

そんなことを感じたライブの夜ではあ
りました。

 

やっぱりスキマは大事かも(笑)

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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分厚い音、スキマを感じる音 1

前、とある世界的に有名な
ラテンジャズピアニストのライ
に行きまして……。

 

そのライブ自体は、さすがに素晴らし
もので、ラテンノリのリズムとグイ
グイと攻めてくるテクニック堪能
せていただきました。単純に音楽を楽
しむという点では、本当に楽しめまし
た。

 

一方、普段ギターを弾いている身とし
ては、「ああいう音はだせないよなあ」
という、ある種あきらめの感覚という
のも感じるわけです。分厚くてパーカ
ッシブな和音
広い音域ダイナミク
の大きさ、超絶技巧なフレージング
などなど……。その上ニコニコと愛嬌
は良いし(笑)

 

まあ、愛嬌と超絶技巧のことはひとま
ず置くとしても、ピアノという楽器自
体の構造的なものとしての音域の広さ
や和音の自由度、ダイナミクスの大き
さなどをギターでカバーしようとして
もしょせん無理
なわけでして。

Kyo 1

ピアノって楽器は近代西洋音楽の申し
のような存在ですからね。ギター
比べれば、圧倒的にできることの幅は
広い。ギターも電子化することで、あ
る程度音量やダイナミクスの自由度を
広げてきたわけですが、コードのボイ
シング
とか、音域的な制約はねー。

そんなわけで、とくにジャズとか音量
で勝負しないジャンルのセッションの
アンサンブルにおいては、ピアノとギ
ターの関係
というのは、結構微妙なも
のをはらんでいる
のです。

 

早い話、バッキングをするときなど、
音域がかぶるし、そもそもピアノが
ればギターいるのか?
というようなこ
となわけですね。ま、ギタリストの
意識過剰
というのも半分くらいありま
すが……

 

続きます ( ̄▽ ̄)

 

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1936年のエレキギター

エレキベースがあのよう
な形態におちついたのは、その
前にエレキギターがあった
から
だ、的なお話をしました。

 

現在の形のエレキベースが生まれたの
は、1951年のあのフェンダー社の
レシジョンベース
から、と言われてま
すね。1951年という年は、テレキャ
スター
も売り出されてますから(実際
には原型はその2年前頃からあったそ
うですが)フェンダーにとっては記念
すべき年ですね。

 

じゃあ、エレキギターはいつごろから
あるのでしょう?

 

それはですね、エレキベースの誕生か
らさらに20年ほど遡ります。1931年
あたりというから第二次世界大戦前

話ですね。磁界の中で金属を振動させ
ると、電気信号が発生するという原理
ギターに応用する、ということを誰
かが思いついたのですねー。

 

ただ最初期のエレキギターは丸い小さ
な胴体にネックがついたようなバンジ
ョーっぽい形をしていました。「フラ
イパン」
と呼ばれていたとか。

 

今普通にみられるような形態の量産型
のエレキギターギブソンES-150
あたりが始まりのようです。チャー
ー・クリスチャン
というビバップの創
始者の1人
ともいわれるジャズ・ギタ
リスト
大音量化する他の楽器に対抗
するために使い始めたのがこのモデル
です。1936年のことでした。それま
であったいわゆるアーチトップ型のギ
ターにピックアップをつけたモノで、
今でいうフルアコースティック型のギ
ターですね。

FB用 94

その後、ハイポジションでの演奏がし
やすいように、「カットアウェイ」
いう窪み(?)というか切れ込みが入
るようになったりしますが、基本的な
構造
は今も変わっていませんね。もち
ろん、ハウリングの問題を解決するた
めにボディーの空洞をなくしたソリッ
ドギター
とか色々工夫は加えられては
いくわけですが。

誕生日

チャーリー・クリスチャンがES-150
を弾き始めたのが1936年だとすると
もう80年以上たっているということに
なります。私のよく弾くギターはフル
アコなので、基本的には今も80年前と
変わらないタイプのギターを弾いてい
わけですが、その80年の間にポピュ
ラー音楽は大きく変容
しましたね。

 

さて、セッションしますか……

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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